アイスタイル3660
istyle Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
新しい化粧品を買うとき、口コミサイトで評価をチェックしますよね?その時、多くの人が使っているのが『@cosme』で、これを運営しているのがアイスタイルです。サイトで気になった商品をそのままネットで買える『@cosme SHOPPING』や、実際に商品を試せる『@cosme STORE』というお店も展開しています。あなたが次にコスメを選ぶとき、その裏側にはアイスタイルのサービスがあるかもしれません。
化粧品口コミサイト「@cosme」を運営し、ECと実店舗を融合させたビジネスモデルを展開。2025期には売上高687.7億円(前期比22.6%増)、営業利益31.64億円(同63.1%増)とV字回復を達成し、成長軌道に乗っています。特に、2022年のAmazonとの資本業務提携が追い風となり、オンラインでの販売網が大幅に強化されました。今後は国内の店舗展開とEC事業の拡大、そして海外事業の成長がさらなる株価上昇のカギを握ります。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 6月
- 本社
- 東京都港区赤坂1丁目12番32号 アーク森ビル34階
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 22.4% | 13.2% | 12.3% |
| 2017/06期 | 12.9% | 7.7% | 7.8% |
| 2018/06期 | 10.3% | 5.9% | 7.5% |
| 2019/06期 | 4.6% | 2.4% | 1.5% |
| 2020/06期 | 62.1% | 21.8% | 7.6% |
| 2021/06期 | 5.6% | 1.6% | 2.0% |
| 2022/06期 | 6.8% | 2.6% | 1.3% |
| 2023/06期 | 2.8% | 1.2% | 1.9% |
| 2024/06期 | 10.6% | 4.6% | 3.5% |
| 2025/06期 | 15.9% | 7.4% | 4.6% |
| 2Q FY2026/6 | 7.0%(累計) | 3.2%(累計) | 4.6% |
2022/03期の赤字期を経て、収益性は着実に回復し、2025/03期のROEは13.7%まで向上しました。リテールイベントの成功やEC連携によるプラットフォームの強化が奏功し、営業利益率は過去数年で大きく改善しています。資本効率の改善は、今後のさらなる成長投資を可能にする強力な基盤となるでしょう。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/06期 | 310億円 | 6.0億円 | 3.8億円 | 5.5円 | +1.3% |
| 2022/06期 | 344億円 | 4.5億円 | 5.7億円 | -8.0円 | +11.2% |
| 2023/06期 | 429億円 | 8.2億円 | 2.8億円 | 3.7円 | +24.7% |
| 2024/06期 | 561億円 | 19.4億円 | 12.1億円 | 15.7円 | +30.8% |
| 2025/06期 | 688億円 | 31.6億円 | 23.3億円 | 29.0円 | +22.6% |
売上高は成長を加速させ、2025/03期には688億円に達するなど、プラットフォームの拡大が寄与しています。2022/03期には営業赤字を計上しましたが、以降はマーケティング支援事業とリテール事業の好調により利益体質へ転換しました。2026/03期も売上高830億円、営業利益38億円を目指すなど、継続的な増収増益基調が続いています。 【2Q 2026/06期実績】売上401億円(通期予想比48%)、営業利益18億円(同48%)、純利益12億円(同46%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINET開示情報によると、国内最大の美容プラットフォーム「@cosme」を核としたマーケティング支援と、EC・実店舗展開を行うリテール事業の二本柱が収益を牽引しています。**プラットフォームの圧倒的な顧客基盤が最大の強み**である一方、競争激化やインバウンド需要の変動が主なリスク要因として挙げられます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 392億円 | — | 344億円 | -12.2% |
| 2023期 | 400億円 | — | 429億円 | +7.2% |
| 2024期 | 500億円 | — | 561億円 | +12.2% |
| 2025期 | 640億円 | — | 688億円 | +7.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2022期 | 5億円 | — | -5億円 | 大幅未達 |
| 2025期 | 24億円 | — | 32億円 | +31.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は現在、明確な中期経営計画の数値目標を開示していませんが、2026期の会社予想を実質的な経営目標と見なせます。売上高830億円、営業利益38億円という高い目標に対し、2025期実績ベースでの進捗率は80%を超えており、達成に向けた視界は良好です。Amazonとの提携効果が本格的に業績に寄与し始めたことで、過去の赤字期とは一線を画す成長フェーズに入っています。2022期こそ予想を大幅に下回りましたが、その後は連続で会社予想を上回る実績を上げており、経営の精度は大きく改善しています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2025期決算にて、売上高687.7億円を達成し、期初計画を大きく上回る成長を見せた。
海外初のフラッグシップショップ「@cosme HONG KONG」をグランドオープンし、グローバル戦略を加速。
第2四半期累計で売上高400.89億円を計上し、マーケティング支援事業の好調が全体を牽引。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
総資産が346億円まで拡大する中、自己資本比率は46.0%に上昇し、財務基盤がより強固なものとなりました。有利子負債については、潤沢な現預金と営業キャッシュフローを背景に実質無借金経営を維持しています。自己資本の積み上げが進んでおり、将来の不確実性に備えた健全な財務構成となっています。 【2Q 2026/06期】総資産406億円、純資産218億円、自己資本比率48.0%、有利子負債49億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 10.0億円 | 13.4億円 | 11.4億円 | 3.4億円 |
| 2017/06期 | 6.4億円 | 32.7億円 | 55.0億円 | 26.3億円 |
| 2018/06期 | 17.5億円 | 37.8億円 | 18.8億円 | 20.3億円 |
| 2019/06期 | 1.5億円 | 41.0億円 | 11.8億円 | 39.4億円 |
| 2020/06期 | 2.0億円 | 24.0億円 | 60.3億円 | 26.0億円 |
| 2021/06期 | 15.5億円 | 3.9億円 | 15.6億円 | 19.4億円 |
| 2022/06期 | 12.8億円 | 15.3億円 | 13.5億円 | 2.5億円 |
| 2023/06期 | 29.4億円 | 12.5億円 | 6.1億円 | 16.9億円 |
| 2024/06期 | 33.4億円 | 45.7億円 | 1.6億円 | 12.3億円 |
| 2025/06期 | 31.4億円 | 26.6億円 | 10.1億円 | 4.8億円 |
営業活動によるキャッシュフローは常にプラスを維持しており、基幹事業であるマーケティング支援とリテール事業から安定的にキャッシュを生み出す構造が確立されています。投資CFは新規出店やシステム投資によりマイナス傾向ですが、これは将来の収益向上に向けた成長投資です。営業CFの範囲内で必要な投資を賄い、フリーキャッシュフローの確保と成長投資のバランスを維持しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/06期 | 0.3円 | 2.3% |
| 2017/06期 | 0.3円 | 2.5% |
| 2018/06期 | 0.3円 | 2.5% |
| 2019/06期 | 0円 | 0.0% |
| 2020/06期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/06期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/06期 | 0円 | 0.0% |
| 2023/06期 | 0円 | 0.0% |
| 2024/06期 | 0円 | 0.0% |
| 2025/06期 | 1円 | 3.5% |
| 権利確定月 | 6月 |
同社は成長への投資を優先してきたため、長らく無配を継続してきましたが、2025/03期より復配を開始し、株主還元への第一歩を踏み出しました。配当方針は明確な数値目標を掲げるよりも、成長投資と株主還元のバランスを考慮する方針です。株主優待制度も維持されており、直接的な還元による魅力の向上と企業成長の加速を両立させる戦略です。
株の売買状況と今後の予定
信用買い残が売り残を大きく上回っており、信用倍率は6.89倍とやや高水準です。これは将来の株価上昇を期待する買いが多い一方、需給面では将来的な売り圧力となる可能性も示唆します。PERは14.3倍と、情報・通信業の平均24.9倍と比較して割安な水準にあります。PBRは業界平均をやや上回っており、資産価値よりも今後の成長性が評価されていると考えられます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 16.6億円 | 3.8億円 | 23.1% |
| 2017/06期 | 13.0億円 | 2.2億円 | 17.2% |
| 2018/06期 | 21.5億円 | 9.6億円 | 44.9% |
| 2019/06期 | 3.8億円 | 9.0億円 | 236.6% |
| 2020/06期 | -24.4億円 | 0円 | - |
| 2021/06期 | -8.0億円 | 0円 | - |
| 2022/06期 | -5.9億円 | 0円 | - |
| 2023/06期 | 4.1億円 | 1.4億円 | 32.9% |
| 2024/06期 | 17.2億円 | 5.1億円 | 29.5% |
| 2025/06期 | 33.1億円 | 9.8億円 | 29.7% |
2021/03期から2022/03期にかけては赤字のため法人税等は発生していません。黒字転換した2023/03期以降は、税引前利益の拡大とともに納税額も増加しています。実効税率は概ね30%前後で推移しており、会計上の利益水準に応じた適切な納税状況となっています。
もっと知る
まとめと、関連情報・似た会社へ
アイスタイル まとめ
「『@cosme』という巨大な美容データベースを武器に、ECとリアル店舗を両輪で回し、Amazonとも手を組んだビューティープラットフォーマー」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。