マークラインズ3901
MarkLines Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが新しい車を買おうとディーラーを訪れたり、街で最新の電気自動車(EV)を見かけたりしますよね。その一台の車が作られるまでには、世界中の自動車メーカーや部品メーカーが膨大な情報を集めて開発競争をしています。マークラインズは、そんな「プロの世界」で使われる情報サイトを運営している会社です。「この部品はどこの国のメーカーが強い?」「ライバル社はどんな技術を使っている?」といった専門的な情報を整理して提供することで、日本の、そして世界の自動車づくりを陰で支えているのです。
マークラインズは自動車産業に特化した情報プラットフォームを運営する高収益企業です。2025年12月期は売上高55.7億円、営業利益20.95億円と減益で着地したものの、営業利益率は37.6%と依然として高い水準を維持しています。今後は20年ぶりの価格改定と、専門用語にも対応した「マークラインズ生成AI」の新サービス投入が成長ドライバーとなります。これにより2026年12月期は売上高61.5億円、営業利益23.50億円と増収増益への回帰を見込んでおり、業界の変革期を追い風に契約企業数の拡大を目指しています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都港区六本木7-15-9
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 24.6% | 17.7% | - |
| 2022/12期 | 28.4% | 20.6% | - |
| 2023/12期 | 27.8% | 20.4% | - |
| 2024/12期 | 26.0% | 19.4% | 39.8% |
| 2025/12期 | 0.0% | 0.0% | 37.6% |
| 2025/12期 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
当社は高収益な情報プラットフォーム事業を主力としているため、営業利益率は常に37%から41%の高水準を維持する極めて高い収益性を誇ります。ROE(自己資本利益率)も23%〜25%前後と非常に効率的な経営が行われており、少ない資本で効率よく利益を生み出す体制が整っています。これらの指標は、自動車業界における圧倒的な情報優位性と高い参入障壁を裏付けるものと言えます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 35.0億円 | — | 8.8億円 | 67.1円 | - |
| 2022/12期 | 41.3億円 | — | 11.4億円 | 86.3円 | +17.9% |
| 2023/12期 | 48.5億円 | — | 13.8億円 | 104.7円 | +17.5% |
| 2024/12期 | 55.6億円 | 22.2億円 | 15.8億円 | 119.3円 | +14.8% |
| 2025/12期 | 55.7億円 | 21.0億円 | 15.2億円 | 116.2円 | +0.1% |
当社の業績は、自動車産業向け情報プラットフォームの契約拡大を主因として継続的な増収基調を維持しています。2021/03期から2024/03期にかけて売上高は約1.6倍の55.6億円まで成長し、営業利益も22.2億円と着実な拡大を見せました。2025/03期は一時的な足踏みがありましたが、2026/03期予想では過去最高となる売上高61.5億円、営業利益23.5億円を目指すなど、回復と更なる成長のフェーズにあります。 【2025/12期実績】売上5.6兆円(前期比0.1%)、営業利益5.9億円、純利益1.5兆円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
自動車産業特化型の情報プラットフォーム運営を核とし、部品調達代行やコンサルティングを展開しています。主要な事業リスクとして、自動車業界の景況感や世界的な生産動向への依存度が高いことが挙げられます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 65億円 | 56億円 | 56億円 | -14.3% |
| 2024期 | 57億円 | — | 56億円 | -2.3% |
| 2023期 | 50億円 | — | 49億円 | -3.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 25億円 | 21億円 | 21億円 | -14.5% |
| 2024期 | 23億円 | — | 22億円 | -3.7% |
| 2023期 | 19億円 | — | 20億円 | +4.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2025年を最終年度とする中期経営計画は、売上高・営業利益ともに目標を約15%下回る水準で未達となりました。近年の業績予想は期初計画に対して未達となる傾向が続いており、特に直近の2025期では売上・利益ともに14%超の大幅な下方修正を行っています。2026年12月期は増収増益計画ですが、計画達成の確度については慎重な見方が必要です。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
自動車業界に特化した「マークラインズ生成AI β版」の提供を開始し、データ分析の高度化を推進。
2025年12月期の決算を経て、20年ぶりの価格改定とAI活用により次期の最高益更新見通しを発表。
公益財団法人財務会計基準機構への加入を通じて、コーポレートガバナンス体制の更なる強化を表明。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務状況は極めて健全であり、自己資本比率は74%を超える強固な資本基盤を保持しています。有利子負債はゼロで推移しており、無借金経営による高い経営の自由度を確保しています。資産規模も2021/03期の約50億円から2025/03期には約88億円まで順調に積み上がっており、将来の成長投資に向けた十分な資金余力を有しています。 【2025/12期】総資産8.8兆円、純資産6.6兆円、自己資本比率72.7%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 10.8億円 | 2,600万円 | 2.5億円 | 11.1億円 |
| 2022/12期 | 13.9億円 | 3.7億円 | 3.0億円 | 10.2億円 |
| 2023/12期 | 17.9億円 | 6.0億円 | 3.8億円 | 11.8億円 |
| 2024/12期 | 15.4億円 | 5.6億円 | 4.7億円 | 9.8億円 |
| 2025/12期 | 18.1億円 | 24.9億円 | 15.9億円 | 6.8億円 |
営業キャッシュフローは本業の好調さを反映し、安定して10億円〜18億円規模のキャッシュ創出力を維持しています。2025/03期には積極的な投資活動の影響でフリーキャッシュフローはマイナスとなりましたが、これは将来の成長に向けた戦略的な先行投資によるものです。全体として、潤沢な現預金を活用しつつ配当を通じた株主還元と成長投資のバランスを重視したキャッシュマネジメントを行っています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は11.1%と改善の余地があるものの、監査体制は整備されています。連結子会社を8社展開する企業規模に対し、効率的な経営管理とガバナンス体制の強化が図られています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 583万円 | 195人 | - |
従業員平均年収は583万円で、情報・通信業界の平均水準に位置しています。売上高の成長に伴い、高い利益率を維持するための専門的な人材採用と育成に投資している背景があります。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた投資家リターンを示す指標です。2021期以降、当社のTSRは5年連続でTOPIXのパフォーマンスを下回っており、株主還元の観点からは厳しい状況が続いています。これは、増配を継続しているものの、それを上回る株価の下落が主な要因と考えられます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/12期 | 10.4円 | 37.7% |
| 2017/12期 | 12.5円 | 36.7% |
| 2018/12期 | 15円 | 38.7% |
| 2019/12期 | 18円 | 38.7% |
| 2020/12期 | 21円 | 43.9% |
| 2021/12期 | 23円 | 34.3% |
| 2022/12期 | 29円 | 33.6% |
| 2023/12期 | 36円 | 34.4% |
| 2024/12期 | 48円 | 40.2% |
| 2025/12期 | 52円 | 44.8% |
株主優待制度は現在導入しておりません。
当社は成長投資と株主還元の両立を重視しており、利益成長に応じた着実な増配を継続しています。配当性向は40%前後を目安としつつ、長期的な視点で安定的な配当実施を基本方針として掲げています。今後も強固な財務基盤と高い収益性を背景に、配当を中心とした株主への利益還元を一層強化する姿勢です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 106.1万円 | 6.1万円 | 6.1% |
| 2022期 | 99.4万円 | 0.6万円 | -0.6% |
| 2023期 | 115.5万円 | 15.5万円 | 15.5% |
| 2024期 | 88.1万円 | 11.9万円 | -11.9% |
| 2025期 | 64.6万円 | 35.4万円 | -35.4% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
同社のPERは11.9倍と、情報・通信業の業界平均24.9倍と比較して割安な水準にあります。これは、近年の業績成長の鈍化や下方修正が株価に織り込まれていることを示唆しています。信用倍率は14.28倍と高く、将来の株価下落圧力となりうる信用買い残が積み上がっている点には注意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 12.7億円 | 3.9億円 | 30.4% |
| 2022/12期 | 16.2億円 | 4.8億円 | 29.8% |
| 2023/12期 | 19.9億円 | 6.1億円 | 30.5% |
| 2024/12期 | 22.3億円 | 6.5億円 | 29.1% |
| 2025/12期 | 21.5億円 | 6.3億円 | 29.2% |
実効税率は概ね30%前後で安定しており、日本国内の税制に基づいた適切な納税が行われています。税引前利益は20億円を超える水準で推移しており、法人の利益成長に伴い納税額も約6億円から7億円規模で安定的に推移しています。特別な税制優遇措置等による大きな変動はなく、税務コストは経営計画の想定範囲内でコントロールされています。
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マークラインズ まとめ
「自動車業界の頭脳をサブスクで提供し、EV・自動運転の潮流に乗るBtoB情報企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。