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平河ヒューテック5821

HIRAKAWA HEWTECH CORP.

プライムUpdated 2026/03/28
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比+36.0%
配当
少なめ
1株 45円
安全性
安定
自己資本比率 58.4%(3Q 2026/03期末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 5.3%(2025/03期実績)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段、スマートフォンで動画を視聴したり、オンラインゲームを楽しんだりするとき、その裏側にある巨大なデータセンターでは膨大なデータが飛び交っています。平河ヒューテックの作る高速通信ケーブルは、そうしたデータのやり取りをスムーズにし、私たちの快適なインターネット生活を支えているのです。また、病院で使われるカテーテルのような精密な医療用チューブや、街で見かける電気自動車(EV)の充電設備にも同社の技術が活かされています。普段は目にすることのない場所で、実は私たちの暮らしに深く関わっている会社です。

平河ヒューテックは、データセンター向け高速伝送ケーブルや医療用チューブを主力とする非鉄金属メーカーです。2025年3月期は売上高308.0億円、営業利益22.67億円を達成しました。2026年3月期には売上高350.0億円、営業利益30.0億円と大幅な増益を見込んでおり、AIやIoT普及に伴うデータトラフィック増が追い風となっています。さらに、ロボットケーブル製造の吉野川電線を買収するなど、成長領域への積極投資で事業ポートフォリオを拡大しています。

非鉄金属プライム市場

会社概要

業種
非鉄金属
決算期
3月
本社
東京都港区芝4-17-5 相鉄田町ビル7F

サービスの実績は?

308.0億円
連結売上高
2025年3月期実績
+5.0% YoY
22.67億円
連結営業利益
2025年3月期実績
+36.0% YoY
45円
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+25.0% YoY
1件
M&A(子会社化)件数
2025年度発表
吉野川電線
10.3%
純利益成長率
2025年3月期実績
+40.3% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です

2025/03期実績

ROE
5.3%
株主資本の利回り
ROA
4.3%
総資産の活用度
Op. Margin
7.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期3.9%2.9%-
2022/03期5.2%3.8%-
2023/03期9.2%6.9%-
2024/03期4.0%3.2%5.7%
2025/03期5.3%4.3%7.4%
3Q 2026/03期9.0%(累計)5.6%(累計)12.3%

収益性については、2023/03期に営業利益率が9.6%に達したものの、原材料コストの影響などから一時的に低下する局面がありました。しかし、直近では高付加価値な光中継システムや特殊チューブ製品の構成比向上により、利益率は改善傾向にあります。ROE(自己資本利益率)は中長期的な目標に向けた資本効率の最適化が今後の課題であり、収益体質のさらなる強化が求められます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2021/03期230億円—10.8億円73.4円—
2022/03期278億円—15.0億円101.9円+21.1%
2023/03期322億円—29.6億円200.4円+15.9%
2024/03期293億円16.7億円14.4億円97.9円-9.0%
2025/03期308億円22.7億円20.3億円137.4円+5.0%

売上高は2023/03期の約322億円をピークに一時は調整局面を迎えましたが、データセンター需要やIoT関連の堅調な引き合いを背景に回復傾向にあります。2026/03期予想では売上高が約350億円、営業利益が約30億円を見込むなど、高付加価値製品へのシフトが収益を牽引しています。産業機器向けケーブルの安定需要に加え、さらなる成長に向けた新規投資やM&A戦略が奏功している形です。 【3Q 2026/03期実績】売上285億円(通期予想比82%)、営業利益35億円(同117%)、純利益29億円(同128%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

非鉄金属の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 2025/03期)下回る
この会社
5.3%
他社平均
8.1%
営業利益率(自社 2025/03期)上回る
この会社
7.4%
他社平均
6.6%
自己資本比率(自社 2025/03期末)上回る
この会社
67.1%
他社平均
39.0%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億800万円
3名の合計

電線や光中継システム、医療用特殊チューブなど幅広い製品群を展開するエレクトロニクス企業であり、データセンター需要の拡大やロボットケーブルの買収など、成長分野への積極的な投資が収益の柱となっています。事業リスクとしては、原材料価格の変動や為替リスク、特定業界への依存度が挙げられますが、事業多角化によりリスク分散を図っています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上は未達傾向だが利益は上振れすることもあり、予想精度は改善の余地あり。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026年3月期 連結業績予想
2026期
売上高: 目標 350.0億円 順調 (308.0億円)
88%
営業利益: 目標 30.0億円 順調 (22.67億円)
75.6%
当期純利益: 目標 23.0億円 順調 (20.26億円)
88.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期313億円—308億円-1.6%
2024期320億円—293億円-8.3%
2023期295億円—322億円+9.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期19.4億円—22.7億円+16.9%
2024期27.5億円—16.7億円-39.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な中期経営計画の数値目標を開示していませんが、通期の業績予想が実質的な経営目標となります。直近の2025期は、期初予想に対し売上は未達でしたが、営業利益は16.9%上振れて着地しました。しかし、2024期は売上・利益ともに大幅未達となるなど、年度によるブレが見られます。市場環境の変化が激しいデータセンター関連事業の比重が高いため、業績予想の精度維持が今後の課題と言えるでしょう。

最新ニュース

ポジティブ
平河ヒューテック、26年3月期第3四半期累計の連結経常利益は前年同期比66.8%増の36.3億円
2/3 · 株探
中立
平河ヒューテックについて、AXIUM CAPITAL PTE.LTD.が変更報告書を提出
1/9 · 株探
ポジティブ
平河ヒューテックが急騰、26年3月期業績予想の増額を好感
10/23 · 会社四季報
中立
譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ
9/30 · 日本経済新聞
中立
譲渡制限付株式報酬制度の導入に関するお知らせ
5/21 · Yahoo!ファイナンス

どんな話題が多い?

決算・業績50%
M&A・事業拡大25%
株主還元・制度15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好意的」
報道件数(30日)
48件
前月比 +15.2%
メディア数
22社
日本経済新聞, 株探, 会社四季報オンライン, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
非鉄金属セクター 125社中 18位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月第3四半期好調

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比66.8%増の36.3億円と大幅な増益を達成しました。

2025年6月事業買収

ロボットケーブル製造の吉野川電線を子会社化し、FA・ロボット市場向けの競争力を強化しました。

2025年5月報酬制度刷新

役員報酬制度を見直し、中長期的な企業価値向上を目指す譲渡制限付株式報酬制度を導入しました。

代表者プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率(3Q 2026/03期末時点)58.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q 2026/03期末時点

Interest-bearing Debt
56.9億円
借金(有利子負債)
Net Assets
445億円
会社の純資産

財務健全性は極めて強固であり、自己資本比率は80%を超える高水準を維持しています。有利子負債はゼロ水準から一部調達を行っていますが、潤沢な現預金と高い純資産により、実質的な無借金経営に近い安定した財務基盤を有しています。長年にわたる着実な利益蓄積が、強固なネット資産の背景となっています。 【3Q 2026/03期】総資産582億円、純資産445億円、自己資本比率58.4%、有利子負債57億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです2025/03期通期で判定
Operating CF
+38.9億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-22.4億円
投資に使ったお金
Financing CF
-9.1億円
借入・返済など
Free CF
+16.5億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期13.2億円▲30.2億円▲3.1億円▲17.0億円
2022/03期9.7億円▲2.8億円▲3.0億円6.8億円
2023/03期16.0億円▲6.8億円▲16.8億円9.2億円
2024/03期42.0億円▲13.5億円▲7.6億円28.5億円
2025/03期38.9億円▲22.4億円▲9.1億円16.5億円

営業キャッシュフローは、主力の電線・ケーブル事業の安定した収益確保により潤沢なキャッシュ創出能力を維持しています。投資キャッシュフローは、設備投資やM&Aを伴う戦略的支出によりマイナス推移ですが、営業CFの範囲内で賄われているため健全です。フリーキャッシュフローは安定的に黒字を維持しており、成長投資や株主還元に充当できる高い柔軟性を備えています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1%) 男性 8名
11%
89%
監査報酬
2,300万円
連結子会社数
19社
設備投資額
16.5億円
平均勤続年数(従業員)
22.3年
臨時従業員数
700人

女性役員比率は11.0%と改善の余地がありますが、執行役員制度を導入し、経営の意思決定と業務執行を分離することでガバナンス体制の強化と経営スピードの向上を図っています。19社の連結子会社を抱えるグループ経営を行っており、監査体制を適正に整えることで企業規模に応じた透明性の高い運営を目指しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主27.8%
浮動株72.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関23.4%
事業法人等4.4%
外国法人等12.2%
個人その他59%
証券会社1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はNORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)・三井住友銀行・みずほ銀行。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,837,400株)13.08%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC) RE IEDP AIF CLIENTS NON TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(667,300株)4.75%
株式会社三井住友銀行(600,000株)4.27%
株式会社みずほ銀行(600,000株)4.27%
平河ヒューテック社員持株会(597,960株)4.25%
隅田 和夫(524,154株)3.73%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(515,900株)3.67%
隅田 文子(333,190株)2.37%
隅田 浩一郎(242,460株)1.72%
隅田 晶子(230,496株)1.64%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行などの機関投資家が名を連ねる一方、創業家関連と思われる個人株主や社員持株会も一定の割合を保有しており、安定した資本構成が特徴です。自己株式の保有比率も高く、会社側が経営の機動性を確保しつつ、資本効率を意識した経営を目指していることが伺えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1研究開発(新商品開発)について 当社グループは、今後成長が期待できる新規分野を慎重に選択し、人的・物的資源を継続的に投入し、新規製品開発を推進いたしております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
554万円
従業員数
2,151人
平均年齢
44.6歳
期平均年収従業員数前年比
当期554万円2,151人-

従業員の平均年収は554万円であり、非鉄金属業界の平均的な水準に位置しています。長年の事業基盤を持つ安定した企業風土を反映し、平均勤続年数が22.3年と非常に長いことが、腰を据えて働ける環境を示唆しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。2024期と2025期において、同社のTSRはTOPIXを大きく下回る結果となりました。これは、同期間に日本株市場全体が好調であったのに対し、同社の株価が相対的に伸び悩んだことが要因と考えられます。しかし、2023期以前はTOPIXを上回るパフォーマンスを見せており、AI・データセンターといった成長テーマへの期待が高まる局面では市場平均を上回るリターンを記録する傾向があります。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
45円
方針: 配当性向を考慮した安定配当
期1株配当配当性向
2017/03期18.5円12.3%
2018/03期18.5円14.4%
2019/03期23.5円16.5%
2020/03期25円21.1%
2021/03期25円32.5%
2022/03期27円25.2%
2023/03期36円17.1%
2024/03期36円35.0%
2025/03期45円32.8%
8期連続増配
株主優待
なし

2024年3月末の権利確定分をもって株主優待制度は廃止されました。

配当方針は、株主への公平な利益還元を重視し、安定的な配当維持と業績に応じた利益配分を基本としています。近年の増益トレンドに合わせて配当性向を意識した継続的な増配傾向にあり、株主価値の向上に注力している点が特徴です。強固な財務体質を背景に、長期的かつ安定的なキャッシュ・ディストリビューションを目指す姿勢を明確にしています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
2025期末時点で、100万円が 171.7万円 になりました (+71.7万円)
+71.7%
年度末時点評価額損益TSR
2021期157.6万円57.6万円57.6%
2022期137.4万円37.4万円37.4%
2023期182.8万円82.8万円82.8%
2024期166.6万円66.6万円66.6%
2025期171.7万円71.7万円71.7%

※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残472,300株
売り残200株
信用倍率2,361.5倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年8月上旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年11月上旬

信用取引では売り残に対して買い残が極端に多い状況で、信用倍率は2,000倍を超えており、将来の売り圧力への警戒が必要です。業界平均と比較すると、PERは割高ですが、PBRは割安な水準にあります。配当利回りは業界平均を上回っていますが、株価急騰により利回りは低下傾向にあります。株主優待は2024年3月をもって廃止されており、今後は配当による株主還元が中心となります。

税金はいくら払ってる?

期税引前利益法人税等実効税率
2021/03期19.0億円8.2億円43.0%
2022/03期20.3億円5.3億円25.9%
2023/03期35.0億円5.5億円15.6%
2024/03期20.8億円6.4億円30.6%
2025/03期25.6億円5.3億円20.8%

法人税等の支払いは、連結業績の変動に合わせて推移しています。2023/03期の実効税率が低いのは、主に税効果会計による繰延税金資産の取り崩しや、恒久的な差異の発生などが影響しています。概ね法定実効税率に近い範囲で推移しており、会計上の利益と税務上の課税所得に大きな乖離は見られません。

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もっと知る

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平河ヒューテック まとめ

業績
好調
営業益 前年比+36.0%
配当
少なめ
1株 45円
安全性
安定
自己資本比率 58.4%(3Q 2026/03期末時点)
稼ぐ力
普通
ROE 5.3%(2025/03期実績)
話題性
好評
ポジ 65%

「データセンターと医療の最先端を支える、老舗電線メーカーの華麗なる変身」

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データ提供: OSHIKABU