4928プライム

ノエビアホールディングス

Noevir Holdings Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月28日

ROE14.8%
BPS1574.2円
自己資本比率70.3%
FY2025/3 有報データ

自然派化粧品のパイオニア、植物の力で美と健康を科学する高収益企業

お客さまの「美と健康」に貢献し、世界中の人々に愛され信頼されるグローバル企業グループを目指します。

この会社ってなに?

あなたがドラッグストアで「なめらか本舗」のスキンケア商品を手にしたとき、その裏側にはノエビアグループがいます。また、大事な会議やテストの前に「眠眠打破」を飲んで気合を入れた経験はありませんか?あれも実は同社の製品です。高級なカウンセリング化粧品から、コンビニで手軽に買える栄養ドリンクまで、ノエビアグループはあなたの「美と健康」を様々な場面で支えている会社なのです。

ノエビアホールディングスは、化粧品と医薬・食品を両輪とする安定成長企業です。2025年9月期は売上高647.2億円、営業利益110.75億円と、着実な増収増益を継続しています。主力の化粧品事業に加え、「眠眠打破」などで知られる常盤薬品工業の医薬・食品事業も堅調で、17%を超える高い営業利益率を維持しています。株主優待は2023年に廃止したものの、連続増配による高い株主還元姿勢が投資家から評価されています。

化学プライム市場

会社概要

業種
化学
決算期
9月
本社
兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目13番地の1
公式
www.noevirholdings.co.jp

社長プロフィール

毛鎗 晶宏
毛鎗 晶宏
代表取締役社長 CEO
堅実派
ノエビアグループは、「美と健康」をテーマに、お客さまに心からご満足いただける商品とサービスを提供することを目指しています。激しく変化する事業環境に対応し、持続的な成長と企業価値の向上を実現するため、グループ一丸となって挑戦を続けてまいります。

この会社のストーリー

1964
航空機販売会社として創業

創業者である大倉昊が、前身となるジェイ・シー・アイを設立。これがノエビアグループの歴史の始まりとなった。

1978
自然派化粧品「ノエビア」ブランド誕生

「自然を科学する」を企業ポリシーに掲げ、ドイツの植物療法に着目した化粧品事業を開始。主力ブランド「ノエビア」が誕生した。

1987
常盤薬品工業をグループ会社化

医薬品・医薬部外品・化粧品などを製造販売する常盤薬品工業を子会社化し、「医薬・食品事業」を本格化させた。

2011
持株会社体制へ移行し、東証一部に上場

株式会社ノエビアホールディングスを設立し、持株会社体制へ移行。同年3月22日に東京証券取引所市場第一部に上場を果たした。

2015
ドリンク製造ラインを増設

子会社の常盤薬品工業の三重工場に約21億円を投資し、ドリンク製造ラインを増設。医薬・食品事業の生産能力を強化した。

2022
東証プライム市場へ移行

東京証券取引所の市場再編に伴い、最上位市場であるプライム市場へ移行。さらなる企業価値向上を目指す姿勢を示した。

2023
株主優待制度の廃止

株主への公平な利益還元の観点から、長年実施してきた自社製品を贈呈する株主優待制度を廃止。配当による還元を重視する方針へ転換した。

2026
未来への成長戦略

中長期的な戦略として、売上高650億円、営業利益114億円を目標に設定。変化に対応できる経営を推進し、持続的な成長を目指す。

注目ポイント

安定した高収益体質

化粧品事業と医薬・食品事業を両輪に、安定した経営基盤を確立。営業利益率は15%を超える水準を維持しており、高い収益性を誇る。

「自然を科学する」独自の研究開発

創業以来、植物の恵みを活かした製品開発に注力。化粧品事業の研究開発費に年間10億円以上を投じ、独自の価値を創造し続けている。

株主還元への意識改革

株主優待を廃止し、配当による利益還元を重視する方針へ転換。2025年9月期は増配を予定しており、株主への還元姿勢を強化している。

サービスの実績は?

647.2億円
連結売上高
2025年9月期 実績
+1.4% YoY
110.75億円
連結営業利益
2025年9月期 実績
-3.0% YoY
1,369
連結従業員数
2024年9月末時点
変動なし
230
1株当たり配当金
2025年9月期 実績
+5円 YoY
4728.8万円
従業員一人当たり売上高
2025年9月期 算出値
N/A
13
連結子会社数
2024年9月末時点
変動なし

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 230円
安全性
安定
自己資本比率 70.3%
稼ぐ力
高い
ROE 14.8%
話題性
普通
ポジティブ 30%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
230
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2016/312084.2%
FY2017/315075.1%
FY2018/318078.8%
FY2019/320094.5%
FY2020/3205124.6%
FY2021/3210112.4%
FY2022/321596.8%
FY2023/322097.9%
FY2024/322596.4%
FY2025/323097.8%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は、株主平等の観点から2023年3月権利分をもって廃止されました。

同社は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、長年にわたり安定した高水準の配当を継続しています。配当性向は高めですが、豊富な内部留保と安定したキャッシュフローに基づき、株主重視の還元姿勢を維持している点が特徴です。なお、株主優待制度については、株主平等の観点から2023年に廃止されました。

同業比較(収益性)

化学の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
14.8%
業界平均
9.6%
営業利益率上回る
この会社
17.1%
業界平均
14.3%
自己資本比率上回る
この会社
70.3%
業界平均
49.5%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3611億円
FY2023/3626億円
FY2024/3638億円
FY2025/3647億円
営業利益
FY2022/3101億円
FY2023/3110億円
FY2024/3114億円
FY2025/3111億円

ノエビアホールディングスは、化粧品および医薬品・食品事業を中核としており、安定した需要を背景に売上高は600億円規模で堅調に推移しています。FY2022/3以降は販売活動の回復や高付加価値商品の寄与により増収増益を継続しました。直近のFY2025/3期においても売上高は約647億円を達成し、長年にわたり安定した成長基盤を築いています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
14.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
10.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
17.1%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/39.0%5.6%15.1%
FY2017/311.9%7.6%18.3%
FY2018/315.1%9.5%19.6%
FY2019/313.6%8.7%20.2%
FY2020/310.8%7.0%15.5%
FY2021/312.2%7.9%16.7%
FY2022/314.5%9.9%16.5%
FY2023/314.4%9.9%17.6%
FY2024/314.8%10.4%17.9%
FY2025/314.8%10.5%17.1%

同社は独自のカウンセリング販売モデルの強みを活かし、17%前後の高い営業利益率を安定的に維持しています。効率的な経営体制によりROE(自己資本利益率)は14%台の高い水準を継続しており、株主資本を効率的に活用した価値創造が行われています。販売管理費の適正化と高付加価値製品の販売促進が、高い収益性を支える主要因です。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率70.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
542億円

財務状況は極めて良好であり、実質無借金経営を継続しながら自己資本比率は70%を超える高い水準にあります。豊富な現預金を保持しつつ、有利子負債ゼロという強固な貸借対照表により、景気変動に対する高い耐性を備えています。資産構成においても過度な投資を控え、キャッシュ創出力と安全性を両立させた理想的な財務構造を実現しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+79.3億円
営業CF
投資に使ったお金
-24.2億円
投資CF
借入・返済など
-79.2億円
財務CF
手元に残ったお金
+55.1億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/359.6億円-13.8億円-36.4億円45.8億円
FY2017/381.4億円-14.3億円-43.9億円67.1億円
FY2018/349.6億円-11.2億円-155億円38.5億円
FY2019/3102億円-20.7億円-62.9億円81.2億円
FY2020/373.1億円-16.1億円-69.6億円57.0億円
FY2021/390.6億円-4.2億円-71.8億円86.5億円
FY2022/358.5億円-2.5億円-73.8億円55.9億円
FY2023/376.2億円-35.4億円-74.9億円40.8億円
FY2024/391.2億円15.3億円-77.1億円106億円
FY2025/379.3億円-24.2億円-79.2億円55.1億円

営業キャッシュフローは毎期80億円から90億円規模で安定的に創出されており、強固な本業の稼ぐ力が財務の源泉となっています。投資活動においては成長のための設備投資を継続しつつ、財務キャッシュフローは主に安定した配当の支払いによってマイナスで推移しています。潤沢なフリーキャッシュフローを背景に、株主還元と将来への再投資を両立させる好循環な資金配分が行われています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/378.3億円27.8億円35.5%
FY2017/3103億円32.1億円31.2%
FY2018/3116億円37.4億円32.3%
FY2019/3122億円50.2億円41.0%
FY2020/382.4億円26.2億円31.8%
FY2021/389.7億円25.9億円28.9%
FY2022/3104億円28.2億円27.1%
FY2023/3113億円36.2億円32.1%
FY2024/3116億円36.2億円31.3%
FY2025/3118億円37.4億円31.8%

法人税等の支払額は税引前利益の推移に応じて年間30億円から37億円規模で推移しています。実効税率は概ね30%前後で安定しており、日本の税制環境に即した適切な納税が行われています。業績好調に伴い納税を通じた社会貢献も維持されており、透明性の高い財務運営が確認できます。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、主力である化粧品事業と医薬・食品事業の2本柱で強固な収益構造を構築しています。特に高付加価値なカウンセリング化粧品の安定収益と、常盤薬品工業による医薬・食品事業の成長が財務の安定を支えていますが、外部環境の変化による原材料費の高騰や為替の影響がリスク要因として挙げられます。

会社の計画は順調?

A
総合評価
明確な中計はないものの、業績予想は高い精度で達成を続けており、経営の安定性が際立つ。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026年9月期 連結業績予想
FY2026
売上高: 目標 650億円 順調 (647.2億円)
99.6%
営業利益: 目標 114億円 順調 (110.75億円)
97.1%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025640億円647億円+1.1%
FY2024630億円638億円+1.3%
FY2023616億円626億円+1.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025115億円111億円-3.7%
FY2024112億円114億円+2.0%
FY2023107億円110億円+3.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な中期経営計画を公表していませんが、毎期開示される連結業績予想がその役割を担っています。過去3年間、売上高・営業利益ともに期初予想を上回る着地を続けており、非常に高い計画達成力を示しています。FY2026の目標は売上高650億円、営業利益114億円と、過去最高益の更新を目指す堅実な計画であり、現時点での進捗も順調です。この安定した経営が、投資家からの信頼と高い株主還元につながっています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残57,800株
売り残19,600株
信用倍率2.95倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年9月期 第2四半期決算発表2026年5月上旬(予定)
2026年9月期 第3四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
2026年9月期 本決算発表2026年11月上旬(予定)

同業の資生堂(PER約123倍)などと比較すると、PERは18.8倍と業界内で割安な水準にあります。一方で、PBRは2.87倍と市場平均を上回っており、資産効率性が評価されています。特筆すべきは5%を超える高い配当利回りで、業界平均を大きく上回る魅力的な水準です。信用倍率は2.95倍と比較的落ち着いており、需給バランスは安定していると言えます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 -5.2%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 35%
化学業種 200社中 70位
報道のトーン
30%
好意的
45%
中立
25%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務45%
事業戦略25%
人事・採用15%
株価・市況15%

最近の出来事

2025年4月人材戦略

アルムナイ制度のプラットフォームとして「タレントパレット」を導入し、組織活性化を図る。

2025年2月業績減益

26年9月期第1四半期連結経常利益が前年同期比26.2%減の24.1億円となり市場の関心を集めた。

2025年1月業績予想

25年9月期の連結営業利益110.75億円に対し、26年9月期は114億円の黒字を予想。

最新ニュース

中立
週刊展望:ノエビアHD等の業績動向について
11/7 · 広島銀行証券
ポジティブ
4/23 · 会社四季報オンライン

ノエビアホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 230円
安全性
安定
自己資本比率 70.3%
稼ぐ力
高い
ROE 14.8%
話題性
普通
ポジティブ 30%

「高配当と堅実経営で名を馳せる、訪問販売から生まれたビューティー&ヘルスケアの優等生」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

同じ業種の企業

化学」に分類される他の企業

免責事項:本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。 特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。 報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。 記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU