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三ツ星ベルト5192

Mitsuboshi Belting Ltd.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 186円
安全性
安定
自己資本比率 56.8%
稼ぐ力
普通
ROE 7.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが毎日乗る自動車のエンジンの中や、スーパーのレジで商品が流れてくるベルトコンベア、実はその裏側で三ツ星ベルトの製品が活躍しているかもしれません。普段は目にすることのない機械の内部で、部品と部品をつないで力を伝える『縁の下の力持ち』、それが同社の作る伝動ベルトです。他にも、オフィスで使うプリンターや銀行のATMなど、モノが正確に動く場面では同社の精密なベルト技術が欠かせません。もし機械がスムーズに動いているなら、それは同社の100年以上にわたる技術のおかげかもしれませんね。

自動車や産業機械向け伝動ベルトの老舗大手。2025期は売上高905.1億円(前期比7.7%増)、営業利益89.28億円(同15.1%増)と増収増益を達成。2024期は一時的な減益となったが、回復基調にある。株主還元に積極的で、2025期の配当は1株186円、配当性向58.1%と高い水準を維持している。新たに策定した「'24中期経営計画」の下、2030年の「ありたい姿」実現に向けた成長加速を目指す。

ゴム製品プライム市場

会社概要

業種
ゴム製品
決算期
3月
本社
兵庫県神戸市長田区浜添通4丁目1番21号

サービスの実績は?

7.7%
売上高成長率
2025期
vs FY2024
15.1%
営業利益成長率
2025期
vs FY2024
186
1株当たり配当金
2025期実績
-25.6% vs FY2024
58.1%
配当性向
2025期実績
-41.9pp vs FY2024
4,495
連結従業員数
2025期年3月時点
2,013万円
従業員一人当たり売上高
2025期
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.5%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.3%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
9.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期5.2%3.8%-
2022/03期7.7%5.6%-
2023/03期8.1%5.9%-
2024/03期7.6%5.5%9.2%
2025/03期9.3%6.9%9.9%
3Q FY2026/37.5%(累計)4.3%(累計)9.6%

収益性は、営業利益率が概ね9〜11%で安定的に推移しており、製造業として強固な利益体質を構築しています。ROE(自己資本利益率)は2025/03期に9.5%まで向上しており、資本効率の改善が見られます。今後は、高付加価値製品へのシフトと生産の自動化推進により、更なる収益性の向上と中長期的な成長基盤の強化を図る見通しです。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期649億円40.7億円139.8円-
2022/03期749億円63.8億円220.3円+15.4%
2023/03期829億円70.7億円249.1円+10.7%
2024/03期840億円77.6億円71.0億円250.4円+1.3%
2025/03期905億円89.3億円90.6億円320.3円+7.7%

三ツ星ベルトは、自動車や産業機械向けの伝動ベルトが主力であり、2025/03期には売上高約905億円、純利益約91億円と過去最高水準の業績を達成しました。自動車産業の成長や生産性向上への投資が寄与した一方、2026/03期予想では市場環境の減速を考慮し、微減収減益を見込んでいます。今後も新中期経営計画に基づき、海外市場での生産能力増強による成長継続を目指す方針です。 【3Q 2026/03期実績】売上690億円(通期予想比77%)、営業利益66億円(同77%)、純利益56億円(同83%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

ゴム製品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.5%(累計)
業界平均
8.3%
営業利益率上回る
この会社
9.6%
業界平均
8.8%
自己資本比率下回る
この会社
56.8%
業界平均
58.1%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,100万円
取締役6名の合計

伝動ベルト事業を核に、自動車・産業機械・OA機器向けと幅広いセグメント展開で収益の安定性を確保しています。事業リスクとしては、原材料価格の変動や為替リスク、および自動車市場の減速による影響が挙げられており、それに対する防衛策として海外生産拠点の拡大が進められています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
期初予想の精度には波があるものの、新中計は初年度から目標値を上回る好調な滑り出し。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

'24中期経営計画
2025期〜2027期
売上高: 目標 890.0億円 順調 (905.1億円 (FY2025))
101.7%
営業利益: 目標 86.0億円 順調 (89.28億円 (FY2025))
103.8%
DOE(純資産配当率)目安: 目標 5.4%程度 順調
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期700億円749億円+6.9%
2023期775億円829億円+6.9%
2024期845億円840億円-0.6%
2025期885億円905億円+2.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期73億円76億円+4.7%
2024期91億円78億円-14.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新たな「'24中期経営計画」(2025期〜27)は、2030年の「ありたい姿」に向けた成長加速期間と位置付けられています。2026期の業績予想を目標値と見なすと、初年度である2025期実績は売上・利益ともに目標を上回る好調なスタートを切りました。過去の業績予想を見ると、市況変動の影響を受けやすく、特に2024期は営業利益が期初予想を大幅に下回りました。しかし、株主還元を重視する姿勢は一貫しており、DOE(純資産配当率)5.4%程度を目安とした安定配当を目指しています。

どんな話題が多い?

決算・業績50%
中期経営計画25%
株価・テクニカル15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +8.5%
メディア数
18
株探, 日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, IFIS株予報 ほか
業界内ランキング
上位 30%
ゴム製品 17社中 5位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2024年5月中計策定

'24中期経営計画を公表し、2030年度に向けた成長加速期間を位置づけました。

2024年11月業績減益

上期経常利益が24%減益となり、市場の注目を集めました。

2026年2月増益達成

第3四半期累計経常利益が77.76億円となり、52%増益を達成しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率56.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
45.5億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,003億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率が70%を超える無借金に近い強固な財務基盤を維持しています。2024/03期以降は成長投資のための借入が発生していますが、依然として潤沢なネットキャッシュを保有しており、極めて安全な水準です。この盤石な財務体質が、安定的な配当維持や今後の海外戦略における投資余力の源泉となっています。 【3Q 2026/03期】総資産1319億円、純資産1003億円、自己資本比率56.8%、有利子負債46億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+77.5億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-36.2億円
投資に使ったお金
Financing CF
-82.4億円
借入・返済など
Free CF
+41.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期86.1億円30.7億円41.0億円55.4億円
2022/03期90.4億円73.8億円32.5億円16.6億円
2023/03期93.4億円70.0億円37.4億円23.4億円
2024/03期119億円26.6億円94.7億円92.6億円
2025/03期77.5億円36.2億円82.4億円41.3億円

営業キャッシュフローは毎期安定して創出されており、強固な本業の稼ぐ力が継続的な投資と株主還元を支えています。投資キャッシュフローは工場の能力増強や設備更新に向けた支出が継続し、成長のための投資を積極的に実施しています。財務キャッシュフローについては、自己株式の取得を含む株主還元を重視しており、安定したFCF(フリーキャッシュフロー)を活用した積極的な資本政策が特徴です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 2名(18.2% 男性 9
18%
82%
監査報酬
4,200万円
連結子会社数
25
設備投資額
60.0億円
平均勤続年数(従業員)
17.1

女性役員比率は18.2%と一定の多様性が確保されており、ガバナンス強化が進行中です。監査体制についても独立性の高い監査報酬を支払うなど適切に運営されており、25社の連結子会社を抱える規模感に見合う強固な組織統治体制を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主38.3%
浮動株61.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関27.9%
事業法人等10.4%
外国法人等8.5%
個人その他52.2%
証券会社1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は三菱UFJ銀行・星友持株会。

日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(4,115,000株)14.59%
㈱三菱UFJ銀行(1,170,000株)4.15%
星友持株会(1,154,000株)4.1%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(968,000株)3.43%
三菱UFJ信託銀行㈱ (常任代理人  日本マスタートラスト信託銀行㈱)(686,000株)2.43%
三ツ星ベルト社員持株会(559,000株)1.98%
㈱三井住友銀行(542,000株)1.92%
三信㈱(500,000株)1.77%
KISCO㈱(412,000株)1.46%
西河 紀男(381,000株)1.35%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行等の信託口が上位を占めており、機関投資家による保有割合が非常に高い安定した構成です。また、星友持株会や社員持株会といった社内関連の保有も一定割合を占めており、長期的な視点での経営安定性が意識されていることが伺えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1製品の品質について 当社グループは製品品質の維持向上を図るため、顧客要求基準及び当社グループ基準に基づいた厳しい品質管理体制をとっておりますが、万一、欠陥品や顧客クレームが発生した場合に備え、当社グループの損失を最小限にとどめるための損害保険を付保しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
715万円
従業員数
4,495
平均年齢
41歳
平均年収従業員数前年比
当期715万円4,495-

従業員平均年収は715万円となっており、日本の製造業の中でも比較的水準の高い給与体系を維持しています。堅調な業績を背景に、長期にわたり安定した成長を遂げていることが従業員の安定的な待遇に寄与しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2021期から2025期までの5年間、一貫してTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。特に2024期にはTOPIXの2倍以上となる439.8%を記録しました。これは、堅調な業績を背景とした積極的な増配策が株価を押し上げ、高いトータルリターンに繋がったことを示しています。株主価値向上への強い意識が、市場から高く評価されている証左と言えるでしょう。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
186
方針: DOE5.4%基準
1株配当配当性向
2016/03期1820.4%
2017/03期2220.3%
2018/03期2524.2%
2020/03期5429.4%
2021/03期5740.8%
2022/03期14364.9%
2023/03期250100.4%
2024/03期25099.8%
2025/03期18658.1%
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

三ツ星ベルトは、DOE(純資産配当率)5.4%程度を目安とした「持続的かつ安定的な配当」を基本方針としています。過去には高水準な配当を実施した実績があり、株主還元への意識は高い企業です。現在は成長加速期間として、事業投資とバランスを取りながら適正な利益配分を行う方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 378.5万円 になりました (278.5万円)
+278.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期150.5万円50.5万円50.5%
2022期182.4万円82.4万円82.4%
2023期359.1万円259.1万円259.1%
2024期439.8万円339.8万円339.8%
2025期378.5万円278.5万円278.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残70,100株
売り残51,900株
信用倍率1.35倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月上旬

信用倍率は1.35倍と比較的均衡しており、特定の方向への過熱感は限定的です。業界比較では、PER・PBRともに業界平均をやや上回っており、市場からの成長期待が一定程度織り込まれていると考えられます。一方で、配当利回りは4.54%と業界平均を大幅に上回り、高配当銘柄としての魅力が際立っています。時価総額は業界の中堅規模に位置します。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期57.6億円16.9億円29.4%
2022/03期85.5億円21.7億円25.4%
2023/03期105億円34.0億円32.5%
2024/03期96.0億円25.0億円26.1%
2025/03期91.5億円9,400万円1.0%

法人税等の支払額は年度ごとに変動があり、2025/03期期には繰延税金資産の取り崩しや税効果会計の影響等により実効税率が一時的に低下する特殊要因がありました。基本的には日本国内の法定税率に基づく税負担水準で推移しており、業績に応じた適切な納税を行っています。2026/03期期以降は、税効果の影響が平準化し、標準的な税率水準に戻る見込みです。

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三ツ星ベルト まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 186円
安全性
安定
自己資本比率 56.8%
稼ぐ力
普通
ROE 7.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「100年続く『縁の下の力持ち』、高配当で株主にも力を与える老舗ベルトメーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU