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日本ヒューム5262

Nippon Hume Corporation

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 38円
安全性
安定
自己資本比率 68.7%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うトイレやキッチン、お風呂の水。それが安全に処理場まで運ばれる裏側では、この日本ヒュームが作る「ヒューム管」というコンクリート製の土管が、巨大なネットワークを形成して活躍しています。また、大きなビルやマンションが建てられる際の基礎工事でも、同社のコンクリート杭が建物を力強く支えています。普段は目にすることのない、まさに社会の足元を支える「縁の下の力持ち」のような会社です。

下水道向けコンクリート製品で国内首位を誇るインフラ企業。2025年3月期は売上高370.6億円、営業利益20.22億円と増収増益を達成し、好調を維持しています。安定した公共事業を基盤としつつ、近年はドローン点検技術を持つ企業との提携や積極的なM&Aを通じて、事業領域の拡大と技術革新を加速させています。安定収益と成長戦略の両輪で、中期経営計画の前倒し達成も視野に入れています。

ガラス・土石製品プライム市場

会社概要

業種
ガラス・土石製品
決算期
3月
本社
東京都港区新橋5丁目33番11号

サービスの実績は?

20.22億円
営業利益
2025年3月期実績
+46.4% YoY
38
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+13円 YoY
3
直近3年の主要M&A・提携件数
2024-2026年
成長加速
29.3%
配当性向
2025年3月期実績
2事業
主要事業セグメント
基礎事業・下水道関連事業
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.9%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.7%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
6.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期5.9%4.2%-
2022/03期5.9%4.2%-
2023/03期4.4%3.1%-
2024/03期4.8%3.3%4.1%
2025/03期7.2%5.1%5.5%
3Q FY2026/36.9%(累計)4.7%(累計)6.8%

収益性指標は、2023/03期の停滞を経て2025/03期にはROEが7.1%、営業利益率が5.5%まで改善するなど回復傾向にあります。これは事業の選択と集中や高付加価値製品への注力が功を奏した結果と言えます。今後も資本効率を意識した経営により、更なる収益性向上を目指す姿勢が明確です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期304億円21.3億円87.2円-
2022/03期295億円21.4億円88.0円-3.1%
2023/03期319億円16.4億円68.1円+8.1%
2024/03期337億円13.8億円19.1億円79.9円+5.8%
2025/03期371億円20.2億円30.5億円129.9円+9.9%

当社の売上高はインフラ投資の追い風を受け、2025/03期には約371億円へと順調に拡大しています。利益面でも基礎事業と下水道関連事業が寄与し、2025/03期の純利益は約30億円と大幅な増益を達成しました。2026/03期もさらなる増収増益を見込んでおり、強固な事業基盤が成長を支えています。 【3Q 2026/03期実績】売上276億円(通期予想比69%)、営業利益19億円(同85%)、純利益27億円(同121%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

ガラス・土石製品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.9%(累計)
業界平均
6.6%
営業利益率下回る
この会社
6.8%
業界平均
9.8%
自己資本比率上回る
この会社
68.7%
業界平均
52.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億8,287万円
取締役5名の合計

同社は基礎事業と下水道関連事業を二本の柱として展開しており、直近ではM&Aや資本業務提携による技術強化と事業領域の拡大を図っています。主要なリスクとしては、原材料価格の変動や公共工事の予算動向に依存する点が挙げられ、経営資源の効率化が継続的な課題です。

会社の計画は順調?

A
総合評価
直近の業績は計画を上回るペースで推移しており、前倒し達成の可能性も示唆。予想精度も高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「23-27 計画R」
2023期〜2027期
売上高: 目標 400億円 順調 (370.6億円)
92.65%
営業利益: 目標 22億円 順調 (20.22億円)
91.9%
ROE: 目標 5%以上 順調 (8.0%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期370億円370億円371億円+0.17%
2024期323億円337億円+4.4%
2023期320億円319億円-0.4%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期17億円19億円20億円+18.9%
2024期13億円14億円+6.2%
2023期16億円12億円-22.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「23-27 計画R」では、2028年3月期に売上高400億円、営業利益22億円を目標に掲げています。直近2025期の実績は売上高370.6億円、営業利益20.22億円と、最終目標に対してそれぞれ進捗率90%超と極めて順調です。過去には未達の期もありましたが、近年は業績予想の精度が向上しており、特に直近2期は期初予想を上回る着地を見せており、計画達成に向けた実行力が高まっていると評価できます。

最新ニュース

ネガティブ
日本ヒューム、公募による自己株処分での希薄化をマイナス視
2/26 · 株探
中立
第3四半期連結経常利益は前年同期比3.2%減の30.1億円
2/06 · 松井証券
ポジティブ
日本ヒューム、鋼商の株式を取得し連結子会社化
1/05 · 日本経済新聞
ポジティブ
国内最高強度の超高強度コンクリートパイルを開発
10/20 · PR TIMES
中立
自己株式の取得状況に関するお知らせ
06/10 · 日本ヒューム IR

どんな話題が多い?

決算・財務35%
資本政策30%
技術開発20%
経営戦略15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
14
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 30%
ガラス・土石製品業界 120社中 36位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年10月新製品開発

業界最高強度となるコンクリート強度200N/mm2級の超高強度コンクリートパイルを開発。

2026年01月子会社化

株式会社鋼商の株式を取得し、連結子会社化することでインフラ資材の供給力を強化。

2026年02月資金調達

公募増資の実施に伴う株式の希薄化懸念により、需給面での売りが先行。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率68.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
8.3億円
借金(有利子負債)
Net Assets
460億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は2025/03期時点で74.4%という高水準を維持しています。有利子負債は一部存在するものの、潤沢な資産背景により財務の安定性は盤石です。無駄な借り入れを抑えつつ、適切な資本配分を行うことで強固なバランスシートを構築しています。 【3Q 2026/03期】総資産583億円、純資産460億円、自己資本比率68.7%、有利子負債8.3億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+9.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+3,700万円
投資に使ったお金
Financing CF
-25.4億円
借入・返済など
Free CF
+9.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期36.0億円11.6億円4.7億円24.4億円
2022/03期9.7億円5.6億円8.2億円15.3億円
2023/03期6.5億円7.6億円5.2億円1.1億円
2024/03期27.7億円1.2億円7.9億円26.5億円
2025/03期9.0億円3,700万円25.4億円9.3億円

営業キャッシュフローは概ね安定した水準を確保しており、インフラ関連事業特有の継続的な現金創出能力を示しています。2025/03期には財務キャッシュフローが大きくマイナスとなっていますが、これは株主還元や債務の返済に充てられた結果です。投資CFも適切な範囲に制御されており、フリーキャッシュフローを安定的に生み出せる体制が整っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
3,850万円
連結子会社数
9
設備投資額
15.9億円
平均勤続年数(従業員)
17

女性役員比率は8.3%と依然として低く、取締役会における多様性の確保が今後の重要な経営課題です。監査体制については4名の監査役による監視機能を備えており、9社の連結子会社を統括する中で、ガバナンス強化と適正なリスク管理が求められています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主52.9%
浮動株47.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関26.7%
事業法人等26.2%
外国法人等8.1%
個人その他35.4%
証券会社3.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はTHE HONGKONG AND SHANGHAI BANKINGCORPORATION LTD-SINGARORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION CLIENT A/C 8221-623793(常任代理人 香港上海銀行)・旭コンクリート工業・みずほ銀行。

みずほ信託銀行株式会社退職給付信託太平洋セメント口(2,400,000株)9.65%
THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKINGCORPORATION LTD-SINGARORE BRANCH PRIVATE BANKING DIVISION CLIENT A/C 8221-623793(常任代理人 香港上海銀行)(1,901,900株)7.64%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,648,100株)6.62%
旭コンクリート工業株式会社(1,468,400株)5.9%
株式会社みずほ銀行(1,025,800株)4.12%
太平洋セメント株式会社(1,020,300株)4.1%
株式会社NJS(1,009,500株)4.06%
株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(846,700株)3.4%
丸全昭和運輸株式会社(744,900株)2.99%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(680,200株)2.73%

同社は大株主に太平洋セメント系列や旭コンクリート工業、株式会社NJSなどの事業会社が名を連ねており、安定した資本提携関係が構築されています。また、信託銀行名義の口数が多く、機関投資家による保有も進んでいる一方で、浮動株比率には一定の制限がある構造です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1市場環境の変化による影響当社グループを取り巻く経営環境は一層厳しさを増しております
2法令・制度等の変更当社グループは、事業の運営等に際し、建設業法等の関係法令等による規制を受けております
3海外での事業活動について当社グループの海外関係会社は、事業活動を主にアジアの新興国で展開しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
662万円
従業員数
549
平均年齢
44.09歳
平均年収従業員数前年比
当期662万円549-

平均年収662万円という水準は、窯業・土石製品業界の平均と比較して標準的からやや高い水準であり、インフラ需要を背景とした底堅い業績が給与に反映されています。長年の安定した事業基盤により、従業員の平均勤続年数も17年と比較的長く、安定した雇用環境が整っています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

2025年3月期における当社のTSR(株主総利回り)は341.3%と、TOPIXの213.4%を大幅にアウトパフォームしました。これは、好調な業績を背景とした大幅な増配と、それに伴う株価上昇が複合的に作用した結果です。過去4年間はTOPIXに劣後する期間もありましたが、直近の力強い成長と株主還元強化策が、株主価値の向上に大きく貢献していることを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
38
方針: 累進配当
1株配当配当性向
2016/03期1622.9%
2017/03期1629.3%
2018/03期1725.7%
2019/03期1821.7%
2020/03期1922.1%
2021/03期2528.7%
2022/03期2022.7%
2023/03期2130.8%
2024/03期2531.3%
2025/03期3829.2%
3期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

当社は株主還元を重視し、安定的な配当の継続と増配を目指す累進配当的な方針を掲げています。業績連動に加え、株主優待制度の拡充により総合的な利回り向上を図っています。配当性向も適切な範囲に収まっており、財務バランスを考慮した持続可能な還元策を推進しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 341.3万円 になりました (241.3万円)
+241.3%
年度末時点評価額損益TSR
2021期126.6万円26.6万円26.6%
2022期117.9万円17.9万円17.9%
2023期130.8万円30.8万円30.8%
2024期151.9万円51.9万円51.9%
2025期341.3万円241.3万円241.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,857,200株
売り残1,242,500株
信用倍率1.49倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
第142回定時株主総会2026年6月下旬(予定)

信用倍率は1.49倍と均衡しており、特定の方向への過熱感は限定的です。ただし、自己株処分による公募増資が行われた経緯もあり、需給バランスには注意が必要です。業界平均と比較するとPER・PBRはやや割高ですが、配当利回りは3.24%と業界平均を大きく上回っており、株主還元への意識の高さがうかがえます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期27.1億円5.8億円21.5%
2022/03期25.3億円3.9億円15.5%
2023/03期21.0億円4.6億円21.9%
2024/03期23.9億円4.8億円20.1%
2025/03期30.5億円400万円0.1%

法人税等の支払いは年度により変動がありますが、実効税率は概ね法定水準以下で推移しています。2025/03期の税負担が極めて低いのは、繰延税金資産の取り崩しや過去の税務上の調整などが影響した可能性があります。業績の拡大に応じて適正な納税が行われており、会計上の利益と税務上の利益の乖離については適宜注視が必要です。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

日本ヒューム まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 38円
安全性
安定
自己資本比率 68.7%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「『見えないインフラ』のガリバーが、M&Aとドローン技術で地上にも手を伸ばす創業100年の老舗企業」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU