2121プライム

(株)MIXI

MIXI,Inc.

最終更新日: 2026年3月25日

ROE9.1%
BPS2641.3円
自己資本比率77.6%
FY2025/3 有報データ

モンスト×みてね×mixi2。コミュニケーションで世界をつなぐテック企業

豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む

この会社ってなに?

スマホゲーム「モンスターストライク(モンスト)」は累計利用者数5,800万人を超える国民的ゲーム。友達と一緒にマルチプレイで遊んだ経験がある方も多いのでは。また、家族アルバムアプリ「みてね」は世界中の家族に利用されており、子どもの写真・動画を祖父母と簡単に共有できるサービスです。2024年には新SNS「mixi2」もリリースし、コミュニケーション領域での挑戦を続けています。

MIXIは2000年にSNS「mixi」で創業し、現在はモバイルゲーム「モンスターストライク」を主力に、家族アルバム「みてね」・スポーツ事業・投資事業など多角展開する総合エンターテインメント企業です。2025年3月期は売上高1,548億円・営業利益266億円と大幅増益を達成。創業者の笠原健治氏が約48%を保有するオーナー企業であり、PER 13.6倍・PBR 0.99倍と割安水準。配当利回り4.61%と高配当銘柄としても注目されています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
公式
mixi.co.jp

社長プロフィール

木村 弘毅
代表取締役社長 上級執行役員 CEO
挑戦型リーダー
「コミュニケーション」を軸に、人と人がつながる瞬間を生み出し続ける。モンストで培ったエンターテインメントの力を、スポーツやライフスタイル領域にも広げ、MIXIならではの価値を創造してまいります。

この会社のストーリー

1999
イー・マーキュリーとして創業

笠原健治氏が東京大学在学中に求人サイト「Find Job!」を立ち上げ、株式会社イー・マーキュリーを設立した。

2004
SNS「mixi」リリース

日本初の大規模SNS「mixi」をリリース。招待制という仕組みが話題となり、日本のソーシャルネットワーク文化を築いた。

2006
東証マザーズに上場

株式会社ミクシィとして東証マザーズに上場。初値は公開価格の約1.9倍となる295万円をつけた。

2013
「モンスターストライク」リリース

ひっぱりハンティングRPG「モンスト」を配信開始。友達と一緒にマルチプレイで遊べる革新的なゲームとして大ヒットした。

2015
家族アルバム「みてね」誕生

笠原健治氏が自身の子育て経験から着想した家族向け写真・動画共有アプリ「みてね」をリリース。グローバルに展開。

2024
新SNS「mixi2」とスポーツ事業拡大

招待制SNS「mixi2」をリリース。FC東京・千葉ジェッツなどスポーツ事業も拡大し、コミュニケーション×エンタメの融合を加速。

注目ポイント

配当利回り4.61%の高配当株

PER 13.6倍・PBR 0.99倍と情報・通信業界では圧倒的に割安。配当利回り4.61%に加え、積極的な自己株取得(年間95億円)で株主還元に注力しています。

「モンスト」の収益力

累計利用者5,800万人超の国民的ゲーム「モンスターストライク」が安定した収益基盤を構築。営業利益率17%超の高収益ビジネスです。

多角化で成長の種を育成

「みてね」のグローバル展開、FC東京などスポーツ事業、新SNS「mixi2」など、モンスト以外の成長エンジンを着実に育てています。

サービスの実績は?

4.61%
配当利回り
FY2026予想
17.2%
営業利益率
FY2025実績
+148%
純利益成長率
FY2025実績 (YoY)
1,717
連結従業員数
2025年3月時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 120円
安全性
安定
自己資本比率 77.6%(自己資本比率79%・実質無借金経営で財務は極めて健全)
稼ぐ力
普通
ROE 9.1%
話題性
好評
ポジティブ 50%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
120
方針: 安定配当を基本とし、自己株取得と合わせた総還元性向を重視
1株配当配当性向
FY2016/314720.0%
FY2017/314720.1%
FY2018/312122.7%
FY2019/312034.3%
FY2020/311077.3%
FY2021/311052.8%
FY2022/311078.7%
FY2023/3110110.3%
FY2025/312047.0%
4期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。配当と自己株取得による還元を重視しています。

FY2021〜FY2023は1株110円の安定配当を維持し、FY2025/3に120円へ10円増配を実施しました。配当利回り4.61%は情報・通信業界ではトップクラスの高配当水準です。加えて自己株取得(FY2025は95億円)も実施しており、株主還元に積極的な姿勢がうかがえます。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
9.1%
業界平均
10.1%
営業利益率上回る
この会社
17.2%
業界平均
14.4%
自己資本比率上回る
この会社
77.6%
業界平均
60.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/31,220億円
FY2023/31,469億円
FY2024/31,469億円
FY2025/31,548億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/3192億円
FY2025/3266億円

MIXIの業績は「モンスターストライク」の収益を基盤に安定しています。FY2025/3で売上高1,548億円・営業利益266億円と過去最高水準の利益を達成しました。FY2026/3は営業利益200億円と減益予想ですが、新規事業への先行投資を反映したもので、売上高は1,550億円と横ばいを維持する見通しです。

事業ごとの売上・利益

デジタルエンターテインメント事業
1,176億円76.0%)
スポーツ事業
216億円14.0%)
ライフスタイル事業
120億円7.8%)
投資事業
36億円2.3%)
デジタルエンターテインメント事業1,176億円
利益: 280億円利益率: 23.8%

「モンスターストライク」を中心としたモバイルゲーム運営。売上構成比76%を占める最大セグメント。高い利益率が全社収益を支える。

スポーツ事業216億円
利益: -14億円利益率: -6.5%

プロスポーツチーム運営(FC東京・千葉ジェッツ等)、公営競技関連サービス。成長投資フェーズで赤字だが、売上は拡大中。

ライフスタイル事業120億円
利益: 5億円利益率: 4.2%

家族アルバム「みてね」、SNS「mixi2」等のコミュニケーションサービス。グローバル展開を加速中。

投資事業36億円
利益: 18億円利益率: 50.0%

スタートアップ投資・ファンド運営。高い利益率を実現しているが、投資先の業績により変動が大きい。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
9.1%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
7.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
17.2%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/38.8%6.9%-
FY2022/34.5%4.7%-
FY2023/34.1%2.3%-
FY2024/34.1%3.4%13.1%
FY2025/39.1%7.8%17.2%

営業利益率は13〜19%台と情報・通信業界の中でも高水準の収益性を誇ります。FY2025/3はROE 9.7%まで回復し、資本効率も改善傾向にあります。「モンスト」を中心としたデジタルコンテンツ事業の高い利益率が全体の収益性を支えています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率77.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
227億円
会社の純資産
1,813億円

自己資本比率は79〜84%台と極めて健全な財務基盤を維持しています。FY2025/3に有利子負債227億円が発生していますが、これはM&A等の成長投資に伴うもので、総資産2,255億円に対して十分にコントロールされた水準です。BPSは2,641円と着実に増加しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+275億円
営業CF
投資に使ったお金
-145億円
投資CF
借入・返済など
-104億円
財務CF
手元に残ったお金
+130億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3347億円-71.6億円-31.4億円275億円
FY2022/326.5億円-174億円-166億円-148億円
FY2023/3158億円-73.5億円-83.3億円84.0億円
FY2024/391.8億円-68.5億円-157億円23.3億円
FY2025/3275億円-145億円-104億円130億円

営業キャッシュフローはFY2025/3に275億円と力強い回復を見せました。FY2022/3の一時的な落ち込みはM&Aや自己株取得による資金流出が主因です。投資CFのマイナスは新規事業への積極投資を反映しており、FY2025/3のFCFは130億円と十分なキャッシュ創出力を示しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1モンスターストライクへの収益依存リスク(主力タイトルのユーザー減少・課金単価低下)
2スマートフォンゲーム市場の競争激化リスク
3新規事業(みてね・スポーツ等)の収益化リスク
4M&A・投資先の減損リスク(のれん・投資有価証券)
5人材の獲得・流出リスク(IT人材の競争激化)
6情報セキュリティ・個人情報漏洩リスク

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3230億円73.3億円31.8%
FY2022/3176億円73.6億円41.8%
FY2023/3183億円131億円71.7%
FY2024/3157億円85.9億円54.8%
FY2025/3265億円89.1億円33.6%

税引前利益はFY2025/3に265億円と大幅に回復しました。FY2023/3の実効税率54.8%は投資有価証券の減損等の税務上の損金不算入項目が影響しています。FY2025/3は33.6%と正常化しており、FY2026/3も35%前後で推移する見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
792万円
従業員数
1,717
平均年齢
37.4歳
平均年収従業員数前年比
当期792万円1,717-

従業員の平均年収は792万円で、IT・インターネット業界の中でも競争力のある給与水準です。平均年齢37.4歳と若い組織であり、2026年4月からは報酬・評価・働き方を一体で見直す新人事制度を導入し、人材投資をさらに強化しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主64.9%
浮動株35.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関12.2%
事業法人等0.7%
外国法人等22%
個人その他62.4%
証券会社2.8%

経営者・創業家が50%を保有するオーナー経営企業です。 金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。

笠原 健治(32,521,900株)47.99%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(6,302,000株)9.3%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,785,400株)2.63%
木村 弘毅(1,355,574株)2%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(1,263,204株)1.86%
THE BANK OF NEW YORK 133612(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(1,086,600株)1.6%
BNYM AS AGT/CLTS 10 PERCENT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(980,780株)1.45%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(840,884株)1.24%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(728,678株)1.08%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(672,200株)0.99%

筆頭株主は創業者の笠原健治氏(47.99%)で、圧倒的な持分を保有するオーナー企業です。代表取締役社長の木村弘毅氏も2%を保有し、経営陣の利害が株主と一致しています。外国法人が22%を保有しており、海外機関投資家からの評価も高いことがわかります。

会社の公式開示情報

役員報酬

3億5,100万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
デジタルエンターテインメント事業1,176億円280億円23.8%
スポーツ事業216億円-14億円-6.5%
ライフスタイル事業120億円5億円4.2%
投資事業36億円18億円50.0%

デジタルエンターテインメント事業が売上の76%・利益の大部分を占める収益構造です。「モンスト」依存からの脱却を図り、スポーツ事業(FC東京等)やライフスタイル事業(みてね)への多角化を推進しています。スポーツ事業は成長投資で赤字ですが、売上は着実に拡大しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 3名(30.0% 男性 7
30%
70%
監査報酬
6,200万円
連結子会社数
26
設備投資額
64.8億円
平均勤続年数(従業員)
5.8
臨時従業員数
355

取締役10名中、女性が3名(30.0%)を占めており、ダイバーシティに配慮した経営体制を構築しています。26社の連結子会社を統括し、平均勤続年数5.8年はIT業界としては標準的な水準です。2026年には「健康経営優良法人 ホワイト500」に初認定されました。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

MIXIのTSRは5年間で246.3%と、TOPIX(213.4%)を上回るパフォーマンスを実現しています。高い配当利回りによるインカムリターンが全体のTSRを押し上げており、特にFY2025は「モンスト」の好調と増配が寄与しました。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+146.3%
100万円 →246.3万円
146.3万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021183.6万円+83.6万円83.6%
FY2022154.4万円+54.4万円54.4%
FY2023190.7万円+90.7万円90.7%
FY2024198.4万円+98.4万円98.4%
FY2025246.3万円+146.3万円146.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残443,400株
売り残19,800株
信用倍率22.39倍
3/13時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

MIXIの株価指標は、PER 13.6倍と業界平均(26.2倍)の約半分の割安水準にあります。PBRも0.99倍と解散価値付近であり、配当利回り4.61%は業界平均(1.5%)の約3倍。高配当・低PERのバリュー株として際立つポジションにあります。信用倍率22.39倍と買い残が多い点には注意が必要です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
85
前月比 +8.5%
メディア数
32
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 350社中 48位
報道のトーン
50%
好意的
38%
中立
12%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算35%
ゲーム・エンタメ30%
M&A・新規事業20%
その他15%

最近の出来事

2026年3月紺綬褒章受章

代表の木村弘毅氏が紺綬褒章を受章。社会貢献活動が評価されました。

2026年1月3Q決算

FY2026/3 3Q累計の経常利益は前年同期比9.8%減の150億円。スポーツ事業の先行投資が影響。

2025年5月通期決算

FY2025/3通期は営業利益266億円と大幅増益。配当も120円へ増配。自己株95億円取得も実施。

(株)MIXI まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 120円
安全性
安定
自己資本比率 77.6%(自己資本比率79%・実質無借金経営で財務は極めて健全)
稼ぐ力
普通
ROE 9.1%
話題性
好評
ポジティブ 50%

「モンスト×みてね×mixi2。コミュニケーションの力で人と人をつなぐプライム企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU