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テイカ4027

TAYCA CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 38円
安全性
安定
自己資本比率 55.0%
稼ぐ力
普通
ROE 2.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが普段、日差しから肌を守るために使っている日焼け止めや、ファンデーションなどの化粧品。その白さや紫外線をカットする機能の裏側で、テイカの「酸化チタン」という素材が活躍しています。実はこの素材、化粧品だけでなく、街で見かける自動車や建物の白いペンキ、プラスチック製品の色付けにも欠かせない存在です。さらに、電子部品の材料など、目に見えない最先端の分野でも同社の技術が使われており、私たちの快適で便利な生活を陰から支えています。

酸化チタン大手の化学メーカー。2025期は売上高557.4億円(前期比5.2%増)、営業利益35.25億円(同51.6%増)と増収増益を達成しました。長らくPBR1倍割れ(現在0.64倍)が課題でしたが、2026年3月期には年間配当を60円へ大幅増配する計画を発表し、株主還元を強化しています。新中期経営計画「MOVING-10 STAGE2」では、成長投資と株主還元の両立を掲げ、2027年3月期に売上高680億円を目指します。

化学プライム市場

会社概要

業種
化学
決算期
3月
本社
大阪市中央区谷町4丁目11番6号 中央日土地谷町ビル

サービスの実績は?

557.4億円
連結売上高
2025期実績
+5.2% YoY
35.25億円
連結営業利益
2025期実績
+51.6% YoY
38
1株当たり配当金
2025期実績
FY2026予想は60円へ増配
6.3%
営業利益率
2025期実績
+1.9pt YoY
36.0%
配当性向
2025期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
2.5%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
3.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期3.8%2.8%-
2022/03期5.6%4.0%-
2023/03期5.7%4.0%-
2024/03期3.3%2.4%4.4%
2025/03期4.1%2.8%6.3%
3Q FY2026/32.5%(累計)1.4%(累計)3.5%

営業利益率は概ね4〜8%の間で推移しており、2025/03期には6.3%まで改善が見られます。ROE(自己資本利益率)は低水準にとどまっていますが、高付加価値製品へのシフトと事業効率化を通じて、収益性向上を図る戦略をとっています。今後は製品ミックスの最適化により、持続的な利益創出能力の強化が重要となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期384億円19.3億円83.2円-
2022/03期464億円28.4億円122.8円+20.7%
2023/03期548億円29.9億円128.9円+18.1%
2024/03期530億円23.3億円18.7億円80.6円-3.2%
2025/03期557億円35.3億円24.2億円105.5円+5.2%

当社の売上高は、酸化チタンや界面活性剤等の化成品事業が堅調に推移し、2023/03期には547億円規模まで拡大しました。2024/03期には一時的な減収減益となったものの、2025/03期には557億円の売上を達成し、回復基調にあります。今後は生成AI関連銘柄としての成長も期待される中、2026/03期には590億円の売上高を見込むなど、継続的な事業拡大を目指しています。 【3Q 2026/03期実績】売上419億円(通期予想比71%)、営業利益15億円(同44%)、純利益12億円(同52%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

化学の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
2.5%(累計)
業界平均
7.8%
営業利益率下回る
この会社
3.5%
業界平均
9.8%
自己資本比率下回る
この会社
55.0%
業界平均
56.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億1,300万円
取締役5名の合計

EDINET情報によれば、主力である酸化チタン事業のほか、化成品や電子材料など多角的な事業展開が同社の収益を支えています。原材料価格の変動や市場競争の激化を主要な事業リスクとして認識しており、子会社の吸収合併を通じた経営効率化や新製品の開発に注力している点が特徴です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
新中計は始まったばかりだが、過去の予想乖離を見ると目標達成には保守的な見方が必要か。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画「MOVING-10 STAGE2」
2025期〜2027期
売上高: 目標 680億円 順調 (557.4億円)
82%
営業利益: 目標 50億円 順調 (35.25億円)
70.5%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期590億円557億円-5.5%
2024期620億円530億円-14.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期33億円35億円+6.8%
2024期48億円23億円-51.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新中期経営計画「MOVING-10 STAGE2」では、2027年3月期に売上高680億円、営業利益50億円を目標に掲げています。2025期実績ベースでの進捗率は売上高82.0%、営業利益70.5%と、利益面でややビハインドからのスタートです。過去の業績予想は市況変動の影響を受けやすく、特に2024期は売上・利益ともに大幅な未達となりました。計画達成には、成長投資と収益性改善を着実に実行できるかが鍵となります。

どんな話題が多い?

業績・決算40%
株主還元・増配30%
M&A・組織再編20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
12
株探, 日経電子版, 日本M&Aセンター, みんかぶ ほか
業界内ランキング
上位 30%
化学業界 200社中 58位
報道のトーン
55%
好意的
25%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年12月子会社吸収合併

完全子会社であるTFT株式会社を吸収合併し、経営資源の効率化とグループ一体経営を推進。

2026年2月大幅増配

業績修正に伴い配当予想を大幅増配へ変更し、積極的な株主還元方針を打ち出した。

2026年3月大量保有報告

植島幹九郎氏がテイカ株式の保有比率を5.03%まで引き上げ、大量保有報告書を提出した。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率55.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
117億円
借金(有利子負債)
Net Assets
617億円
会社の純資産

財務基盤は強固であり、長期にわたり自己資本比率は60%台後半から70%超を維持しています。2024/03期以降、有利子負債を導入して投資を加速させていますが、潤沢な純資産を背景とした安定感のある財務体質は依然として保たれています。この盤石な財務基盤を活かし、将来の成長に向けた積極的な戦略投資を継続していく方針です。 【3Q 2026/03期】総資産913億円、純資産617億円、自己資本比率55.0%、有利子負債117億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+50.6億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-70.8億円
投資に使ったお金
Financing CF
+16.8億円
借入・返済など
Free CF
-20.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期49.5億円49.0億円25.2億円4,800万円
2022/03期48.4億円28.1億円23.6億円20.3億円
2023/03期5.8億円29.8億円8.3億円24.0億円
2024/03期49.8億円39.5億円14.5億円10.3億円
2025/03期50.6億円70.8億円16.8億円20.2億円

営業キャッシュフローは毎期安定して50億円規模を創出しており、本業での高いキャッシュ創出能力を示しています。一方で、投資キャッシュフローは設備投資の拡大に伴いマイナス幅が拡大しており、成長のための積極的な資金投入が続いています。フリーキャッシュフローは変動しているものの、財務の健全性を維持しながら将来に向けた基盤構築を優先しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
2,900万円
連結子会社数
8
設備投資額
86.9億円
平均勤続年数(従業員)
19.1

女性役員比率が22.2%に達しており、多様性を尊重した経営体制への移行が着実に進んでいることがわかります。監査等委員会設置会社として監査体制を強化し、連結子会社8社を束ねる規模感に見合った透明性の高いガバナンスが構築されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主64.3%
浮動株35.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関18.8%
事業法人等45.6%
外国法人等13.9%
個人その他20.8%
証券会社1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は三井物産・三菱商事・山田産業。

CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUB AC / UCITS CUSTOMERS ACCOUNT (常任代理人香港上海銀行東京支店カストディ業務部)(2,116,000株)9.27%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,812,000株)7.94%
三井物産株式会社(1,784,000株)7.81%
三菱商事株式会社(1,630,000株)7.14%
山田産業株式会社(1,470,000株)6.44%
みずほ信託銀行株式会社退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行(1,009,000株)4.42%
テイカグループ持株会(877,000株)3.84%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(747,000株)3.27%
中央日本土地建物株式会社(694,000株)3.04%
光通信株式会社(634,000株)2.78%

テイカの株主構成は、三井物産や三菱商事といった大手商社が上位株主に名を連ねており、安定した事業基盤の背景にはこれらのパートナーとの強固な協力関係が見て取れます。また、金融機関の信託口が一定割合を占める一方、テイカグループ持株会も存在しており、経営の安定性と従業員の帰属意識がバランスよく維持されている構造です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1海外事業におけるカントリーリスク 当社グループは、タイ、ベトナム、アメリカにおいての生産拠点設立など、海外への事業展開を拡大しております
2固定資産の減損に関するリスク 当社グループは、企業買収等により取得したのれんをはじめ、事業用の設備、不動産等の様々な無形固定資産・有形固定資産を所有しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
652万円
従業員数
838
平均年齢
41.2歳
平均年収従業員数前年比
当期652万円838-

従業員平均年収は652万円で、化学業界における中堅メーカーとしては堅実かつ安定的な給与水準を維持しています。長年の業績積み重ねに加え、中期経営計画での増配方針などが示す通り、企業成長を還元する姿勢が賃金水準の維持にも一定のプラス影響を与えていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。過去5年間において、当社のTSRはほぼ一貫してTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)しています。これは、株価が市場全体の成長に比べて伸び悩んできたことや、従来の配当水準が市場平均に対して魅力的でなかったことが背景にあります。この状況を打破すべく、会社側は大幅な増配を伴う株主還元方針の変更を打ち出しており、今後のTSR改善が期待されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
38
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期1014.8%
2017/03期1213.9%
2019/03期3218.8%
2020/03期4024.4%
2021/03期3643.3%
2022/03期3629.3%
2023/03期3627.9%
2024/03期3847.1%
2025/03期3836.0%
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当については、業績に応じた利益還元を基本方針としており、安定的な配当の維持と向上を重視しています。近年は増配を実施するなど、株主還元への意識を高めています。今後は配当性向の目標設定を軸に、さらなる株主還元策の充実に努めていく方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 105.6万円 になりました (5.6万円)
+5.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期106.0万円6.0万円6.0%
2022期94.9万円5.1万円-5.1%
2023期89.2万円10.8万円-10.8%
2024期116.0万円16.0万円16.0%
2025期105.6万円5.6万円5.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,143,500株
売り残169,900株
信用倍率6.73倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月上旬

信用倍率は6.73倍と買い残が多く、将来の株価上昇を期待する投資家が多い状況ですが、需給面では上値が重くなる可能性も示唆しています。業界平均と比較すると、PERは同程度ですがPBRは0.64倍と著しく割安な水準です。これは、資産価値に対して株価が評価されていないことを意味し、今後の株主還元強化策が評価されれば見直される可能性があります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期27.4億円8.1億円29.7%
2022/03期41.6億円13.1億円31.5%
2023/03期47.2億円17.3億円36.7%
2024/03期28.0億円9.4億円33.4%
2025/03期37.5億円13.3億円35.4%

法人税等の実効税率は、税務上の控除項目や税制改正の影響により、概ね30%から36%の間で推移しています。2023/03期に税負担率が一時的に上昇しましたが、基本的には法定税率に近い水準で安定的な納税が行われています。2026/03期予想では27.3%を見込んでおり、税コストのコントロールに留意しながら業績目標の達成を追求しています。

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もっと知る

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テイカ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 38円
安全性
安定
自己資本比率 55.0%
稼ぐ力
普通
ROE 2.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「創業100年超えの『白い粉』の老舗が、化粧品から電子材料まで支えつつ、大幅増配でPBR1倍割れからの脱却を目指す」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU