CIJ4826
Computer Institute of Japan, Ltd.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段何気なく利用している社会の仕組み、その裏側でCIJの技術が活躍しているかもしれません。例えば、銀行のATMでお金を引き出したり、振り込んだりするときの安定したシステム。あるいは、電車の運行状況をリアルタイムで確認できる便利なサービスや、官公庁が利用する大規模な情報システムの開発にも関わっています。私たちの生活に欠かせない金融、通信、公共サービスなどがスムーズに動くよう、縁の下の力持ちとしてITシステムを開発・提供しているのがCIJです。
独立系システム開発会社として、NTTデータや日立製作所向けを主力に安定成長を続ける企業です。2025年6月期は売上高269.0億円、営業利益21.70億円と増収増益を達成し、来期も売上高285.0億円、営業利益22.50億円と成長が続く見通しです。近年はソフトウェア開発会社のM&Aを積極的に行い、事業領域の拡大と技術力の強化を推進。中期経営計画「BEIT50」では2027年6月期に売上高300億円、営業利益24億円を目標に掲げており、安定した顧客基盤とM&A戦略による持続的成長が期待されます。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 6月
- 本社
- 神奈川県横浜市西区高島1-2-5 横濱ゲートタワー 17階
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
2025/06期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 8.9% | 7.0% | 7.5% |
| 2017/06期 | 7.9% | 6.3% | 6.3% |
| 2018/06期 | 10.3% | 8.2% | 7.6% |
| 2019/06期 | 10.5% | 8.4% | 9.0% |
| 2020/06期 | 8.6% | 7.0% | 7.5% |
| 2021/06期 | 7.1% | 5.8% | 6.8% |
| 2022/06期 | 7.2% | 5.9% | 7.3% |
| 2023/06期 | 8.2% | 6.6% | 8.0% |
| 2024/06期 | 6.6% | 5.2% | 7.6% |
| 2025/06期 | 10.3% | 8.0% | 8.1% |
| 2Q 2026/06期 | 6.4%(累計) | 4.9%(累計) | 10.0% |
収益性については、システム開発における高付加価値化や効率的なプロジェクト管理の推進により、営業利益率は8%台と堅調に推移しています。2025年3月期にはROEが10.3%に向上しており、資本効率を重視した経営が成果を上げていることがうかがえます。今後も高単価案件の獲得や専門スキルの向上を図ることで、さらなる利益率の改善が期待されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/06期 | 204億円 | 13.9億円 | 9.2億円 | 16.0円 | -1.4% |
| 2022/06期 | 215億円 | 15.7億円 | 9.7億円 | 16.9円 | +5.3% |
| 2023/06期 | 229億円 | 18.3億円 | 11.4億円 | 29.3円 | +6.5% |
| 2024/06期 | 257億円 | 19.6億円 | 9.5億円 | 16.4円 | +12.6% |
| 2025/06期 | 269億円 | 21.7億円 | 14.9億円 | 26.1円 | +4.5% |
CIJは独立系SIerとして基盤系および業務系システム開発を主軸に展開しており、継続的なM&Aや新規案件の獲得により売上高は右肩上がりの成長を遂げています。2025年3月期には売上高が約269億円、営業利益が約21.7億円に達し、旺盛なDX需要を背景とした安定的な利益創出を実現しました。2026年3月期も増収増益を見込んでおり、強固な顧客基盤を活かした着実な業容拡大が続いています。 【2Q 2026/06期実績】売上142億円(通期予想比50%)、営業利益14億円(同63%)、純利益9.4億円(同62%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
独立系SIerとして官公庁や金融、交通・防災向けなど幅広い顧客基盤を持つ点が強みです。主要顧客である日立製作所やNTTデータ向けに強固な関係を築く一方、事業環境変化に応じたM&Aや新領域への挑戦によるリスク分散を図っています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 270億円 | — | 269億円 | -0.4% |
| 2024期 | 253億円 | — | 257億円 | +1.7% |
| 2023期 | 220億円 | — | 229億円 | +3.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 20.5億円 | — | 21.7億円 | +5.9% |
| 2024期 | 18.8億円 | — | 19.6億円 | +4.5% |
| 2023期 | 15億円 | — | 18.3億円 | +21.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現在進行中の中期経営計画「BEIT50」では、最終年度の2027年6月期に売上高300億円、営業利益24億円を目標に掲げています。初年度である2025年6月期の実績は売上高269.0億円、営業利益21.70億円と、目標に対して約90%の進捗を見せており、順調な滑り出しと言えます。過去の業績予想を見ても、特に利益面で期初予想を上回る傾向が強く、安定した収益力と堅実な経営計画の遂行能力が評価できます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
ソフトウェア開発会社インフォテックソリューションを株式交換により完全子会社化し、開発体制を強化。
2026年6月期第2四半期において、経常利益が前年同期比45.0%増となる14.25億円を記録。
経営効率化とガバナンス強化を目的とした組織変更及び人事異動を実施。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも2Q 2026/06期末時点
同社は自己資本比率が77%を超える高い財務健全性を維持しており、外部環境の変化に耐えうる強固な財務体質を有しています。有利子負債はゼロの実質無借金経営を継続しており、潤沢な手元資金を新規開発やM&Aなどの成長投資に振り向けることが可能です。安定した資産構成により、中長期的な事業投資と株主還元の両立を支える盤石な体制が整っています。 【2Q 2026/06期】総資産198億円、純資産152億円、自己資本比率75.3%、有利子負債6.7億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 6.7億円 | 4,500万円 | ▲7.8億円 | 7.2億円 |
| 2017/06期 | 7.0億円 | ▲3.7億円 | ▲5.3億円 | 3.3億円 |
| 2018/06期 | 16.8億円 | 6.7億円 | ▲6.0億円 | 23.5億円 |
| 2019/06期 | 4.2億円 | ▲14.3億円 | ▲5.1億円 | ▲10.1億円 |
| 2020/06期 | 17.1億円 | ▲2.7億円 | ▲7.3億円 | 14.4億円 |
| 2021/06期 | 7.0億円 | 8,500万円 | ▲1.4億円 | 7.9億円 |
| 2022/06期 | 15.8億円 | ▲19.5億円 | ▲7.1億円 | ▲3.7億円 |
| 2023/06期 | 19.4億円 | 17.3億円 | ▲5.4億円 | 36.7億円 |
| 2024/06期 | 11.8億円 | ▲5.1億円 | ▲8.9億円 | 6.7億円 |
| 2025/06期 | 17.8億円 | ▲8.8億円 | ▲16.4億円 | 9.0億円 |
営業活動によるキャッシュフローは本業の安定成長を背景に安定しており、潤沢な営業キャッシュフローを原資として将来の成長投資や配当に充てています。2025年3月期には約17.8億円の営業キャッシュフローを確保し、事業拡大のための投資を行いつつもフリーキャッシュフローはプラスを維持しました。財務キャッシュフローでは積極的な配当支払いや自己株式取得等による還元を優先しており、健全な循環を作り出しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/06期 | 4.4円 | 27.7% |
| 2017/06期 | 4.1円 | 27.6% |
| 2018/06期 | 4.4円 | 21.3% |
| 2019/06期 | 6円 | 27.6% |
| 2020/06期 | 6円 | 31.4% |
| 2021/06期 | 6.6円 | 41.4% |
| 2022/06期 | 8.6円 | 50.9% |
| 2023/06期 | 14円 | 47.8% |
| 2024/06期 | 11円 | 67.3% |
| 2025/06期 | 15円 | 57.5% |
| 権利確定月 | 12月 |
同社は安定配当を基本方針としつつ、業績に応じた利益還元を重視しています。配当性向を一定程度考慮しながら、持続的な成長のための投資とのバランスを勘案して決定しています。今後も強固な財務基盤を活かし、株主への長期的な利益還元を継続する姿勢を示しています。
株の売買状況と今後の予定
同業種(情報・通信業)の平均PERが約25倍であるのに対し、CIJは約19倍と比較的割安な水準にあります。PBRも業界平均をやや下回っています。一方で配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への意識がうかがえます。信用倍率がやや高めな点は短期的な需給の重しになる可能性があり、注意が必要です。今後の決算発表は4月下旬に予定されています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 14.5億円 | 5.5億円 | 38.0% |
| 2017/06期 | 12.3億円 | 4.1億円 | 33.3% |
| 2018/06期 | 14.6億円 | 3.5億円 | 24.0% |
| 2019/06期 | 18.0億円 | 6.0億円 | 33.5% |
| 2020/06期 | 15.3億円 | 4.8億円 | 31.5% |
| 2021/06期 | 14.0億円 | 4.8億円 | 34.0% |
| 2022/06期 | 16.0億円 | 6.3億円 | 39.2% |
| 2023/06期 | 18.4億円 | 7.0億円 | 37.9% |
| 2024/06期 | 19.9億円 | 10.4億円 | 52.4% |
| 2025/06期 | 22.0億円 | 7.1億円 | 32.2% |
法人税等の支払いは、主に税引前利益の変動に伴って発生しています。2024年3月期において実効税率が一時的に50%を超えていますが、これは主に繰延税金資産の取崩しなど税務上の要因によるものです。基本的には30%台前半の標準的な税率水準で推移しており、業績成長に伴う納税負担も安定しています。
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CIJ まとめ
「堅実な独立系SIerが、NTTデータ・日立など大手顧客の懐に深く食い込み、M&Aでじわりと事業領域を広げる黒子企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。