4825プライム

ウェザーニューズ

WEATHERNEWS INC.

最終更新日: 2026年3月28日

ROE14.5%
BPS970.4円
自己資本比率83.5%
FY2025/3 有報データ

AIとサポーターの力で世界の気象リスクに挑む、民間気象情報の世界トップ企業

気象の力を社会のために役立て、お客様と共に持続可能な世界を創造すること。

この会社ってなに?

毎朝チェックする天気予報アプリ、実はその情報源がウェザーニューズかもしれません。台風が近づいている時、テレビやネットで見る詳細な進路予報の多くも、同社のデータが使われています。さらに、あなたが乗る飛行機が揺れないルートを選んだり、海外から荷物を運ぶコンテナ船が安全な航路を見つけたりする裏側でも、ウェザーニューズの高度な気象予測が活躍しているのです。私たちの安全で快適な暮らしは、同社の膨大な気象データによって支えられています。

民間気象情報で世界最大手。2025年5月期は売上高235.1億円、営業利益は前期比38.1%増の45.17億円と大幅な増益を達成しました。AI活用による業務効率化と法人向け高付加価値サービスの伸長が利益率を押し上げています。会社は2026年5月期の業績予想として売上高250.0億円、営業利益50.00億円と連続での最高益更新を見込んでおり、利益体質を強化しながら成長を加速させています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
5月
本社
千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目3番地 幕張テクノガーデン
公式
jp.weathernews.com

社長プロフィール

草開 千仁
草開 千仁
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは創業以来「いざという時、人の役に立ちたい」という想いを貫き、気象のプロとしてお客様のビジネスや生活を支え続けてきました。気象リスクが多様化・深刻化する現代において、AIなどの最新技術と人の力を融合させ、気象の負を解き、社会の持続的な発展に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1986
創業。「いざという時、人の役に立ちたい」

航海中の海難事故をきっかけに、海運会社向けの気象情報サービス会社として石橋博良氏が創業。海運業界の安全運航を支える事業からスタートした。

1999
個人向けサービスの開始とインターネット展開

i-modeのサービス開始と同時に、世界初の携帯電話向け天気予報サービスを開始。気象情報を個人にとっても身近なものへと変えた。

2000
ナスダック・ジャパン市場へ上場

個人向けサービスの成功を背景に、ナスダック・ジャパン(後の東証)へ上場。さらなる事業拡大と技術開発への投資を加速させる。

2005
「ウェザーリポーター」開始、参加型文化の醸成

一般ユーザーが空の写真を投稿する「ウェザーリポート」を開始。ユーザー参加型の気象情報収集モデルを確立し、独自の強固な観測網を構築した。

2015
海外ソーシャル天気アプリを買収しグローバル展開を加速

米国のソーシャル天気アプリ「Weathermob」を買収。世界中のユーザーとの繋がりを強化し、グローバルな気象データ収集基盤を拡大した。

2018
24時間生放送「ウェザーニュースLiVE」開始

YouTube等で24時間365日、気象情報を生放送するチャンネルを開始。専門家による解説と視聴者との双方向コミュニケーションで、新たなファン層を獲得。

2023
AI活用を本格化し、過去最高益を更新

AI技術の活用による業務効率化とサービスの高付加価値化が奏功し、業績が大きく伸長。2026年5月期第2四半期には経常利益が11期ぶりに過去最高を更新した。

2026
中期経営計画の最終年度へ

中期経営計画の目標である「売上高260億円、営業利益率20%以上」の達成を目指す。AI技術のさらなる活用とグローバル市場での事業拡大を推進し、次の成長ステージへと向かう。

注目ポイント

AI×ビッグデータで高精度な予測

独自の観測網と全国のユーザーから集まる膨大な気象データをAIで解析。法人向けサービスでは高精度な需要予測などを提供し、企業の課題解決に貢献しています。

世界を舞台にするグローバル展開力

祖業である海運向けサービスで世界トップシェアを誇ります。海外企業の買収も積極的に行い、世界約50カ国にサービスを展開するグローバル企業です。

好調な業績と積極的な株主還元

AI活用などで利益率が改善し、業績は絶好調。増配や株式分割、記念配当など、株主への還元にも積極的な姿勢を見せている点が魅力です。

サービスの実績は?

222.4億円
売上高
2024年5月期
+5.4% YoY
235.1億円
売上高
2025年5月期
+5.7% YoY
120
1株当たり配当金
2024年5月期実績
+10円 YoY
180,000
1日あたりユーザー投稿数
2023年データ
13,000カ所
独自気象観測網
2023年データ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 30円
安全性
安定
自己資本比率 83.5%
稼ぐ力
高い
ROE 14.5%
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
30
方針: 配当性向50%以上を目標とした還元方針
1株配当配当性向
FY2016/32549.6%
FY2017/32555.4%
FY2018/32595.7%
FY2019/32579.6%
FY2020/32567.1%
FY2021/32558.9%
FY2022/32551.0%
FY2023/327.550.5%
FY2024/33054.3%
8期連続増配
株主優待
あり
権利確定月5月・11月

ウェザーニューズは安定的な利益成長を背景に配当額を着実に引き上げており、株主への利益還元を経営の重要課題と位置づけています。配当性向は50%前後を目安としつつ、長期的な成長投資と両立を図る方針を維持しています。創業40周年記念配当の実施など、株主還元への姿勢は非常に前向きであり、高い配当利回りが投資家から評価されています。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
14.5%
業界平均
11.1%
営業利益率下回る
この会社
19.2%
業界平均
28.5%
自己資本比率上回る
この会社
83.5%
業界平均
55.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3197億円
FY2023/3211億円
FY2024/3222億円
FY2025/3235億円
営業利益
FY2022/329.0億円
FY2023/332.6億円
FY2024/332.7億円
FY2025/345.2億円

ウェザーニューズは民間気象情報のパイオニアとして強固な基盤を持ち、売上高はFY2021/3の約188億円からFY2025/3には約235億円へと継続的に拡大しています。近年の利益成長は、AI技術の活用による業務効率化や、海運・航空など法人向けSaaSサービスの強化が奏功した結果です。FY2026/3も成長は続き、売上高250億円、純利益35億円という過去最高水準の業績が見込まれています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
14.5%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
12.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
19.2%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/317.0%15.5%23.3%
FY2017/314.5%12.8%19.4%
FY2018/38.4%7.5%15.7%
FY2019/39.9%8.7%12.0%
FY2020/311.3%9.6%12.7%
FY2021/312.1%10.5%13.0%
FY2022/312.8%11.3%14.8%
FY2023/313.0%11.4%15.4%
FY2024/312.3%10.6%14.7%
FY2025/314.5%12.1%19.2%

同社の収益性は非常に高く、FY2025/3には営業利益率が19.2%に達するなど、高い利益体質へと変貌を遂げています。効率的なデータ収集網と独自予測モデルの構築により、競合他社に対する圧倒的な参入障壁を築いていることが高収益の背景です。投下資本利益率(ROA)も12.1%と安定しており、資本効率を重視した経営が着実に成果を上げています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率83.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
215億円

財務状況は極めて健全であり、自己資本比率は80%台を維持する一方で、実質無借金経営を継続しています。利益剰余金の蓄積により純資産はFY2021/3の約154億円からFY2025/3には約215億円へ増加し、強固な財務基盤が確立されました。この盤石なバランスシートが、将来の成長投資や安定した株主還元を支える強力な後ろ盾となっています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+44.3億円
営業CF
投資に使ったお金
-2.7億円
投資CF
借入・返済など
-14.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+41.6億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/328.4億円-7.2億円-11.4億円21.1億円
FY2017/327.2億円-18.7億円-12.6億円8.5億円
FY2018/318.7億円-4.5億円-11.3億円14.2億円
FY2019/325.3億円-9.8億円-10.9億円15.4億円
FY2020/326.7億円-7.1億円-10.9億円19.6億円
FY2021/324.8億円-6.2億円-10.9億円18.6億円
FY2022/335.7億円-4.0億円-11.0億円31.8億円
FY2023/323.8億円-2.5億円-11.0億円21.3億円
FY2024/333.9億円-4.1億円-13.1億円29.8億円
FY2025/344.3億円-2.7億円-14.4億円41.6億円

営業キャッシュフローは本業の好調さを反映し、FY2025/3には44億円を超える安定した現金を創出しています。投資活動による支出は主にAI予測エンジンの研究開発やシステムインフラの増強に向けられており、規律ある投資を維持しています。潤沢なフリーキャッシュフローを背景に、積極的な配当支払いを実施しつつも、内部留保をしっかりと確保する循環を実現しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/332.1億円10.1億円31.6%
FY2017/328.3億円8.6億円30.4%
FY2018/324.9億円13.6億円54.4%
FY2019/319.3億円5.6億円29.0%
FY2020/321.9億円5.6億円25.5%
FY2021/325.5億円6.9億円27.1%
FY2022/330.6億円9.1億円29.6%
FY2023/332.8億円8.9億円27.0%
FY2024/333.4億円9.0億円27.1%
FY2025/344.7億円13.5億円30.3%

法人税等の支払額は、業績拡大に伴いFY2021/3の約7億円からFY2025/3には約13.5億円へ増加しています。実効税率は概ね27%から30%の範囲で推移しており、税効果会計の影響を除けば安定的に推移しています。今後の利益成長に合わせて、納税額も相応に拡大していく見込みです。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、売上高の大部分を気象情報提供サービスが占めており、特に法人向けの航空・航海気象や交通気象セグメントが収益の柱となっています。事業リスクとしては、異常気象によるシステム負荷や世界的な気象データ収集網の維持管理コスト、およびグローバル市場での競争激化が挙げられます。

会社の計画は順調?

A
総合評価
目標達成は射程圏内。特に利益率の改善が著しく、計画を上回る可能性も。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

(旧)中期経営計画
FY2019〜FY2022
売上高: 目標 200億円 達成 (196.5億円)
100%
営業利益: 目標 25億円 達成 (29.04億円)
100%
新中期経営計画
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 260億円 順調 (235.1億円)
90.42%
営業利益率: 目標 20%以上 順調 (19.2%)
96.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2022193億円197億円+1.8%
FY2023210億円211億円+0.5%
FY2024225億円222億円-1.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202226億円29億円+11.7%
FY202332億円33億円+1.7%
FY202435億円33億円-6.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では、最終年度(2026年5月期)に売上高260億円、営業利益率20%以上という高い目標を掲げています。直近の2025年5月期実績は売上高235.1億円、営業利益率19.2%と、目標達成に向けて順調に進捗しています。過去の業績予想は比較的精度が高く、着実に計画を遂行する実行力がありますが、FY2024はやや未達となりました。今後は、AI活用による生産性向上と高付加価値サービスの拡大が目標達成の鍵となります。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残346,900株
売り残32,500株
信用倍率10.67倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第3四半期決算発表2026年4月6日(予定)
2026年5月期 本決算発表2026年7月上旬(予定)

信用倍率は10.67倍と高水準で、将来の株価上昇を期待した信用買い残が積み上がっている状況です。これは株価の上値を重くする潜在的な売り圧力となり得るため注意が必要です。一方、PERやPBRは業界平均と比較して割安な水準にあり、今後の業績成長が株価に織り込まれれば、見直される可能性があります。次の決算発表は4月6日に予定されています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +15.4%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, 会社四季報オンライン, PR TIMES, ZDNET ほか
業界内ランキング
上位 12%
情報・通信業 2,000社中 240位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
新サービス・技術30%
株主還元20%
その他10%

最近の出来事

2025年12月業績更新

第2四半期決算にて純利益が前年同期比44%増を記録し、過去最高を達成。

2025年12月株式分割

決算発表と同時に、株主還元強化を目的とした1株から2株への株式分割を公表。

2025年12月サービス拡大

テレビ局の気象番組制作を支援する新サービスを開始し、AIと気象データを活用したビジネスを拡大。

最新ニュース

ポジティブ
ウェザーニューズ、6-11月期純利益44%増で過去最高更新
12/26 · 日本経済新聞
ポジティブ
ウェザーニューズが大幅高、2Q決算好調で1対2株式分割を発表
12/26 · 会社四季報オンライン
ポジティブ
ウェザーニューズ、テレビ局向け気象番組制作支援サービスを開始
12/12 · 日本経済新聞
中立
中期経営計画に基づいた重点施策の進捗報告を実施
10/08 · TDnet
ポジティブ
第1四半期は営業利益9.6%増、成長トレンドを維持
10/04 · 株探

ウェザーニューズ まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 30円
安全性
安定
自己資本比率 83.5%
稼ぐ力
高い
ROE 14.5%
話題性
好評
ポジティブ 75%

「スマホアプリでお馴染みの『お天気屋さん』が、実はAIと独自衛星を武器に世界中の海と空を動かすデータ企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU