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UACJ5741

UACJ Corporation

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 150円
安全性
普通
自己資本比率 30.1%
稼ぐ力
普通
ROE 8.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたがコンビニで冷たいジュースを買うとき、そのアルミ缶はUACJが作っているかもしれません。実は、同社はアルミ缶の材料で国内トップシェアを誇ります。また、あなたが普段乗っているクルマが燃費良く走れるのも、UACJの技術のおかげかもしれません。同社の軽量なアルミ素材は、自動車のボディや部品に使われ、車体を軽くすることに貢献しています。このように、UACJの製品は、普段は目に見えない形で私たちの生活を便利で快適なものにしています。

アルミ圧延で国内トップ、世界3位のUACJは、2025期に売上高9,988億円、営業利益574億円を達成し、過去最高の利益水準を記録しました。飲料缶や自動車パネル向けアルミ材が収益の柱であり、旺盛な需要を背景に好調です。現在進行中の第4次中期経営計画では、2027年度に事業利益600億円を目標に掲げ、「素材+α」の付加価値提供企業への変革を目指しています。株価は高値から調整局面にあるものの、堅調な業績と株主還元強化を背景に、今後の事業戦略の進捗が注目されます。

非鉄金属プライム市場

会社概要

業種
非鉄金属
決算期
3月
本社
東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー

サービスの実績は?

100万トン超
アルミ圧延品 年間生産能力
世界トップクラス
世界3位
9,988億円
連結売上高
2025期実績
+11.9% YoY
574億円
連結営業利益
2025期実績
+82.8% YoY
150
1株当たり年間配当金
2025期実績
+66.7% YoY
85%
事業別売上構成比(板製品)
2025期時点
主力事業
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
6.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期1.7%0.4%-
2022/03期14.9%3.9%-
2023/03期0.5%0.1%-
2024/03期5.3%1.5%3.5%
2025/03期9.9%3.0%5.7%
3Q FY2026/38.0%(累計)2.4%(累計)6.1%

収益性は年度ごとの外部環境に左右されやすい傾向があります。2022/03期には営業利益率が7.6%まで改善しましたが、その後は原材料費の高騰や物流コストの増大により一時的に低下しました。足元では高付加価値製品の販売拡大とコスト管理の徹底により、再び営業利益率やROEを改善させる局面に入っています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期5,698億円32.7億円-67.8円-
2022/03期7,829億円321億円664.7円+37.4%
2023/03期9,557億円13.2億円-27.3円+22.1%
2024/03期8,928億円314億円139億円287.4円-6.6%
2025/03期9,988億円574億円280億円586.0円+11.9%

UACJの業績は、アルミニウム需要の変動や価格高騰の影響を大きく受けています。2021/03期の最終赤字から回復し、その後は自動車向けや飲料缶向け部材の堅調な需要を背景に収益を伸ばしました。2025/03期には売上収益が約9,988億円、当期利益が約280億円に達するなど、構造改革と高付加価値製品へのシフトが功を奏しています。 【3Q 2026/03期実績】売上8416億円(通期予想比81%)、営業利益511億円(同114%)、純利益249億円(同125%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

非鉄金属の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
8.0%(累計)
業界平均
7.8%
営業利益率下回る
この会社
6.1%
業界平均
6.7%
自己資本比率下回る
この会社
30.1%
業界平均
40.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億7,300万円
取締役8名の合計

売上収益は8,000億円規模に達し、アルミニウムの圧延・加工を核にグローバル展開を推進していますが、原材料価格の変動や為替リスクが収益に直結しやすい構造です。第4次中期経営計画を通じて「素材+α」の付加価値経営を掲げ、リサイクル分野など持続可能な成長を目指しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想は保守的な傾向だが、現中計は堅調に進捗しており、目標達成への期待が持てる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

(旧)第3次中期経営計画
2021期〜2023期
ROE: 目標 7.5% 未達 (5.4%)
72%
ROIC: 目標 6.0% 未達 (2.8%)
46.7%
第4次中期経営計画
2024期〜2027期
売上高: 目標 1兆500億円 順調 (9,988億円)
95.1%
事業利益: 目標 600億円 順調 (574億円)
95.6%
ROE: 目標 9.0%以上 順調 (13.6%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期155億円270億円280億円+80.5%
2024期150億円139億円-7.6%
2023期150億円47億円-68.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期415億円540億円574億円+38.2%
2024期340億円314億円-7.7%
2023期310億円172億円-44.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現在進行中の「第4次中期経営計画」では、最終年度である2027年度に事業利益600億円、ROE9%以上を目標としています。2025期実績は事業利益574億円と目標に対して進捗率95.6%に達しており、極めて順調な滑り出しです。一方で、過去の業績予想は市況変動の影響を受けやすく、特に2023期は大幅な未達となりました。2025期は期初予想を大幅に上回る着地となり、保守的な予想から上振れする傾向が見られます。計画達成に向けた事業ポートフォリオ変革と収益安定化が今後の課題です。

どんな話題が多い?

決算・財務40%
M&A・事業提携25%
新技術・製品20%
株主還元15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +15.4%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, ロイター, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 12%
非鉄金属業界 120社中 14位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月業績上方修正

2026年3月期の純利益見通しを上方修正し、あわせて増配を発表しました。

2026年1月H3ロケット事業

栃木工場へ120億円を投資し、H3ロケット向け大型アルミ部品の国内製造を開始。

2025年12月エフィッシモ買い増し

大株主であるエフィッシモ・キャピタル・マネージメントによる株式の買い増しが判明しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率30.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
3,821億円
借金(有利子負債)
Net Assets
3,644億円
会社の純資産

財務健全性は、積極的な設備投資とM&Aを継続しているため、総資産が着実に増加しています。2024/03期以降は借入金が増加していますが、これは海外事業の拡大や設備投資に伴うものです。自己資本比率は30%前後で安定しており、大型投資を継続しつつも一定の財務規律を維持しているといえます。 【3Q 2026/03期】総資産1.1兆円、純資産3644億円、自己資本比率30.1%、有利子負債3821億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+91.2億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-369億円
投資に使ったお金
Financing CF
+125億円
借入・返済など
Free CF
-278億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期386億円210億円170億円177億円
2022/03期78.0億円210億円6.5億円132億円
2023/03期526億円269億円191億円257億円
2024/03期949億円362億円440億円587億円
2025/03期91.2億円369億円125億円278億円

営業キャッシュフローは事業環境により大きく変動しますが、基幹事業であるアルミ圧延事業からの安定的な資金創出が基本となっています。投資キャッシュフローはグローバルな生産能力増強や米国の自動車部品メーカー買収等で恒常的にマイナスですが、将来の成長への先行投資です。財務キャッシュフローは借入の返済や調達を柔軟に行い、FCF(フリー・キャッシュフロー)は大規模投資の時期に応じて増減する構造です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 2名(13.3% 男性 13
13%
87%
監査報酬
1億4,900万円
設備投資額
418.6億円
平均勤続年数(従業員)
15.7
臨時従業員数
867

女性役員比率は13.3%とさらなる改善の余地がありますが、独立社外役員の登用を含め取締役会の多様性と監督機能の強化を推進しています。適正な監査報酬を支払い、グローバル企業として透明性の高いガバナンス体制の構築を図っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主38.9%
浮動株61.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関20.8%
事業法人等18.1%
外国法人等45.4%
個人その他12.8%
証券会社2.9%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主はGOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券)・古河電気工業・MLI FOR SEGREGATED PB CLIENT (常任代理人 BOFA証券)。

GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)(6,760,000株)14.93%
古河電気工業株式会社(6,436,000株)14.22%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,827,000株)10.66%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,919,000株)4.24%
MLI FOR SEGREGATED PB CLIENT (常任代理人 BOFA証券株式会社)(1,467,000株)3.24%
ECM MF (常任代理人 立花証券株式会社)(1,450,000株)3.2%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)(902,000株)1.99%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)(856,000株)1.89%
UACJグループ従業員持株会(772,000株)1.7%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)(762,000株)1.68%

主要株主にはゴールドマン・サックス(14.93%)や古河電気工業(14.22%)といった金融・事業法人が名を連ね、安定的な筆頭株主が存在する一方で、外資系証券を通じた保有比率が高めである点が特徴です。機関投資家の影響力が強く、今後の株主還元政策や経営方針への市場の関心は非常に高い状態にあります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1グループリスクマネジメント体制や各リスクに関する記載の中の対応等を講じておりますが、それらの対策が当社の意図するとおりに実現できない可能性もあります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
712万円
従業員数
10,203
平均年齢
41.4歳
平均年収従業員数前年比
当期712万円10,203-

従業員平均年収は712万円であり、非鉄金属業界の平均と比較しても高水準を維持しています。アルミニウム圧延能力で世界トップクラスを誇る安定的な事業基盤に加え、近年の業績向上や生産効率改善への取り組みが、給与水準を支える背景にあると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、2024期、2025期と2年連続でTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。これは、旺盛なアルミ需要を背景とした業績の急回復と、それに伴う株価の大幅な上昇が主な要因です。特に2025期は配当を前期の90円から150円へと大幅に増配したことも、TSRを押し上げる大きな要因となりました。事業構造改革の成果が株主価値向上に直結していることを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
150
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/03期650.3%
2017/03期629.8%
2019/03期60259.3%
2020/03期2047.3%
2021/03期00.0%
2022/03期8512.8%
2023/03期8587.1%
2024/03期9031.3%
2025/03期15025.6%
3期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

UACJは株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、連結配当性向30%以上を目標に掲げています。業績連動を基本としつつも、安定的かつ継続的な配当の実施を目指す方針です。近年は業績の成長に合わせて配当額を増額する姿勢を鮮明にしており、株主還元への意識が高まっています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 333.5万円 になりました (233.5万円)
+233.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期171.8万円71.8万円71.8%
2022期156.0万円56.0万円56.0%
2023期180.6万円80.6万円80.6%
2024期300.4万円200.4万円200.4%
2025期333.5万円233.5万円233.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残304,700株
売り残31,900株
信用倍率9.55倍
2026年3月24日時点時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

PER、PBRともに業界平均を上回っており、市場からの成長期待が高いことが示唆されます。特に、配当利回りは6.66%と業界平均を大幅に超える高水準です。一方で、信用買残が売残を大きく上回る9.55倍となっており、将来的な売り圧力への警戒も必要です。今後は、市場の高い期待に応えられるだけの業績成長を示せるかが株価の鍵となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2023/03期17.0億円30.1億円177.4%
2024/03期220億円81.1億円36.9%
2025/03期430億円150億円35.0%

法人税等の実効税率は年度によって大きく変動しています。これは国際会計基準(IFRS)を採用していることによる繰延税金資産の取り崩しや、海外子会社との税率差、および各国の税制影響が大きいためです。単年度の税引前利益に対しては、一定の負担水準が見込まれる構造です。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

UACJ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 150円
安全性
普通
自己資本比率 30.1%
稼ぐ力
普通
ROE 8.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「アルミ圧延世界3位の巨人が、飲料缶からH3ロケットまで、日本のものづくりを『軽く』支えている」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU