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アイティフォー4743

ITFOR Inc.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 74.6%
稼ぐ力
普通
ROE 9.3%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが普段利用する銀行やクレジットカード会社、またはお住まいの市区町村の裏側で、アイティフォーの技術が活躍しているかもしれません。例えば、カードローンや公共料金の支払いが遅れた際に届く通知や電話は、同社のシステムやBPO(業務代行)サービスが管理・運営していることが多いのです。また、通販サイトで買い物をする際の決済システムや、店舗のPOSレジシステムなども手掛けています。私たちの便利な生活を、縁の下の力持ちとして支えている企業の一つです。

アイティフォーは、金融機関や自治体向けの債権管理システムを主力とする独立系SIerです。2025年3月期は売上高205.5億円、営業利益35.32億円と前期比で減収減益となりましたが、2026年3月期は売上高234.0億円(前期比13.9%増)、営業利益41.0億円(同16.1%増)とV字回復を見込んでいます。中期経営計画「FLY ON 2026」ではROE15%以上を掲げ、配当性向50%・総還元性向70%以上という高い株主還元方針が特徴です。M&Aや新規事業開発にも積極的で、安定した顧客基盤を背景に持続的な成長を目指しています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル

サービスの実績は?

50
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+25.0% YoY
70拠点
BPOサービス拠点数
全国、2024年時点
1,000
BPOサービススタッフ数
約、2024年時点
202.47億円
受注高
2024年3月期実績
510
従業員数
2025年6月時点
4,029万円
従業員一人当たり売上高
2025年3月期
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
9.3%(累計)
株主資本の利回り
ROA
7.0%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
14.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期11.9%9.0%-
2022/03期14.2%10.9%-
2023/03期14.0%11.0%-
2024/03期15.4%12.1%18.1%
2025/03期15.4%12.2%17.2%
3Q FY2026/39.3%(累計)7.0%(累計)14.1%

当社の収益性は非常に高く、売上高営業利益率は概ね17%から18%台という高水準な利益率を維持しています。効率的な事業運営と高付加価値なソフトウェア開発により、ROE(自己資本利益率)は15%前後、ROA(総資産利益率)も12%超を安定して推移しており、資本効率の面で極めて優れた経営を実現しています。これは、独自技術を核とした製品展開が適正な利益確保に寄与していることを示しています。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期163億円16.8億円61.6円-
2022/03期170億円21.1億円76.8円+4.5%
2023/03期183億円22.9億円83.0円+7.6%
2024/03期207億円37.4億円27.7億円101.8円+12.7%
2025/03期206億円35.3億円29.1億円108.1円-0.5%

アイティフォーは、金融機関や地方自治体向けに独自開発した債権管理システムや決済システムを展開しており、安定した収益基盤による継続的な成長を遂げています。2024/03期には売上高206億円を達成するなど順調に拡大してきましたが、2025/03期は微減収となったものの、2026/03期予想では売上高234億円、営業利益41億円を見込み、過去最高水準の業績更新を計画しています。強固な顧客基盤を背景に、BPO事業など新たな収益の柱も着実に成長を続けています。 【3Q 2026/03期実績】売上151億円(通期予想比64%)、営業利益21億円(同52%)、純利益17億円(同57%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
9.3%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
14.1%
業界平均
2.7%
自己資本比率上回る
この会社
74.6%
業界平均
59.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億3,150万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、金融機関や自治体、百貨店向けの独自ソフトウェア開発を軸に事業を展開しており、BPO(業務受託)との併営により収益の安定化を図っています。事業リスクとしては、特定の顧客層への依存度やシステム開発に伴う技術的なプロジェクトリスクが挙げられます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上高は予想未達が続くも、利益は堅調。計画達成には大型案件の獲得が鍵。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第4次中期経営計画「FLY ON 2026」
2025期〜2027期
売上高: 目標 280億円 順調 (205.5億円)
73.39%
営業利益: 目標 48億円 順調 (35.32億円)
73.58%
ROE: 目標 15%以上 順調
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期220億円206億円-6.6%
2024期210億円207億円-1.7%
2023期185億円183億円-1.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期38億円35億円-7.0%
2024期34億円37億円+9.9%
2023期29億円32億円+11.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「FLY ON 2026」では、最終年度(2027年3月期)に売上高280億円、営業利益48億円という高い目標を掲げています。初年度である2025年3月期は減収減益で未達スタートとなりましたが、2026年3月期は大幅な増収増益を見込んでおり、計画達成に向けた軌道修正が期待されます。過去の業績予想を見ると、売上高はやや未達になる傾向がある一方、営業利益は予想を上回ることが多く、収益性の高さが伺えます。株主還元方針としてROE15%以上、総還元性向70%以上を継続しており、資本効率と株主への利益配分を強く意識した経営姿勢です。

最新ニュース

中立
地方自治体等へのBPO事業を行う完全子会社間を合併
09/10 · M&Aニュース
ポジティブ
アイティフォーが大幅続伸、自己株消却で1株益上昇を期待
07/10 · 会社四季報オンライン

どんな話題が多い?

決算・財務40%
M&A・事業提携30%
製品・サービス導入20%
株主還元10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +5.4%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 会社四季報
業界内ランキング
上位 30%
情報・通信業 2,000社中 580位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月累進配当導入

配当方針を変更し累進配当を導入することで、株主還元姿勢を強化しました。

2025年10月子会社化

企業成長を目指し連結子会社化を完了し、グループの事業領域を拡大しました。

2024年9月事業再編

BPO事業の承継および子会社合併による事業効率化を実施しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率74.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
2.7億円
借金(有利子負債)
Net Assets
201億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は約80%に達しており、実質無借金経営を継続している極めて強固な財務体質です。潤沢な自己資本を背景に、成長投資や株主還元を積極的に行える余力が十分にあります。資産構成においても過度な負債を抱えず、安定成長を支えるキャッシュリッチな経営環境が整っています。 【3Q 2026/03期】総資産247億円、純資産201億円、自己資本比率74.6%、有利子負債2.7億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+26.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-25.1億円
投資に使ったお金
Financing CF
-26.7億円
借入・返済など
Free CF
+1.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期27.3億円4.3億円5.3億円23.0億円
2022/03期28.1億円3.5億円5.5億円24.6億円
2023/03期17.1億円7.6億円7.4億円9.6億円
2024/03期28.4億円5.0億円16.2億円23.3億円
2025/03期26.1億円25.1億円26.7億円1.0億円

本業で稼ぐ営業キャッシュフローは一貫してプラスで推移しており、安定したキャッシュ創出能力を有しています。2025/03期は積極的な投資や株主還元を実施したためフリーキャッシュフローは縮小しましたが、事業継続に必要な資金は本業の利益で十分に賄われています。今後も強固な資金繰りを活かした投資戦略が期待されます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
3,750万円
連結子会社数
5
設備投資額
4.7億円
平均勤続年数(従業員)
11
臨時従業員数
521

ガバナンス体制においては女性役員比率が11.1%と改善の余地があるものの、社外監査体制の強化を進めています。連結子会社5社を統括し、中堅規模のシステムベンダーとして堅実かつ透明性の高い経営管理体制を構築しており、コンプライアンス遵守を経営の最優先事項として掲げています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主45.1%
浮動株54.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関35.7%
事業法人等9.4%
外国法人等12.5%
個人その他40.8%
証券会社1.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は光通信・アイティフォー社員持株会。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,442,700株)16.5%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,266,700株)8.42%
光通信株式会社(1,447,600株)5.38%
株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・ブラザー工業株式会社退職給付信託口)(1,420,000株)5.28%
アイティフォー社員持株会(997,400株)3.71%
KIA FUND 136  (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(628,200株)2.33%
明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(551,400株)2.05%
株式会社横浜銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(500,000株)1.86%
村上 英志(361,000株)1.34%
STICHTING DOPOSITARY ASCENDER GLOBALVALUE FUND (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(349,700株)1.3%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占めており、機関投資家の保有比率が高い構成です。一方で、光通信や社員持株会も重要な株主として名を連ねており、安定株主の確保と市場流動性のバランスを維持しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1業務提携等について当社グループは、今後も当社グループ事業の拡大と安定を図るための業務提携などを積極的に進めていく方針ですが、当社グループが当初想定したシナジー効果が生じない場合や提携・出資先企業の業績によっては、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
749万円
従業員数
625
平均年齢
40歳
平均年収従業員数前年比
当期749万円625-

平均年収は749万円となっており、SIer業界の平均水準と比較しても堅実な給与水準を維持しています。安定した利益を生み出す地方金融機関や自治体向けシステム事業が、社員への適切な利益還元を支える基盤となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。アイティフォーのTSRは、2021期から2025期までの5年間連続でTOPIXを上回る優れたパフォーマンス(アウトパフォーム)を記録しています。これは、安定した株価成長に加え、同社が掲げる配当性向50%・総還元性向70%以上という積極的な株主還元策が大きく寄与していることを示しています。特に、累進配当の導入など、株主への利益配分を重視する姿勢が投資家から高く評価されている結果と言えるでしょう。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
50
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
2016/03期1747.8%
2017/03期1753.3%
2018/03期1947.8%
2019/03期2047.9%
2020/03期2351.1%
2021/03期2337.4%
2022/03期3039.0%
2023/03期3036.2%
2024/03期4039.3%
2025/03期5046.3%
9期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

当社は株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、配当性向50%を目標として継続的な増配に取り組んでいます。2026年2月には配当方針の変更を行い、より透明性の高い還元策を強化する姿勢を明確にしました。業績成長を株主にしっかりと還元する方針は投資家から高く評価されています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 292.9万円 になりました (192.9万円)
+192.9%
年度末時点評価額損益TSR
2021期150.7万円50.7万円50.7%
2022期148.4万円48.4万円48.4%
2023期166.8万円66.8万円66.8%
2024期262.2万円162.2万円162.2%
2025期292.9万円192.9万円192.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残114,000株
売り残6,000株
信用倍率19.00倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第2四半期決算発表2026-11-12
2027年3月期 第2四半期決算説明会2026-11-12

信用倍率は19.00倍と高く、信用買い残が積み上がっている状態で、将来的な売り圧力への警戒が必要です。一方、同業種(情報・通信業)平均と比較すると、PER・PBRはやや割安な水準にあります。特筆すべきは配当利回りで、2026年3月期予想の年間配当80円を基に計算すると約4.65%と、業界平均を大幅に上回る高水準であり、株価のサポート要因となっています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期23.2億円6.3億円27.4%
2022/03期31.1億円9.9億円32.0%
2023/03期32.8億円9.9億円30.1%
2024/03期38.5億円10.8億円28.0%
2025/03期36.7億円7.5億円20.6%

法人税等の支払いは概ね法定の実効税率水準に準拠しており、法令を遵守した適正な納税が行われています。2025/03期の実効税率は20.6%と一時的に低下しましたが、これは税務上の調整事項によるものです。全体として、収益規模に応じた安定的な納税状況が維持されています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

アイティフォー まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 74.6%
稼ぐ力
普通
ROE 9.3%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「金融・自治体の『債権管理』をDX化するニッチトップ、安定成長と高株主還元で投資家の期待に応えるシステム開発会社」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU