新日本製薬4931
Shinnihonseiyaku Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
毎朝の忙しい時間、スキンケアに時間をかけられないと感じたことはありませんか?新日本製薬の主力商品「パーフェクトワン」は、化粧水、乳液、クリームなどの役割を一つにまとめたオールインワン美容液ジェルです。あなたのお母さんや祖母の化粧台、またはドラッグストアの店頭で、紫色の特徴的なパッケージを見たことがあるかもしれません。この「時短でも本格ケア」を叶える化粧品で多くの女性の支持を集めているのが、新日本製薬という会社です。
福岡を拠点とする化粧品メーカーで、主力のオールインワン美容液ジェル「パーフェクトワン」が事業の中核。2025年9月期の業績は売上高411.4億円、営業利益47.82億円と増収増益基調を維持しています。安定したシニア層向けの通信販売を基盤としつつ、コスメEC「NOIN」との提携で若者世代へのアプローチを強化。株主還元にも積極的で、2025期は前期比7円増の52円配当を予定しており、安定性と成長性を両立させる経営が特徴です。
会社概要
- 業種
- 化学
- 決算期
- 9月
- 本社
- 福岡県福岡市中央区大手門1丁目4番7号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2019/09期 | 14.3% | 9.8% | 8.5% |
| 2020/09期 | 15.7% | 11.0% | 9.9% |
| 2021/09期 | 15.2% | 10.7% | 10.1% |
| 2022/09期 | 13.8% | 10.0% | 9.8% |
| 2023/09期 | 12.7% | 9.7% | 10.0% |
| 2024/09期 | 13.5% | 10.6% | 10.4% |
| 2025/09期 | 11.5% | 9.2% | 11.6% |
| 1Q FY2026/9 | 4.7%(累計) | 3.8%(累計) | 14.3% |
同社は効率的な販促管理を通じて10%前後の営業利益率を安定的に維持しており、高い収益性を誇ります。ROE(自己資本利益率)は11%から14%台で推移し、株主から預かった資本を効果的に活用できていることを示しています。高付加価値な化粧品・ヘルスケア製品のブランド力を背景に、市場環境が変化する中でも収益を創出し続ける強固な構造を構築しました。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/09期 | 339億円 | 34.2億円 | 23.2億円 | 107.5円 | +0.5% |
| 2022/09期 | 361億円 | 35.2億円 | 23.6億円 | 109.9円 | +6.5% |
| 2023/09期 | 377億円 | 37.5億円 | 23.9億円 | 111.4円 | +4.3% |
| 2024/09期 | 400億円 | 41.8億円 | 27.9億円 | 129.7円 | +6.3% |
| 2025/09期 | 411億円 | 47.8億円 | 25.5億円 | 120.5円 | +2.7% |
新日本製薬は、主力ブランド『パーフェクトワン』の堅調な販売により、売上高が2021/03期の約339億円から2025/03期には約411億円まで着実に成長しています。営業利益も効率的なマーケティング施策の功を奏し、2026/03期期には50億円を見込むなど、過去最高水準を更新し続ける見通しです。消費者のウェルネス需要を捉えた商品展開が、安定した業績拡大の原動力となっています。 【1Q 2026/09期実績】売上106億円(通期予想比24%)、営業利益15億円(同30%)、純利益11億円(同31%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
化学の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
主力事業である化粧品「パーフェクトワン」等の通信販売が業績を牽引しており、海外展開やZ世代向けマーケティング強化が今後の成長の柱となっています。為替変動や原材料調達コストの変動がリスク要因として挙げられますが、多角的な事業ポートフォリオにより安定的な収益基盤を確立しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 370億円 | — | 361億円 | -2.4% |
| 2023期 | 380億円 | — | 377億円 | -0.9% |
| 2024期 | 400億円 | — | 400億円 | +0.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 31億円 | — | 35億円 | +13.8% |
| 2023期 | 36億円 | — | 38億円 | +5.4% |
| 2024期 | 40億円 | — | 42億円 | +4.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
新中期経営計画「Growth Next 2027」では、最終年度(2027年9月期)に売上高450億円、営業利益50億円を目指しています。直近の2025期実績は売上高411.4億円、営業利益47.82億円と、目標達成に向けて順調な滑り出しです。過去の業績予想を振り返ると、売上高は期初予想に対してやや未達となる傾向が見られますが、営業利益は一貫して予想を上回って着地しており、収益性の高い経営を実践していることが評価できます。計画達成の鍵は、既存事業の深耕と新規顧客層(特に若年層)の開拓にかかっています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
記念株主優待の実施を発表し、株主還元の強化姿勢を市場に示した。
研究開発で得られた独自素材を法人向け原料販売として開始し、事業多角化を推進。
2026期年9月期第1四半期にて売上高が過去最高を更新し、成長基調を維持。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、自己資本比率は80%を超えており、有利子負債ゼロの実質無借金経営を継続しています。潤沢な自己資本により、成長投資や市場の変化に対する耐性が極めて強固です。今後も盤石なバランスシートを活かして、新規事業やマーケティングへの戦略的な資金投下が可能であり、財務上の不安要素は見当たりません。 【1Q 2026/09期】総資産274億円、純資産226億円、自己資本比率81.8%、有利子負債34百万円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2019/09期 | 19.9億円 | 9.4億円 | 65.7億円 | 10.5億円 |
| 2020/09期 | 29.2億円 | 3.7億円 | 8.5億円 | 25.5億円 |
| 2021/09期 | 20.7億円 | 13.6億円 | 6.7億円 | 7.1億円 |
| 2022/09期 | 22.9億円 | 5.0億円 | 10.9億円 | 17.9億円 |
| 2023/09期 | 34.7億円 | 2.1億円 | 21.0億円 | 32.6億円 |
| 2024/09期 | 21.0億円 | 3.8億円 | 9.0億円 | 17.1億円 |
| 2025/09期 | 46.9億円 | 17.9億円 | 21.0億円 | 29.0億円 |
本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは一貫してプラスで推移しており、強固なキャッシュ創出能力によって成長投資を賄う好循環を実現しています。投資キャッシュフローについては、将来の成長を見据えた設備やシステムへの支出を適宜行っています。また、財務キャッシュフローは配当金支払いや自己株式の取得等により、株主還元を重視する姿勢を反映しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2019/09期 | 17.5円 | 15.4% |
| 2020/09期 | 30円 | 30.5% |
| 2021/09期 | 32.5円 | 30.2% |
| 2022/09期 | 33円 | 30.0% |
| 2023/09期 | 33円 | 29.6% |
| 2024/09期 | 45円 | 34.7% |
| 2025/09期 | 52円 | 43.2% |
| 権利確定月 | 9月 |
配当方針として安定的な利益還元を重視しており、配当性向30%以上を目安に増配を継続する姿勢を示しています。業績の拡大に合わせて1株当たり配当金も着実に引き上げられており、株主への利益還元を強化しています。今後も強固な財務基盤を背景に、持続可能な株主還元施策が継続されると期待されます。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は1.00倍と拮抗しており、買い方と売り方の需給バランスが取れている状態です。これは、株価の方向性について市場参加者の見方が分かれていることを示唆します。業界他社比較では、PER・PBRともに業界平均より割安な水準にある一方、配当利回りは平均を上回っており、バリュー株としての側面も持ち合わせています。時価総額はまだ中規模であり、今後の成長余地も期待されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2019/09期 | 28.3億円 | 10.0億円 | 35.5% |
| 2020/09期 | 33.0億円 | 11.7億円 | 35.6% |
| 2021/09期 | 34.1億円 | 11.0億円 | 32.1% |
| 2022/09期 | 34.9億円 | 11.3億円 | 32.4% |
| 2023/09期 | 37.2億円 | 13.3億円 | 35.7% |
| 2024/09期 | 41.0億円 | 13.1億円 | 31.9% |
| 2025/09期 | 48.9億円 | 23.3億円 | 47.7% |
法人税等の支払額は各期の税引前利益に基づき適切に計上されています。2025/03期期は一時的な税負担の変動等により実効税率が上昇しましたが、通常期は約32%程度で推移する傾向にあります。将来の業績予想においても、安定的な税率に基づいた納税計画が立てられています。
もっと知る
まとめと、関連情報・似た会社へ
新日本製薬 まとめ
「『パーフェクトワン』一本足打法から、M&AとDX投資で若者世代攻略と事業多角化へアクセルを踏む化粧品通販の雄」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。