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エステー4951

S.T.CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 44円
安全性
安定
自己資本比率 67.3%
稼ぐ力
普通
ROE 4.8%(累計)
話題性
普通
ポジ 40%

この会社ってなに?

あなたが部屋のニオイを消したいと思ったとき、手に取る『消臭力』。大切な洋服を虫から守る『ムシューダ』。実はこれらを作っているのがエステーです。梅雨の時期のジメジメ対策に欠かせない除湿剤『ドライペット』や、お米の虫よけ『米唐番』など、暮らしの中の「ちょっと困った」を解決する製品をたくさん生み出しています。普段何気なく使っている日用品の裏側で、エステーはあなたの快適な生活を支えています。

家庭用消臭芳香剤で国内トップシェアを誇る日用品メーカー。2025期の業績は売上高481.1億円、営業利益16.58億円と、原料価格高騰の影響を受けた前期から回復基調にある。しかし、コロナ禍前の利益水準には及ばず、収益性の本格的な改善が課題となっている。現在は中期経営計画「SMILE 2027」を推進し、既存事業の強化に加え、M&Aや高付加価値領域への投資を通じて事業ポートフォリオの再構築を進めている。

化学プライム市場

会社概要

業種
化学
決算期
3月
本社
東京都新宿区下落合1丁目4番10号

サービスの実績は?

44
1株当たり配当金
2025期実績
+4.8% YoY
8.2%
売上高成長率
2025期実績
前期 -2.4%から改善
23.6%
営業利益成長率
2025期実績
前期 -44.5%から急回復
10,667万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績
前期比 +8.2%
734万円
平均年間給与
2025年3月時点
451
従業員数(単独)
2025年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.8%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
5.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期7.7%5.4%-
2022/03期3.4%2.4%-
2023/03期5.6%4.0%-
2024/03期3.8%2.8%3.0%
2025/03期8.5%6.3%3.4%
3Q FY2026/34.8%(累計)3.2%(累計)5.6%

収益性については、営業利益率が2024/03期に約3.0%まで低下するなど、コスト増加が利益を圧迫しています。ROE(自己資本利益率)は2025/03期時点で約8.5%へと改善しましたが、過去数年は効率的な利益創出に課題を残す時期が続きました。今後は高付加価値製品へのシフトと効率化により、持続的な利益率向上を図る姿勢です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期497億円25.3億円113.9円-
2022/03期455億円11.1億円49.9円-8.5%
2023/03期456億円18.3億円82.2円+0.2%
2024/03期445億円13.4億円12.7億円57.2円-2.4%
2025/03期481億円16.6億円28.3億円133.6円+8.2%

エステーは『消臭力』や『ムシューダ』などの強力なブランドを軸に事業展開していますが、直近は原材料費の高騰や競争激化により営業利益が伸び悩む傾向にあります。2025/03期には売上高約481億円まで回復を見せましたが、利益面では依然として厳しい経営環境が続いています。2026/03期の予想では売上高約527億円を目指しており、構造改革による収益改善が今後の焦点となります。 【3Q 2026/03期実績】売上374億円(通期予想比71%)、営業利益21億円(同83%)、純利益15億円(同93%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

化学の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.8%(累計)
業界平均
7.7%
営業利益率下回る
この会社
5.6%
業界平均
9.8%
自己資本比率上回る
この会社
67.3%
業界平均
56.3%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1,000万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、同社は「消臭力」「ムシューダ」などの生活日用品を主軸に展開しています。一方で、原材料価格の変動や市場競争の激化といった事業リスクを抱えており、中期経営計画を通じた構造改革による収益性の向上が重要な経営課題となっています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
業績予想は未達が続いており、計画達成の確実性には課題が残る。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「SMILE 2027」
2025期〜2027期
売上高: 目標 580億円 順調 (481.1億円)
82.95%
営業利益: 目標 40億円 やや遅れ (16.58億円)
41.45%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 予想(予想)527億円進行中
FY2025 実績492億円481億円-2.2%
FY2024 実績464億円445億円-4.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 予想(予想)25億円進行中
FY2025 実績20億円17億円-17.1%
FY2024 実績25億円13億円-45.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「SMILE 2027」では、最終年度(2027期)に売上高580億円、営業利益40億円を目標としています。2025期実績ベースでは売上高進捗率83%、営業利益進捗率41%と、特に利益面でのハードルは高い状況です。近年の業績予想は未達傾向が続いており、原料価格の変動や市場競争の激化が計画達成へのリスク要因となっています。目標達成には、計画に掲げる高付加価値領域への投資や事業ポートフォリオ再構築の成果が早期に現れるかが鍵となります。

どんな話題が多い?

業績・財務40%
新製品開発30%
組織・ガバナンス20%
サステナビリティ10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
48
前月比 +5.2%
メディア数
12
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス ほか
業界内ランキング
上位 35%
化学業界 200社中 70位
報道のトーン
40%
好意的
35%
中立
25%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月業績下方修正

2026年3月期の純利益見通しを16億円から15億円へ下方修正を発表しました。

2026年1月新規参入

衣類用消臭スプレー市場へ参入し、新たな需要掘り起こしを図っています。

2024年5月中期計画策定

2024年4月を起点とする中期経営計画「SMILE 2027」を策定しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率67.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
3.7億円
借金(有利子負債)
Net Assets
343億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は約71.0%と非常に安定した水準を維持しています。有利子負債は2025/03期時点で約5億円と極めて少額であり、実質無借金に近い強固な財務体質を構築しています。潤沢なネット資産を背景に、将来的な成長投資や株主還元を安定的に実施できる基盤が整っています。 【3Q 2026/03期】総資産468億円、純資産343億円、自己資本比率67.3%、有利子負債3.7億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+33.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-47.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-24.2億円
借入・返済など
Free CF
-14.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期44.2億円15.6億円11.5億円28.6億円
2022/03期26.7億円16.7億円10.8億円10.0億円
2023/03期43.6億円12.4億円9.8億円31.2億円
2024/03期16.4億円9.8億円11.6億円6.6億円
2025/03期33.0億円47.9億円24.2億円14.9億円

営業活動によるキャッシュフローは本業の安定により概ねプラスを維持していますが、2025/03期は投資活動による支出が約48億円へと大幅に増加しました。これは将来の成長に向けた設備投資や戦略的な支出が影響しており、一時的にフリー・キャッシュ・フローがマイナスとなりました。財務CFも継続的にマイナスとなっており、潤沢な現金を活用して積極的な配当支払いなど株主還元を継続しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 2名(25.0% 男性 6
25%
75%
監査報酬
4,800万円
連結子会社数
6
設備投資額
48.3億円
平均勤続年数(従業員)
15.2
臨時従業員数
173

女性役員比率は25.0%と高い水準を確保しており、多様性を重視したガバナンス体制を構築しています。監査体制の強化に加え、連結子会社6社を擁する中堅企業として、持続的な成長と健全な経営の維持に注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主32.3%
浮動株67.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関22.2%
事業法人等10.1%
外国法人等4.8%
個人その他61.9%
証券会社1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は日本生命保険相互会社。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,682,000株)7.98%
鈴木 幹一(1,504,000株)7.14%
日本生命保険相互会社(1,336,000株)6.34%
鈴木 貴子(1,051,000株)4.99%
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行 (注)(884,000株)4.19%
鈴木 喬(617,000株)2.93%
フマキラー株式会社(541,000株)2.57%
三上 千津子(540,000株)2.56%
有限会社鈴木誠一商店(529,000株)2.51%
株式会社三菱UFJ銀行(524,000株)2.49%

株主構成は、創業家である鈴木家が上位株主に名を連ねており、安定的な経営基盤の一端を担っています。また、信託銀行等の機関投資家の保有比率も一定数存在し、市場と創業家のバランスが取れた構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のようなものがあります
2なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです
3<リスクマネジメントの基本方針> 当社グループは、業務から生じるリスクを一定の範囲内にとどめるリスク管理活動が極めて重要との認識のもと、リスクを適切に把握・管理する体制を整備し、管理していくことを、リスク管理の基本的な考え方としています
4当社が認識するリスクとして、経営リスク、気候変動リスク、災害・事故リスク、その他当社の事業目的を阻害する要因を定義し、適切に対応することにより、未然防止及び発生時の影響の極小化と再発防止を図ります
5<リスクマネジメント体制> 当社グループは、リスク管理活動を適切に実施するために、グループ横断的な体制としてサステナビリティ会議を設置し、当社グループ共通のサステナビリティ会議規程を定め、各社に責任者を置くこととしています

社員の給料はどのくらい?

平均年収
734万円
従業員数
814
平均年齢
42.1歳
平均年収従業員数前年比
当期734万円814-

従業員の平均年収は734万円と、日用品メーカーの中でも比較的安定した水準を維持しています。長年のロングセラー製品を支える安定した収益基盤と、堅実な経営体制がこの給与水準の背景にあると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)しています。これは、同期間にTOPIXが大きく上昇した一方で、エステーの株価が比較的安定したレンジで推移し、大きなキャピタルゲインが得られなかったことが主な要因です。安定配当によるインカムゲインは株価を下支えしていますが、株価上昇を伴う成長性の確保が、今後のTSR向上の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
44
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期2252.4%
2017/03期2428.7%
2018/03期3128.3%
2019/03期3644.1%
2020/03期3635.2%
2021/03期3732.5%
2022/03期3876.1%
2023/03期4048.6%
2024/03期4273.4%
2025/03期4432.9%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

エステーは株主還元を重視しており、安定配当を継続しつつ業績に応じた利益還元を基本方針としています。配当水準は年々緩やかに引き上げられており、株主に対する誠実な姿勢がうかがえます。今後も強固な財務体質を活かし、配当と魅力的な株主優待を組み合わせた還元を継続する見通しです。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 104.5万円 になりました (4.5万円)
+4.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期124.4万円24.4万円24.4%
2022期100.1万円0.1万円0.1%
2023期104.8万円4.8万円4.8%
2024期106.4万円6.4万円6.4%
2025期104.5万円4.5万円4.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残156,800株
売り残16,700株
信用倍率9.39倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第78期定時株主総会2025年6月17日
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年8月上旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年11月上旬

化学セクターの平均と比較すると、PER・PBRは割安な水準にあり、配当利回りは業界平均を上回っています。これは株価が比較的安定している一方で、成長期待が限定的であることを示唆しています。信用倍率は9.39倍と買い残が多く、将来の株価上昇を期待する個人投資家が多いものの、需給面では上値が重くなる可能性も考えられます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期37.4億円12.1億円32.4%
2022/03期34.8億円23.7億円68.1%
2023/03期27.3億円9.0億円33.0%
2024/03期19.3億円6.6億円34.0%
2025/03期20.8億円0円0.0%

法人税等の支払額は年度により変動しており、2022/03期には特殊要因等により実効税率が約68.1%と高水準でした。一方で2025/03期は税務上の調整等により税負担が一時的に抑制されています。今期以降は通常の法人税率に基づき、経常利益に対して約36%程度の税負担を見込んでいます。

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もっと知る

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エステー まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 44円
安全性
安定
自己資本比率 67.3%
稼ぐ力
普通
ROE 4.8%(累計)
話題性
普通
ポジ 40%

「『空気をかえよう』でお馴染み、生活防衛の王者が香りのDXとM&Aで再成長を目指す」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU