2338スタンダード

クオンタムソリューションズ(株)

Quantum Solutions Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月25日

ROE-133.8%
BPS2.5円
自己資本比率34.9%
FY2025/3 有報データ

AI×Web3×デジタル資産。東証スタンダードから世界を目指す、ボーダレスなテックベンチャー

最先端のAIソリューションでよりよい明日の実現を

この会社ってなに?

クオンタムソリューションズは、企業向けにAIを活用した業務効率化ソリューションを提供しています。また、ゲーム業界向けにはWemadeと提携し、著名IPゲームのアイテムをトークン化するEコマースプラットフォーム「GLMMO」を共同開発。さらに、暗号資産(特にイーサリアム)の大量保有戦略は、日本における機関投資家レベルのデジタル資産運用のパイオニアとして注目されています。

クオンタムソリューションズは2000年設立、2002年東証上場のIT企業です。祖業の携帯システム構築から転換し、現在はAI統合ソリューション、次世代データセンター(AIDC)、Web3アプリケーション、デジタル資産戦略を主軸に展開。日本上場企業でイーサリアム(ETH)保有量No.1を達成し、暗号資産を活用したトレジャリー戦略でも注目を集めています。FY2025/3は売上高6.9億円(前年比+240.5%)と大幅増収ですが、営業赤字が継続中。PBR 59.44倍と将来の成長期待を織り込んだバリュエーションとなっています。

情報・通信業スタンダード市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
2月
本社
東京都千代田区丸の内1丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー
公式
www.quantum-s.co.jp

社長プロフィール

川嶋 誠
代表取締役社長
挑戦者
クオンタムソリューションズは、AI技術とデジタル資産を融合し、次世代のビジネスインフラを構築します。日本上場企業としてイーサリアム保有量No.1を達成した実績を武器に、グローバルなデジタル経済圏の創出に挑み続けます。

この会社のストーリー

2000
設立 — 携帯システム構築からスタート

クオンタムソリューションズ株式会社として設立。携帯電話向けシステム構築を祖業として事業を開始した。

2002
東京証券取引所に上場

東証マザーズ(現グロース・スタンダード)に上場。資本市場へのアクセスを確保し、成長資金を調達。

2020
事業構造の大転換

従来の携帯システム事業からAI・テクノロジー事業へと大胆な事業転換を開始。グローバル展開を加速。

2024
AI・Web3・デジタル資産の3本柱確立

WemadeやJP GAMESとの戦略提携を締結。AIデータセンター事業やデジタル資産戦略を本格化させた。

2025
日本上場企業ETH保有量No.1達成

イーサリアムの大量取得戦略が実を結び、日本の上場企業として最大のETH保有者に。デジタル資産トレジャリーのパイオニアとなった。

2026
AIDC事業の本格展開へ

次世代AIデータセンター(AIDC)インフラの構築を推進。AI×Web3の融合による新たな成長ステージを目指す。

注目ポイント

AI×Web3×暗号資産の三位一体戦略

AIソリューション、Web3アプリケーション、デジタル資産運用の3つを組み合わせた独自のビジネスモデル。日本の上場企業では稀有な存在です。

グローバルなアジアネットワーク

香港・シンガポール等に8つの連結子会社を有し、アジア太平洋地域でのビジネス展開を推進。経営陣のグローバルネットワークが強みです。

日本上場企業ETH保有量No.1

イーサリアムの大量保有戦略により、暗号資産市場の上昇局面で大きなアップサイドが期待できます。ただしボラティリティの高さにはご注意を。

サービスの実績は?

240.5%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
53
従業員数
2025年3月時点
8
連結子会社数
アジア太平洋地域に展開
ETHNo.1
日本上場企業ETH保有量
2025年10月達成

ひとめ診断

業績
低迷
赤字(事業構造転換期でAI・Web3への先行投資が継続中のため営業赤字)
配当
なし
配当なし
安全性
普通
自己資本比率 34.9%(FY2024/3の債務超過から回復したが、エクイティファイナンスによる希薄化リスクに注意)
稼ぐ力
低い
ROE -133.8%
話題性
普通
ポジティブ 35%

配当・優待はもらえる?

もらえません
1株配当(最新期)
0
方針: 無配(赤字継続のため)
1株配当配当性向
FY2021/300.0%
FY2022/300.0%
FY2023/300.0%
FY2024/300.0%
FY2025/300.0%
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

設立以来、無配が継続しています。営業赤字が続いており、配当原資となる利益が確保できていないためです。今後の黒字転換と安定的な利益計上が配当開始の前提条件となります。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
-133.8%
業界平均
10.9%
営業利益率下回る
この会社
-68.3%
業界平均
14.9%
自己資本比率下回る
この会社
34.9%
業界平均
60.2%

業績推移

儲かってるの?

赤字です
売上高
FY2022/32.6億円
FY2023/32.6億円
FY2024/32.0億円
FY2025/37.0億円
営業利益
FY2022/3-3.6億円
FY2023/3-3.9億円
FY2024/3-9.4億円
FY2025/3-4.8億円

売上高はFY2024/3に2億円台まで落ち込みましたが、FY2025/3には6.9億円と前年比+240.5%の大幅増収を達成しました。AI事業やデジタル資産関連の収益が寄与しています。ただし、営業赤字は継続しており、FY2026/3も5.4億円の営業損失を予想。事業構造の転換期にあり、収益化には時間を要する見通しです。

事業ごとの売上・利益

AIソリューション事業
3.9億円56.5%)
デジタル資産・Web3事業
3.0億円43.5%)
AIソリューション事業3.9億円
利益: -2.8億円

企業向けAI統合ソリューションの提供。CPUサーバーの販売代理や、次世代データセンター(AIDC)インフラの構築を推進。売上の大部分を占める主力事業。

デジタル資産・Web3事業3.0億円
利益: -1.9億円

イーサリアム等の暗号資産を活用したトレジャリー戦略、Web3アプリケーション開発、ゲームIPのトークン化プラットフォーム「GLMMO」の共同開発。

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-133.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
-97.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
-68.3%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/3-58.2%-38.8%-154.3%
FY2022/3-27.7%-25.9%-140.6%
FY2023/3-240.9%-203.8%-149.2%
FY2024/3---459.5%
FY2025/3-133.8%-97.8%-68.3%

全期間を通じて営業利益率・ROE・ROAともにマイナスが続いています。ただし、FY2025/3の営業利益率は-68.3%とFY2024/3の-459.5%から大幅に改善しており、売上拡大に伴う赤字幅の縮小傾向が見られます。黒字転換が最大の経営課題です。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率34.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
5,000万円
会社の純資産
2.4億円

財務体質は大きく変動しています。FY2024/3には自己資本比率が-13.2%と債務超過に陥りましたが、新株予約権の行使や転換社債による資金調達により、FY2025/3には自己資本比率34.9%まで回復しました。BPSは2.5円と低水準であり、株価148円に対してPBR 59.44倍と極めて高い水準にあります。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-5.2億円
営業CF
投資に使ったお金
-1,100万円
投資CF
借入・返済など
+5.3億円
財務CF
手元に残ったお金
-5.3億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3-2.7億円-1.1億円3.0億円-3.8億円
FY2022/3-2.8億円-2.2億円1.9億円-5.0億円
FY2023/3-3.8億円-4.8億円5.8億円-8.6億円
FY2024/3-6.6億円-1.3億円6.8億円-7.8億円
FY2025/3-5.2億円-1,100万円5.3億円-5.3億円

営業キャッシュフローは全期間でマイナスが継続しており、事業単体での資金創出力はまだ確立されていません。一方、財務キャッシュフローは毎期プラスで、新株予約権や転換社債によるエクイティファイナンスで資金を調達しています。フリーキャッシュフローもマイナスが続いており、外部資金に依存した経営が続いています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1デジタル資産(暗号資産)の価格変動リスク
2AI・Web3事業の収益化の不確実性
3継続的な営業赤字による資金繰りリスク
4新株予約権・転換社債の発行による株式希薄化リスク
5海外子会社の経営管理リスク
6情報セキュリティ・サイバー攻撃リスク

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3-3.8億円0円-
FY2022/3-3.1億円0円-
FY2023/3-1.6億円0円-
FY2024/3-7.8億円0円-
FY2025/3-4.6億円0円-

全期間を通じて税引前損失が継続しており、法人税等の納付はゼロです。繰越欠損金が蓄積されており、将来黒字転換した際に税制上の恩恵を受ける可能性があります。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
526万円
従業員数
53
平均年齢
40.5歳
平均年収従業員数前年比
当期526万円53-

従業員数は53名の小規模企業で、平均年収は526万円です。平均勤続年数が1.4年と極めて短く、事業転換に伴う人材の入れ替わりが激しいことを示しています。IT業界の中では給与水準はやや低めです。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主4.4%
浮動株95.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関0.2%
事業法人等4.2%
外国法人等80.1%
個人その他13.9%
証券会社1.6%

浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。

KGI ASIA LIMITED-CLIENT ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)(11,280,649株)24.7%
OKASAN INTERNATIONAL(ASIA)LIMITED A/C CLIENT(常任代理人 岡三証券株式会社 代表取締役社長)(9,411,800株)20.6%
FUTU SECURITIES INTERNATIONAL (HONGKONG) LIMITED (常任代理人 moomoo証券株式会社 代表取締役)(4,184,100株)9.2%
SCBHK AC EVERBRIGHT SECURITIES INVESTMENT SERVICES (HK) LIMITED-CLIENT AC(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行 取締役頭取執行役員)(2,115,900株)4.6%
INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社 代表取締役)(1,496,100株)3.3%
BNP PARIBAS SINGAPORE/2S/JASDEC/UOB KAY HIAN PRIVATE LIMITED(常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)(1,351,600株)3%
BANK JULIUS BAER AND CO. LTD. HONG KONG CLIENT ACCOUNT (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行 取締役頭取執行役員)(1,223,400株)2.7%
黒松投資株式会社(1,025,000株)2.2%
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマンサックス証券 代表取締役社長)(1,000,300株)2.2%
NOMURA CUSTODY NOMINEESLIMITED OMNIBUS-FULLY PAID (CASHPB) (常任代理人 野村證券株式会社 代表取締役社長)(740,000株)1.6%

株主構成は海外投資家が80.1%を占める極めて特異な構造です。筆頭株主のKGI ASIA(24.7%)を筆頭に、岡三インターナショナル(20.6%)、FUTU SECURITIES(9.2%)と上位株主はすべてアジア系の海外証券口座です。国内金融機関の保有は0.2%とほぼゼロで、グローバルな投機的資金が株価を形成している状況です。

会社の公式開示情報

役員報酬

3,770万円
取締役7名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
AIソリューション事業3.9億円-2.8億円-
デジタル資産・Web3事業3.0億円-1.9億円-

AIソリューション事業とデジタル資産・Web3事業の2本柱で構成されています。どちらのセグメントも赤字ですが、AI事業ではサーバーメーカーとの販売代理店契約やAIDCインフラの構築が進行中。Web3事業ではWemadeとの戦略提携やJP GAMESとの資本業務提携により、ゲーム・コンテンツ領域でのトークン経済圏の構築を目指しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 1名(14.3% 男性 6
14%
86%
監査報酬
3,000万円
連結子会社数
8
設備投資額
21万円
平均勤続年数(従業員)
1.4

取締役7名中、女性は1名(14.2%)です。連結子会社8社を有し、香港・シンガポール等のアジア拠点を通じてグローバルに事業を展開しています。平均勤続年数1.4年は事業転換期の人材流動性を反映しています。設備投資額は21万円とほぼゼロで、アセットライト戦略を採用していることがわかります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSRは5年間で820.7%とTOPIX(177.5%)を大幅にアウトパフォームしています。ただし、これは2020年前後の超低水準からの反発を含んでおり、直近1年間では株価が大幅に下落しています。長期的には大きなリターンを生んでいますが、短期的なボラティリティが極めて高い点に注意が必要です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+720.7%
100万円 →820.7万円
720.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021228.7万円+128.7万円128.7%
FY2022386.1万円+286.1万円286.1%
FY2023380.7万円+280.7万円280.7%
FY2024492.4万円+392.4万円392.4%
FY2025820.7万円+720.7万円720.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残329,100株
売り残0株
信用倍率-
3/13時点
今後の予定
2026年2月期 本決算発表2026年4月14日(予定)
定時株主総会2026年5月下旬(予定)

PBR 59.44倍は業界平均(約3.2倍)を大幅に上回る超高バリュエーションです。BPSが2.5円と極めて低いため、PBRが跳ね上がっています。信用買残が329,100株とやや積み上がっており、売残はゼロのため信用倍率は算出不能(買い一方)の状態です。配当利回りは0%で、インカムゲインは期待できません。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや注目
報道件数(30日)
42
前月比 +18.5%
メディア数
18
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報
業界内ランキング
上位 50%
情報・通信業 592社中 約280位
報道のトーン
35%
好意的
40%
中立
25%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

デジタル資産・暗号通貨35%
AI・テクノロジー30%
業績・決算20%
その他15%

最近の出来事

2026年3月AIDC事業更新

次世代データセンター(AIDC)事業に関する現状のアップデートを発表。AI向けインフラ事業の進捗を報告。

2026年1月3Q決算発表

FY2026/2期第3四半期累計で最終損益12.3億円の赤字。事業構造転換の投資が先行している状況。

2025年10月ETH保有量No.1

日本上場企業でイーサリアム保有量No.1を達成。機関投資家向けデジタル資産トレジャリーモデルの先駆者として注目。

クオンタムソリューションズ(株) まとめ

ひとめ診断

業績
低迷
赤字(事業構造転換期でAI・Web3への先行投資が継続中のため営業赤字)
配当
なし
配当なし
安全性
普通
自己資本比率 34.9%(FY2024/3の債務超過から回復したが、エクイティファイナンスによる希薄化リスクに注意)
稼ぐ力
低い
ROE -133.8%
話題性
普通
ポジティブ 35%

「AI・Web3・デジタル資産で未来を切り拓く。日本上場企業ETH保有量No.1のテック企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU