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ファーストアカウンティング5588

Fast Accounting Co.,Ltd.

グロースUpdated 2026/10/09
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どんな会社?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比+60.8%(上期の営業利益は通期予想の54.5%に到達。2024期の純利益4.7億円は繰延税金資産計上による一過性の押し上げ)
配当
少なめ
1株 3.7円(配当性向21%を設定した成長株で利回りは1%未満。2026期は3.90円へ増配予想(中間配当なし))
安全性
安定
自己資本比率 53.9%(2Q 2026/12期末時点)(借入ゼロ。2Q末の自己資本比率53.9%(自己株式の取得と、契約負債の増加による総資産増で前期末57.3%から低下))
稼ぐ力
高い
ROE 12.2%(2025/12期実績)(上期の売上総利益率71.0%の高採算SaaS型。上期の営業利益率は13.1%)
話題性
好評
ポジ 50%(新リース会計基準対応やSteward導入事例のリリースが多く、報道は好意的なものが中心です)

この会社ってなに?

会社の経費精算でレシートをスマホで撮って送るだけ、という経験はありませんか? その裏側で金額や日付を読み取り、勘定科目まで推測しているのがファーストアカウンティングのAIかもしれません。「Robota」と「Remota」は請求書・領収書の読み取り・仕訳・照合を自動化する経理特化AIで、大企業を中心に導入社数180社。会計ソフト大手へのOEMで中小企業にも間接的に届きます。最近はAIエージェント「Steward」で、人が判断していた経理業務の自動化=「経理シンギュラリティ」に挑戦中。2027年に始まる新リース会計基準の対応需要も追い風の、2023年9月東証グロース上場のAI企業です。

ファーストアカウンティングは、請求書・領収書のAI読み取り「Robota」、クラウド型AIプラットフォーム「Remota」、経理の判断業務を支援する「Steward」を大企業中心に提供する経理AI専業の会社で、導入社数は2026年6月末で180社です。2026/12期上期(中間期)は売上高13.0億円・営業利益1.7億円。営業利益は通期予想3.1億円の54.5%に達した一方、売上高の進捗は約42%で、通期予想31.1億円には下期に約18.1億円(上期の約1.4倍)の売上が必要です。会社は2027年4月から大企業に適用される新リース会計基準の対応需要が下期以降に集中すると見込み、プロシップ(3763)との資本業務提携やSAP Storeでの販売で受け皿を整えています。上期は自己株式1.5億円とプロシップ株式5.1億円を取得し、借入はゼロです。

情報・通信業グロース市場

注目ポイント

大企業の経理に深く食い込むストック型SaaS

ターゲットは売上高500億円以上のエンタープライズ。導入社数180社(うち大企業149社)・年間定期収益(ARR)22.6億円・月次解約率0.84%で、売上の7割強が月額課金のストック型です。オービックビジネスコンサルタント・ミロク情報サービスなど会計ソフト大手へのOEM提供(両社は株主でもある)で中小企業にも間接的に届いています。

「経理シンギュラリティ」を掲げる技術力

博士号を持つAI研究者による社内研究チーム「FA Research」が、簿記・財務会計に強い独自LLMを研究開発(2025/12期の研究開発費1.98億円=売上比8.4%)。読み取り・仕訳の自動化から、経費照合・支払照合や税務論点の確認といった経理の「判断業務」をAIエージェント「Steward」で支援する段階へ進んでいます。

新リース会計基準「2027年問題」という追い風

2027年4月以後開始事業年度から適用される新リース会計基準で、企業の契約管理・判断業務は大幅に増える見込みです。プロシップとの資本業務提携(相互に約5億円出資)やTKC・クラウドサインとの連携、SAP Store展開で受け皿を構築中。上期の受注は導入支援等10社・月額課金7社で、会社は下期以降に需要が集中すると見ています。

無借金・営業CF黒字、グロースでは珍しい配当あり

借入ゼロ・現金15.0億円(2026年6月末)で、営業CFは黒字化前から一貫してプラス。上場初年度から配当を実施し、2026/12期は配当性向21%を設定と、グロース市場のAI企業では珍しい還元姿勢です。利回りは1%未満で、新株予約権による希薄化(2025年12月末で発行済の7.9%相当)や株価の値動きの荒さには注意が必要です。

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
12月
本社
東京都港区芝公園二丁目4番1号 芝パークビルA館3階
公式
www.fastaccounting.jp

サービスの実績は?

180社
導入社数(大企業149社・会計ベンダーOEM31社)
2026年6月末(2025年12月末165社、直近1年で+26社)
+15社
22.6億円
年間定期収益(ARR)
2026年6月末時点(顧客単価×顧客数×12か月。決算説明資料)
ストック型
73.9%
月額課金の売上構成比
2026/12期上期 月額課金959百万円/売上高1,298百万円(半期報告書)
0.84%
月次解約率
直近12か月平均(2026年6月時点。決算説明資料)
低位で推移
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

AIソリューション事業(経理AI事業・単一セグメント)
23.7億円(100.0%)
AIソリューション事業(経理AI事業・単一セグメント)23.7億円
利益: 2.9億円利益率: 12.3%

会計分野に特化したAIソリューションの単一セグメント。2025/12期の課金形態別内訳は、月額課金17.2億円(72.8%)・従量課金2.5億円(10.7%)・プロフェッショナルサービス3.9億円(16.4%)。2026/12期上期は月額課金959百万円(73.9%)・従量課金153百万円(11.9%)・プロフェッショナルサービス183百万円(14.1%)でした(半期報告書)。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます

2025/12期実績

ROE
12.2%
株主資本の利回り
ROA
7.6%
総資産の活用度
Op. Margin
12.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2023/12期24.0%10.6%10.3%
2024/12期41.0%23.0%10.6%
2025/12期12.2%7.6%12.3%
2Q 2026/12期14.8%(LTM)8.0%(LTM)13.1%

ROEは有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の会社公式値で、2023/12期 24.0%・2024/12期 41.0%・2025/12期 12.2%です(2025/12期は連結初年度のため期末自己資本ベースで算出と有報に注記。2024期以前は単体)。2024/12期の41.0%は繰延税金資産計上による一過性の税効果益(純利益4.7億円への押し上げ)を含む見かけ上の高さで、税負担が正常化した2025/12期の12.2%が実力に近い水準です。ROA(純利益÷期中平均総資産)は2025/12期で7.6%。2Q 2026/12期の行のROE14.8%・ROA8.0%は、2Q決算説明資料が示す会社の参考値で、直近12か月(LTM)の利益と、連結初年度のため2026年6月末の自己資本・総資産に基づいて算出されています(年度の行とは算出期間・基準が異なります)。営業利益率は10.3%→10.6%→12.3%と改善し、2026/12期上期は13.1%でした。売上総利益率は上期71.0%と高水準です(会社予想の通期売上総利益率は67.8%)。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2022/12期7.8億円▲8,200万円▲7,800万円△8.24円—
2023/12期12.3億円1.3億円1.3億円12.89円+56.9%
2024/12期17.1億円1.8億円4.7億円43.26円+38.5%
2025/12期23.7億円2.9億円2.0億円18.28円+38.8%

売上高は2021/12期の4.6億円から4年で23.7億円へ約5倍に拡大し、2023/12期に黒字転換後、営業利益は1.3億円→1.8億円→2.9億円と3期連続で最高益を更新しています。2025/12期から米国子会社設立に伴い連結決算へ移行しました(前年までは単体。2025/12期の増収率+38.8%・営業増益率+60.8%は、会社の決算説明資料が示す前期単体との比較)。2024/12期の純利益4.7億円は、繰延税金資産の回収可能性を見直したことによる法人税等調整額△3.1億円(一過性の税効果益)を含むため営業利益(1.8億円)を大きく上回っており、2025/12期の純利益2.0億円への減少は業績悪化ではありません。2026/12期上期(中間期)は売上高1,298百万円・営業利益170百万円・経常利益181百万円・中間純利益112百万円でした。当中間期から中間連結財務諸表を作成しているため、決算短信には前年同期との比較がありません(会社の説明資料は前年同期の単体実績との比較として売上高+16.3%・営業利益+49.9%を参考値で示しています)。経常利益が営業利益を上回ったのは、プロシップ株式の取得で計上した投資有価証券からの受取配当金12百万円が営業外収益に入ったためです。2026/12期の会社予想(2026年2月13日公表、2Q短信で据え置き)は売上高31.1億円(+31.2%)・営業利益3.1億円(+6.9%)です。1株当たり利益は2023年7月の1:1,000分割・2024年5月1日の1:2分割を遡及調整した株数ベースです。予想EPSは決算短信の開示値で、2Q短信では18.67円(1Q短信では18.59円)。純利益予想は変わっておらず、会社は理由を記載していませんが、予想純利益207,673千円÷18.67円≒1,112万株は中間期の期中平均株式数11,124,978株とほぼ一致しており、自己株式の取得を反映した株数の更新によるものとみられます。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)

ROE(自社 2025/12期)上回る
この会社
12.2%
他社平均
11.4%
営業利益率(自社 2025/12期)上回る
この会社
12.3%
他社平均
2.7%
自己資本比率(自社 2025/12期末)下回る
この会社
57.3%
他社平均
59.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

今期の業績予想と進捗

2026/12期の会社予想 ・ 2Q 2026/12期(2026年8月14日公表)時点予想据置

単純進捗ベース
オンペース
期間経過 50%
売上高
累計実績
13.0億円
通期予想 31.1億円
41.7%
前年同期
—
営業利益
累計実績
1.7億円
通期予想 3.1億円
54.5%
前年同期
—
最終利益
累計実績
1.1億円
通期予想 2.1億円
54.1%
前年同期
—

上期(6か月)で売上高は通期予想の41.7%、営業利益は54.5%、純利益は54.1%に到達しました(百万円単位の値で計算。千円単位では売上高41.8%・純利益54.0%)。説明資料の進捗率表は営業利益を54.3%と記載していますが、同表の千円値(170,375÷312,364)からは54.5%です。利益は計画を上回るペースですが、四半期単独では4〜6月期の営業利益が約0.37億円と1〜3月期(約1.33億円)から大きく減っており、会社は採用増に伴うエージェント費用とサービス品質向上のための通信費の増加を主因に挙げています(説明資料p.4)。売上高は半分に届いておらず、通期予想の達成には下期に約18.1億円の売上が必要です。会社は新リース会計基準対応の需要が下期以降に集中すると見込んでいます。当中間期から中間連結財務諸表を作成しているため前年同期の連結数値はなく、通期予想は2026年2月13日の本決算開示から据え置かれています。

会社の公式開示情報

役員報酬

8,644万円
13名の合計
⚠️ 報酬は固定報酬+ストック・オプションで構成され、任意の指名報酬委員会の答申に基づき取締役会で決定。取締役の報酬限度額は年額200百万円(2017年総会決議)、SO枠は社外を除く取締役に年額120百万円・社外取締役に年額12百万円(2025年3月総会決議)。
2025/12期(第10期)在任ベースの役員報酬総額。有価証券報告書の区分別内訳は、取締役(社外取締役を除く)7名に59,528千円(固定報酬45,874千円+ストック・オプション13,653千円。2025年3月27日総会で退任した取締役3名を含む)、社外役員6名に26,913千円。現任役員は取締役7名(うち社外3名)+監査役3名(全員社外)の計10名です。このほか使用人兼務役員4名の使用人分給与45,309千円が別枠で支給されています。業績連動報酬は採用していません。

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
AIソリューション事業(経理AI事業・単一セグメント)23.7億円2.9億円12.3%

研究開発費

1.98億円
売上比 8.4%

同社はAIソリューション事業(経理AI事業)の単一セグメントのため、上記は課金形態別の内訳で示しています(2025/12期の通期実績)。売上の7割強が月額課金のストック型で、2026年6月末の年間定期収益(ARR)は22.6億円、月次解約率は0.84%と低位です(決算説明資料)。販売形態別では大企業向けの直接販売が50%・パートナー経由が28%・会計ベンダー向けOEMが22%です(2Q決算説明資料)。研究開発費は2025/12期に1.98億円(売上比8.4%)、2026/12期上期に99百万円で、博士号を持つAI研究者からなる社内チーム「FA Research」が簿記・財務会計に強いLLM・AIエージェントを開発しています。設備投資は2025/12期に2.7億円(主に生成AI研究開発用の学習用サーバ約2.0億円)で、2026年7月にはGPUサーバー等へ3億5,923万円の投資を決議しました。事業等のリスクとして、有価証券報告書は競合・情報セキュリティ・技術革新・解約・パートナー取引など19項目を挙げています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
数値目標付きの中期経営計画は非公表ですが、単年度の期初予想は2024/12期・2025/12期と2年連続で売上・利益とも上回って着地しており、予想精度は高水準です。2026/12期は上期の営業利益が通期予想の54.5%に達した一方、売上高の進捗は約42%で、下期の新リース会計基準関連の受注が達成の鍵です。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

同社は正式な中期経営計画を開示しておらず、決算説明資料の「2028年12月期までに売上高100億円」というストレッチゴールと単年度会社予想を評価対象としています。ストレッチゴールと上位目標(売上高35.5億円)は、会社予想(31.1億円)とは別に経営努力の目標として掲げられたもので、達成を約束する計画値ではない点に留意が必要です。
ストレッチゴール・FY2026/12上位目標(決算説明資料)
2026/12期〜2028/12期
売上高(2028年12月期まで): 目標 100億円(営業利益率10%) 基準値 (2025/12期実績 23.7億円)
計画開始前の基準値
売上高(FY2026/12の上位目標): 目標 3,550百万円(前期比150%) やや遅れ (Q2累計 13.0億円(進捗36.6%))
36.6%
新リース会計基準サービスの獲得社数(FY2026/12): 目標 通期予想ベース:導入36社・月額課金開始18社(上位目標ベース:導入76社・月額38社) 進行中 (上期の受注:導入支援等10社・月額課金7社(ほか有償トライアル10社))

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024/12期1,653百万円—1,707百万円+3.2%
2025/12期2,362百万円—2,369百万円+0.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024/12期167百万円—181百万円+8.6%
2025/12期237百万円—292百万円+23.1%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024/12期438百万円—465百万円+6.2%
2025/12期162百万円—202百万円+24.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は決算説明資料で「2028年を目処に売上高100億円・営業利益率10%」というストレッチゴールを掲げ(2Q決算説明資料p.30。2025/12期実績(決算短信)は売上高23.7億円・営業利益率12.3%)、2026年2月27日公表の「事業計画及び成長可能性に関する事項」でもこれを示しています。重要年度と位置づける2026/12期は、会社予想(売上高31.1億円)とは別に、前期比150%の売上高35.5億円を上位目標としています。新リース会計基準関連サービスの獲得社数は、上位目標ベースで導入76社・月額課金38社(2月公表)に加え、2Q決算説明資料で通期予想ベースの目標を導入36社・月額課金開始18社と設定しました。上期の受注は導入支援等10社・月額課金7社(ほか有償トライアル10社)で、会社は大企業の過半が準備の初期段階にあり下期以降に需要が集中すると見込んでいます。上期の売上高1,298百万円は上位目標の36.6%、会社予想の約42%にとどまり、会社予想の達成には下期に約18.1億円(上期の約1.4倍)が必要です。一方で営業利益は上期で会社予想の54.5%に達しています。過去の予想精度は高く、会社の決算説明資料が示す予算達成率で2025/12期は期初予想(2025年2月14日開示)に対し売上100.3%・営業利益123.1%・純利益124.5%、2024/12期も売上103.2%・営業利益108.6%・純利益106.2%と上振れ着地しました(上の表の乖離率はこの達成率から100%を差し引いた値。期中の業績予想修正はいずれの年度もなし)。このほか成長戦略3(決済領域)として、2026年8月にトークン化預金のDCP社と業務提携したことが2Q決算説明資料に記載されています。

最新ニュース

ネガティブ
ファーストAについて、WojciechJakubPodobas氏は保有割合が5%未満に減少したと報告 [変更報告書No.2]
10/06 · 株探
ポジティブ
ファーストアカウンティング、AIで会計伝票の会計・税務論点をチェックする「Steward・税務確認」を開発、サントリービジネスシステムに提供開始
9/10 · 適時開示(TDnet)
中立
2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信(日本基準)(連結)
8/14 · 適時開示(TDnet)
ポジティブ
プロシップとファーストアカウンティング、コニカミノルタジャパンへ新リース会計基準対応ソリューションを提供
7/16 · 適時開示(TDnet)
ポジティブ
遠州トラック、TKCの協力のもとファーストアカウンティングの次世代経理オペレーション基盤 「Steward 新リース会計基準」を導入
7/08 · 適時開示(TDnet)
ポジティブ
ファーストアカウンティングの「Steward・新リース会計基準」がSAP Storeにてサービス提供開始
6/11 · 適時開示(TDnet)

どんな話題が多い?

決算・IR(説明会・アナリスト分析)31%
Steward・Remotaの新サービス・導入事例22%
新リース会計基準・プロシップ連携16%
株価・需給(テクニカル・大量保有報告)16%
その他(10周年・ユーザー会・メディア掲載等)15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好意的」
報道件数(30日)
7件
前月比 +40%
メディア数
6社
TDnet(適時開示), 株探, FISCO, MINKABU PRESS, ITmedia ビジネスオンライン, 会社公式サイト
業界内ランキング
下位 40%
情報・通信業 下位40%圏(業種内順位は推計)
報道のトーン
50%
好意的
47%
中立
3%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

2016年
会計×AIに特化して創業

ソフトバンク・アカマイを経て起業家となった森啓太郎氏が、AIとITを使った会計処理の高速化サービスの提供を目的に東京都港区でファーストアカウンティングを設立。当初から「会計分野に特化したAI」という領域を絞り込んだ戦略が原点です。

2018年〜2020年
「Robota」「Remota」誕生

通帳・領収書・請求書を読み取るAIモジュール群を投入し、2019年にサービス名を「Robota」に統一。2020年には経理業務をリモートで完結させる「Remota」を開始し、コロナ禍の経理DX需要をつかみました。

2022年〜2023年
デジタル庁Peppol認定、東証グロース上場

2022年8月にデジタル庁からデジタルインボイス(Peppol)サービスプロバイダー認定を取得。2023年9月22日、東京証券取引所グロース市場に上場(公募価格1,320円・初値2,354円、騰落率+78.3%)し、2023/12期に黒字転換も果たしました。

2025年
米国進出と経理AIエージェント

4月に米国イリノイ州へ子会社を設立し海外展開を開始(2025/12期から連結決算へ)。9月には生成AIで経理の判断業務を支援する経理AIエージェント(現「Steward」)の提供を開始しました。

2026年
プロシップと資本業務提携、新リース会計基準の需要に挑む

新リース会計基準(2027年4月以後開始事業年度から適用)を商機と捉え、固定資産管理システムのプロシップと資本業務提携(相互に約5億円を出資)。SAP Store展開や大手企業での採用、「Steward・税務確認」の提供開始と導入先を広げ、2028年12月期までに売上高100億円のストレッチゴールに挑みます。

出来事の年表

2023年9月上場

東京証券取引所グロース市場へ新規上場(公募価格1,320円・初値2,354円、騰落率+78.3%)。会計分野特化のAIソリューション企業として上場しました。

2024年5月株式分割

2024年5月1日を効力発生日として1株につき2株の株式分割を実施(上場前の2023年7月には1:1,000の分割も実施)。投資単位を引き下げ流動性向上を図りました。

2025年4月海外進出

米国イリノイ州に連結子会社Fast Accounting USA Inc.を設立し営業活動を開始。日本での既存顧客の現地法人から契約受注の実績もあり、2025/12期から連結決算へ移行する契機となりました。

2025年9月新サービス

簿記・財務会計に強い独自LLMを活用し、経理担当者の判断業務を支援する経理AIエージェント(現サービス名「Steward」)の提供を開始。単純作業の自動化から「経理上の判断」の支援へ踏み出しました。

2026年2月決算・提携

2025/12期本決算(初の連結決算)を発表。売上高23.7億円(前期単体比+38.8%)・営業利益2.9億円と3期連続最高益で、期末配当予想を3.00円から3.70円へ増額しました。同日、新リース会計基準対応を目的にプロシップ(3763)との資本業務提携を発表し、2026年3月2日に第三者割当で同社株式319,500株(約5.1億円)を取得。2月19日決議の自己株式取得(上限194,000株・1.5億円)は3月5日までに175,600株・約1.5億円を取得して終了しました。

2026年3月連携強化

新リース会計基準対応で、経理AIエージェントをプロシップ・デロイト トーマツ・GMOグローバルサイン・HDのサービスと連携し、契約書管理からリース判定・資産管理までを一気通貫で支援する体制の強化を発表しました(3月10日)。

2026年4月本番稼働

味の素フィナンシャル・ソリューションズと共同開発した経理AIエージェントが本番稼働(4月24日発表)。経費精算の経理承認業務で、AIが申請内容の確認から承認・差し戻しの判断までを行います。

2026年5月決算

2026/12期第1四半期決算を発表(売上高6.6億円・営業利益1.3億円、通期予想は据え置き)。同月、資本業務提携先のプロシップが当社株式の市場買付を進め、5月25日に保有割合5.04%(566,900株)となりました(6月1日提出の大量保有報告書)。

2026年6月サービス拡大

設立10周年。「Steward・新リース会計基準」がSAP Storeでサービス提供開始となり、グローバルERP経由の販路も獲得しました。

2026年7月導入事例

遠州トラック(TKCと協力)とコニカミノルタジャパン(プロシップと共同)が「Steward 新リース会計基準」を採用したと発表。7月15日の取締役会では、研究開発用のGPUサーバー等への設備投資3億5,923万円(自己資金、2026年12月稼働予定)を決議しました(半期報告書の重要な後発事象。会社は2026/12期業績への影響は軽微としています)。

2026年8月決算

2026/12期上期(中間期)決算を発表。売上高13.0億円・営業利益1.7億円で、営業利益は通期予想の54.5%に達した一方、売上高の進捗は約42%でした。導入社数は180社、通期予想は据え置き。決算説明資料では、トークン化預金を活用した経理業務の効率化に向けたDCP社との業務提携(2026年8月)も示されました。

2026年9月新サービス

会計伝票の会計・税務論点をAIが確認する「Steward・税務確認」を開発し、サントリービジネスシステムに提供開始(国内9社・月間約1万5千件の伝票が対象)。一方、9月29日には個人の大株主が市場内で97,900株を売却し、保有割合が4.61%へ低下しました(10月6日提出の変更報告書)。

代表者プロフィール

森 啓太郎
森 啓太郎
代表取締役社長
経理AIの連続起業家
当社は、「制約を取り払うことで、自信と勇気を与える。」をパーパス(社会における存在意義)として掲げ、会計分野に特化したAIソリューション事業を展開しています。会計は企業経済活動の根幹です。当社は、多くの企業が会計業務をより正確かつ効率的に行えるよう、収益の拡大と事業の安定をはかりながら、会計AIソリューションの開発と運営に日々まい進しております。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率(2Q 2026/12期末時点)53.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%

※ 有利子負債・純資産はいずれも2Q 2026/12期末時点

Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
16.9億円
会社の純資産

2024/12期に長期借入金を完済して以降は借入ゼロの無借金経営で、固定負債は資産除去債務のみです。2026年6月末(2Q末)は総資産29.9億円・純資産16.9億円・自己資本比率53.9%(決算短信の開示値。前期末57.3%)。資産側では、プロシップ株式の取得で投資有価証券5.3億円が新たに加わり、現金及び預金は17.7億円から15.0億円に減りました。負債の中心は前受収益の性質を持つ契約負債で、契約社数の増加により7.6億円から9.3億円に増えています。純資産は前期末から27,478千円減少しました。中間純利益112,244千円から配当41,498千円を差し引いた利益剰余金の増加(+70,746千円)、その他の包括利益累計額の増加(+14,093千円。うちプロシップ株式などのその他有価証券評価差額金+11,158千円)、新株予約権の増加(+25,938千円)、新株予約権の行使による資本金・資本剰余金の増加(計+11,734千円)を、自己株式の取得(△149,988千円)が上回ったためです。自己資本比率の低下は、契約負債の増加などで総資産が増える一方、自己資本が自己株式の取得により減ったことによります(プロシップ株式の取得は現金が投資有価証券に置き換わっただけで、総資産も自己資本も増減させていません)。

お金の流れは?

健全なお金の流れです2025/12期通期で判定・下の4つは直近 2Q 2026/12期 の値
Operating CF
+4.3億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-5.2億円
投資に使ったお金
Financing CF
-1.8億円
借入・返済など
Free CF
-8,700万円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2022/12期1.6億円▲4,600万円▲4,700万円1.1億円
2023/12期2.9億円▲1.6億円5.7億円1.3億円
2024/12期5.3億円▲2.5億円1,600万円2.8億円
2025/12期3.5億円▲2.7億円7,900万円8,300万円
2Q 2026/12期4.3億円▲5.2億円▲1.8億円▲8,700万円

SaaS型の前受モデルを反映し、営業キャッシュフローは黒字化前の2022/12期から一貫してプラスです。2023/12期の財務CF+5.7億円は上場に伴う公募増資等によるもの。2025/12期は営業CF+3.5億円に対し、生成AI研究開発用の学習用サーバ購入(約2.0億円)を中心とする投資CF△2.7億円を投じてもフリーキャッシュフローは+0.8億円でした。2026/12期上期は営業CFが+433百万円で、主な内訳は税金等調整前中間純利益181百万円、契約社数の増加に伴う契約負債の増加161百万円、減価償却費93百万円、未払金の減少△76百万円です。投資CF△520百万円はほぼ全額がプロシップ株式の取得(△514百万円)、財務CF△180百万円は自己株式の取得△150百万円・配当金の支払△41百万円・新株予約権の行使による収入+11百万円で構成され、上期のフリーキャッシュフローは△87百万円でした。現金及び現金同等物は期首の17.7億円から15.0億円(総資産29.9億円の約5割)になっています。なお7月15日には研究開発用のGPUサーバー等への設備投資3億5,923万円(自己資金)を決議しており、下期の投資CFに影響する見込みです。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 1名(14.3%) 男性 6名
14%
86%
監査報酬
2,800万円
連結子会社数
1社
設備投資額
2.7億円
臨時従業員数
18人

監査役会設置会社。有価証券報告書提出日(2026年3月27日)現在の取締役会は7名(うち社外取締役3名・女性1名=14.3%)で、創業社長の森啓太郎氏のほか、ワークスアプリケーションズ創業者の牧野正幸氏・コンカー代表取締役を務めた三村真宗氏ら業務ソフト・経理DX領域の著名経営者が社外取締役を務めます。監査役は3名全員が社外監査役(ファーストリテイリング社外監査役等を歴任した公認会計士・安本隆晴氏ら)で、役員10名全体では男性9名・女性1名(10.0%)。2026年2月27日の取締役会で決議した取締役候補者7名(全員再任)が、3月27日の第10回定時株主総会で選任され、構成に変更はありません。会計監査人はPwC Japan有限責任監査法人(監査報酬2,800万円、前期1,600万円から連結決算移行等に伴い増加)。任意の指名報酬委員会を設置しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主53.4%
浮動株46.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関10%
事業法人等29%
外国法人等13.4%
個人その他45.6%
証券会社1.9%

創業社長の森啓太郎氏本人と同氏の資産管理会社MoriSpaceManagementで合計44.97%(2026年6月末)を保有するオーナー経営体制です。安定株主比率は2025年12月末の有価証券報告書の所有者別状況に基づき、事業法人29.03%(資産管理会社・マイナビ・OBC・ミロク情報サービス等)に、個人区分に含まれる森氏本人と取締役の中薗直幸氏を加えた約53.4%としています。その後、資本業務提携先のプロシップが当社株式を取得し2026年6月末で5.68%を保有しているため、足元の安定株主比率はこれより高いとみられます。信託銀行口座・外国の証券会社名義・一般個人は浮動株扱いです。

森 啓太郎(2,585,200株)23.32%
MoriSpaceManagement株式会社(2,400,000株)21.65%
INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)(652,358株)5.88%
株式会社プロシップ(629,700株)5.68%
株式会社マイナビ(500,000株)4.51%
DAIWA CM SINGAPORE LTD-NOMINEE ALL STAR SAAS FUND PTE.LTD.(常任代理人 大和証券株式会社)(415,000株)3.74%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(262,300株)2.37%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(185,100株)1.67%
中薗 直幸(145,060株)1.31%
葛 鴻鵬(120,000株)1.08%

2026年6月30日現在(半期報告書)の大株主上位10名の合計は71.20%(自己株式を除く発行済株式に対する割合)。筆頭株主は創業者で代表取締役社長の森啓太郎氏(23.32%)で、同氏の資産管理会社MoriSpaceManagement(21.65%)と合わせて44.97%を保有します。資本業務提携先のプロシップは629,700株(5.68%)で第4位に入りました(5月25日の大量保有報告書時点は566,900株)。事業会社のマイナビ(4.51%)も名を連ね、会計ソフト大手のオービックビジネスコンサルタント・ミロク情報サービス(各94,000株、2025年12月末で各0.84%)はOEMパートナーでもあります。2025年12月末と比べると、INTERACTIVE BROKERS LLC名義は909,500株→652,358株、信託銀行2口座は計1,123,100株→447,400株へ減少しています。また、個人投資家のヴォイチェフ・ヤクブ・ポドバス氏(保有目的は純投資)は、2026年9月29日の市場内売却(97,900株)により保有割合が4.61%(519,400株)へ低下したとする変更報告書を10月6日に提出しています(同氏の名義は上記の大株主欄にはありません)。EDINET所有者別状況(2025年12月末)では個人45.6%・事業法人29.0%・外国人13.4%・金融機関10.0%です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1競合(AI-OCR類似サービスの増加による価格競争・売上単価の減少)
2情報セキュリティ(顧客の会計データの外部流出)
3技術革新等への対応(急速なAI技術の進歩への対応遅れ)
4解約リスク(平均契約締結期間29ヶ月・主要取引先の契約不更新)
5販売パートナー・OEMパートナーとの取引(パートナー経由の売上高割合は約50%)
6知的財産権の侵害
7システム障害への対応
8法令(電子帳簿保存法等の改正、請求書の電子化でAI-OCRが利用されなくなる可能性)
9人材の採用及び育成
10内部管理体制
11訴訟及び係争事件
12自然災害
13特定人物(代表取締役社長 森啓太郎氏)への依存
14小規模組織であること(業務の属人化・人員減少への耐性の低さ)
15新株予約権の行使による株式価値の希薄化(2025年12月末の発行済株式総数の7.9%相当)
16海外進出(米国での販売活動)
17配当政策(業績が計画どおりに進まない場合に配当を実施できない可能性)
18繰延税金資産の回収可能性
19資本業務提携(プロシップとの提携が当初想定した効果を生まない可能性)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
677万円
従業員数
74人
平均年齢
38.8歳
期平均年収従業員数前年比
2025/12期677万円74人-

提出会社(単体)の従業員数は74名(就業人員。ほかに臨時雇用者が年平均18名)、平均年齢38.8歳、平均勤続年数3.6年、平均年間給与676.7万円(2025年12月31日現在・有価証券報告書)です。連結従業員数も74名で、米国子会社Fast Accounting USA Inc.は少人数体制です。従業員数は4期前(2021/12期)の27名から約2.7倍に増えています。2Q決算説明資料によると、2026年6月末の従業員数(役員・臨時雇用者を除く、米国子会社を含む)は80名で、1〜3月に1名減った後、4〜6月に開発部門を中心に7名増えました(上期で74名→80名)。会社はAI活用による生産性向上を見込み、年間の増員計画を14名(88名)と従来より抑えています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(グロース250指数、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回り(TSR)公式値で、比較指標も同有報記載の東証グロース市場250指数です。同社は2023年9月22日に上場したため5年TSRは算出できず、有報の定めどおり上場した事業年度である2023/12期の期末株価を起点=100としています(上場日の公募価格1,320円や初値2,354円ではありません)。2024/12期末には265.9まで上昇した後、2025/12期末は136.4(+36.4%)へ調整しましたが、同じ2年間のグロース250指数は95.6(△4.4%)で、市場指数をアウトパフォームしています。なお2026/12期の株主総利回りは、2026年12月期の有価証券報告書で開示されます(2025/12期末の終値は991円)。値動きの荒さは小型AI関連グロース株の典型で、業績よりも需給・テーマ性に左右されやすい点に注意が必要です。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
3.7円
方針: 必要な内部留保を確保しながら適切に配当を実施する方針で、配当性向を2025/12期は20%、2026/12期は21%として設定。上場初年度の2023/12期から配当を実施
期1株配当配当性向
2023/12期0.775円6.0%
2024/12期1.2円2.8%
2025/12期3.7円20.2%
2026/12期(予想)3.9円21.1%
2期連続増配
株主優待
なし
株主優待制度はありません

株主優待制度なし

赤字上場が珍しくないグロース市場のAI企業としては珍しく、上場初年度の2023/12期から配当を実施しています。配当額は株式分割(2024年5月1日の1:2)を遡及調整した分割後ベースで表示しており、2023/12期の0.775円(調整前1.55円)→2024/12期 1.20円→2025/12期 3.70円と2期連続増配です。2025/12期の期末配当は、純利益が当初予想を上回ったため2026年2月13日に配当予想を3.00円から3.70円へ修正(増配)し、2月27日の取締役会で剰余金の配当(総額41,498千円、効力発生日3月13日)を決議しました。会社は配当性向を2025/12期は20%、2026/12期は21%として設定しており、2026/12期の予想は期末3.90円(中間配当なし。2Q短信で修正なし)で、予想配当性向は2025/12期決算短信の開示値で21.1%です(当時の予想EPS18.52円が基準。自己株式取得を反映した2Q短信の予想EPS18.67円で計算すると約20.9%。2025/12期の配当性向実績は同短信で20.2%)。利回りは1%未満と低く、あくまで成長投資優先のスタンスです。株主優待制度はありません。なお、分割調整前の額面では2023期の1.55円→2024期の1.20円と減少したように見えますが、これは2024年5月の1:2分割を挟むためで、分割調整後では0.775円→1.20円の増配です(2024期配当は期初予想1.10円から1.20円へ増額)。

もし2023/12期末(2023年12月末)に投資していたら?

+
2023/12期末(2023年12月末)に100万円を投資した場合
2025/12期末時点で、100万円が 136.4万円 になりました (+36.4万円)
+36.4%
年度末時点評価額損益TSR
2023/12期100.0万円0.0万円0.0%
2024/12期265.9万円165.9万円165.9%
2025/12期136.4万円36.4万円36.4%

※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残25.4万株
売り残0株
信用倍率買建のみ
2026年10月1日時点
今後の予定
2026/12期 3Q決算発表(予定)2026年11月中旬
2026/12期 本決算発表(予定)2027年2月中旬

2026年10月9日の株価ベースで、予想PERは約37倍(決算短信の開示値である会社予想EPS18.67円)、PBRは約4.7倍(2025/12期末の1株当たり純資産148.19円・短信開示値。2026年6月末の自己資本1,608百万円を自己株式控除後の株式数11,087,925株で割った当サイト算出の約145円を使うと約4.8倍)です。時価総額は発行済株式総数11,263,700株ベースで約78億円の小型グロース株です。信用取引は買い残25.4万株に対し売り残ゼロ(2026年10月1日時点)で、日々の出来高も限られるため流動性が低く値動きが荒くなりやすい点に留意が必要です。2026年9月29日〜30日には大商いを伴って株価が急落し(9月28日終値919円→30日終値728円)、29日には個人の大株主が市場内で97,900株を売却していたことが10月6日提出の変更報告書で明らかになっています。一方、資本業務提携先のプロシップは2026年6月末で629,700株(5.68%)を保有しています。

税金はいくら払ってる?

期税引前利益法人税等実効税率
2023/12期1.2億円-800万円△7.1%
2024/12期1.8億円-2.8億円△153.4%
2025/12期2.9億円8,900万円30.7%

2023/12期・2024/12期は税負担額がマイナス(=純利益が税引前利益を上回る)ですが、これは誤記ではなく、過年度の赤字(繰越欠損金等)を背景に繰延税金資産の回収可能性を見直し、法人税等調整額(2023/12期 △30百万円・2024/12期 △315百万円)という一過性の税効果益を計上したためです。特に2024/12期は税引前183百万円に対し純利益465百万円と大きく膨らみました。2025/12期からは法人税、住民税及び事業税48百万円+法人税等調整額41百万円の計89百万円を計上し実効税率30.7%と通常の水準に正常化しています。2026/12期上期の法人税等は68百万円(税金等調整前中間純利益181百万円の38.0%)で、中間期は年間の見積実効税率を用いて計算しています。なお繰延税金資産(2026年6月末3.0億円)は将来の課税所得が見込めなくなると取り崩しリスクがある旨、有価証券報告書の事業等のリスクに記載されています。

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もっと知る

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ファーストアカウンティング まとめ

業績
好調
営業益 前年比+60.8%(上期の営業利益は通期予想の54.5%に到達。2024期の純利益4.7億円は繰延税金資産計上による一過性の押し上げ)
配当
少なめ
1株 3.7円(配当性向21%を設定した成長株で利回りは1%未満。2026期は3.90円へ増配予想(中間配当なし))
安全性
安定
自己資本比率 53.9%(2Q 2026/12期末時点)(借入ゼロ。2Q末の自己資本比率53.9%(自己株式の取得と、契約負債の増加による総資産増で前期末57.3%から低下))
稼ぐ力
高い
ROE 12.2%(2025/12期実績)(上期の売上総利益率71.0%の高採算SaaS型。上期の営業利益率は13.1%)
話題性
好評
ポジ 50%(新リース会計基準対応やSteward導入事例のリリースが多く、報道は好意的なものが中心です)

経理特化AI「Robota」「Remota」「Steward」の大企業向けAI企業。上期は営業利益が通期予想の54.5%に到達、売上高は約42%で下期の新リース会計需要が焦点

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データ提供: OSHIKABU