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品川リフラ5351

SHINAGAWA REFRA CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 90円
安全性
普通
自己資本比率 45.3%
稼ぐ力
高い
ROE 31.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンや自動車、住んでいるマンション。これらを作るために欠かせない鉄やガラスは、1500度を超える超高温の炉で溶かして作られます。品川リフラは、その猛烈な熱から炉を守る『耐火物』という特殊なセラミックスを作っている会社です。普段私たちが目にする様々な製品は、同社の技術がなければ生まれてこないかもしれません。まさに、現代社会のモノづくりを根底から支える縁の下の力持ちなのです。

総合耐火物メーカー大手として、鉄鋼業界向けを基盤に安定した収益を誇ります。直近の2025期決算では売上高1440.7億円、営業利益132.78億円を記録。現在は2027年3月期に売上高1,800億円、海外売上高比率45%達成を目指す『第6次中期経営計画』を推進中です。ブラジル企業の買収やファインセラミックス新工場の稼働など、M&Aと高機能材への投資でグローバルな成長を目指しています。

ガラス・土石製品プライム市場

会社概要

業種
ガラス・土石製品
決算期
3月
本社
東京都千代田区丸の内1丁目7番12号

サービスの実績は?

-0.1%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
-4.4%
営業利益成長率 (YoY)
2025期実績
90
1株当たり配当金
2025期実績
3,860万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績 (従業員3,732人)
29.8%
海外売上高比率
2024期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
31.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
13.9%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
6.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期3.0%1.9%-
2022/03期7.9%4.6%-
2023/03期12.3%6.3%-
2024/03期19.3%10.2%9.6%
2025/03期10.8%5.6%9.2%
3Q FY2026/331.7%(累計)13.9%(累計)6.9%

収益性に関しては、製造プロセスの効率化や高機能材への注力により営業利益率は概ね9%前後で推移しており、2024/03期には売上高営業利益率9.6%を記録するなど着実に収益基盤が強化されています。ROEは一時期17%を超えるなど資本効率の大幅な改善が見られましたが、積極的な投資や負債活用に伴う変動もあり、今後は持続的な高収益体制の維持が焦点となります。ROAも概ね5%から10%の間で推移しており、資産効率の向上傾向が確認できます。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,000億円21.1億円45.3円-
2022/03期1,108億円53.1億円113.6円+10.8%
2023/03期1,250億円83.1億円177.6円+12.8%
2024/03期1,442億円139億円153億円328.5円+15.4%
2025/03期1,441億円133億円97.8億円214.5円-0.1%

当社の売上高は、国内外の鉄鋼業界向けの耐火物需要が堅調に推移したことや、M&Aによる事業拡大が寄与し、2024/03期には1,442億円に達するなど右肩上がりで成長しています。2025/03期は横ばい圏となりましたが、2026/03期予想では海外展開の加速により1,740億円を目指す計画です。利益面では一時的な純利益の急増もありましたが、今後は構造改革による収益性向上で安定的な成長を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上1300億円(通期予想比75%)、営業利益90億円(同66%)、純利益300億円(同375%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

ガラス・土石製品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
31.7%(累計)
業界平均
6.4%
営業利益率下回る
この会社
6.9%
業界平均
9.6%
自己資本比率下回る
この会社
45.3%
業界平均
54.1%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億2,600万円
取締役6名の合計

事業の柱は耐火物、断熱材、ファインセラミックスの製造販売および築炉工事で構成されています。国内外でのM&Aを推進しており、中国のリスクや為替変動などが主な経営上のリスク要因として開示されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
旧中計は目標を上回って達成。現行計画もM&A効果で売上は順調だが、利益率改善が課題。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第6次中期経営計画
2025期〜2027期
売上高: 目標 1,800億円 順調 (1,440.7億円)
80%
ROS (売上高営業利益率): 目標 11% 順調 (9.18%)
83.5%
海外売上高比率: 目標 45% やや遅れ (29.8%)
66.2%
連結配当性向: 目標 40% 順調 (42.0%)
105%
(旧)中期経営計画
2022期〜2024期
売上高: 目標 1,400億円 達成 (1,441.8億円)
103%
営業利益: 目標 120億円 達成 (138.87億円)
115.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,430億円1,441億円+0.7%
2024期1,400億円1,442億円+3.0%
2023期1,230億円1,250億円+1.6%
2022期1,080億円1,108億円+2.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期145億円133億円-8.4%
2024期120億円139億円+15.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

旧中期経営計画(2022期-2024)は売上・利益ともに目標を上回って着地し、高い計画達成力を示しました。現在は2027年3月期に売上高1,800億円、海外売上高比率45%を掲げる「第6次中期経営計画」が進行中です。業績予想の精度も高く、特に売上高は期初予想を上回る傾向にあります。M&Aによる事業規模拡大が寄与しており、計画達成への期待は高いものの、利益率目標の達成にはM&A後のシナジー創出が鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・業績35%
経営戦略・社名変更25%
海外M&A・提携20%
設備投資・新製品20%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, フィスコ
業界内ランキング
上位 12%
ガラス・土石製品業 220社中 26位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年6月社名変更

創業150周年を機に、品川リフラクトリーズから「品川リフラ」へ社名を変更し、ブランドイメージを刷新。

2025年9月新工場竣工

岡山県瀬戸内市にファインセラミックスの生産拠点となる新工場が竣工し、供給体制を強化。

2026年2月業績減速

第3四半期決算にて営業利益が前年同期比10.0%減となり、市場の注目を集めた。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率45.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
450億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,274億円
会社の純資産

財務健全性については、2024/03期以降の積極的なM&Aや設備投資に伴い有利子負債が増加し、自己資本比率は2025/03期時点で45.6%まで低下しましたが、強固な事業基盤を背景に一定の安全性を維持しています。総資産は2025/03期に1,952億円まで拡大し、事業規模の拡大を裏付けています。今後はこれらの投資効果を早期に回収し、借入金の削減を含めたバランスシートの適正化が期待されます。 【3Q 2026/03期】総資産2375億円、純資産1274億円、自己資本比率45.3%、有利子負債450億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+131億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-298億円
投資に使ったお金
Financing CF
+220億円
借入・返済など
Free CF
-167億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期93.3億円40.1億円24.1億円53.2億円
2022/03期94.9億円51.7億円33.5億円43.3億円
2023/03期103億円160億円68.4億円56.7億円
2024/03期118億円25.8億円115億円143億円
2025/03期131億円298億円220億円167億円

営業キャッシュフローは本業の安定した収益力を背景に年々増加しており、年間130億円規模を創出する安定的な稼ぐ力を有しています。投資活動ではブラジルのエンジニアリング企業買収や国内の新工場建設など、戦略的な成長投資に資金を投じているため、一時的にフリーキャッシュフローがマイナスとなる期も見られます。財務活動によるキャッシュフローはこれらの大規模投資を支えるための資金調達を反映しており、成長に向けた積極的な投資フェーズにあると言えます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
1億100万円
連結子会社数
37
設備投資額
64.8億円
平均勤続年数(従業員)
17.7

女性役員比率は20.0%と一定水準を確保しており、多様性の推進に注力しています。指名・報酬委員会を設置することで取締役会の透明性を担保しており、連結子会社37社を擁する大企業として、強固な監査・ガバナンス体制を維持しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主65%
浮動株35%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関22.5%
事業法人等42.5%
外国法人等9.4%
個人その他25%
証券会社0.5%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はJFEスチール・神戸製鋼所。

JFEスチール株式会社(15,905,000株)34.88%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(3,150,000株)6.91%
株式会社神戸製鋼所(1,762,000株)3.86%
三井住友信託銀行株式会社(1,225,000株)2.69%
株式会社日本カストディ銀行(1,033,000株)2.27%
富国生命保険相互会社(1,000,000株)2.19%
岡山エスエス会(950,000株)2.08%
株式会社みずほ銀行(852,000株)1.87%
品川リフラクトリーズ社員持株会(759,000株)1.67%
日本生命保険相互会社(706,000株)1.55%

大株主にはJFEスチール株式会社が34.88%の株式を保有しており、鉄鋼業界との強固な資本関係がうかがえます。上位株主には信託銀行や大手銀行が名を連ねており、機関投資家による保有比率が高い一方で、創業家や特定の個人による支配色は薄い安定した株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります
2なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
31.重要なリスク (1)特定の業界への依存 当社グループは、販売高の多くを鉄鋼業界に依存しており、当該鉄鋼業界の操業度や設備投資の動向により、主力製品である耐火物や築炉工事の販売高が左右され大きな影響を受けます
4また耐火物の使用に関して、鉄鋼トン当たりの耐火物使用原単位は年々低下しており、鉄鋼業界の操業度や設備投資が増加しない限り、耐火物の国内需要は減少する可能性があります
5今後はカーボンニュートラルに向けた鉄鋼業界の取組みが加速され、製鉄プロセス変更による耐火物使用原単位が変動することも見込まれます

社員の給料はどのくらい?

平均年収
689万円
従業員数
3,732
平均年齢
44.4歳
平均年収従業員数前年比
当期689万円3,732-

従業員の平均年収は689万円となっており、日本の製造業における標準的な水準を維持しています。鉄鋼・耐火物業界の堅調な需要を背景に、安定した収益基盤から給与が還元されており、中長期的な雇用環境の安定性がうかがえます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、2022期以降、継続してTOPIXを大幅に上回るパフォーマンスを記録しています。特に2024期には472.9%という極めて高い数値を達成しており、これはTOPIX(216.8%)の2倍以上です。この背景には、好調な業績を反映した増配の継続と、M&Aによる成長戦略が評価されたことによる株価上昇が大きく寄与しています。株主還元と企業成長の両面で株主価値を創出できていることを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
90
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/03期620.2%
2017/03期718.3%
2019/03期13520.2%
2020/03期13021.9%
2021/03期11048.6%
2022/03期19033.5%
2023/03期4022.5%
2025/03期9042.0%
1期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

当社は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、連結配当性向40%を目標とする安定的な配当実施を基本方針としています。過去には業績の拡大に伴い配当額を増額させるなど積極的な還元を行ってきました。第6次中期経営計画においても配当性向40%を掲げており、今後も業績成長に応じた安定的かつ持続的な配当が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 440.6万円 になりました (340.6万円)
+340.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期135.2万円35.2万円35.2%
2022期184.9万円84.9万円84.9%
2023期228.9万円128.9万円128.9%
2024期472.9万円372.9万円372.9%
2025期440.6万円340.6万円340.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残109,000株
売り残4,200株
信用倍率25.95倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
第192回定時株主総会2026年6月下旬

信用倍率は25.95倍と高く、信用買い残が積み上がっている状況は、短期的な株価の重しとなる可能性があります。一方、業界平均と比較すると、PERは割安、PBRは標準的であるのに対し、配当利回りは4.19%と魅力的な水準です。株価指標面での割安感と高い配当利回りが、投資家からの買い需要を下支えしていると考えられます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期82.2億円61.1億円74.3%
2022/03期107億円54.1億円50.5%
2023/03期115億円31.5億円27.5%
2024/03期149億円0円0.0%
2025/03期137億円38.8億円28.4%

法人税等の支払いは税引前利益の増減に伴い変動しており、2024/03期は特殊要因等により実効税率が0%となる局面がありました。通常の事業年度においては28%から30%程度の水準で推移しており、適正な納税が行われています。2026/03期予想では実効税率が40.7%と高めに見積もられており、これは税務上の調整や繰延税金資産の取り扱いなどを反映した保守的な見通しと考えられます。

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品川リフラ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 90円
安全性
普通
自己資本比率 45.3%
稼ぐ力
高い
ROE 31.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「創業150年の老舗耐火物メーカーが、M&Aと新素材を武器に世界市場へ再挑戦」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU