2359プライム

(株)コア

CORE CORPORATION

最終更新日: 2026年3月25日

ROE13.4%
BPS1288.7円
自己資本比率71.9%
FY2025/3 有報データ

ICTで社会課題を解決する、拠点分散型のソーシャル・ソリューションメーカー

SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)で社会課題を解決し、価値を共創する

この会社ってなに?

コアの技術は私たちの生活のさまざまな場面で活躍しています。自動車に搭載されたソフトウェア、運送業の安全を守る自動点呼システム、防災情報の配信システム、交通系ICカードの基盤技術など、目には見えないけれど社会インフラを支える「縁の下の力持ち」です。全国に拠点を持つ分散型経営で、地域密着のITサービスも展開しています。

コアは1969年設立の独立系SIerで、車載用などの組込みソフト開発から製造業・公共分野のソリューションへ事業の軸足を移行中です。2025年3月期は売上高246億円(前年比+2.5%)、営業利益31.8億円と堅調に推移。第14次中期経営計画では2040年の売上高1,000億円を長期ビジョンに掲げ、FY2026/3に売上高270億円を目指しています。PER 13.1倍は情報通信業界平均(約18倍)を下回り、4期連続増配中の安定した株主還元も魅力です。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都世田谷区三軒茶屋1丁目22番3号 コアビル
公式
www.core.co.jp

社長プロフィール

横山 浩二
代表取締役社長執行役員 最高執行責任者
堅実成長型経営者
私たちは「ソーシャル・ソリューションメーカー」として、ICTの力で社会の課題を解決し、すべてのステークホルダーと価値を共創してまいります。拠点分散型の強みを活かし、地域に根ざしたDX推進を通じて、持続可能な社会の実現に貢献します。

この会社のストーリー

1969
株式会社コア設立

東京都世田谷区でソフトウェア開発会社として創業。組込みソフト開発を主軸に事業をスタート。

2003
東証二部に上場

東京証券取引所第二部に株式を上場。資本市場へのアクセスを得て、事業拡大を加速。

2013
東証一部へ市場変更

東京証券取引所第一部への市場変更を実現。信頼性と知名度の向上に大きく貢献。

2022
プライム市場へ移行

東証の市場再編に伴い、プライム市場へ移行。上場企業としてのガバナンス強化を推進。

2024
第14次中期経営計画を始動

2040年の売上高1,000億円を長期目標に掲げ、DXソリューションとM&Aによる成長戦略を本格始動。

2025
ソフト流通センターを子会社化

M&A戦略の一環として組込みソフト開発のソフト流通センターを子会社化。グループ経営を拡大。

注目ポイント

PER 13.1倍の割安成長株

PER 13.1倍は情報通信業界平均(18.4倍)を大幅に下回る水準。営業利益率13%・ROE 12%と収益性も高く、4期連続増配中。割安と成長を兼ね備えた注目銘柄です。

無借金に近い鉄壁の財務基盤

自己資本比率73.6%、現金76億円と極めて健全な財務体質。営業CFは5期連続プラスで安定的なキャッシュ創出力を持ち、不況にも強い経営基盤です。

国立博物館の会員カードがもらえる株主優待

100株保有で東京・奈良・九州の国立博物館の会員カード(約5,000〜10,000円相当)がもらえるユニークな優待制度。配当と合わせた総合利回りが魅力的です。

サービスの実績は?

60
1株当たり配当金
FY2026予想
+9.1% YoY
+9.8%
売上高成長率
FY2026予想 (YoY)
12.9%
営業利益率
FY2025実績
1,310
連結従業員数
2025年3月時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 55円
安全性
安定
自己資本比率 71.9%(自己資本比率73.6%・現金76億円と極めて健全な財務基盤。有利子負債21億円は戦略的M&A資金)
稼ぐ力
高い
ROE 13.4%
話題性
好評
ポジティブ 62%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
55
方針: 安定配当を基本とし、業績に応じた利益還元(配当性向30%以上目標)
1株配当配当性向
FY2016/32053.9%
FY2017/32034.8%
FY2018/32030.5%
FY2019/32528.4%
FY2020/32732.6%
FY2021/33029.9%
FY2022/33530.7%
FY2023/34029.0%
FY2024/35031.5%
FY2025/35535.2%
9期連続増配
株主優待
あり
国立博物館の会員カード(東京・奈良・九州から選択)
必要株数100株以上(約23万円)
金額相当約5,000円〜10,000円相当
権利確定月3月

配当金はFY2021/3の30円からFY2026/3予想60円へと4期連続増配で2倍に成長しています。配当性向は30〜35%と適度な水準で、今後も増配余地があります。加えて、株主優待として国立博物館の会員カードがもらえるユニークな制度があり、文化的な付加価値のある株主還元が特徴的です。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
13.4%
業界平均
11.1%
営業利益率下回る
この会社
12.9%
業界平均
28.6%
自己資本比率上回る
この会社
71.9%
業界平均
55.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3218億円
FY2023/3228億円
FY2024/3240億円
FY2025/3246億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/331.4億円
FY2025/331.8億円

コアの業績は5期連続で増収を達成し、安定した成長トレンドを示しています。営業利益はFY2021/3の20億円からFY2025/3には31.8億円へと約1.6倍に拡大。FY2025/3は純利益がやや減少しましたが、FY2026/3は売上高270億円・営業利益35億円と大幅な増収増益を予想しており、第3四半期時点で売上高193億円(前年同期比+7.9%)、営業利益29億円(同+36.8%)と好調に進捗しています。

事業ごとの売上・利益

ソリューション事業
151億円61.4%)
組込みシステム事業
65億円26.4%)
サービス事業
30億円12.2%)
ソリューション事業151億円
利益: 22.5億円利益率: 14.9%

製造業・公共・金融分野向けのシステム開発・運用。DX支援やクラウド移行サービスが拡大中。売上構成比約61%を占める主力セグメント。

組込みシステム事業65億円
利益: 8.5億円利益率: 13.1%

車載・産業機器向けの組込みソフト開発。自動運転関連やIoT機器の需要拡大が追い風。創業以来の強み。売上構成比約26%。

サービス事業30億円
利益: 4.0億円利益率: 13.3%

自動点呼システム「ロボット点呼」や防災情報配信など自社プロダクト・サービスを展開。ストック型収益モデルへの転換を推進中。売上構成比約12%。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.4%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
8.9%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
12.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/313.0%7.7%-
FY2022/314.1%8.1%-
FY2023/314.4%9.1%-
FY2024/314.3%9.5%13.1%
FY2025/313.4%8.9%12.9%

営業利益率は9.8%から12.9%へと着実に改善しており、SI業界の中では高い収益性を維持しています。ROEは11〜13%台で推移し、自己資本を効率的に活用した経営を実践。無借金経営から一部借入を行いましたが、自己資本比率73.6%と財務基盤は盤石です。FY2026/3は営業利益率13.0%を見込んでおり、収益性の更なる向上が期待されます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率71.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
21.2億円
会社の純資産
185億円

総資産はFY2021/3の184億円からFY2025/3には252億円へと着実に拡大。自己資本比率は66.6%から73.6%へと年々上昇しており、極めて健全な財務体質です。FY2024/3からM&A資金として有利子負債が発生しましたが、FY2025/3には21億円に縮小。現金及び預金は76億円と潤沢で、今後のM&A投資余力も十分です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+23.7億円
営業CF
投資に使ったお金
+4,900万円
投資CF
借入・返済など
-11.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+24.2億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/318.5億円4,900万円-9.2億円19.0億円
FY2022/318.0億円-1.4億円-6.0億円16.6億円
FY2023/319.4億円-3.8億円-6.8億円15.7億円
FY2024/321.9億円-6.7億円-8.0億円15.2億円
FY2025/323.7億円4,900万円-11.4億円24.2億円

営業キャッシュフローは5期連続でプラスを維持し、FY2025/3には24億円と過去最高を更新しました。フリーキャッシュフローも安定的に創出しており、FY2025/3は24億円と大幅改善。財務CFのマイナスは主に配当金の支払いと自己株式取得によるもので、着実な株主還元を反映しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1IT人材の確保・育成に関するリスク(技術者不足による事業拡大の制約)
2情報セキュリティリスク(サイバー攻撃・情報漏洩)
3技術革新への対応リスク(AI・クラウド等の急速な技術変化)
4特定顧客・業界への依存リスク
5M&Aに関するリスク(のれん減損・PMI失敗)
6コンプライアンスリスク

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/321.1億円6.9億円32.7%
FY2022/324.5億円8.3億円33.8%
FY2023/328.1億円8.4億円30.0%
FY2024/332.2億円9.5億円29.5%
FY2025/332.7億円10.3億円31.4%

税引前利益は5期で21億円から33億円へと約1.5倍に拡大しました。実効税率は29〜34%で安定しており、法人税等の納税額も着実に増加しています。FY2026/3は税引前利益35億円を見込み、社会への貢献度も年々高まっています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
671万円
従業員数
1,310
平均年齢
40.6歳
平均年収従業員数前年比
当期671万円1,310-

従業員の平均年収は671万円で、情報通信業界の中堅企業としては標準的な水準です。平均年齢40.6歳、平均勤続年数15.6年と定着率が高く、組込みソフトやソリューション開発における専門人材の長期的な育成が行われています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主47.4%
浮動株52.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関6.2%
事業法人等34.1%
外国法人等1.3%
個人その他57.1%
証券会社1.2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はタネムラコーポレーション・シージー・エンタープライズ・コア従業員持株会。

株式会社タネムラコーポレーション(2,095,000株)14.58%
株式会社シージー・エンタープライズ(1,872,000株)13.03%
コア従業員持株会(1,016,000株)7.07%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(796,000株)5.54%
有限会社タネムラ・フジワラ(649,000株)4.52%
種村 良平(420,000株)2.92%
種村 良一(415,000株)2.89%
牛嶋 友美(367,000株)2.56%
種村 美那子(356,000株)2.48%
神山 恵美子(355,000株)2.47%

筆頭株主のタネムラコーポレーション(14.58%)をはじめ、創業家の種村家関連が合計約43%を保有するオーナー系企業です。種村良平氏は代表取締役会長・最高経営責任者として経営の舵取りを担っています。従業員持株会も7.07%を保有し、経営陣と従業員の利害が一致した安定的なガバナンス構造が特徴です。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億9,800万円
取締役6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
ソリューション事業151億円22.5億円14.9%
組込みシステム事業65億円8.5億円13.1%
サービス事業30億円4.0億円13.3%

ソリューション事業が売上の約61%を占める最大セグメントで、組込みシステム事業(約26%)、サービス事業(約12%)が続きます。注目すべきはソリューション事業の高い利益率(14.9%)と、自社プロダクトを持つサービス事業の成長性です。組込みからソリューション・サービスへの事業ポートフォリオの転換が着実に進んでいます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
3,200万円
連結子会社数
7
設備投資額
1.4億円
平均勤続年数(従業員)
15.6
臨時従業員数
109

取締役9名中、女性が2名(22.2%)で、情報通信業界の中では比較的高い女性比率を実現しています。監査等委員会設置会社として、独立社外取締役を含むガバナンス体制を構築。連結子会社7社を統括し、2025年12月にはソフト流通センターの子会社化も決定するなど、グループ経営の拡大を進めています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
中計最終年度に向けて順調に進捗。FY2026/3は売上高270億円・営業利益35億円を計画し、Q3時点で前年同期比+7.9%の増収と好調。M&Aによる成長も加速。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第14次コアグループ中期経営計画
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 270億円 順調 (246億円 (FY2025))
91.1%
営業利益率: 目標 13%以上 順調 (12.9% (FY2025))
99.2%
ROE: 目標 12%以上 達成 (12.1% (FY2025))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025260億円246億円-5.4%
FY2024240億円240億円0.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

第14次中計ではFY2026/3に売上高270億円・営業利益率13%以上を目標に掲げています。FY2025実績は売上高246億円・営業利益率12.9%と目標に接近。さらに2040年の売上高1,000億円という長期ビジョンに向け、M&Aを含めた成長戦略を推進中です。ソフト流通センターの子会社化もその一環です。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

コアのTSR(株主総利回り)は5年間で168%と着実に上昇していますが、TOPIX(213.4%)をやや下回るパフォーマンスとなっています。ただしPER 13.1倍と割安な水準にあり、4期連続増配や中計達成による株価のリレーティング余地があります。安定した業績成長が続けば、TSRの改善が期待できる銘柄です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+68.0%
100万円 →168.0万円
68.0万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021129.9万円+29.9万円29.9%
FY2022139.5万円+39.5万円39.5%
FY2023144.2万円+44.2万円44.2%
FY2024173.4万円+73.4万円73.4%
FY2025168.0万円+68.0万円68.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残-
売り残-
信用倍率0.77倍
3/25時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年4月下旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

コアの株価指標はPER 13.1倍と情報通信業界平均(18.4倍)を大きく下回る割安水準にあります。PBRも1.77倍と業界平均(1.98倍)をやや下回り、配当利回り2.63%は業界平均を上回ります。安定した増収増益トレンドとROE 12%超を考慮すると、割安感のある成長株として注目されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
42
前月比 +8.5%
メディア数
18
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 40%
情報・通信業 約400社中 約160位
報道のトーン
62%
好意的
32%
中立
6%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算45%
M&A・事業拡大20%
DX・ソリューション20%
その他15%

最近の出来事

2026年1月Q3好決算

FY2026/3第3四半期は売上高193億円(前年同期比+7.9%)、営業利益29億円(同+36.8%)と大幅増益で着地。

2025年12月子会社化

ソフト流通センターの全株式を取得し子会社化。組込み系ソフト開発のリソースを強化。

2025年8月増配修正

FY2026/3の年間配当を55円から60円に5円増額修正。4期連続増配の見通し。

(株)コア まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 55円
安全性
安定
自己資本比率 71.9%(自己資本比率73.6%・現金76億円と極めて健全な財務基盤。有利子負債21億円は戦略的M&A資金)
稼ぐ力
高い
ROE 13.4%
話題性
好評
ポジティブ 62%

「組込みソフトからDXソリューションへ。拠点分散型で社会課題を解決する独立系SI企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU