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ランドコンピュータ3924

R&D COMPUTER CO., LTD.

プライムUpdated 2026/05/20
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓(FY2026は不採算案件収束でV字回復見込み、4月の経営統合で事業基盤拡大)
配当
少なめ
1株 38円
安全性
安定
自己資本比率 70.7%
稼ぐ力
高い
ROE 17.4%
話題性
好評
ポジ 50%

この会社ってなに?

あなたが銀行のATMやネット振込を使うとき、その裏側で動いているシステムを誰が作っているか考えたことありますか? ランドコンピュータは1971年創業の独立系システムインテグレータで、富士通の主要パートナーとして金融機関・製造業・公共・医療機関の基幹システムを開発しています。主力は「システムインテグレーション」「パッケージベースSI」「インフラソリューション」の3本柱で、特にSalesforce・SAP・SuperStreamなど大手パッケージの導入支援が強み。SE190名規模のSalesforce部隊を抱え、AIエージェント「Agentforce」活用の社内ポータルも自社展開する技術志向集団です。従業員563名・連結売上137億円と中堅規模ながら、富士通との半世紀の取引と独立系の中立性で着実に成長。2026年4月、同業の東邦システムサイエンスと経営統合し新会社「トランヴィア」(プライム上場)に移行する変革期を迎えています。

ランドコンピュータは1971年創業の独立系システムインテグレータで、金融・製造・公共・医療分野の大手企業向けに「システムインテグレーション」「パッケージベースSI(Salesforce・SAP・SuperStream等)」「インフラソリューション」の3サービスラインを展開。2025/03期は大規模不採算案件(約5億円の赤字)の影響で営業利益14.3億円(▲17.1%)と減益でしたが、売上137.3億円は前年並みを確保。2026/03期は不採算案件の収束で売上145億円・営業利益18.6億円のV字回復を計画しています。2025年11月13日、同業の東邦システムサイエンス(4333)と共同株式移転による経営統合を発表し、2026年3月30日付で両社とも上場廃止、2026年4月1日に新設の共同持株会社「トランヴィア」(証券コード545A、東証プライム)として再上場します。株式移転比率は東邦SS 1.27:ランドコンピュータ 1で、創業以来50年以上の歴史を持つ両社が手を組み、生成AI・クラウド・モダナイゼーション領域での競争力強化と人材・コスト・ポートフォリオの相乗効果を狙います。

情報・通信業プライム市場

注目ポイント

創業55年の独立系SIer、富士通との半世紀の絆

1971年創業の独立系システムインテグレータとして、富士通株式会社の主要パートナーで50年以上の取引実績。金融・公共・製造・医療分野の大手顧客に深く食い込み、従業員563名・連結売上137億円・自己資本比率70.7%の安定経営を維持。

東邦SSとの経営統合で『トランヴィア』へ

2026年4月1日に同業の東邦システムサイエンス(4333)と共同株式移転による経営統合、新設の共同持株会社「トランヴィア」(コード545A)として東証プライム再上場。株式移転比率は東邦SS 1.27:ランドコンピュータ 1。生成AI・クラウド領域での競争力強化と人材・コスト・事業ポートフォリオの相乗効果を狙う。

総合利回り6%超の高還元銘柄、Salesforce 190名体制も強み

配当利回り4.15%+QUOカード優待で総合利回り6.33%の高還元銘柄。Salesforce関連SE190名を擁し、AIエージェント「Agentforce」を自社業務にも活用する技術志向集団。SAP・SuperStream等のパッケージベースSIが過去3年で大きく成長し、収益源の多角化が進む。

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都港区芝浦4丁目13番23号 MS芝浦ビル
公式
www.rand.co.jp

サービスの実績は?

563
従業員数
2025/03期期末・平均年齢40.7歳
+0.5% YoY
190
Salesforce関連SE
技術者ポータルでAgentforce活用
成長領域
55
創業年数
1971年1月設立・独立系SIer
富士通主要パートナー
1.27:1
株式移転比率
東邦SS 1.27:ランドコンピュータ 1
2026/4 統合
10.4%
営業利益率
2025/03期実績(不採算案件含む)
FY2026 12.8%予
70.7%
自己資本比率
2025/03期期末・実質無借金経営
強固な財務体質
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

システムインテグレーション
74億円54.0%)
パッケージベースSI
50億円36.5%)
インフラソリューション
13億円9.5%)
システムインテグレーション74億円
利益: 8.5億円利益率: 11.5%

金融・公共・製造・医療分野の大手企業向け基幹システム開発の主力事業。富士通の主要パートナーとして50年以上の取引実績を持つ。2025期は前期比▲2.7%と微減で大規模不採算案件の影響を受けたセグメント。

パッケージベースSI50億円
利益: 5.8億円利益率: 11.6%

Salesforce・SAP・SuperStream等の大手パッケージソフトウェアの導入支援・カスタマイズ・保守・運用までトータル提供。Salesforce関連SE190名を擁し、AIエージェント「Agentforce」も自社活用。2025期は+7.2%と最大の成長セグメント。

インフラソリューション13億円
利益: 1.0億円利益率: 7.7%

サーバ・ネットワーク・データベース・クラウド基盤の構築と運用管理。2025期は既存サーバ・クライアント業務の低迷で前期比▲9.3%だが、クラウド移行・モダナイゼーション領域での需要拡大を見込む。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
17.4%
株主資本の利回り
ROA
12.0%
総資産の活用度
Op. Margin
10.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2022/03期15.1%9.6%9.1%
2023/03期16.8%11.0%10.6%
2024/03期23.3%15.2%12.6%
2025/03期17.4%12.0%10.4%

ROEは2022/03期の15.1%から2024/03期の23.3%まで継続的に上昇し、ピーク水準に達しました。2025/03期は不採算案件の影響でROE17.4%・営業利益率10.4%へ低下したものの、依然として情報・通信業の平均(ROE約10%)を大きく上回る高収益体質を維持。中堅独立系SIerとして安定的に二桁ROEを実現しており、2026/03期は計画通り18.6億円の営業利益で営業利益率12.8%への回復見通しです。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2022/03期96.0億円8.7億円6.3億円34.9円-
2023/03期116億円12.2億円7.7億円43.0円+20.7%
2024/03期137億円17.3億円12.3億円68.7円+18.6%
2025/03期137億円14.3億円10.2億円57.0円-0.0%

売上は2022/03期〜2024/03期にかけて96億円→137億円と3年で約43%の急成長を遂げ、特にパッケージベースSI(Salesforce・SAP等)が高い伸びを記録しました。2025/03期は大規模不採算案件で約5億円の損失が発生し、営業利益は17.3億円→14.3億円へ▲17.1%減益。ただし当該案件は2025期末で収束し、2026/03期は売上145億円・営業利益18.6億円のV字回復計画を掲げています。なお2026年3月で上場廃止となり、これが上場企業としての最終本決算となる見込みです。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
17.4%
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
10.4%
業界平均
2.8%
自己資本比率上回る
この会社
70.7%
業界平均
59.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億7,980万円
取締役5名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
システムインテグレーション74億円8.5億円11.5%
パッケージベースSI50億円5.8億円11.6%
インフラソリューション13億円1.0億円7.7%

システムインテグレーション(売上比約54%)・パッケージベースSI(同36%)・インフラソリューション(同10%)の3本柱事業モデル。富士通の主要パートナーとして50年以上の取引実績を持ち、金融・公共・製造・医療分野の大手顧客に深く食い込んでいます。役員報酬は5名で1.80億円(1名平均約3,600万円)と中堅IT企業として標準的水準。2025/03期はシステムインテグレーション領域の大規模不採算案件が約5億円の損失を生じさせましたが、当該案件は2025期末で収束し、2026/03期はV字回復を計画。

会社の計画は順調?

B
総合評価
FY2026は不採算案件収束でV字回復、上場廃止で計画は最終期へ

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2025/3は大規模不採算案件で営業利益が17.3億円→14.3億円へ減益となったが、当該案件はFY2025末で収束。FY2026/3は売上145億円・営業利益18.6億円のV字回復計画を掲げる。ただし2026年3月の上場廃止により、ランドコンピュータ単体としての中計はFY2025で実質的に終了し、以降は新会社トランヴィアの中期経営計画に統合される見込み。
FY2026/3 業績予想(最終期)
2025年4月〜2026年3月
売上高: 目標 145億円(前期比+5.6%) やや遅れ (Q3累計 91.8億円(進捗63.3%))
63.3%
営業利益: 目標 18.6億円(前期比+29.8%) やや遅れ (Q3累計 10.07億円(進捗54.1%))
54.1%
純利益: 目標 12.5億円(前期比+22.2%) やや遅れ (進捗順調(Q3時点))
60%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期144億円144億円137億円-4.8%
2024/03期124億円132億円137億円+10.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期19億円14億円14億円-23.1%
2024/03期14億円16億円17億円+21.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024/03期は計画を大きく上回る+21%上振れで過去最高を達成しましたが、2025/03期は大規模不採算案件で営業利益が▲23%下振れ。中期的には堅調な業績推移を維持しています。2026/03期はQ3累計時点で営業利益+16%増益と回復軌道にあり、不採算案件の影響からの脱却を確実にしています。2026年3月の上場廃止により計画追跡は終了し、4月から新会社トランヴィアでの新たな中期経営計画策定が予定されています。

どんな話題が多い?

M&A・経営統合50%
決算・業績25%
新サービス・提携15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
28
前月比 +38.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, ログミーFinance, M&A Online, ストライク, ダイヤモンドオンライン, TDnet
業界内ランキング
上位 25%
情報・通信業 2,000社中 480位
報道のトーン
50%
好意的
40%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1971年
創業 — 日本コンピュータ学院研究所として設立

東京都渋谷区に株式会社日本コンピュータ学院研究所として設立。同年6月に現在の社名「株式会社ランドコンピュータ」に改名し、独立系システムインテグレータとしての歴史をスタート。

1982年
富士通との業務請負基本契約締結

本社を渋谷区神南に移転し、富士通株式会社と業務請負基本契約を締結。以降50年以上にわたって富士通の主要パートナーとして金融・公共向け大規模システム開発を担う関係を構築。

1991年
クレジットカードシステム開発参入

クレジットカードシステム開発事業に本格参入し、金融分野でのシステムインテグレータとしての地位を確立。以降、銀行・証券・保険分野へと取引顧客を拡大していった。

2010年
クラウドサービス事業を開始

クラウドサービス事業を開始し、オンプレミスからクラウドへの移行需要を取り込み。現在のインフラソリューション事業の基盤となり、データセンター運用・クラウド構築サービスを拡大。

2015年
東証2部上場

12月11日に東京証券取引所第二部へ上場。公開価格1,760円に対し初値3,580円(+103.4%)と高い注目を集める。資金調達額8.57億円で事業基盤の拡大に活用。

2018年
東証1部昇格・福島嘉章氏が社長就任

5月に東証一部に昇格。同年6月に福島嘉章氏が代表取締役社長に就任し、新体制で更なる成長を加速。Salesforce・SAP等のパッケージベースSI事業を強化する戦略にシフト。

2024年
過去最高売上137億円達成・QUOカード優待新設

2024/03期に売上137億円・営業利益17.3億円・純利益12.3億円と過去最高を更新。同年8月にはQUOカード2,000円の株主優待を新設し、配当+優待の総合利回り6%超の株主還元を実現。

2025年
東邦システムサイエンスとの経営統合発表

11月13日、東邦システムサイエンス(4333)との共同株式移転による経営統合を発表。2025/03期は大規模不採算案件で減益も、不採算案件の収束と経営統合シナジーで次のステージへ。

2026年〜
上場廃止・新会社「トランヴィア」へ

3月30日付で上場廃止、4月1日に新設の共同持株会社「トランヴィア」(証券コード545A)が東証プライムに新規上場。創業55年・上場10年の歴史を経て、両社の融合による新たな成長フェーズへ。

出来事の年表

2026年4月新会社上場

2026年4月1日付で共同持株会社「トランヴィア」(証券コード545A)が東証プライム市場に新規上場。ランドコンピュータと東邦システムサイエンスがその完全子会社となり、両ブランドを維持しつつ事業基盤を統合。

2026年3月上場廃止

2026年3月27日が最終売買日、3月30日付で東証プライム市場から上場廃止。創業以来55年・上場10年の歴史に幕を下ろし、新会社トランヴィアとして再上場へ移行。

2025年11月経営統合発表

東邦システムサイエンス(4333)との共同株式移転による経営統合を発表。株式移転比率は東邦SS 1.27:ランドコンピュータ 1。生成AI・クラウド・モダナイゼーション領域での競争力強化と新規サービス創出を狙う。

2025年11月業務提携強化

東邦SSとの業務提携を強化(経営統合と同時発表)。両社が50年以上培ってきた強み(金融・公共向けSIと製造・物流向けSI)を補完し合い、生成AIや新規事業分野でのプロジェクト共同推進を加速。

2025年5月FY2025決算

2025/03期決算発表。大規模不採算案件(約5億円赤字計上)の影響で営業利益14.3億円(前期比▲17.1%)と減益。売上137.3億円は前期並みを確保し、当該案件は2025期末で収束。

2024年5月過去最高更新

2024/03期決算で売上137.3億円・営業利益17.3億円・純利益12.3億円と過去最高を更新。Salesforce・SAP・SuperStream等のパッケージベースSIが牽引し、高い収益性を実現した。

社長プロフィール

福島 嘉章
代表取締役社長
実直なIT職人
創業から55年、独立系システムインテグレータとして金融・公共・製造・医療分野のお客様の基幹システムを支えてまいりました。2026年4月、東邦システムサイエンス様との経営統合により共同持株会社『トランヴィア』として新たなスタートを切ります。両社が培ってきた強みを融合し、生成AI・クラウド・モダナイゼーション領域で次の50年を見据えた価値創造に挑戦してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率70.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
60.0億円
会社の純資産

有利子負債ゼロの実質無借金経営を一貫して継続しており、自己資本比率は2025/03期で70.7%と極めて強固な財務体質です。総資産は87億円→83億円とほぼ横ばいですが、純資産は43.7億円→59.9億円へ着実に積み上がり、BPS(1株当たり純資産)は243円→332円へ+37%増加しました。経営統合後も新会社トランヴィアにこの健全な財務基盤が引き継がれる見込みです。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+8.3億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-900万円
投資に使ったお金
Financing CF
-7.7億円
借入・返済など
Free CF
+8.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2022/03期7.9億円1.1億円1.7億円6.9億円
2023/03期9.8億円6.4億円2.9億円3.4億円
2024/03期11.3億円1.2億円3.7億円10.0億円
2025/03期8.3億円900万円7.7億円8.2億円

営業CFは2022/03期の7.9億円から2024/03期の11.3億円まで順調に拡大。2025/03期は不採算案件の影響で8.3億円に低下したものの、依然として安定したキャッシュ創出力を示しています。2025/03期の財務CF▲7.7億円は主に配当支払と自己株式取得による株主還元。投資CFは▲0.09億円と極めて抑制されており、FCFは過去4期通じてプラスを維持し、健全なキャッシュ循環を実現しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 1名(9.1% 男性 10
9%
91%
監査報酬
2,700万円
連結子会社数
2
設備投資額
1.2億円
平均勤続年数(従業員)
10.8

取締役会における女性役員比率は9.1%と発展途上ですが、社外取締役の登用を含めた体制整備を進めています。2026年3月末の東邦システムサイエンスとの経営統合による上場廃止を控えており、経営統合に向けたコーポレート・ガバナンスの最適化が現在の企業運営における最優先事項となっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主56.4%
浮動株43.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
事業法人等13.5%
外国法人等2.4%
個人その他83.2%
証券会社0.9%

<strong>創業家・福島家と田村家・髙際家・高梨家など創業ファミリーが安定株主の中核</strong>。代表取締役社長の福島嘉章氏(11.55%)、福島産業株式会社(2.97%・福島家関連法人)、田村家4名(聡明9.36%・嘉浩4.92%・誠章4.51%・秀雄2.95%)、髙際伊都子氏(7.35%)、高梨和也氏(4.84%)、有限会社三豊(9.28%・創業家関連法人と推定)、ランドコンピュータ従業員持株会(2.00%)など主要安定株主で約56%を占有(2025年3月末時点)。<strong>2026年4月の経営統合後はトランヴィアの株主に移行</strong>。

福島 嘉章(2,073,100株)11.55%
田村 聡明(1,679,600株)9.36%
有限会社三豊(1,665,520株)9.28%
髙際 伊都子(1,319,600株)7.35%
田村 嘉浩(882,600株)4.92%
高梨 和也(869,600株)4.84%
田村 誠章(810,000株)4.51%
福島産業株式会社(532,500株)2.97%
田村 秀雄(529,570株)2.95%
ランドコンピュータ従業員持株会(359,490株)2%

筆頭株主は代表取締役社長の福島嘉章氏(11.55%・2,073,100株)で、創業家ファミリーが大株主上位に並ぶオーナー色の強い株主構成です。第2位の田村聡明氏(9.36%)、第3位の有限会社三豊(9.28%・創業家関連と推定)、第4位の髙際伊都子氏(7.35%)、田村家4名(合計約21.7%)など、創業以来の主要株主が安定的に株式を保有。第8位の福島産業株式会社(2.97%)は福島家関連法人で、ランドコンピュータ従業員持株会(2.00%)も含めると、経営陣・創業家・従業員で約56%の安定株主比率を確保しています(2025年3月末時点、第55期有価証券報告書)。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1景気変動リスク(顧客の設備投資縮小・システム開発内製化)
2大規模不採算案件のリスク(2025/03期で約5億円の損失計上、要員配置と原価管理の課題)
3情報セキュリティリスク(顧客の機密情報・個人情報を扱うシステム開発)
4人材の確保・育成リスク(IT技術者の獲得競争激化・離職率)
5技術革新への対応リスク(生成AI・クラウド・ローコード開発等の急速な技術変化)
6外注先・パートナー企業への依存リスク(大型案件における協力会社品質管理)
7経営統合に伴う統合リスク(東邦SSとの組織・システム・人事統合の遅延可能性)
8上場廃止に伴う流動性低下リスク(株式移転後はトランヴィア株式へ)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
548万円
従業員数
563
平均年齢
40.7歳
平均年収従業員数前年比
当期548万円563-

従業員平均年収は548万円であり、システムインテグレーター(SIer)業界の平均的な水準にあります。近年は大規模な不採算案件の収束が進んだことで業績の安定化が見込まれており、今後の業績改善に伴う待遇の向上や安定的な報酬体系の維持が期待されます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)はTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」。2025期末でTSR102.5%(TOPIX213.2%)と差が拡大しましたが、これはIPO初値3,580円からの長期下落基調が反映されたもの。2025年11月の経営統合発表以降は株価が上昇基調に転じ、優待込み総合利回り6%超のインカム妙味も加わり、上場廃止前の最後の局面で投資家評価が改善しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
38
方針: 配当性向50%目処の安定的・継続的な株主還元
1株配当配当性向
2020/03期2531.6%
2021/03期2534.7%
2022/03期3347.2%
2023/03期3540.7%
2024/03期3652.4%
2025/03期3663.2%
2026/03期(予想)3854.6%
4期連続増配
株主優待
あり
QUOカード2,000円分
必要株数100株以上(約91,500円)
権利確定月3月

2020/03期の25円から2026/03期予想の38円まで緩やかな増配トレンドを継続。2026/03期は中間19円・期末19円の年38円配当で利回り4.15%、配当性向は54.6%と株主還元を意識した方針。2026年3月の上場廃止が予定されており、これがランドコンピュータ単体として最後の配当となります。経営統合後の新会社トランヴィアでも継続的な株主還元方針が引き継がれる見込みです。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 102.5万円 になりました (2.5万円)
+2.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期85.2万円14.8万円-14.8%
2022期78.4万円21.6万円-21.6%
2023期82.1万円17.9万円-17.9%
2024期88.6万円11.4万円-11.4%
2025期102.5万円2.5万円2.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残16,300株
売り残2,200株
信用倍率7.4倍
2026年3月最終取引日時点
今後の予定
2025/03期 本決算発表(最終)2025年5月13日
上場廃止日2026年3月30日
新会社トランヴィア上場2026年4月1日

PER13.1倍は情報・通信業の平均(約20倍)を下回り割安水準。PBR2.75倍はやや高めですが、自己資本比率70.7%・無借金経営のクオリティを評価された結果。配当利回り4.15%は業界平均(約2%)の倍以上で、株主優待込みでは総合利回り6.3%に達するインカム重視銘柄。2026年4月の経営統合後はトランヴィアとして再評価される見込みです。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2022/03期8.8億円2.5億円28.7%
2023/03期12.4億円4.7億円37.6%
2024/03期17.4億円5.1億円29.2%
2025/03期14.6億円4.4億円30.1%

実効税率は28〜37%のレンジで推移しており、概ね法定実効税率(約30%)に近い水準です。2023/03期の37.6%は子会社関連の繰延税金資産取り崩しによる一時要因。2024/03期以降は29〜33%と安定し、税負担面でも経営が成熟していることを示しています。

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ランドコンピュータ まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓(FY2026は不採算案件収束でV字回復見込み、4月の経営統合で事業基盤拡大)
配当
少なめ
1株 38円
安全性
安定
自己資本比率 70.7%
稼ぐ力
高い
ROE 17.4%
話題性
好評
ポジ 50%

「半世紀の独立系SIer、東邦システムサイエンスと経営統合で『トランヴィア』へ移行、2026年3月で上場廃止」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU