(株)MIXI
MIXI,Inc.
最終更新日: 2026年3月25日
モンスト×みてね×mixi2。コミュニケーションで世界をつなぐテック企業
豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む
この会社ってなに?
スマホゲーム「モンスターストライク(モンスト)」は累計利用者数5,800万人を超える国民的ゲーム。友達と一緒にマルチプレイで遊んだ経験がある方も多いのでは。また、家族アルバムアプリ「みてね」は世界中の家族に利用されており、子どもの写真・動画を祖父母と簡単に共有できるサービスです。2024年には新SNS「mixi2」もリリースし、コミュニケーション領域での挑戦を続けています。
MIXIは2000年にSNS「mixi」で創業し、現在はモバイルゲーム「モンスターストライク」を主力に、家族アルバム「みてね」・スポーツ事業・投資事業など多角展開する総合エンターテインメント企業です。2025年3月期は売上高1,548億円・営業利益266億円と大幅増益を達成。創業者の笠原健治氏が約48%を保有するオーナー企業であり、PER 13.6倍・PBR 0.99倍と割安水準。配当利回り4.61%と高配当銘柄としても注目されています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
- 公式
- mixi.co.jp
社長プロフィール
「コミュニケーション」を軸に、人と人がつながる瞬間を生み出し続ける。モンストで培ったエンターテインメントの力を、スポーツやライフスタイル領域にも広げ、MIXIならではの価値を創造してまいります。
この会社のストーリー
笠原健治氏が東京大学在学中に求人サイト「Find Job!」を立ち上げ、株式会社イー・マーキュリーを設立した。
日本初の大規模SNS「mixi」をリリース。招待制という仕組みが話題となり、日本のソーシャルネットワーク文化を築いた。
株式会社ミクシィとして東証マザーズに上場。初値は公開価格の約1.9倍となる295万円をつけた。
ひっぱりハンティングRPG「モンスト」を配信開始。友達と一緒にマルチプレイで遊べる革新的なゲームとして大ヒットした。
笠原健治氏が自身の子育て経験から着想した家族向け写真・動画共有アプリ「みてね」をリリース。グローバルに展開。
招待制SNS「mixi2」をリリース。FC東京・千葉ジェッツなどスポーツ事業も拡大し、コミュニケーション×エンタメの融合を加速。
注目ポイント
PER 13.6倍・PBR 0.99倍と情報・通信業界では圧倒的に割安。配当利回り4.61%に加え、積極的な自己株取得(年間95億円)で株主還元に注力しています。
累計利用者5,800万人超の国民的ゲーム「モンスターストライク」が安定した収益基盤を構築。営業利益率17%超の高収益ビジネスです。
「みてね」のグローバル展開、FC東京などスポーツ事業、新SNS「mixi2」など、モンスト以外の成長エンジンを着実に育てています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 147円 | 20.0% |
| FY2017/3 | 147円 | 20.1% |
| FY2018/3 | 121円 | 22.7% |
| FY2019/3 | 120円 | 34.3% |
| FY2020/3 | 110円 | 77.3% |
| FY2021/3 | 110円 | 52.8% |
| FY2022/3 | 110円 | 78.7% |
| FY2023/3 | 110円 | 110.3% |
| FY2025/3 | 120円 | 47.0% |
株主優待制度はありません。配当と自己株取得による還元を重視しています。
FY2021〜FY2023は1株110円の安定配当を維持し、FY2025/3に120円へ10円増配を実施しました。配当利回り4.61%は情報・通信業界ではトップクラスの高配当水準です。加えて自己株取得(FY2025は95億円)も実施しており、株主還元に積極的な姿勢がうかがえます。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
MIXIの業績は「モンスターストライク」の収益を基盤に安定しています。FY2025/3で売上高1,548億円・営業利益266億円と過去最高水準の利益を達成しました。FY2026/3は営業利益200億円と減益予想ですが、新規事業への先行投資を反映したもので、売上高は1,550億円と横ばいを維持する見通しです。
事業ごとの売上・利益
「モンスターストライク」を中心としたモバイルゲーム運営。売上構成比76%を占める最大セグメント。高い利益率が全社収益を支える。
プロスポーツチーム運営(FC東京・千葉ジェッツ等)、公営競技関連サービス。成長投資フェーズで赤字だが、売上は拡大中。
家族アルバム「みてね」、SNS「mixi2」等のコミュニケーションサービス。グローバル展開を加速中。
スタートアップ投資・ファンド運営。高い利益率を実現しているが、投資先の業績により変動が大きい。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 8.8% | 6.9% | - |
| FY2022/3 | 4.5% | 4.7% | - |
| FY2023/3 | 4.1% | 2.3% | - |
| FY2024/3 | 4.1% | 3.4% | 13.1% |
| FY2025/3 | 9.1% | 7.8% | 17.2% |
営業利益率は13〜19%台と情報・通信業界の中でも高水準の収益性を誇ります。FY2025/3はROE 9.7%まで回復し、資本効率も改善傾向にあります。「モンスト」を中心としたデジタルコンテンツ事業の高い利益率が全体の収益性を支えています。
財務は安全?
自己資本比率は79〜84%台と極めて健全な財務基盤を維持しています。FY2025/3に有利子負債227億円が発生していますが、これはM&A等の成長投資に伴うもので、総資産2,255億円に対して十分にコントロールされた水準です。BPSは2,641円と着実に増加しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 347億円 | -71.6億円 | -31.4億円 | 275億円 |
| FY2022/3 | 26.5億円 | -174億円 | -166億円 | -148億円 |
| FY2023/3 | 158億円 | -73.5億円 | -83.3億円 | 84.0億円 |
| FY2024/3 | 91.8億円 | -68.5億円 | -157億円 | 23.3億円 |
| FY2025/3 | 275億円 | -145億円 | -104億円 | 130億円 |
営業キャッシュフローはFY2025/3に275億円と力強い回復を見せました。FY2022/3の一時的な落ち込みはM&Aや自己株取得による資金流出が主因です。投資CFのマイナスは新規事業への積極投資を反映しており、FY2025/3のFCFは130億円と十分なキャッシュ創出力を示しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 230億円 | 73.3億円 | 31.8% |
| FY2022/3 | 176億円 | 73.6億円 | 41.8% |
| FY2023/3 | 183億円 | 131億円 | 71.7% |
| FY2024/3 | 157億円 | 85.9億円 | 54.8% |
| FY2025/3 | 265億円 | 89.1億円 | 33.6% |
税引前利益はFY2025/3に265億円と大幅に回復しました。FY2023/3の実効税率54.8%は投資有価証券の減損等の税務上の損金不算入項目が影響しています。FY2025/3は33.6%と正常化しており、FY2026/3も35%前後で推移する見通しです。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 792万円 | 1,717人 | - |
従業員の平均年収は792万円で、IT・インターネット業界の中でも競争力のある給与水準です。平均年齢37.4歳と若い組織であり、2026年4月からは報酬・評価・働き方を一体で見直す新人事制度を導入し、人材投資をさらに強化しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
経営者・創業家が50%を保有するオーナー経営企業です。 金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。
筆頭株主は創業者の笠原健治氏(47.99%)で、圧倒的な持分を保有するオーナー企業です。代表取締役社長の木村弘毅氏も2%を保有し、経営陣の利害が株主と一致しています。外国法人が22%を保有しており、海外機関投資家からの評価も高いことがわかります。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| デジタルエンターテインメント事業 | 1,176億円 | 280億円 | 23.8% |
| スポーツ事業 | 216億円 | -14億円 | -6.5% |
| ライフスタイル事業 | 120億円 | 5億円 | 4.2% |
| 投資事業 | 36億円 | 18億円 | 50.0% |
デジタルエンターテインメント事業が売上の76%・利益の大部分を占める収益構造です。「モンスト」依存からの脱却を図り、スポーツ事業(FC東京等)やライフスタイル事業(みてね)への多角化を推進しています。スポーツ事業は成長投資で赤字ですが、売上は着実に拡大しています。
この会社のガバナンスは?
取締役10名中、女性が3名(30.0%)を占めており、ダイバーシティに配慮した経営体制を構築しています。26社の連結子会社を統括し、平均勤続年数5.8年はIT業界としては標準的な水準です。2026年には「健康経営優良法人 ホワイト500」に初認定されました。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
MIXIのTSRは5年間で246.3%と、TOPIX(213.4%)を上回るパフォーマンスを実現しています。高い配当利回りによるインカムリターンが全体のTSRを押し上げており、特にFY2025は「モンスト」の好調と増配が寄与しました。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 183.6万円 | +83.6万円 | 83.6% |
| FY2022 | 154.4万円 | +54.4万円 | 54.4% |
| FY2023 | 190.7万円 | +90.7万円 | 90.7% |
| FY2024 | 198.4万円 | +98.4万円 | 98.4% |
| FY2025 | 246.3万円 | +146.3万円 | 146.3% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
MIXIの株価指標は、PER 13.6倍と業界平均(26.2倍)の約半分の割安水準にあります。PBRも0.99倍と解散価値付近であり、配当利回り4.61%は業界平均(1.5%)の約3倍。高配当・低PERのバリュー株として際立つポジションにあります。信用倍率22.39倍と買い残が多い点には注意が必要です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
代表の木村弘毅氏が紺綬褒章を受章。社会貢献活動が評価されました。
FY2026/3 3Q累計の経常利益は前年同期比9.8%減の150億円。スポーツ事業の先行投資が影響。
FY2025/3通期は営業利益266億円と大幅増益。配当も120円へ増配。自己株95億円取得も実施。
最新ニュース
(株)MIXI まとめ
ひとめ診断
「モンスト×みてね×mixi2。コミュニケーションの力で人と人をつなぐプライム企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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