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ユニプレス5949

UNIPRES CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
普通
自己資本比率 36.8%
稼ぐ力
普通
ROE 0.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが普段街で見かける日産の自動車。その安全性や乗り心地を支えているのが、ユニプレスの技術です。ユニプレスは、自動車の骨格となる車体部品や、ドア、ボンネットといったボディを形作る金属部品を製造しています。普段は目にすることのない車の内部で、万が一の衝突から乗る人を守る重要な役割を担っているのです。次に日産の車を見かけたら、その頑丈なボディの裏側でユニプレスの部品が活躍していることを思い出してみてください。

自動車用プレス部品大手のユニプレスは、2025期に売上高3,300.4億円、営業利益122.0億円を確保するも、構造改革費用などが響き210.5億円の大規模な最終赤字を計上しました。主要顧客である日産自動車向けが売上の約7割を占める収益構造が特徴で、同社の生産動向に業績が大きく左右されます。現在進行中の中期経営方針では、コスト競争力の強化と事業構造の改革を最優先課題としており、収益性の安定化が投資家の最大の注目点です。

輸送用機器プライム市場

会社概要

業種
輸送用機器
決算期
3月
本社
神奈川県横浜市港北区新横浜1丁目19番20号

サービスの実績は?

70%程度
日産自動車向け売上比率
2025年3月期会社四季報より
68%
海外売上高比率
2025年3月期実績
60
1株当たり配当金
2025期実績
+71.4% YoY
-1.5%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
4,353万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績 (連結)
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
0.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
0.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
3.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期13.6%6.1%-
2022/03期6.0%2.7%-
2023/03期1.7%0.8%-
2024/03期3.2%1.6%3.3%
2025/03期12.8%6.6%3.7%
3Q FY2026/30.2%(累計)0.1%(累計)3.0%

収益性は、過去の赤字局面でマイナス水準に沈みましたが、直近では売上拡大に伴い徐々に改善基調にあります。2024/03期時点での営業利益率は約3.3%となっており、高水準とは言えないものの、コスト効率化と生産性向上が主要な課題です。自動車部品業界特有の厳しい価格競争の中で、いかに高付加価値製品を拡販し、持続的な利益率を確保できるかがROE向上に向けた鍵となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期2,345億円176億円-392.3円-
2022/03期2,545億円79.5億円-176.9円+8.5%
2023/03期3,044億円24.8億円55.8円+19.6%
2024/03期3,351億円109億円52.6億円118.1円+10.1%
2025/03期3,300億円122億円211億円-472.6円-1.5%

当社の業績は、自動車メーカーの生産動向に強く依存しており、2021/03期から2022/03期にかけては半導体不足の影響による減産が響き営業赤字が継続しました。しかし、その後は生産回復とともに売上高が拡大し、2024/03期には営業利益が約109億円にまで回復する成長を見せました。2025/03期は一時的な費用計上の影響で最終赤字を計上しましたが、経営構造改革を通じて収益体質の改善を推進しています。 【3Q 2026/03期実績】売上2251億円(通期予想比82%)、営業利益67億円(同84%)、純利益2.0億円(同8%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

輸送用機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
0.2%(累計)
業界平均
6.3%
営業利益率下回る
この会社
3.0%
業界平均
5.7%
自己資本比率下回る
この会社
36.8%
業界平均
44.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,600万円
取締役6名の合計

日産自動車を中心とした自動車メーカーへの車体プレス部品供給が主軸であり、売上の約7割を日産向けが占める構成です。海外展開を進める一方で、為替変動や自動車生産台数の増減が直接的な業績変動リスクとして常に開示されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想は上振れ傾向にあるが、最終赤字の常態化が課題。計画達成の蓋然性は注視が必要。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営方針
2025期〜2027期
売上高: 目標 3,190億円 順調 (3,300億円 (FY2025))
103.46%
営業利益: 目標 110億円 順調 (122億円 (FY2025))
110.89%
株主資本配当率 (DOE): 目標 3%超 (中期的) やや遅れ
66.67%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 予想(予想)90億円110億円+22.2%
FY2025 実績80億円122億円+52.5%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 予想(予想)2,950億円3,190億円+8.1%
FY2025 実績2,750億円3,300億円+20.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ユニプレスは現在「2025-2027年度中期経営方針」を推進中です。数値目標自体は限定的ですが、進行中の2026期期に関しては、期初予想の売上高2,950億円、営業利益90億円を、それぞれ3,190億円、110億円へと大幅に上方修正しており、足元の業績は想定より好調です。一方で、2025期は営業黒字ながら構造改革費用で巨額の最終赤字を計上しており、安定的かつ持続的な利益創出体質への転換が計画達成の鍵となります。株主還元策として中長期的なDOE3%超を掲げている点はポジティブな材料です。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
株価・市況25%
資本提携15%
その他経営15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 30%
輸送用機器業界 150社中 42位
報道のトーン
55%
好意的
25%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月業績修正

26年3月期の営業利益予想を90億円から110億円へ上方修正し、収益改善を市場に示した。

2026年2月3Q決算

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比71.9%増の72.8億円に拡大した。

2025年5月中期経営方針

2025-2027年度の中期経営方針を策定し、構造改革とコスト競争力強化を掲げた。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率36.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
564億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,546億円
会社の純資産

財務健全性については、強固な自己資本基盤を背景に安定的な水準を維持しています。2024/03期には有利子負債が一時的に増加しましたが、総資産に対する自己資本比率は40%台半ばをキープしており、長期的な安定性は確保されています。今後は、手元流動性を確保しつつ、積極的な設備投資と資本コストを意識した財務戦略の両立が求められる局面です。 【3Q 2026/03期】総資産2904億円、純資産1546億円、自己資本比率36.8%、有利子負債564億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+286億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-126億円
投資に使ったお金
Financing CF
-183億円
借入・返済など
Free CF
+160億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期57.8億円283億円229億円225億円
2022/03期171億円189億円68.6億円18.1億円
2023/03期353億円85.7億円132億円267億円
2024/03期287億円124億円185億円163億円
2025/03期286億円126億円183億円160億円

営業キャッシュフローは、近年の業績回復に伴い安定して黒字を確保しており、本業による稼ぐ力は強固です。投資活動については、グローバルな生産体制の維持や新技術開発に向けた支出が継続的に発生しています。これらにより生じたフリーキャッシュフローを配当や財務体質の改善に充てるなど、資本効率を意識したキャッシュ・マネジメントを行っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 2名(25.0% 男性 6
25%
75%
監査報酬
9,100万円
連結子会社数
21
設備投資額
131.0億円
平均勤続年数(従業員)
20.7
臨時従業員数
1179

女性役員比率が25.0%に達しており、多様な視点を取り入れた経営体制を構築しています。監査報酬として年間9,100万円を計上するなど、連結子会社21社を擁する大規模なグループ全体のガバナンス強化に注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主43.6%
浮動株56.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関17.5%
事業法人等26.2%
外国法人等20.2%
個人その他33.5%
証券会社2.7%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は日本製鉄・伊藤忠丸紅鉄鋼。

日本製鉄株式会社(6,692,000株)15.1%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(5,730,000株)12.9%
伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(4,359,000株)9.8%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,510,000株)3.4%
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,005,000株)2.3%
CEP LUX-ORBIS SICAV(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(975,000株)2.2%
INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)(633,000株)1.4%
江口 昌典(598,000株)1.3%
JPモルガン証券株式会社(523,000株)1.2%
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(506,000株)1.1%

日本製鉄や伊藤忠丸紅鉄鋼など鉄鋼メーカーが主要株主として名を連ねており、安定した調達基盤を背景とした強固な資本関係が特徴です。機関投資家の保有比率も一定水準あり、自動車業界における大手サプライヤーとしての経営の安定性を反映した構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
2(1)当社グループの事業環境当社グループは、日本、米州、欧州、中国及びその他のアジア地域と、世界各国において事業を展開し、現地の完成車メーカー及び関連部品メーカーに対し、製品を供給しております
3これらの市場における経済の後退による消費の低迷や税制による消費者の購買意欲の低下は、自動車の販売低下につながり、当社グループの財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります
4当社グループの属する自動車業界の価格競争は大変厳しいものとなっております
5合理化による原価低減ならびに製品の高付加価値化等により、製品価格引き下げが収益性低下につながらないよう努力いたしておりますが、競合先との競争上、収益性を低下させる製品価格の引き下げを実施せざるを得ない可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
677万円
従業員数
7,581
平均年齢
44.5歳
平均年収従業員数前年比
当期677万円7,581-

従業員の平均年収は677万円と、日本の製造業の中では安定した水準を維持しています。自動車産業の景気動向や業績連動の影響を大きく受けますが、長期的な雇用環境とプレス技術という専門性の高い領域での高い技術力が給与の基盤となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」という結果になっています。これは、同期間における業績の不安定さや数度にわたる最終赤字の計上が、株価の長期的な低迷につながったことが主な要因です。株価が企業価値を十分に反映していない状態が続いており、現在進めている構造改革による収益性改善と、DOE(株主資本配当率)を意識した株主還元の強化が、今後のTSR向上に不可欠となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: DOE3%目標
1株配当配当性向
2016/03期3516.1%
2017/03期4514.2%
2018/03期5516.5%
2019/03期5520.5%
2020/03期55-
2021/03期10-
2022/03期10-
2023/03期2035.9%
2024/03期3529.6%
2025/03期60-
4期連続増配
株主優待
あり
株主優待ポイント(1,000〜3,000ポイント)
必要株数100株以上(約13万円)
金額相当1,000〜3,000円相当
権利確定月3月
長期特典1年以上継続保有で優待額が増加します

当社は株主資本配当率(DOE)を意識した配当方針を掲げており、安定的かつ適正な水準の配当継続を目指しています。当面はDOE2%超を意識し、中期的には3%への引き上げを目標としています。株主還元の充実に努めることで、投資家への利益還元を強化する姿勢を明確にしています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 124.6万円 になりました (24.6万円)
+24.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期111.3万円11.3万円11.3%
2022期75.2万円24.8万円-24.8%
2023期99.6万円0.4万円-0.4%
2024期129.4万円29.4万円29.4%
2025期124.6万円24.6万円24.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残108,700株
売り残217,500株
信用倍率0.50倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

市場データを見ると、PBRが0.44倍と業界平均の1.27倍を大きく下回っており、資産価値の観点からは割安と評価されています。一方でPERは23.7倍と業界平均より高く、これは一時的な純損失計上による影響が考えられます。信用倍率は0.50倍と売り残が買い残を上回っており、将来的な株価下落を見込む投資家が多いことを示唆していますが、これは株価上昇時の買い戻し圧力(踏み上げ)につながる可能性も秘めています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期-91.7億円0円-
2022/03期-47.2億円0円-
2023/03期50.3億円25.5億円50.6%
2024/03期126億円73.0億円58.1%
2025/03期137億円347億円254.2%

赤字期には法人税等の負担が発生しませんでしたが、直近では特別損失の計上などにより税引前利益と税額に乖離が生じています。実効税率が高く見えるのは、利益の変動や会計上の税務調整が影響しているためです。今後、業績の安定に伴い、税負担も正常な水準へ向かう見通しです。

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もっと知る

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ユニプレス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
普通
自己資本比率 36.8%
稼ぐ力
普通
ROE 0.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「日産依存7割の車体プレス大手、赤字からのV字回復を目指し構造改革の真っ只中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU