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サイボウズ4776

Cybozu,Inc.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 40円
安全性
安定
自己資本比率 52.7%
稼ぐ力
高い
ROE 48.1%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段利用しているお店やサービスの裏側で、実はサイボウズのツールが活躍しているかもしれません。例えば、お店の予約状況や顧客情報の管理、社内のプロジェクト進捗の共有など、多くの企業が日々の業務をスムーズに進めるために「kintone」や「サイボウズ Office」を利用しています。あなたがアルバイト先で使った日報システムや、自治体からのお知らせを管理する仕組みも、実はサイボウズの技術で動いている可能性があります。見えないところで、日本の多くの組織のチームワークを支えている会社です。

グループウェア開発の老舗サイボウズは、主力クラウドサービス「kintone」の好調を背景に急成長を遂げています。2025期の売上高は前期比26.1%増の374.3億円、営業利益は同106.5%増の101.01億円と驚異的な増益を達成しました。今後もkintoneを軸としたエコシステムの拡大と、AI機能の追加などで更なる顧客基盤の強化を目指します。株価は高値から調整局面にあるものの、ファンダメンタルズの力強さが投資家の注目を集めています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
12月
本社
東京都中央区日本橋2丁目7番1号

サービスの実績は?

26.1%
売上高成長率
2025期
+10.1% YoY
106.5%
営業利益成長率
2025期
+52.0% YoY
40,000
kintone導入社数
2026年2月時点(推定)
40
1株当たり配当金
2025期 実績
+10円 YoY
7.09億円
従業員一人当たり売上高
2025期
+1.72億円 YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
48.1%
株主資本の利回り
ROA
27.6%
総資産の活用度
Op. Margin
27.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期8.6%3.9%-
2022/12期1.2%0.4%-
2023/12期31.3%14.2%-
2024/12期31.1%17.6%16.5%
2025/12期48.1%27.6%27.0%
2025/12期48.1%27.6%27.0%

収益性は非常に高く、営業利益率は直近で27.0%まで大幅に向上しており、効率的な経営体制が確立されています。自己資本をいかに活用して利益を上げているかを示すROEも39.7%と非常に高い水準を維持しており、低コストで運用できるクラウドビジネス特有の規模の経済が働いています。固定費を抑えつつ顧客数を着実に増やすビジネスモデルが機能し、売上拡大がそのまま利益の急成長に直結する理想的な収益構造へと進化しました。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期185億円5.5億円12.0円-
2022/12期221億円6,600万円1.4円+19.4%
2023/12期254億円24.9億円52.3円+15.2%
2024/12期297億円48.9億円35.5億円75.0円+16.7%
2025/12期374億円101億円70.8億円153.2円+26.1%

サイボウズは主力であるクラウドサービス「cybozu.com」の導入社数が拡大し、2025年3月期には売上高が約374億円、当期純利益が約71億円に達するなど飛躍的な成長を遂げています。サブスクリプションモデルへの完全移行が功を奏し、継続的な収益基盤が強固になったことで、売上高および営業利益は過去最高水準を更新し続けています。2026年3月期も成長は継続する見通しであり、高単価かつ高機能なエンタープライズ向け案件の積み上げが業績を押し上げる主要因となっています。 【2025/12期実績】売上374億円(前期比26.1%)、営業利益101億円、純利益71億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
48.1%
業界平均
10.9%
営業利益率上回る
この会社
27.0%
業界平均
2.7%
自己資本比率下回る
この会社
52.7%
業界平均
59.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3,600万円
取締役5名の合計

グループウェアの主力製品「kintone」を中心としたクラウドサービスが全社の業績を牽引しており、サブスクリプション型の安定した収益モデルが確立されている点が最大の特徴です。一方で、競合他社との激しい技術革新の競争や、AI技術導入に伴う投資リスクが今後の重要課題として示されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
直近の業績予想は保守的で、期中の上方修正が目立つ。計画達成能力は高いと評価できる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 業績予想
2026期
売上高: 目標 421.7億円 順調 (374.3億円)
88.8%
営業利益: 目標 105.14億円 順調 (101.01億円)
96.1%
当期純利益: 目標 74.45億円 順調 (70.81億円)
95.1%
1株当たり配当金: 目標 50円 順調 (40円)
80%
FY2025 業績予想
2025期
売上高: 目標 372.2億円 達成 (374.3億円)
100%
営業利益: 目標 101.0億円 達成 (101.01億円)
100%
当期純利益: 目標 70.8億円 達成 (70.81億円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期360億円372億円372億円+3.4%
2024期287億円297億円+3.3%
2023期255億円254億円-0.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期84億円101億円101億円+19.7%
2022期3億円6億円+77.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

サイボウズは正式な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想が実質的な目標となっています。特に2025期は期初予想を大幅に上回る上方修正を複数回行い、最終的に営業利益で計画比約20%増という優れた結果を残しました。これは主力サービス「kintone」の導入が想定以上に進んだことが主因であり、企業の高い成長性と計画遂行能力を示しています。2026期も連続での過去最高益更新と増配を計画しており、市場の期待は高いです。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
新製品・AI連携30%
パートナーシップ15%
株価・市況15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +8.5%
メディア数
38
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, 東洋経済オンライン, ZDNET Japan ほか
業界内ランキング
上位 12%
情報・通信業 450社中 54位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年8月AI新機能発表

kintoneやGaroon向けに要約AIや校正AIなどの新機能を順次提供開始を発表。

2025年12月業績上方修正

クラウドサービスの好調により、2025年12月期の営業利益を101.01億円へと大幅に上方修正。

2026年3月増配発表

前期比10円増額となる1株当たり40円の配当を実施することを発表。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率52.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
2,400万円
借金(有利子負債)
Net Assets
178億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、有利子負債がほぼゼロの無借金経営に近い状態であり、盤石な財務基盤を構築しています。自己資本比率は約59%と安定しており、急激な事業拡大に伴う資産増大にも強固な資本で対応できています。手元流動性が十分に確保されているため、次世代のAI技術開発や新規市場参入に向けた先行投資を自己資金で柔軟に実行できる状態にあります。 【2025/12期】総資産301億円、純資産178億円、自己資本比率52.7%、有利子負債24百万円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+107億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-31.0億円
投資に使ったお金
Financing CF
-13.9億円
借入・返済など
Free CF
+75.7億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期4.7億円14.9億円16.9億円10.2億円
2022/12期13.3億円31.2億円19.3億円17.9億円
2023/12期45.5億円25.3億円7.8億円20.2億円
2024/12期56.0億円30.9億円36.0億円25.1億円
2025/12期107億円31.0億円13.9億円75.7億円

営業キャッシュフローは、クラウド事業の急成長に伴い、2025年3月期には約107億円と大幅に増大しており、事業活動による資金創出力が極めて高い水準にあります。投資キャッシュフローは、クラウド基盤の増強や人的資本への投資が継続しているものの、営業利益の伸びが投資額を大きく上回る状況です。結果としてフリー・キャッシュフローは恒常的に黒字化しており、潤沢な資金を株主還元や将来の成長投資へ柔軟に配分できる好循環が形成されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 3名(33.3% 男性 6
33%
67%
監査報酬
3,100万円
連結子会社数
10
設備投資額
28.4億円
平均勤続年数(従業員)
6.7
臨時従業員数
143

女性役員比率は33.4%と高く、多様性を重視したガバナンス体制が構築されています。監査報酬として3,100万円を拠出し監査体制の透明性を確保しているほか、連結子会社10社を抱える企業規模として、健全な経営監視が行われています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主33.6%
浮動株66.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関14.2%
事業法人等19.4%
外国法人等9.9%
個人その他53.3%
証券会社3.1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はCbzサポーターズ・サイボウズ従業員持株会・リコー。

畑 慎也(8,159,600株)17.64%
Cbzサポーターズ株式会社(8,106,300株)17.52%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(3,231,000株)6.98%
サイボウズ従業員持株会(2,356,868株)5.09%
山田 理(1,913,100株)4.13%
株式会社リコー(1,740,100株)3.76%
中野 博久(1,030,000株)2.22%
西端 慶久(青野 慶久)(869,727株)1.88%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(831,800株)1.79%
株式会社SBI証券(461,690株)0.99%

大株主には畑慎也氏やCBZサポーターズ株式会社など、創業関連者や関係会社による安定株主が一定の割合を占めており、経営の方向性が長期的な視点で維持されやすい構成です。また、従業員持株会が5.09%を保有しており、経営への参画意識が高い特徴があります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1なお、以下の事項においては将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります
21. 事業環境に関するリスク 市場環境の変化について[発生可能性:中 発生する可能性のある時期:特定時期なし 影響度:大 ]当社グループが製品、サービスの開発において利用している技術(Web、インターネット、クラウドコンピューティング、AI・機械学習等)は技術革新の進歩が速く、それに応じて業界標準及び利用者のニーズも急速に変化しています
3このような変化に対応するため、新製品、サービスも相次いで登場しています
4これらの新たな技術革新や利用者ニーズへの対応が遅れた場合、当社グループの提供する製品、サービス及びクラウドサービス環境等が陳腐化し、競合他社に対する競争力の低下を招く可能性があり、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性があります
52. 事業の拡大・海外展開に関するリスク① 事業拡大及び投資について[発生可能性:中 発生する可能性のある時期:特定時期なし 影響度:中~大 ](a) 人材の採用・育成今後の業容の拡大を図る中で、各事業において、専門性を有する人材の採用・育成は不可欠であると認識しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
719万円
従業員数
1,356
平均年齢
36.4歳
平均年収従業員数前年比
当期719万円1,356-

従業員平均年収は719万円となっており、IT・ソフトウェア業界の標準と比較しても水準は比較的高く、優秀なエンジニアや人材を確保するための競争力のある賃金体系といえます。クラウドサービス事業の拡大に伴う業績の好調さが、高い給与水準を支えています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)を見ると、サイボウズは一貫して市場平均であるTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、同社の株価が2021年以降、高値から大きく調整したことが主な要因です。2025期には売上・利益ともに過去最高を更新するなど業績は極めて好調ですが、市場全体のSaaS銘柄への評価見直しや金利上昇局面が株価の重しとなり、TSRは低迷しました。今後の株価が業績成長に追いつき、TOPIXを上回るパフォーマンスを示せるかが焦点となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
40
方針: 安定配当と業績連動の両立
1株配当配当性向
2016/12期8.83132.4%
2017/12期999.7%
2018/12期963.2%
2019/12期1045.3%
2020/12期1135.1%
2021/12期1299.8%
2022/12期13896.6%
2023/12期1426.8%
2024/12期3040.0%
2025/12期4026.1%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は現在導入されておりません。

サイボウズは業績の拡大に合わせて配当を増額させる方針をとっており、過去数年で着実な増配を実現しています。特定の配当性向を厳密に目標とするよりも、将来の成長投資とバランスをとりながら安定的に利益を還元する姿勢を示しています。今後も堅調なキャッシュフローを背景に、持続的な株主還元が期待できる銘柄といえます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 113.4万円 になりました (13.4万円)
+13.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期71.5万円28.5万円-28.5%
2022期95.0万円5.0万円-5.0%
2023期86.0万円14.0万円-14.0%
2024期115.0万円15.0万円15.0%
2025期113.4万円13.4万円13.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,885,700株
売り残312,500株
信用倍率6.03倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年5月上旬
第2四半期決算発表2026年8月上旬
定時株主総会2027年3月下旬

サイボウズのPERは13.0倍と、情報・通信業の平均である26.2倍を大幅に下回っており、業績成長率の高さから見ると割安感があります。一方で、PBRは5.45倍と業界平均より高く、資本市場からは将来の成長性を高く評価されていることが伺えます。信用取引では買い残が売り残を上回る信用倍率6.03倍となっており、短期的な株価上昇を期待する個人投資家が多い状況ですが、将来の需給悪化要因ともなり得ます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期14.7億円9.2億円62.5%
2022/12期9.9億円9.2億円93.3%
2023/12期35.8億円10.9億円30.5%
2024/12期53.4億円17.8億円33.4%
2025/12期103億円32.4億円31.4%

過去には一時的な税負担率の上昇が見られましたが、直近数年間は実効税率が30%前後で安定的に推移しています。これは業績が拡大し、税引前利益が恒常的に黒字化していることで、特例的な影響が排除され標準的な法人税率に落ち着いたためです。今後も利益成長が見込まれる中、税負担は業績規模に比例した正常な水準で管理されています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

サイボウズ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 40円
安全性
安定
自己資本比率 52.7%
稼ぐ力
高い
ROE 48.1%
話題性
好評
ポジ 65%

「『チームワークあふれる社会を創る』理念を掲げ、主力SaaS『kintone』で中小企業のDXを牽引する高成長企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU