ビジネスエンジニアリング4828
Business Engineering Corporation
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが毎日使うスマートフォンや自動車、お気に入りの食品。これらの製品がスムーズに作られ、お店に届くまでには、実は複雑な生産計画や部品管理が必要です。ビジネスエンジニアリングは、こうした『ものづくり』の現場を支えるITシステムを提供しています。工場の機械がいつ動くか、どれだけ部品が必要か、完成した製品をどこに運ぶかといった情報を一元管理する「会社の神経」のような役割を担っているのです。あなたが普段手に取る製品の多くが、同社のシステムによって効率的に生産されているかもしれません。
製造業向けERP(統合基幹業務システム)を主力とし、9期連続で過去最高益を更新する高収益企業。直近の2025年3月期は売上高207.8億円、営業利益46.76億円を達成し、中期経営計画「経営Vision 2026」の利益目標を4年も前倒しでクリアしました。好調な業績を背景に、配当性向を50%超へ引き上げるなど株主還元にも非常に積極的で、11期連続の増配を予定しています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 20.4% | 12.3% | - |
| 2022/03期 | 23.8% | 15.0% | - |
| 2023/03期 | 27.8% | 18.7% | - |
| 2024/03期 | 26.0% | 18.0% | 19.9% |
| 2025/03期 | 27.4% | 19.5% | 22.5% |
| 3Q FY2026/3 | 26.3%(累計) | 19.1%(累計) | 27.6% |
高い収益性を維持しており、2025/03期時点での営業利益率は22.5%という極めて高い水準にあります。効率的な経営体制によりROE(自己資本利益率)は20%台後半で安定的に推移しており、資本を効率的に活用して稼ぐ能力が非常に高いといえます。高付加価値な自社製品の提供とサービス品質の向上が、競合他社に対する持続的な競争優位性を生み出していると言えます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 177億円 | — | 12.9億円 | 108.9円 | - |
| 2022/03期 | 178億円 | — | 16.4億円 | 137.5円 | +0.3% |
| 2023/03期 | 185億円 | — | 23.3億円 | 194.0円 | +4.2% |
| 2024/03期 | 195億円 | 38.9億円 | 26.3億円 | 219.1円 | +5.3% |
| 2025/03期 | 208億円 | 46.8億円 | 33.3億円 | 278.2円 | +6.6% |
同社は製造業向けITソリューション事業の好調を背景に、2021/03期以降、売上高および利益ともに右肩上がりの成長を続けています。主力製品である「mcframe」の拡販やERP導入支援案件の増加が功を奏し、2025/03期には売上高が約208億円、純利益は過去最高水準の約33億円に達しました。今後も既存事業の強固な収益基盤とDX需要の取り込みにより、2026/03期には純利益37億円を見込むなど、高い成長ポテンシャルを維持しています。 【3Q 2026/03期実績】売上186億円(通期予想比84%)、営業利益51億円(同99%)、純利益37億円(同100%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
EDINET開示資料によると、事業は「システム構築」と「運用保守」を主軸とし、特に製造業向けDX支援が利益を牽引しています。リスク要因として、特定顧客への依存や急速な技術革新への追随、および海外展開に伴う地政学的リスクが挙げられており、それらに対するリスク管理体制の強化が継続課題となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 205億円 | 205億円 | 208億円 | +1.4% |
| 2024期 | 188億円 | 193億円 | 195億円 | +3.7% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 42億円 | 42億円 | 47億円 | +11.3% |
| 2024期 | 35億円 | 38億円 | 39億円 | +12.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
驚異的なスピードで計画を達成しています。中期経営計画「経営Vision 2026」の利益目標(営業利益・純利益)を4年も前倒しでクリアし、現在はさらに高い目標を掲げる新成長戦略「BE 2030」を策定中です。近年の業績予想は期初に保守的に出し、期中に上方修正する傾向があり、実績はそれをさらに上回ることが多く、経営の実行力に対する信頼性は非常に高いと言えます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2025年3月期決算にて大幅増益を達成し、過去最高益の更新を発表。
BatchLine社への資本参加を決定し、グローバル市場での競争力強化を推進。
第3四半期累計で前年同期比40.4%増益となる51.5億円の連結経常利益を達成。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は非常に高く、自己資本比率は2025/03期時点で72.5%に達しています。有利子負債は極めて限定的であり、無借金に近い強固な財務体質を構築しています。潤沢な内部留保と安定した資産構成により、成長投資や株主還元を機動的に実施できる盤石なバランスシートを有しています。 【3Q 2026/03期】総資産204億円、純資産149億円、自己資本比率73.2%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 25.4億円 | 8.2億円 | 2.0億円 | 17.2億円 |
| 2022/03期 | 22.9億円 | 7.1億円 | 7.0億円 | 15.7億円 |
| 2023/03期 | 32.8億円 | 7.0億円 | 5.5億円 | 25.8億円 |
| 2024/03期 | 35.5億円 | 11.3億円 | 10.0億円 | 24.3億円 |
| 2025/03期 | 35.2億円 | 14.8億円 | 10.7億円 | 20.5億円 |
営業キャッシュフローは堅調に推移しており、事業を通じた安定的な現金創出能力が定着しています。投資キャッシュフローの支出は成長投資や戦略的な提携に関連するものであり、将来の収益向上に向けた資金配分が適切に行われています。潤沢なフリーキャッシュフローを原資として配当などの株主還元を強化しており、高い資本効率を実現しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は18.2%と、製造業やIT業界の平均と比較してもダイバーシティ推進に一定の成果が見られます。連結子会社を2社擁する機動的な経営体制であり、監査報酬を適切に確保するなど透明性の高いガバナンス体制を整備し、プライム市場上場企業として高い規律を維持しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 810万円 | 719人 | - |
従業員の平均年収は810万円と、IT業界やSIerの平均と比較しても高水準を維持しています。これは、ERP導入支援や自社製品「mcframe」の好調による収益性の向上と、高い専門スキルを持つエンジニアの確保を目的とした積極的な処遇改善が継続的に行われているためです。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。2024期と2025期において、同社のTSRはそれぞれ170.8%、170.6%と高い水準でしたが、同期間のTOPIX(216.8%、213.4%)をアンダーパフォーム(下回る)しました。これは、同社の株価も上昇したものの、市場全体の株価上昇ペースには及ばなかったことを示唆しています。好調な業績が株価に織り込まれる一方、市場全体の地合いに左右された側面があると考えられます。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 16円 | 30.3% |
| 2017/03期 | 22円 | 30.1% |
| 2018/03期 | 25円 | 30.9% |
| 2019/03期 | 43円 | 30.2% |
| 2020/03期 | 45円 | 31.0% |
| 2021/03期 | 70円 | 30.0% |
| 2022/03期 | 84円 | 30.6% |
| 2023/03期 | 64円 | 33.0% |
| 2024/03期 | 78円 | 35.6% |
| 2025/03期 | 100円 | 36.0% |
2025年12月をもって優待制度は廃止されており、現在は実施されていません。
同社は利益成長を株主に還元することを重視しており、累進配当方針を採用しています。配当性向の目標を50%超に引き上げるなど、配当水準を積極的に高めています。長年にわたる連続増配実績が示す通り、株主還元に対する経営陣のコミットメントは非常に強固です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 149.2万円 | 49.2万円 | 49.2% |
| 2022期 | 169.9万円 | 69.9万円 | 69.9% |
| 2023期 | 135.7万円 | 35.7万円 | 35.7% |
| 2024期 | 170.8万円 | 70.8万円 | 70.8% |
| 2025期 | 170.6万円 | 70.6万円 | 70.6% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PBRは5.59倍と業界平均を上回っており、資本効率の高さや成長性が市場から高く評価されています。一方、PERは20.2倍と業界平均よりやや割安で、今後の利益成長次第では更なる株価上昇の余地があると考えられます。信用倍率は88.53倍と非常に高く、信用買い残が積み上がっているため、将来的な需給悪化には注意が必要です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 18.9億円 | 6.1億円 | 32.0% |
| 2022/03期 | 24.4億円 | 8.0億円 | 32.7% |
| 2023/03期 | 32.5億円 | 9.2億円 | 28.4% |
| 2024/03期 | 38.8億円 | 12.5億円 | 32.3% |
| 2025/03期 | 46.8億円 | 13.5億円 | 28.8% |
法人税等の支払額は、税引前利益の成長に伴い適正に増加しています。実効税率は概ね30%前後で推移しており、税効果会計の影響等を除けば、法定税率に応じた一般的な納税状況です。特段の税務上の懸念はなく、業績拡大と連動した健全な納税プロセスが継続しています。
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「堅実なERPで製造業の心臓部を握り、中期経営計画を軽々超える高収益ITコンサル」
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