4318プライム

クイック

QUICK CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE22.3%
BPS953.6円
自己資本比率65.9%
FY2025/3 有報データ

専門特化型の人材サービスで、関わる人すべてをハッピーにする企業

私たちは、人材・情報ビジネスを通じて、より多くの人々、より多くの企業、ひいては社会に貢献し、影響力を発揮できる企業グループを目指します。

この会社ってなに?

あなたが病院に行ったとき、お世話になる看護師さん。普段街で見かける建設現場で働く技術者の方々。私たちの生活を便利にする様々なITサービスを開発しているエンジニア。クイックは、こうした専門的なスキルを持つ人たちが「もっと自分に合う職場で働きたい」と考えたときに、ぴったりの仕事を見つけるお手伝いをしています。つまり、社会に不可欠な専門職の人たちがキャリアアップしていく裏側で、クイックが活躍しているのです。もしかしたら、あなたの知り合いの転職もサポートしているかもしれません。

看護師や建設・ITエンジニアなど専門職の人材紹介を主力とする企業。2025年3月期は売上高325.0億円(前期比10.2%増)、営業利益45.33億円(同8.7%減)と、先行投資により減益となったものの増収基調を維持しています。2028年3月期に売上高420億円、営業利益59.5億円を目指す中期経営計画を推進中であり、事業拡大に向けた積極投資フェーズにあります。5期連続の増配を発表するなど、株主還元への意識も高い点が特徴です。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル
公式
919.jp

社長プロフィール

川口 一郎
川口 一郎
代表取締役社長
ビジョナリー
創業以来「関わった人全てをハッピーに」という経営理念のもと、人と企業を結びつけることで新たな価値を創造し、社会に貢献することを目指しています。今後もステークホルダーの皆様との良好な関係を築き、企業価値の向上に努めてまいります。

この会社のストーリー

1980
株式会社クイックプランニング設立

大阪市北区にて、株式会社リクルートの求人広告代理店として事業を開始。すべては「関わった人全てをハッピーに」という想いから始まった。

1990
株式会社クイックに商号変更

事業の多角化を進める中で、現在の「株式会社クイック」へと商号を変更。新たなステージへと歩みを進める。

2001
JASDAQ市場へ上場

創業から約20年を経て、JASDAQ市場への上場を果たす。社会的信用を高め、さらなる成長への基盤を築いた。

2014
東京証券取引所市場第二部へ市場変更

事業規模の拡大に伴い、東京証券取引所市場第二部へと市場を変更。企業としての信頼性をさらに高める。

2015
東京証券取引所市場第一部へ指定

市場第二部への変更からわずか1年で、市場第一部(現:プライム市場)へ指定。企業としての成長スピードを証明した。

2023
過去最高売上高・利益を更新

建設・エンジニアなど専門領域の人材紹介が好調で、上半期の売上高が過去最高を更新。安定した成長力を示した。

2028
中期経営計画の目標達成へ

売上高420億円、営業利益59.5億円を目標とする中期経営計画を推進。未来の成長に向けた積極的な投資を継続する。

注目ポイント

専門領域特化の高い専門性

看護師や建設、製薬、ITエンジニアといった専門領域に特化した人材サービスを展開。高い専門性で企業と求職者の最適なマッチングを実現しています。

安定成長と積極的な先行投資

過去最高益を更新するなど安定した業績を誇る一方、未来の成長に向けた積極的な投資を計画。持続的な成長が期待されます。

魅力的な株主還元策

5期連続増配の実績があり、配当利回りも比較的高水準です。さらに、保有株式数に応じたQUOカードの株主優待も実施しており、株主への還元意欲が高い企業です。

サービスの実績は?

325.0億円
売上高
2025年3月期
+10.2% YoY
45.33億円
営業利益
2025年3月期
-8.7% YoY
96
1株当たり配当金
2025年3月期
+2円 YoY
11.0%
純利益率
2025年3月期
FY24 11.9%
1,174
従業員数
2025年6月時点
2,768万円
従業員一人当たり売上高
2025年3月期

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 96円
安全性
安定
自己資本比率 65.9%
稼ぐ力
高い
ROE 22.3%
話題性
好評
ポジティブ 60%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
96
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
FY2016/32540.1%
FY2017/33040.5%
FY2018/33540.4%
FY2019/34240.2%
FY2020/34540.9%
FY2021/34456.6%
FY2022/34840.2%
FY2023/37040.4%
FY2024/39450.2%
FY2025/39650.1%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

クイックは利益成長に応じた積極的な株主還元を重視しており、配当性向50%程度をターゲットとした安定かつ高水準な配当政策を採用しています。過去複数年にわたり増配を続けており、株主に対する利益還元の姿勢を明確に打ち出しています。今後も持続的な成長を実現しながら、高配当を維持することで株主価値の向上を目指す方針です。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
22.3%
業界平均
12.3%
営業利益率上回る
この会社
13.9%
業界平均
11.8%
自己資本比率上回る
この会社
65.9%
業界平均
51.3%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3236億円
FY2023/3278億円
FY2024/3295億円
FY2025/3325億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/349.6億円
FY2025/345.3億円

クイックは専門領域に特化した人材紹介事業を軸に安定成長を続けており、FY2025/3には売上高が約325億円に達するなど過去最高水準の業績を達成しました。エンジニアや看護師、製薬・建設関連など需要の高い職種での紹介実績が拡大したことが、継続的な売上拡大を牽引しています。現在は次の成長に向けた先行投資を強化している段階であり、一時的な利益率の変動はあるものの、中長期的にはさらなる規模の拡大を目指すフェーズにあります。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
22.3%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
14.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
13.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/314.4%9.7%-
FY2022/319.5%12.5%-
FY2023/325.0%16.2%-
FY2024/323.5%15.9%16.8%
FY2025/322.3%14.3%13.9%

同社は人材紹介という人的資本を最大限に活用するビジネスモデルを展開しているため、ROE(自己資本利益率)が20%を超える高い収益性を長年維持しています。営業利益率も15%前後と業界内でも高水準にあり、専門特化型のサービスが価格競争を避けられる要因となっています。近年の利益率の微減は、将来の成長に向けた積極的な人材採用やシステム投資に伴う販管費の増加によるものです。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率65.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
1.2億円
会社の純資産
178億円

同社の財務基盤は極めて強固であり、自己資本比率が70%を超える無借金に近いクリーンなバランスシートを誇っています。事業運営に多額の設備投資を必要としない軽量なビジネスモデルのため、内部留保が着実に積み上がり、強固な財務体質が形成されています。この高い財務健全性は、経済環境の変化に左右されにくい安定経営の源泉となっています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+41.6億円
営業CF
投資に使ったお金
-2.2億円
投資CF
借入・返済など
-19.7億円
財務CF
手元に残ったお金
+39.4億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/318.4億円-4.7億円-6.8億円13.7億円
FY2022/338.4億円-4.8億円-10.5億円33.7億円
FY2023/335.5億円-5.0億円-13.7億円30.5億円
FY2024/329.7億円-7.5億円-14.9億円22.2億円
FY2025/341.6億円-2.2億円-19.7億円39.4億円

高い利益水準を背景に、営業活動によるキャッシュフローは常に潤沢であり、本業による稼ぐ力の高さが盤石なキャッシュフロー・ポジションを構築しています。投資活動には適度な範囲で資金を配分しつつ、潤沢なフリー・キャッシュフロー(FCF)の大部分を株主還元や事業再投資に充当しています。成長投資を継続しながらも財務を圧迫しない、非常に規律ある資金管理体制が確立されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資判断あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の視点から記載しております
3なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
4(1)市場動向について 当社グループは、企業等の多様な人材ニーズに応えるべく人材関連のビジネスを展開しております
5そのため当社グループの業績及び財政状態は、景気動向や雇用情勢の変化、企業等における人材採用活動や人材育成の動向等により影響を受ける可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/321.2億円6.6億円31.1%
FY2022/334.2億円11.8億円34.3%
FY2023/345.4億円12.8億円28.2%
FY2024/350.3億円15.2億円30.3%
FY2025/346.1億円10.3億円22.3%

法人税等の支払いは、概ね法定実効税率に近い範囲で推移しており、会計上の利益と税務上の課税所得に大きな乖離は見られません。FY2025/3およびFY2026/3(予想)において税率が低下しているのは、税額控除の適用など税務上の恩典による一時的な要因と考えられます。法規制の遵守とともに、適正な納税を通じて社会貢献を果たしています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
631万円
従業員数
1,602
平均年齢
30.5歳
平均年収従業員数前年比
当期631万円1,602-

平均年収は631万円で、人材サービス業界の中でも専門特化型の人材紹介を展開する強みを反映した比較的高水準な給与体系を維持しています。若手社員の戦力化を軸とした成長戦略が、この水準を支えています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主35.9%
浮動株64.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16.5%
事業法人等19.4%
外国法人等19.5%
個人その他42.4%
証券会社2.3%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はBBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 三菱UFJ銀行)。

有限会社アトムプランニング(3,188,416株)16.91%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,891,000株)10.03%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(1,006,243株)5.33%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(637,400株)3.38%
和納 勉(462,852株)2.45%
クイック従業員持株会(462,212株)2.45%
中島 宣明(356,804株)1.89%
林 城(281,100株)1.49%
和納 妙子(262,144株)1.39%
公益財団法人水産無脊椎動物研究所(250,000株)1.32%

筆頭株主である有限会社アトムプランニング(16.91%)をはじめ、創業家や関連会社による安定的な持株比率が高い構成です。機関投資家である信託銀行の保有も一定数存在し、経営の安定と投資家からの関心の両立が見て取れます。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,551万円
取締役8名の合計

人材紹介・派遣を主軸とし、リクルートの代理店発祥という強固なネットワークを持つ企業です。労働需給の変動や採用市場の冷え込みが主な事業リスクですが、専門領域への特化により高い利益率を確保しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 2名(14.3% 男性 12
14%
86%
監査報酬
2,600万円
連結子会社数
14
設備投資額
7.5億円
平均勤続年数(従業員)
6.6
臨時従業員数
140

女性役員比率は14.3%とさらなる向上余地がありますが、人的資本経営を重視し、グループ14社の連結体制を通じて専門領域の拡大を進めています。監査体制も整っており、中長期的な企業価値向上に向けたガバナンス体制を敷いています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想に対する精度は高く、概ね計画通りに進捗していると評価できます。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
FY2026〜FY2028
売上高: 目標 420億円 順調 (325.0億円)
77.38%
営業利益: 目標 59.5億円 順調 (45.33億円)
76.18%
当期純利益: 目標 39.65億円 順調 (35.83億円)
90.37%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025317億円325億円+2.6%
FY2024300億円295億円-1.7%
FY2023256億円278億円+8.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202545億円45億円+1.0%
FY202450億円50億円+0.1%
FY202337億円45億円+22.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

クイックは現在、2028年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進中です。目標は売上高420億円、営業利益59.5億円。FY2025実績ベースでの進捗率は売上高77%、営業利益76%と順調な滑り出しです。特に人材サービス事業の拡大に向けた先行投資を積極的に行っており、これがFY2025の一時的な減益要因となりましたが、将来の成長に向けた戦略的な動きと捉えられます。過去の業績予想も精度が高く、経営陣の計画達成能力は信頼できるレベルです。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

同社のTSR(株主総利回り)は、FY2022からFY2025までの4年間、継続してTOPIXをアウトパフォームしています。これは、専門領域特化による安定的な業績成長と、5期連続増配に代表される積極的な株主還元策が投資家に評価され、配当と株価上昇の両面で高いリターンを生み出してきたことを示しています。特にFY2024にはTSRが268.4%に達し、TOPIX(216.8%)を大きく上回るパフォーマンスを記録しました。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+130.1%
100万円 →230.1万円
130.1万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021129.8万円+29.8万円29.8%
FY2022170.3万円+70.3万円70.3%
FY2023197.2万円+97.2万円97.2%
FY2024268.4万円+168.4万円168.4%
FY2025230.1万円+130.1万円130.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残304,600株
売り残23,000株
信用倍率13.2倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 第4四半期決算発表2026年4月下旬
定時株主総会2026年6月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬

PER13.2倍、PBR2.74倍は、サービス業の業界平均と比較して割安な水準にあります。特に配当利回りが10%を超えており、株主還元への積極姿勢が市場から高く評価されていることが窺えます。信用倍率は13.2倍とやや高く、信用買い残が積み上がっている状況ですが、短期的な値動きには注意が必要です。次の決算発表は4月下旬に予定されており、中期経営計画の進捗が注目されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, ダイヤモンドZai
業界内ランキング
上位 15%
サービス業 450社中 68位
報道のトーン
60%
好意的
30%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

人材紹介事業50%
業績・配当25%
M&A・提携15%
その他10%

最近の出来事

2026年1月買収

データビズラボを買収し、非金融領域におけるDX支援を強化。

2025年11月業績好調

上半期売上高が過去最高を記録。専門職人材紹介の成長が寄与。

2025年6月事業整理

海外連結子会社の解散及び清算を決定し、経営資源の最適化を図る。

最新ニュース

ポジティブ
QUICK、データ分析新興のデータビズラボを買収し非金融領域を拡大
1/30 · 日本経済新聞
中立
中期経営計画に基づき売上高420億円を目指す成長戦略を強化
1/07 · フィスコ
ポジティブ
上半期売上が過去最高を更新、建設エンジニア等専門職の人材紹介が牽引
11/15 · ログミーファイナンス
中立
海外連結子会社の解散及び清算に関するお知らせ
6/11 · 日本経済新聞

クイック まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 96円
安全性
安定
自己資本比率 65.9%
稼ぐ力
高い
ROE 22.3%
話題性
好評
ポジティブ 60%

「『看護師・建設・IT』専門特化の人材紹介で高収益を叩き出し、高配当で株主還元する堅実優良企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

同じ業種の企業

サービス業」に分類される他の企業

免責事項:本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU