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中国塗料4617

Chugoku Marine Paints,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 97円
安全性
普通
自己資本比率 45.6%
稼ぐ力
高い
ROE 13.1%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

この会社ってなに?

あなたがネット通販で注文した海外製品や、スーパーに並ぶ輸入フルーツ。それらは巨大なコンテナ船で海を渡ってきますが、船の燃費は船底に付着するフジツボや貝に大きく左右されます。中国塗料は、この付着を防ぐ特殊な塗料で世界トップクラスの技術を持つ会社です。この塗料のおかげで船はスムーズに航行でき、燃費が改善し、CO2排出量も削減されます。私たちの豊かな暮らしと世界の物流は、同社の見えない技術に支えられているのです。

船舶用塗料で国内シェア約6割、世界シェア約2割を誇る業界のリーダー。2025期決算では、売上高1311.5億円(前期比12.9%増)、営業利益153.81億円(同26.2%増)と大幅な増収増益を達成しました。高付加価値製品へのシフトと戦略的な価格改定が奏功し、原材料高を吸収。続く2026期も売上高1,330億円、営業利益160億円と連続での最高益更新を見込んでおり、成長軌道は盤石です。

化学プライム市場

会社概要

業種
化学
決算期
3月
本社
広島県大竹市東栄二丁目1番7号

サービスの実績は?

約60%
船舶用塗料 国内シェア
会社四季報オンラインより
約20%
船舶用塗料 世界シェア
会社四季報オンラインより(世界2位)
1,311.5億円
売上高
2025期実績
+12.9% YoY
153.81億円
営業利益
2025期実績
+26.2% YoY
97
1株当たり年間配当金
2025期実績
+21.3% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.1%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.9%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
12.7%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期5.3%3.1%-
2022/03期0.4%0.2%-
2023/03期6.2%3.5%-
2024/03期14.2%8.1%10.5%
2025/03期16.6%9.9%11.7%
3Q FY2026/313.1%(累計)5.9%(累計)12.7%

収益性は、高付加価値製品の販売拡大とコスト効率化の進展により、営業利益率が2025/03期時点で11.7%まで改善しました。一過性の要因で低下した期間もありましたが、事業構造の最適化を通じてROE(自己資本利益率)も15.3%と高い水準に達しています。今後もグローバルな生産体制の整備により、利益率の維持・向上が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期824億円32.8億円57.7円-
2022/03期843億円2.6億円4.9円+2.2%
2023/03期995億円38.5億円76.7円+18.0%
2024/03期1,162億円122億円98.9億円199.6円+16.8%
2025/03期1,312億円154億円137億円276.8円+12.9%

中国塗料の売上高は、船舶用塗料における強固な市場地位を背景に堅調に推移しており、2025/03期には売上高1,311億円を達成しました。近年の船舶修繕需要の増加や価格改定の効果が寄与し、利益面でも大幅な成長を遂げています。2026/03期予想においても増収基調を維持し、安定した収益確保を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上1019億円(通期予想比77%)、営業利益129億円(同81%)、純利益88億円(同80%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

化学の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
13.1%(累計)
業界平均
7.6%
営業利益率上回る
この会社
12.7%
業界平均
9.7%
自己資本比率下回る
この会社
45.6%
業界平均
56.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億7,100万円
取締役6名の合計

船舶用塗料が主力の収益源であり、世界規模での環境規制強化や為替変動などが重要な事業リスクとして認識されています。連結子会社を23社抱えるグローバル体制を敷いており、海外生産拠点の買収や技術提携を通じて競争優位性を高める戦略をとっています。

会社の計画は順調?

S
総合評価
当初の中計目標を大幅に前倒し達成し、業績予想も連続で大幅に上回る秀逸な経営。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「CMP New Century Plan2」
2022期〜2026期
売上高: 目標 1,330億円 順調 (1,311.5億円)
98.6%
営業利益: 目標 160億円 順調 (153.81億円)
96.1%
ROE: 目標 8.0%以上 達成 (18.3%)
100%
(旧)中期経営計画「CMP New Century Plan2」当初目標
2022期〜2026期
売上高: 目標 1,100億円 前倒し達成 (1,311.5億円)
100%
営業利益: 目標 85億円 前倒し達成 (153.81億円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,200億円1,300億円1,312億円+9.3%
2024期1,050億円1,162億円+10.6%
2023期830億円995億円+19.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期120億円150億円154億円+28.2%
2024期69億円122億円+76.6%
2023期5億円39億円+677.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「CMP New Century Plan2」は、当初目標を大幅に上回り、2023年10月に目標を引き上げています。2025期実績は売上高1,311.5億円、営業利益153.81億円と、当初の最終年度目標(売上1,100億円、営業利益85億円)を軽々と前倒しで達成しました。業績予想も保守的な傾向があり、3期連続で期初予想を大幅に上回る着地を見せており、市場の期待を超える実績を出し続ける実行力の高さが際立っています。

どんな話題が多い?

決算・業績50%
M&A・提携25%
新技術・製品15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +18.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 化学工業日報 ほか
業界内ランキング
上位 15%
化学業種 580社中 87位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年8月子会社化

イタリアの販売子会社を完全子会社化し、欧州における販売網を強固に構築。

2025年1月企業買収

イタリアの塗料メーカーITBを買収し、欧州域内での生産体制を拡充

2024年10月上方修正

2024期の業績目標を上方修正し、過去最高益となる見通しを発表。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率45.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
216億円
借金(有利子負債)
Net Assets
938億円
会社の純資産

財務健全性は、総資産が1,447億円規模へ拡大する中で、自己資本比率が57.7%と極めて安定した水準を維持しています。負債の管理についても適切に行われており、有利子負債をコントロールしつつ将来の成長投資に向けた余力を確保しています。強固なBS(貸借対照表)を背景に、安定的な経営と株主還元を両立できる環境が整っています。 【3Q 2026/03期】総資産1515億円、純資産938億円、自己資本比率45.6%、有利子負債216億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+145億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1.0億円
投資に使ったお金
Financing CF
-125億円
借入・返済など
Free CF
+144億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期71.3億円8.7億円70.1億円80.0億円
2022/03期2.4億円1.6億円63.2億円8,300万円
2023/03期2,900万円5.1億円6.5億円5.4億円
2024/03期124億円16.3億円19.8億円108億円
2025/03期145億円1.0億円125億円144億円

営業キャッシュフローは本業の好調さを反映し、2025/03期には約145億円と強力なキャッシュ創出力を示しました。投資活動は買収案件等を含め戦略的に実施されており、キャッシュ創出能力とのバランスが図られています。十分なフリーキャッシュフロー(約144億円)の確保により、配当や成長投資へ安定的に資金を配分できる好循環が形成されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 2名(18.2% 男性 9
18%
82%
監査報酬
5,900万円
連結子会社数
23
設備投資額
6.7億円
平均勤続年数(従業員)
15.9
臨時従業員数
188

女性役員比率18.2%を達成しており、ダイバーシティ推進に向けた体制強化が進んでいます。23社の連結子会社を統括する中で、5,900万円の監査報酬を支払うなど、グループ全体の内部統制および監査体制の充実に注力している中堅企業です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主50%
浮動株50%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関36.4%
事業法人等13.6%
外国法人等20.8%
個人その他26.9%
証券会社2.2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は広島銀行・明治安田生命保険相互会社・今治造船。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(6,636,000株)13.39%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(4,065,000株)8.2%
株式会社広島銀行(2,429,000株)4.9%
明治安田生命保険相互会社(2,000,000株)4.03%
今治造船株式会社(1,807,000株)3.65%
株式会社三菱UFJ銀行(1,553,000株)3.13%
正栄汽船株式会社(1,300,000株)2.62%
中国塗料取引先持株会(1,290,000株)2.6%
株式会社みずほ銀行(1,000,000株)2.02%
THE BANK OF NEW YORK 133612 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)(909,000株)1.83%

安定株主である金融機関や造船会社などの事業会社が上位を占めており、長期的な経営の安定性を重視した構成です。日本マスタートラスト信託銀行および日本カストディ銀行といった信託口が上位にあることから、機関投資家からの投資も一定の支持を得ている一方で、浮動株比率は比較的抑えられた構造といえます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1金利変動に関するリスク 当社グループは、各種設備投資や運転資金等、必要な資金の一部について借入を行っておりますが、これらは主に短期借入であります
2為替変動に関するリスク 当社グループの海外売上比率は増加するものと予想されますが、海外売上の大半は現地生産・現地販売によるものであるため、為替による損益への影響はグループ各社ベースでは限定的と思われます
3減損処理や繰延税金資産に関するリスク 当社グループは、事業用の様々な有形固定資産・無形固定資産や繰延税金資産を計上しております
4退職給付に関するリスク 当社グループの退職給付費用及び債務は、割引率、長期期待運用収益率、将来の給与水準、退職率、死亡率等の数理計算上の仮定に基づいて算定しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
751万円
従業員数
2,137
平均年齢
44.9歳
平均年収従業員数前年比
当期751万円2,137-

従業員平均年収は751万円と、製造業の中でも高水準な給与水準を維持しています。船舶用塗料というニッチで競争力の高い市場で世界シェア2位を確保しており、利益の従業員への還元が安定的な業績に支えられていることが背景にあります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、2024期に278.8%、2025期に272.2%と、TOPIX(それぞれ216.8%、213.4%)を大幅にアウトパフォームしています。これは、好調な業績を背景とした株価の急上昇と、積極的な増配による株主還元強化が両輪となって実現されたものです。特に2024期以降の業績のV字回復が、市場からの評価を大きく高め、TSRを押し上げる主要因となりました。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
97
方針: 配当性向40%以上を目標とし、連結自己資本総還元率(D&BOE)を指標に設定
1株配当配当性向
2016/03期1616.3%
2017/03期1832.4%
2018/03期2874.9%
2019/03期34-
2020/03期34-
2021/03期3458.9%
2022/03期35711.4%
2023/03期3545.6%
2024/03期8040.1%
2025/03期9735.0%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

中国塗料は、連結配当性向40%以上を目標とし、成長投資と株主還元のバランスを重視した配当方針を掲げています。業績連動型の還元を基本としつつ、安定的な配当の下限を意識した経営を行っています。今後も利益成長に伴い、株主への還元強化を継続する方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 272.2万円 になりました (172.2万円)
+172.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期117.1万円17.1万円17.1%
2022期110.7万円10.7万円10.7%
2023期136.4万円36.4万円36.4%
2024期278.8万円178.8万円178.8%
2025期272.2万円172.2万円172.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残385,500株
売り残50,900株
信用倍率7.57倍
直近データ時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年7月下旬
第2四半期決算発表2026年10月下旬

信用倍率は7.57倍と買い残が多く、株価上昇への期待感がうかがえます。一方で、将来の売り圧力になる可能性には注意が必要です。業界平均と比較すると、PERは割安な水準にありますが、PBRはやや高めです。これは、高い収益性(ROE)が市場から評価され、自己資本に対してプレミアムがついていることを示唆しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期63.8億円31.0億円48.6%
2022/03期10.1億円7.5億円74.6%
2023/03期43.5億円5.0億円11.6%
2024/03期130億円31.3億円24.1%
2025/03期165億円27.6億円16.7%

税金費用については、各年度の税引前利益の変動および海外事業拠点での税負担等の要因により実効税率が推移しています。2025/03期は繰延税金資産の取り崩しや各国税制の影響もあり、一時的に実効税率が低下しました。今後の2026/03期については、通常の税率水準に収束する約31.3%を想定しています。

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もっと知る

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中国塗料 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 97円
安全性
普通
自己資本比率 45.6%
稼ぐ力
高い
ROE 13.1%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

「『フジツボも避けて通る』技術力で、世界の物流を海面下から支える船舶塗料の巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU