アイ・ケイ・ケイホールディングス(株)
IKK Holdings Inc.
最終更新日: 2026年3月25日
ご縁ある人々の笑顔と幸せのために。感動のウェディングで社会に貢献するブライダル企業
ご縁ある人々の笑顔と幸せをとおして社会に貢献する
この会社ってなに?
結婚式を挙げるなら「ララシャンス」の名前を見たことがあるかもしれません。全国約20カ所にゲストハウス型の結婚式場を展開し、一軒家貸切のプライベートウェディングを提供しています。また、結婚式で培ったスイーツやギフトのノウハウを活かした食品事業や、東京湾岸エリアでのリゾートホテル事業にも進出。「ご縁ある人々の笑顔と幸せのために」を理念に事業を拡大中です。
アイ・ケイ・ケイホールディングスは1995年に佐賀県伊万里市で創業し、ゲストハウス型婚礼施設「ララシャンス」を全国に展開するブライダル企業です。FY2025/10期は売上高225億円・純利益20億円を計上。婚礼事業を軸に、食品事業やホテル事業への多角化を推進しています。PER 32.0倍と成長期待が織り込まれた水準で、配当利回り3.00%と株主優待の充実が個人投資家から支持されています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 10月
- 本社
- 福岡県糟屋郡志免町片峰三丁目6番5号
- 公式
- www.ikk-grp.jp
社長プロフィール
ご縁ある人々の笑顔と幸せのために。私たちは結婚式という人生最高の瞬間を通じて、お客様に感動を届け、社会に貢献してまいります。10年以内に1000億円企業への成長を目指し、婚礼事業の進化と新規事業への挑戦を続けます。
この会社のストーリー
金子和斗志氏がアイ・ケイ・ケイを設立。ゲストハウス型ウェディングという新しいスタイルで結婚式業界に革新をもたらした。
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。全国展開を加速し、「ララシャンス」ブランドを確立した。
新型コロナウイルスの影響で結婚式の延期・中止が相次ぎ、売上が大幅に減少。赤字に転落する厳しい局面を経験した。
コロナ禍からの回復を果たし、施行単価の向上と新規出店により業績がV字回復。ホールディングス体制への移行で多角化を推進。
東京湾岸エリアでリゾートホテル事業に参入。中嶋大祐氏が新社長に就任し、「10年以内に1000億円企業」を目指す新章がスタート。
注目ポイント
配当利回り3.00%に加え、100株保有で自社特選お菓子がもらえる株主優待が人気。1年以上の継続保有でグレードアップし、最低投資額約8万円からと始めやすい銘柄です。
有利子負債ゼロ・自己資本比率58.4%と極めて健全な財務体質。コロナ禍を無借金で乗り切った財務力は、将来の成長投資に対する安心材料です。
新社長のもと、婚礼事業の進化に加えてホテル事業・食品事業・海外人財事業への多角化を推進。婚姻組数の減少を乗り越える新たな成長戦略に期待が集まります。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 12円 | 26.3% |
| FY2017/3 | 12円 | 26.7% |
| FY2018/3 | 12円 | 25.9% |
| FY2019/3 | 12円 | 26.4% |
| FY2020/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2021/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2022/3 | 10円 | 21.1% |
| FY2023/3 | 24円 | 52.3% |
| FY2024/3 | 24円 | 40.4% |
| FY2025/3 | 24円 | 35.3% |
| 必要株数 | 100株以上(約8万円) |
| 金額相当 | 2,200円〜5,000円相当 |
| 権利確定月 | 4月 |
| 長期特典 | 1年以上継続保有で優待内容がグレードアップ |
コロナ禍のFY2021/10は無配でしたが、業績回復に伴いFY2022/10に10円で復配、FY2023/10には24円まで大幅増配し、以降3期連続で24円を維持しています。配当利回り3.00%に加え、株主優待で自社特選お菓子やレストラン優待券がもらえるため、個人投資家からの人気が高い銘柄です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
コロナ禍で大きな打撃を受けたFY2021/10の赤字から、FY2022/10以降はV字回復を遂げ、FY2024/10には売上高233億円・営業利益25億円と過去最高益を更新しました。FY2025/10は施行単価の上昇で純利益20億円を確保しましたが、FY2026/10は新規出店やホテル事業への先行投資により営業利益12億円と一時的な減益を見込んでいます。
事業ごとの売上・利益
ゲストハウス型婚礼施設「ララシャンス」を全国約20カ所で運営。施行単価の向上と顧客満足度の追求で業界トップクラスの収益性を実現。売上構成比87%の主力事業。
結婚式で培ったスイーツ・ギフトの製造販売。自社ブランドの焼き菓子・洋菓子を展開し、EC販売も強化中。
東京湾岸エリアのリゾートホテル事業に新規参入。海外人財事業の子会社も設立し、事業の多角化を推進。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 13.3% | 7.2% | 12.1% |
| FY2017/3 | 12.3% | 6.7% | 10.0% |
| FY2018/3 | 11.6% | 6.6% | 10.3% |
| FY2019/3 | 10.5% | 6.3% | 9.6% |
| FY2020/3 | -53.5% | -23.7% | -45.5% |
| FY2021/3 | -5.4% | -2.3% | -13.9% |
| FY2022/3 | 15.2% | 6.9% | 9.5% |
| FY2023/3 | 13.3% | 6.7% | 8.9% |
| FY2024/3 | 16.0% | 8.2% | 10.7% |
| FY2025/3 | 16.1% | 9.4% | 8.1% |
コロナ禍の赤字からV字回復し、FY2024/10にはROE 16.0%・営業利益率10.7%と高水準の収益性を達成しました。FY2025/10もROE 16.1%と自己資本効率は維持しつつ、営業利益率は新規投資の影響で8.1%に低下。ブライダル業界の中ではトップクラスの利益率を誇ります。
財務は安全?
自己資本比率はFY2021/10の43.0%からFY2025/10には58.4%まで大幅に改善し、実質無借金経営を継続しています。有利子負債ゼロという極めて健全な財務体質が特徴で、BPSも5期連続で増加。将来の新規出店やM&Aに向けた十分な財務的余力を確保しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 26.0億円 | -3.2億円 | -13.5億円 | 22.8億円 |
| FY2017/3 | 12.0億円 | -35.3億円 | 6.9億円 | -23.4億円 |
| FY2018/3 | 36.2億円 | -11.8億円 | -12.8億円 | 24.4億円 |
| FY2019/3 | 20.5億円 | -20.9億円 | -9,000万円 | -4,500万円 |
| FY2020/3 | -43.5億円 | -4.4億円 | 16.3億円 | -48.0億円 |
| FY2021/3 | 26.3億円 | -1.5億円 | -9.3億円 | 24.7億円 |
| FY2022/3 | 35.0億円 | -7.5億円 | -4.3億円 | 27.5億円 |
| FY2023/3 | 16.6億円 | -16.9億円 | -8.7億円 | -2,000万円 |
| FY2024/3 | 39.5億円 | -3.1億円 | -19.2億円 | 36.4億円 |
| FY2025/3 | 19.9億円 | -17.2億円 | -15.9億円 | 2.6億円 |
営業キャッシュフローはコロナ禍のFY2021/10でも26億円のプラスを確保し、安定したキャッシュ創出力を示しています。FY2024/10には営業CF 40億円と過去最高を記録。FY2025/10の投資CFマイナス17億円は新規出店・ホテル事業への成長投資を反映しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 21.7億円 | 8.3億円 | 38.1% |
| FY2017/3 | 18.3億円 | 5.1億円 | 27.7% |
| FY2018/3 | 20.9億円 | 7.3億円 | 34.8% |
| FY2019/3 | 19.6億円 | 6.0億円 | 30.9% |
| FY2020/3 | -35.2億円 | 0円 | - |
| FY2021/3 | -6.1億円 | 0円 | - |
| FY2022/3 | 21.0億円 | 7.0億円 | 33.3% |
| FY2023/3 | 20.1億円 | 6.7億円 | 33.2% |
| FY2024/3 | 25.3億円 | 8.2億円 | 32.6% |
| FY2025/3 | 18.9億円 | 0円 | 0.0% |
税引前利益はFY2024/10に25億円まで拡大しました。FY2025/10の実効税率0%は繰延税金資産の計上や税務上の調整によるもので、純利益が経常利益を上回る結果となっています。通常期の実効税率は32〜33%台で安定しています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2025/10 | 450万円 | 1,200人 | - |
ブライダル業界はサービス業の中でも若手社員が多い傾向があり、平均年齢は約32歳と若い組織構成です。「10年以内に1000億円企業が目標」と新社長が掲げるなか、海外人財事業の新子会社設立など、グローバルな人材確保にも力を入れています。
誰がこの会社の株を持ってる?
創業家関連の(株)エム・ケイ・パートナーズが33.33%、創業者の金子和斗志氏が10.27%を保有し、安定株主比率が極めて高い銘柄です。従業員持株会も合計7%超を保有。
筆頭株主は創業家の資産管理会社(株)エム・ケイ・パートナーズ(33.33%)で、創業者の金子和斗志氏個人も10.27%を保有しており、合計で約44%を創業家が支配しています。従業員持株会も約7%を保有し、オーナー経営の強い求心力と従業員の帰属意識の高さが特徴です。株主数は約7.4万名と個人投資家からの人気も高い銘柄です。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 婚礼事業 | 195億円 | 18.2億円 | 9.3% |
| 食品事業 | 15億円 | 1.5億円 | 10.0% |
| ホテル・その他事業 | 15億円 | 0.3億円 | 2.0% |
婚礼事業が売上の87%を占める圧倒的な主力事業です。施行単価は過去最高を更新しており、1組あたりの売上向上が収益を牽引しています。食品事業は利益率10%と安定的で、ホテル事業は投資段階ながら将来の成長ドライバーとして期待されています。
この会社のガバナンスは?
取締役8名中、女性が1名(12.5%)を占めています。2025年12月に中嶋大祐氏が新社長に就任し、若い経営陣による新たな成長戦略が始動しています。連結子会社6社のグループ経営で、日本・インドネシアに展開しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025/10 | 229億円 | — | 225億円 | -1.9% |
| FY2024/10 | 234億円 | — | 233億円 | -0.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
「IK Way to 2028」では売上高300億円・営業利益率10%以上を最終目標に掲げています。婚礼事業の施行単価向上は順調ですが、ホテル事業や海外人財事業など新規事業の収益化はこれからです。1Q決算の大幅増益は好材料であり、計画達成に向けたモメンタムが生まれつつあります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
IKK HDのTSRは5年間で112%と、TOPIXの213%を大きく下回るパフォーマンスとなっています。コロナ禍からの回復は果たしたものの、婚姻組数の減少トレンドへの懸念が株価の重しとなっています。新規事業の成長と増配の継続がTSR改善の鍵です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 85.0万円 | -15.0万円 | -15.0% |
| FY2022 | 110.0万円 | +10.0万円 | 10.0% |
| FY2023 | 105.0万円 | +5.0万円 | 5.0% |
| FY2024 | 115.0万円 | +15.0万円 | 15.0% |
| FY2025 | 112.0万円 | +12.0万円 | 12.0% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER 32.0倍はセクター平均(18.5倍)を大きく上回っており、将来の成長期待が株価に織り込まれた水準です。ただし、1Q決算の大幅増益により、通期業績が上振れすれば実質PERは低下する可能性があります。配当利回り3.00%はセクター平均を上回り、インカムゲインの観点でも魅力的です。信用倍率3.50倍は買い方優位の状態です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
FY2026/10期1Q(11-1月期)の経常利益が前年同期比2.7倍に急拡大。上期計画の447%の進捗率を達成。
中嶋大祐氏が代表取締役社長に就任。「10年以内に1000億円企業」を目標に掲げ、新体制がスタート。
FY2026/10期は新規出店・ホテル事業の先行投資により、経常利益38%減益の予想を発表。
最新ニュース
アイ・ケイ・ケイホールディングス(株) まとめ
ひとめ診断
「ゲストハウスウェディングのパイオニア。感動の結婚式で人々の笑顔と幸せをつくるプライム企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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