2303スタンダード

(株)ドーン

Dawn Corporation

最終更新日: 2026年3月25日

ROE15.2%
BPS906.0円
自己資本比率89.5%
FY2025/3 有報データ

地図×ITで社会の安心・安全を守る。防災・防犯DXのパイオニア

GIS技術を核に、社会の安心・安全を支える次世代プラットフォームを創造する

この会社ってなに?

あなたのスマホに入っている防犯アプリ「Digi Police」を作っている会社です。110番通報時に映像を送れる「Live110」も全国の警察で導入が進んでいます。災害時にメール配信で避難情報を届ける「すぐメール」は多くの自治体で採用。消防団向けの「RED」アプリなど、あなたの暮らしの安心・安全を地図とITの力で支えています。

ドーンは1991年創業の地理情報システム(GIS)開発企業で、防災・防犯分野のクラウドサービスを主力としています。警察向け防犯アプリ「Digi Police」や映像通報サービス「Live110」「Live118」など、社会インフラを支えるサービスを展開。FY2025/3(2025年5月期)は売上高16.5億円・営業利益5.7億円と5期連続で過去最高益を更新しました。営業利益率35%前後の高収益体質、無借金経営、自己資本比率89%と財務も盤石です。

情報・通信業スタンダード市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
5月
本社
兵庫県神戸市中央区磯上通2-2-21 三宮グランドビル5F
公式
www.dawn-corp.co.jp

社長プロフィール

宮崎 正伸
代表取締役社長
技術者型経営者
地理情報技術を核に、社会の安心・安全を支えるプラットフォームを提供し続けます。防犯アプリや映像通報サービスを通じて、テクノロジーの力で人々の暮らしを守り、より安全な社会の実現に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1991
GIS開発会社として創業

地理情報システム(GIS)の開発を目的に設立。独自のGISエンジン「GeoBase」の開発に着手した。

2002
JASDAQ市場に上場

JASDAQ市場に株式を上場。初値は公開価格の2.5倍を記録し、GIS技術への期待の高さを示した。

2012
防災クラウドサービスに本格参入

東日本大震災を契機に防災・防犯分野のクラウドサービス開発を本格化。メール配信サービス「すぐメール」の自治体導入が拡大。

2016
防犯アプリ「Digi Police」リリース

警視庁公式の防犯アプリ「Digi Police」を開発・提供開始。その後全国の警察に展開し、累計ダウンロード数が急増。

2020
映像通報サービス「Live110」を全国展開

110番通報時に現場映像を送信できる「Live110」を開発。全国の警察への導入が進み、ストック型収益の柱に成長。

2025
第2次中計始動・海上保安庁にも展開

海上保安庁で「Live118」の運用を開始。第2次中期経営計画を策定し、売上高18.8億円を目標に掲げる。

注目ポイント

防災・防犯DXのパイオニア

防犯アプリ「Digi Police」、映像通報「Live110」「Live118」、消防アプリ「RED」など、社会の安心・安全を支えるサービスを多数展開。官公庁からの信頼が厚い唯一無二の企業です。

営業利益率35%の高収益体質

クラウドサービスのストック型収益モデルにより、営業利益率35%前後の高収益を実現。無借金経営・自己資本比率89%と財務も盤石で、安定した成長が期待できます。

5期連続最高益の成長企業

FY2021からFY2025まで5期連続で過去最高益を更新中。配当も5期連続増配で株主還元にも積極的。小型株ながら着実な成長を続ける隠れた優良企業です。

サービスの実績は?

26
1株当たり配当金
FY2026予想
+8.3% YoY
34.9%
営業利益率
FY2025実績
89.5%
自己資本比率
FY2025実績
0
有利子負債
完全無借金経営

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 24円
安全性
安定
自己資本比率 89.5%(有利子負債ゼロの完全無借金経営。自己資本比率89%と極めて健全な財務体質)
稼ぐ力
高い
ROE 15.2%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
24
方針: 業績に連動した安定的な配当を基本方針とし、内部留保の充実にも配慮
1株配当配当性向
FY2016/37.523.6%
FY2017/3517.7%
FY2018/3616.7%
FY2019/37.515.3%
FY2020/31015.9%
FY2021/31216.1%
FY2022/31415.8%
FY2023/31615.8%
FY2024/32016.0%
FY2025/32417.6%
8期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

配当は5期連続で増配を継続しており、FY2026/5には1株26円(予想)を計画しています。配当性向は16〜18%と低水準で、増配余力は十分です。配当利回りは1%未満と低めですが、これは株価上昇による結果であり、成長投資を優先するフェーズの企業として妥当な水準です。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
15.2%
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
34.9%
業界平均
28.5%
自己資本比率上回る
この会社
89.5%
業界平均
54.9%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/312.2億円
FY2023/313.7億円
FY2024/315.0億円
FY2025/316.5億円
営業利益
FY2022/34.0億円
FY2023/34.4億円
FY2024/35.3億円
FY2025/35.7億円

ドーンの業績は5期連続で売上高・営業利益ともに過去最高を更新しています。防災・防犯クラウドサービスのストック型収益が安定的に拡大し、FY2025/5は売上高16.5億円・営業利益5.7億円を達成。FY2026/5は売上高17億円・営業利益6.1億円を予想し、6期連続の最高益更新が見込まれています

事業ごとの売上・利益

GISソリューション事業
3.5億円21.1%)
クラウドサービス事業
13.1億円78.9%)
GISソリューション事業3.5億円
利益: 0.8億円利益率: 22.9%

地理情報システム(GIS)エンジン「GeoBase」の開発・販売およびカスタマイズ開発。電力会社やインフラ企業向けの設備管理システム等の受託開発を含む。

クラウドサービス事業13.1億円
利益: 4.9億円利益率: 37.4%

防犯アプリ「Digi Police」、映像通報「Live110」「Live118」、メール配信「すぐメール」、消防アプリ「RED」等のクラウドサービス。ストック型収益モデルで高収益。売上構成比約80%を占める主力事業。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
15.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
13.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
34.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/38.7%7.7%14.3%
FY2017/37.2%6.4%15.9%
FY2018/38.6%7.5%19.4%
FY2019/310.6%9.5%22.4%
FY2020/312.0%10.6%27.6%
FY2021/312.6%11.3%30.3%
FY2022/313.2%12.0%32.7%
FY2023/314.4%12.9%32.4%
FY2024/315.6%13.8%35.5%
FY2025/315.2%13.6%34.9%

営業利益率は30〜35%と情報通信業界の中でもトップクラスの高収益体質を誇ります。GIS技術を活かしたクラウドサービスはストック型の収益モデルであり、スケールメリットが効きやすい構造です。ROEも12〜16%で推移しており、無借金経営ながら高い資本効率を実現しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率89.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
27.5億円

総資産はFY2021/5の21億円からFY2025/5には31億円へ着実に拡大しています。有利子負債ゼロの完全無借金経営で、自己資本比率は一貫して88〜90%台と極めて高い水準を維持。BPS(1株純資産)も588円から906円へ増加しており、内部留保を着実に蓄積しています。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+3.0億円
営業CF
投資に使ったお金
-3.4億円
投資CF
借入・返済など
-1.6億円
財務CF
手元に残ったお金
-3,400万円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/31.7億円-1.7億円-400万円100万円
FY2017/34,100万円6,200万円-1,100万円1.0億円
FY2018/31.8億円-1.1億円-1,500万円6,900万円
FY2019/31.1億円-4,900万円-1,900万円6,500万円
FY2020/32.9億円-1.2億円-2,300万円1.7億円
FY2021/32.3億円-1.1億円-3,100万円1.2億円
FY2022/32.6億円-1.0億円-3,800万円1.6億円
FY2023/33.6億円-5,800万円-2.4億円3.1億円
FY2024/34.1億円-1.3億円-1.5億円2.9億円
FY2025/33.0億円-3.4億円-1.6億円-3,400万円

営業キャッシュフローは毎期安定してプラスを確保しており、本業からの現金創出力は高水準です。FY2025/5は投資CFが-3.4億円と増加していますが、これは成長に向けたソフトウェア開発投資の拡大によるものです。財務CFのマイナスは配当支払いや自己株取得を反映しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1官公庁向け売上依存リスク(警察・自治体の予算に左右される)
2競合他社によるGIS・防災サービス市場への参入リスク
3技術革新のスピードに対する開発投資の遅延リスク
4少数の大型案件への依存リスク(受注タイミングの変動)
5情報セキュリティリスク(官公庁データの取り扱い)
6人材確保・育成リスク(GIS専門人材の確保)

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/31.1億円1,400万円12.2%
FY2017/31.3億円4,200万円32.1%
FY2018/31.7億円5,200万円31.3%
FY2019/32.0億円4,900万円23.9%
FY2020/32.9億円9,400万円32.0%
FY2021/33.4億円1.1億円30.9%
FY2022/34.0億円1.2億円30.0%
FY2023/34.5億円1.3億円28.8%
FY2024/35.5億円1.6億円29.1%
FY2025/35.8億円1.7億円28.4%

税引前利益はFY2021/5の3.4億円からFY2025/5には5.8億円へと着実に拡大しています。実効税率は28〜31%で安定しており、法人税等の負担は標準的な水準です。FY2026/5は税引前利益6.1億円を予想しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
550万円
従業員数
65
平均年齢
38歳
平均年収従業員数前年比
FY2025/5550万円65-

従業員数約65名の少数精鋭企業であり、1人当たりの生産性が非常に高い点が特徴です。GIS技術を核としたソフトウェア開発・クラウドサービス提供に特化しており、少人数で高い営業利益率を実現しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主55%
浮動株45%
所有者別内訳(有価証券報告書)
事業法人等24%
外国法人等2%
個人その他66.3%

創業者である宮崎社長が筆頭株主として7.54%を保有し、経営の安定性を確保。光通信グループが9%超を保有しており、安定株主として機能しています。

宮崎正伸(代表取締役社長)(225,800株)7.54%
株式会社ディキャピタル(219,800株)7.22%
近藤浩代(212,000株)6.98%
光通信KK投資事業有限責任組合(274,000株)9.04%
自社(自己株口)(253,400株)7.68%

創業者の宮崎正伸社長が筆頭株主(7.54%)であり、経営者自らが大株主として長期的な企業価値向上にコミットしています。光通信グループが9%超を保有しているほか、ディキャピタル(7.22%)など投資会社も上位に名を連ねます。自己株式も7.68%保有しており、株主還元や資本政策の柔軟性を確保しています。

会社の公式開示情報

役員報酬

約6,000万円
取締役6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
GISソリューション事業3.5億円0.8億円22.9%
クラウドサービス事業13.1億円4.9億円37.4%

クラウドサービス事業が売上の約80%を占める主力セグメントで、営業利益率37%超の高収益を実現しています。防犯アプリ「Digi Police」や映像通報サービスは全国の警察で導入が進んでおり、ストック型の安定収益基盤を構築。GISソリューション事業はカスタマイズ開発を中心に堅調に推移しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 6名)
女性 0名(0% 男性 6
100%
連結子会社数
0
設備投資額
3.4億円

取締役6名のうち社外取締役が3名(50%)を占め、監査等委員会設置会社として適切なガバナンス体制を構築しています。連結子会社はなく単体経営でシンプルな組織構造です。代表取締役の宮崎社長は創業者であり、創業以来一貫して経営をリードしています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
5期連続で過去最高益を更新し、業績予想も上振れ傾向が続く。第2次中計の目標達成に向け順調に進捗。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第2次中期経営計画(FY2026〜FY2028)
FY2026/5〜FY2028/5
売上高: 目標 18.8億円 順調 (17.0億円 (FY2026予))
90.4%
営業利益: 目標 6.7億円 順調 (6.1億円 (FY2026予))
91%
営業利益率: 目標 35%以上 順調 (34.9% (FY2025))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202516億円17億円+4.2%
FY202415億円15億円+2.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ドーンは第2次中期経営計画でFY2028/5に売上高18.8億円・営業利益6.7億円を最終目標に掲げています。初年度のFY2026/5は売上高17億円・営業利益6.1億円を予想しており、計画に対し順調なスタート。過去の業績予想は上振れ傾向が強く、目標達成の蓋然性は高いと評価できます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

ドーンのTSRは5年間で140%と株価は着実に上昇していますが、TOPIX(213%)には届かないパフォーマンスです。ただし、2024年後半からの株価上昇が顕著で、防災DX需要の高まりや光通信の買い増しなど注目材料も多く、今後の株価見直しの可能性に期待がかかります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+40.0%
100万円 →140.0万円
40.0万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021100.0万円+0.0万円0.0%
FY202298.0万円-2.0万円-2.0%
FY202395.0万円-5.0万円-5.0%
FY2024105.0万円+5.0万円5.0%
FY2025140.0万円+40.0万円40.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残37,900株
売り残0株
信用倍率-
3/13時点
今後の予定
2026年5月期 本決算発表2026年7月上旬(予定)
定時株主総会2026年8月下旬(予定)

ドーンのPER 19.6倍は情報通信セクター平均(約25倍)を下回っており、高い利益率と成長性を考慮すると割安感があります。PBR 3.10倍は無借金経営で高ROEを維持していることの裏返しです。配当利回りは低めですが、これは成長投資を優先する方針によるものです。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
35
前月比 +8.5%
メディア数
15
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 25%
情報・通信業 小型株カテゴリ 上位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算35%
防災・防犯サービス30%
株主・資本政策20%
その他15%

最近の出来事

2026年3月光通信買い増し

光通信がドーン株を1.05%買い増しし、保有比率が9.04%に上昇。大株主の買い増しは好材料。

2026年1月Live118運用開始

海上保安庁で映像通報サービス「Live118」の運用を開始。Live110に続き官公庁への展開が加速。

2025年7月第2次中計策定

第2次中期経営計画を策定。FY2028/5に売上高18.8億円・営業利益6.7億円を目標に掲げる。

(株)ドーン まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 24円
安全性
安定
自己資本比率 89.5%(有利子負債ゼロの完全無借金経営。自己資本比率89%と極めて健全な財務体質)
稼ぐ力
高い
ROE 15.2%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「防災・防犯GISのパイオニア。地図×クラウドで社会の安心・安全を守るスタンダード企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU