リソルホールディングス
RESOL HOLDINGS Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月28日
あなたの「オフ」を笑顔にする、総合リゾート運営企業
ホテルやリゾート運営を通じて、人々の『オフ』の時間をより豊かで笑顔あふれるものにすることを目指します。
この会社ってなに?
あなたが週末にゴルフを楽しんだり、家族旅行でリゾートホテルに宿泊したりするとき、その施設はリソルグループが運営しているかもしれません。同社は「ホテルリソル」ブランドのホテルや全国各地のゴルフ場を運営しています。また、あなたの会社の福利厚生サービスとして提供されている割引クーポンや宿泊補助、もしかしたらそれはリソルの「ライフサポート倶楽部」というサービスかもしれません。このように、リソルは私たちの余暇やオフタイムを豊かにするサービスを身近なところで提供している会社なのです。
リソルホールディングスは、ホテルやゴルフ場の運営を主力とする三井不動産グループの企業です。FY2025は売上高284.0億円、営業利益26.81億円と大幅な増収増益を達成しました。コロナ禍からの回復と旺盛なインバウンド需要を追い風にホテル事業が牽引し、M&Aで取得したゴルフ場の収益貢献も進んでいます。来期は売上高300.0億円、営業利益30.00億円と更なる成長を見込んでおり、株主優待の魅力も個人投資家から注目されています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビルディング 12F
- 公式
- www.resol.jp
社長プロフィール
コロナ禍からの回復と旺盛なインバウンド需要を追い風に、新たな価値創造とリソルブランドの強化を通じて事業拡大を目指します。ホテルやゴルフ事業を中心に収益力向上を図り、株主の皆様のご期待に応えてまいります。
この会社のストーリー
リソルホールディングスの前身である日本建業株式会社が設立され、長い歴史の第一歩を踏み出しました。
ミサワリゾート株式会社に商号を変更し、リゾート事業を本格的に開始。後の事業の礎を築きました。
リゾートソリューション株式会社(リソル)へ商号を変更し、福利厚生事業やホテル・ゴルフ場の運営再生ビジネスを強化しました。
持株会社体制へ移行し、リソルホールディングス株式会社に商号を変更。グループ経営体制を強化し、さらなる成長を目指します。
新型コロナウイルスの影響でリゾート業界全体が大きな打撃を受ける中、事業の効率化や新たなニーズの開拓に努めました。
アフターコロナの需要回復とインバウンド客の増加を捉え、業績はV字回復。M&Aによりゴルフ場運営事業を積極的に拡大し、過去最高益を更新しました。
グループ初となる海外ゴルフ事業への進出を発表。国内外でリソルブランドを強化し、持続的な成長を目指す新たなステージへ。
注目ポイント
アフターコロナの旅行需要を的確に捉え、2024年3月期には営業利益が前期比5倍以上を達成。続く2025年3月期も最高益を更新し、力強い成長を示しています。
保有株数に応じて、自社グループのホテルやゴルフ場などで利用できる商品券(年間最大40,000円分)がもらえます。個人投資家にとって嬉しい特典です。
ゴルフ場の買収を積極的に行い、安定収益基盤を強化しています。三井不動産との強固な関係を活かし、今後も事業規模の拡大が期待されます。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 5円 | 27.4% |
| FY2017/3 | 5円 | 21.1% |
| FY2018/3 | 70円 | 27.5% |
| FY2019/3 | 70円 | 27.3% |
| FY2020/3 | 50円 | 260.3% |
| FY2021/3 | 50円 | 89.4% |
| FY2022/3 | 50円 | 58.6% |
| FY2023/3 | 50円 | 38.4% |
| FY2024/3 | 80円 | 31.5% |
| FY2025/3 | 100円 | 28.5% |
| 権利確定月 | 3月 |
配当方針として安定的な利益還元を重視しており、業績の成長に合わせて着実な増配を実施しています。配当性向は適切な水準でコントロールされており、収益力を背景とした株主還元の余地は十分に確保されています。株主優待制度もあわせて充実させており、トータルでのインカムゲインを重視する姿勢が明確です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の業績は、インバウンド需要の回復とホテル運営事業の好調により右肩上がりの成長を遂げています。2025年3月期には売上高が約284億円、純利益が約19.5億円に達し、2026年3月期も増収増益の継続を予測しています。ホテル・ゴルフ場の運営という中核事業が収益の柱となり、安定した拡大基調を維持しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 21.5% | 0.8% | - |
| FY2022/3 | 13.6% | 1.2% | - |
| FY2023/3 | 5.1% | 1.7% | - |
| FY2024/3 | 0.9% | 3.3% | 8.3% |
| FY2025/3 | 1.6% | 4.5% | 9.4% |
ROE(自己資本利益率)は2021年3月期の2.3%から2025年3月期の12.1%まで大きく改善しており、資本効率の著しい向上が示されています。営業利益率も同様に5.4%から9.4%へと上昇しており、売上規模の拡大に伴う利益体質の強化が鮮明です。経営効率化と高付加価値化への取り組みが、収益性の高いビジネスモデルへの転換に寄与しています。
財務は安全?
2024年3月期以降、有利子負債が約300億円規模で計上されていますが、自己資本比率も37.2%まで回復しており、財務の健全性を維持しつつ成長投資を行っています。純資産は過去5年間で約134億円から161億円へ着実に積み上がりました。資産の大半をリゾート施設などの現物資産が占める構成となっており、今後の運営強化に向けた基盤が整っています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 60.9億円 | -25.4億円 | -21.2億円 | 35.5億円 |
| FY2022/3 | 22.9億円 | -17.1億円 | -14.4億円 | 5.8億円 |
| FY2023/3 | 14.2億円 | 12.6億円 | -9.1億円 | 26.8億円 |
| FY2024/3 | 36.1億円 | -12.8億円 | -39.6億円 | 23.3億円 |
| FY2025/3 | 41.4億円 | -20.1億円 | -16.2億円 | 21.3億円 |
営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、本業の強固な稼ぐ力を証明しています。投資キャッシュフローではゴルフ場取得などの戦略的投資を継続しており、将来の成長に向けた積極的な資金配分を行っています。財務面では借入金の返済を進めつつ、強固なフリーキャッシュフローを源泉とした持続的な成長を実現しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 16.7億円 | 13.6億円 | 81.5% |
| FY2022/3 | 7.8億円 | 3.1億円 | 39.6% |
| FY2023/3 | 1.9億円 | 0円 | 0.0% |
| FY2024/3 | 19.5億円 | 5.4億円 | 27.5% |
| FY2025/3 | 25.7億円 | 6.2億円 | 24.0% |
過去には一時的な会計上の変動により実効税率が高騰した時期もありましたが、現在は業績の安定に伴い法定実効税率に近い水準で推移しています。2023年3月期には繰延税金資産の取り崩し等の影響で税負担がゼロとなっています。今期以降は安定的な納税水準への回帰が見込まれます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 723万円 | 585人 | - |
従業員の平均年収は723万円と、レジャー・サービス業界の平均水準と比較して高い傾向にあります。ホテル運営やゴルフ場運営といった事業がインバウンド需要や国内観光需要の回復で好調に推移しており、業績連動型の報酬や待遇改善が寄与していると考えられます。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は三井不動産・コナミグループ。
三井不動産(31.04%)とコナミグループ(20.38%)の2社で過半数の株式を保有しており、両社による強力な経営支援と安定した資本関係が特徴です。浮動株比率は限定的であり、長期的かつ安定的な株主構成が強固な基盤となっています。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業内容はホテル、ゴルフ場、福利厚生代行などを多角的に展開しており、インバウンド需要の取り込みによる収益力向上が顕著です。開示データでは連結子会社21社を抱える体制が構築されており、リスク要因としては原材料費や人件費の上昇に伴うコストプレッシャーが挙げられます。
この会社のガバナンスは?
取締役会の女性比率は11.1%と改善の余地があるものの、健康経営優良法人への5年連続認定など人的資本経営を重視しています。連結子会社21社を抱えるグループ経営体制において、適切な内部統制とガバナンスが機能しており、透明性の高い経営を維持しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 270億円 | 270億円 | 284億円 | +5.2% |
| FY2024 | 235億円 | — | 257億円 | +9.4% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 22億円 | 22億円 | 27億円 | +21.9% |
| FY2024 | 14億円 | — | 21億円 | +51.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現在進行中の中期経営計画では、最終年度であるFY2026に売上高300億円、営業利益30億円を目標としています。直近のFY2025実績は売上高284.0億円、営業利益26.81億円と、目標達成に向けて極めて順調に進捗しています。特に、インバウンド需要の回復を背景としたホテル事業の好調と、M&Aによるゴルフ事業の拡大が業績を牽引しており、計画の前倒し達成も視野に入ります。過去2期の業績予想も大幅に上振れて着地しており、会社側の計画は保守的な傾向があります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。過去5年間のデータを見ると、当社のTSRはFY2025時点で157.9%となっており、同期間のTOPIX(213.4%)を下回るアンダーパフォームという結果でした。これは、コロナ禍においてホテル・リゾート事業が大きな影響を受け、株価が低迷した期間が長かったことが主な要因と考えられます。しかし、直近1〜2年の株価回復は著しく、今後のTSR改善が期待されます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 124.1万円 | +24.1万円 | 24.1% |
| FY2022 | 133.0万円 | +33.0万円 | 33.0% |
| FY2023 | 146.8万円 | +46.8万円 | 46.8% |
| FY2024 | 168.0万円 | +68.0万円 | 68.0% |
| FY2025 | 157.9万円 | +57.9万円 | 57.9% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は4.61倍と買い残が多く、株価上昇への期待がうかがえますが、将来の売り圧力になる可能性も考慮が必要です。業界平均と比較すると、PERは割安な水準にある一方、PBRはやや割高と評価されています。時価総額は458億円と、業界内ではまだ中規模であり、今後の成長余地があると見ることもできます。株主優待を含めた総合利回りの高さも個人投資家にとっての魅力の一つです。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
インバウンド需要の取り込みに成功し、FY2025の営業利益は26.81億円を記録。
26年3月期の通期計画を上方修正し、過去最高益の更新を目指す堅調な推移を発表。
株主優待の対象施設を貸別荘まで拡大し、株主還元を強化する方針を公表。
最新ニュース
リソルホールディングス まとめ
ひとめ診断
「三井不動産系のリゾート再生請負人が、インバウンドの追い風とM&A戦略で過去最高益を更新中」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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