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藤倉コンポジット5121

FUJIKURA COMPOSITES Inc.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 64円
安全性
安定
自己資本比率 65.8%
稼ぐ力
普通
ROE 9.1%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたがゴルフを楽しむとき、手にするクラブのシャフトは藤倉コンポジット製かもしれません。世界のトッププロも愛用するほどの高性能品を手掛けています。また、登山やキャンプで使う『キャラバン』ブランドの靴やザックも同社の製品です。さらに、商業施設やオフィスビルの天井から下がっている透明な『防煙垂れ壁』。火災時に煙の広がりを防ぐこの壁にも、同社の複合材料技術が活かされており、私たちの安全を陰で支えています。

2025期は売上高413.3億円、営業利益48.07億円と増収増益を達成。主力の産業用資材や世界トップクラスのシェアを誇るゴルフシャフト事業が安定収益源となる中、M&Aや資本業務提携を通じてスマートビルディング関連のDXソリューションなど新領域へも積極的に進出しています。株主還元にも前向きで、2025期には1株あたり64円の配当を実施しており、資本効率の向上が今後の成長の鍵となります。

ゴム製品プライム市場

会社概要

業種
ゴム製品
決算期
3月
本社
東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング4F

サービスの実績は?

64
1株当たり配当金
2025期実績
+50.0% YoY
9.4%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
FY24は-7.1%
32.7%
営業利益成長率 (YoY)
2025期実績
FY24は-7.0%
17.9百万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績
+12.6% YoY
2.1百万円
従業員一人当たり営業利益
2025期実績
+26.8% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
9.1%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.8%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
12.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期4.8%3.4%-
2022/03期15.5%11.2%-
2023/03期13.0%10.1%-
2024/03期9.3%7.7%9.6%
2025/03期11.0%8.5%11.6%
3Q FY2026/39.1%(累計)5.8%(累計)12.0%

当社の収益性は、営業利益率が10%台を安定して維持するなど、製造業として効率的な経営が行われています。ROE(自己資本利益率)は2025/03期時点で11.3%となっており、資本効率を重視した経営方針が浸透していることがうかがえます。今後も高付加価値なゴム・複合材技術を軸に、収益性の高い製品群の拡充を進め、資本効率のさらなる向上を追求する姿勢です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期293億円11.8億円50.6円-
2022/03期372億円40.6億円180.6円+27.0%
2023/03期407億円39.5億円181.1円+9.4%
2024/03期378億円36.3億円32.5億円140.5円-7.1%
2025/03期413億円48.1億円38.9億円198.2円+9.4%

藤倉コンポジットは、産業用ゴム製品やゴルフシャフトの安定した需要を背景に、2025/03期には売上高413億円、営業利益48億円と堅調な業績を達成しました。過去数年間は原材料価格や物流費の変動を受けつつも、高付加価値製品へのシフトが進んだことで収益基盤の底上げが図られています。今後は、技術力を活かした新規事業の拡大により、さらなる成長と収益性の維持を目指しています。 【3Q 2026/03期実績】売上299億円(通期予想比73%)、営業利益36億円(同71%)、純利益28億円(同73%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

ゴム製品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
9.1%(累計)
業界平均
8.1%
営業利益率上回る
この会社
12.0%
業界平均
8.6%
自己資本比率上回る
この会社
65.8%
業界平均
57.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億9,469万円
取締役6名の合計

ゴム引布や産業用資材を主軸に、ゴルフシャフトやアウトドア用品まで幅広く展開しています。バッテリーレスセンサなどの新成長領域への投資を加速させていますが、原材料価格の変動や市場競争の激化が重要な事業リスクとして認識されています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
過去の中計指標は達成したが、業績予想はやや未達が散見されるため、計画精度には課題を残す。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画 (FY2026-2028)
2026期〜2028期
売上高: 目標 451億円 順調 (413.3億円)
91.6%
営業利益: 目標 66億円 順調 (48.07億円)
72.8%
(旧)中期経営計画
2023期〜2025期
ROE: 目標 10%以上 達成 (11.3%)
113%
PBR: 目標 1.0倍以上 達成 (1.37倍)
137%
PER: 目標 10.0倍以上 達成 (12.7倍)
127%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期50億円48億円-3.8%
2024期39億円36億円-7.1%
2023期41億円44億円+8.1%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期407億円413億円+1.5%
2024期392億円378億円-3.6%
2023期399億円407億円+2.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

旧中期経営計画ではROE10%以上、PBR1倍以上などの資本効率目標を掲げ、これは達成しました。しかし、同時に公表される通期業績予想については、過去数年で売上・利益ともに未達となるケースが見られます。 現在進行中の2028期を最終年度とする新中計では売上高451億円、営業利益66億円という具体的な成長目標を掲げており、この達成確度が市場からの信頼を得る上で重要になります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
資本業務提携30%
ガバナンス・人事20%
株価動向10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
14
日本経済新聞, 株探, 会社四季報オンライン, みんかぶ ほか
業界内ランキング
上位 15%
ゴム製品業界 58社中 9位
報道のトーン
45%
好意的
40%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月資本移動

ひびき・パース・アドバイザーズによる保有割合の増加が報告され、市場の関心が高まりました。

2025年8月業務提携

株式会社テクサーと資本業務提携を締結し、バッテリーレスセンサの事業開発を強化しました。

2025年7月成長戦略

第7次中期経営計画を策定し、PBR1倍超の達成に向けた具体的な数値目標と施策を公開しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率65.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
32.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
361億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は72.0%と非常に強固な水準を維持しています。2025/03期には一部で有利子負債が増加しましたが、潤沢な現預金と高い純資産により、実質的な無借金経営に近い安定性を保持しています。この盤石な財務基盤を背景に、成長投資や株主還元を機動的に実行できる体制が整っています。 【3Q 2026/03期】総資産477億円、純資産361億円、自己資本比率65.8%、有利子負債32億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+68.9億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-31.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-34.5億円
借入・返済など
Free CF
+37.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期31.3億円13.7億円14.5億円17.6億円
2022/03期48.0億円4.2億円37.7億円43.8億円
2023/03期24.4億円8.6億円17.3億円15.9億円
2024/03期52.7億円10.6億円13.8億円42.1億円
2025/03期68.9億円31.7億円34.5億円37.2億円

営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、強固な本業の稼ぐ力が継続的なフリーキャッシュフローの創出を支えています。投資キャッシュフローは、将来の成長を見据えた設備投資や資本業務提携に伴う支出が主因です。余剰資金は配当や自己株式取得といった株主還元にも積極的に充てられており、資本政策と投資のバランスが適切に保たれています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 2名(16.7% 男性 10
17%
83%
監査報酬
4,100万円
連結子会社数
8
設備投資額
31.8億円
平均勤続年数(従業員)
14.9
臨時従業員数
404

女性役員比率は16.0%となっており、多様性の確保に向けた取り組みを進めています。監査等委員会設置会社制度を採用し、監督機能の強化と迅速な意思決定を両立させており、連結子会社8社を抱える企業グループとして堅実なガバナンス体制を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主31.5%
浮動株68.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関20%
事業法人等11.6%
外国法人等14.8%
個人その他51.2%
証券会社2.4%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はフジクラ。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,451,800株)12.61%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,372,900株)7.06%
株式会社フジクラ(1,000,000株)5.14%
藤倉化成株式会社(569,840株)2.93%
藤倉航装株式会社(515,210株)2.65%
藤倉コンポジット従業員持株会(469,189株)2.41%
三井住友信託銀行株式会社(418,000株)2.15%
DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ 東京支店)(400,700株)2.06%
MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)(296,711株)1.53%
RE FUND 107-CLIENT AC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ 東京支店)(290,200株)1.49%

大株主には信託銀行などの金融機関が上位を占めており、機関投資家による安定的な保有が見られます。また、株式会社フジクラをはじめとする藤倉グループ企業が一定比率を保有しており、創業家やグループ関連会社の影響力が色濃く残る株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1特定の産業への依存について当社グループは、自動車部品メーカーに対する売上が多く、自動車産業に大きく依存した状況にあります
2為替変動リスクについて当社は、外貨建債権債務を有しているため、期末での換算差額が為替差損益として発生し、経常利益に重大な影響を及ぼす可能性を有しております
3資源価格変動リスクについて当社グループにおいては、原材料のうちゴム・樹脂・繊維等原油価格変動の影響を受ける資材が全仕入の60%程度あるため、原油価格の変動により材料費が変動し、営業利益に重大な影響を及ぼす可能性を有しております
4海外事業リスクについて当社グループは、中国を始めとして米国、ベトナム等海外に生産拠点を有し、積極的に海外への事業拡大を行っておりますが、進出した当該国の固有の事情や体制、法律の変化等により事業計画に影響を及ぼす可能性を有しております
5自然災害要因に対するリスクについて当社は、国内において、さいたま市岩槻区、埼玉県加須市及び福島県南相馬市に工場を有し、生産に関わる国内子会社もそれらに隣接して事業所を有しております
6情報セキュリティについて当社グループは、情報セキュリティ基本方針の下、組織的かつ継続的な情報セキュリティの改善・向上に努めております
7人材不足について 当社は、人材育成を重要な課題と捉え、人的資本投資を強化しておりますが、少子高齢化に伴う労働人口の不足や専門性の高い特定分野の人材不足など、適時に人材を確保することが年々厳しくなっております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
589万円
従業員数
2,315
平均年齢
41.6歳
平均年収従業員数前年比
当期589万円2,315-

従業員平均年収は589万円となっており、ゴム製品業界の標準的な水準を維持しています。長年の技術蓄積による安定した収益基盤を背景に、堅実な給与水準が保たれていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は5年連続でTOPIXを大幅に上回るアウトパフォームを記録しています。特に2024期には自社TSRが448.6%に達するなど、著しい株価成長を遂げました。これは、主力のゴルフシャフト事業の好調さに加え、PBR1倍超えを意識した積極的な株主還元策(増配や自己株式取得)が投資家に評価された結果と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
64
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/03期1230.6%
2017/03期1324.0%
2018/03期1418.8%
2019/03期1456.4%
2020/03期1483.8%
2021/03期1223.7%
2022/03期2614.4%
2023/03期4022.1%
2024/03期7049.8%
2025/03期6432.3%
株主優待
あり
自社グループ製品(アウトドア用品等)の優待販売やゴルフ関連優待
必要株数100株以上(約25万円)
金額相当非公開
権利確定月3月・9月

配当方針は、株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、持続的な配当の安定と成長を重視する方針です。近年は配当性向を意識した積極的な還元策へと転換しており、総還元性向の向上を目指しています。今後も業績の成長に合わせて配当水準を適宜見直し、株主の期待に応える還元を目指す考えです。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 451.7万円 になりました (351.7万円)
+351.7%
年度末時点評価額損益TSR
2021期175.1万円75.1万円75.1%
2022期215.5万円115.5万円115.5%
2023期331.6万円231.6万円231.6%
2024期448.6万円348.6万円348.6%
2025期451.7万円351.7万円351.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残162,700株
売り残52,700株
信用倍率3.09倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬

信用倍率は3倍台と落ち着いており、過度な過熱感は見られません。業界平均と比較するとPERは割安、PBRはやや割高な水準です。これは、同社が安定した収益基盤を持ちつつも、成長性への期待から一定のプレミアムが評価されていることを示唆します。配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への姿勢も評価されていると考えられます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期15.6億円3.8億円24.1%
2022/03期47.8億円7.2億円15.0%
2023/03期51.5億円12.0億円23.3%
2024/03期39.0億円6.5億円16.6%
2025/03期50.5億円11.6億円23.0%

法人税等の実効税率は、年度によって税務上の調整等が反映されるため20%前後で推移しています。2022/03期や2024/03期には税率が低めに抑えられていますが、これは一時的な税務上の優遇や調整項目による影響です。基本的には日本の標準的な法人税率に準じた納税を行っており、税務コンプライアンスは適切に遵守されています。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

藤倉コンポジット まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 64円
安全性
安定
自己資本比率 65.8%
稼ぐ力
普通
ROE 9.1%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「プロゴルファー御用達のシャフトから漏水検知センサーまで、ゴムと炭素繊維の複合技術でニッチ市場を席巻する老舗メーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU