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JMDC4483

JMDC Inc.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 16円
安全性
安定
自己資本比率 52.4%
稼ぐ力
普通
ROE 6.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎年受けている健康診断の結果、実はそのデータが匿名化されて社会の役に立っているかもしれません。JMDCは、全国の健康保険組合などが保有する膨大な医療データを集計・分析している会社です。その分析結果は、新しい薬を開発する製薬会社に提供されたり、病気の予防プログラムとしてあなたが勤める会社の健康保険組合に提案されたりします。あなたが使っている健康管理アプリ「Pep Up」のようなサービスの裏側で、JMDCは日本の医療の発展とあなたの健康維持をデータで支えているのです。

医療ビッグデータの収集・利活用で国内最大手。2025年3月期は売上高417.2億円(前期比28.8%増)、営業利益87.17億円(同24.4%増)と高成長を維持。主力である保険者向け支援サービスと製薬会社向けデータ提供が両輪で拡大しています。2026年3月期も売上高505億円、営業利益115億円と2桁増収増益を見込んでおり、親会社オムロンとのシナジー創出にも期待がかかります。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都港区芝大門二丁目5番5号 住友芝大門ビル12階

サービスの実績は?

28.8%
売上高成長率
2025年3月期通期
+4.4pt YoY
24.4%
営業利益成長率
2025年3月期通期
+17.4pt YoY
16
1株当たり配当金
2025年3月期
+14.3% YoY
20.9%
営業利益率
2025年3月期通期
-0.8pt YoY
111.3
1株当たり利益(EPS)
2025年3月期通期
+55.0% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
21.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期8.8%4.2%-
2022/03期10.9%5.4%-
2023/03期8.9%5.3%-
2024/03期6.8%4.2%17.9%
2025/03期9.8%5.5%20.9%
3Q FY2026/36.0%(累計)3.2%(累計)21.3%

収益性は安定しており、営業利益率は概ね21%前後という非常に高い水準を維持しています。ROE(自己資本利益率)は資本構成の変化により年度で変動が見られますが、2025/03期には9.3%まで回復しており、資本効率を重視した経営が行われています。データプラットフォームという特性上、高い利益率を確保しやすい強固なビジネスモデルが特徴です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期168億円24.8億円46.5円-
2022/03期218億円32.5億円57.7円+30.1%
2023/03期278億円42.7億円71.2円+27.5%
2024/03期306億円54.8億円46.1億円71.8円+9.9%
2025/03期417億円87.2億円72.8億円111.3円+36.5%

JMDCは医療ビッグデータ事業の拡大を背景に、2021/03期から2025/03期にかけて売上収益が167億円から417億円へと急成長を遂げました。積極的な買収やデータ利活用の推進により、営業利益も同様に右肩上がりで推移しており、ヘルスケアDX分野における確固たる地位を築いています。2026/03期予想においても売上高505億円、営業利益115億円を見込んでおり、高水準の成長が継続する見通しです。 【3Q 2026/03期実績】売上365億円(通期予想比72%)、営業利益78億円(同68%)、純利益48億円(同65%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.0%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
21.3%
業界平均
2.7%
自己資本比率下回る
この会社
52.4%
業界平均
59.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

9,000万円
取締役3名の合計

主な事業はヘルスビッグデータ、健保組合支援、遠隔医療の3領域で構成されています。事業リスクとして医療データ利活用に関する規制強化や情報漏洩リスク、および特定顧客への依存や急速な技術進化に伴う開発競争が有価証券報告書等で言及されています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
成長は続くも、期初予想を連続で未達。保守的というより見通しの甘さが懸念される。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026年3月期 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 505億円 順調 (417.2億円)
82.6%
営業利益: 目標 115億円 順調 (87.17億円)
75.8%
純利益: 目標 74億円 順調 (72.75億円)
98.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期430億円417億円-3.0%
2024期350億円324億円-7.5%
2023期275億円278億円+1.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期93億円87億円-6.3%
2024期76億円70億円-7.8%
2023期60億円59億円-1.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

JMDCは中期経営計画を公表していませんが、毎期発表される通期業績予想が実質的な経営目標となります。直近2期(2024期, 2025期)はいずれも期初予想を売上・利益ともに下回る結果となっており、計画達成力には課題を残します。高い成長期待が株価に織り込まれているだけに、ガイダンスの精度向上が今後の信頼回復の鍵となります。2026期の予想は売上高505億円、営業利益115億円と引き続き高い成長を見込んでおり、今回こそ達成できるかどうかが注視されます。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
提携・買収25%
サービス展開15%
株価動向15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
38
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 2,500社中 375位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年2月業務提携

ソフトウェア・サービスと医療データ利活用で提携し、電子カルテデータの活用範囲を拡大しました。

2025年11月業績上振れ

2025年3月期第2四半期連結決算にて、売上高が前年同期比39.6%増の191.97億円を達成しました。

2026年3月外部認定

経済産業省の健康経営優良法人2026における「ホワイト500」に認定されました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率52.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
426億円
借金(有利子負債)
Net Assets
824億円
会社の純資産

財務基盤は急速な事業拡大に伴い資産総額が578億円から1,430億円へと大幅に増加しました。2024/03期以降は買収資金等の調達により有利子負債が発生していますが、自己資本比率は50%台半ばを維持しており、健全な財務体質を保っています。資産の大部分が事業の成長投資に充てられており、将来的な収益拡大のための基盤が整っています。 【3Q 2026/03期】総資産1562億円、純資産824億円、自己資本比率52.4%、有利子負債426億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+147億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-34.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
+64.8億円
借入・返済など
Free CF
+112億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期0円0円0円0円
2022/03期0円0円0円0円
2023/03期0円0円0円0円
2024/03期1,700万円249億円166億円249億円
2025/03期147億円34.7億円64.8億円112億円

長らくM&Aや開発投資による投資キャッシュフローの支出が先行してきましたが、2025/03期には営業キャッシュフローが約147億円へと大幅に増加し、フリーキャッシュフローが黒字転換を果たしました。これは事業の収穫期に入り、創出される現金の規模が拡大していることを示唆しています。今後は獲得したキャッシュを配当や新規投資へ柔軟に配分していく成長フェーズへの移行が期待されます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
6,000万円
設備投資額
42.1億円
平均勤続年数(従業員)
4.1
臨時従業員数
100

女性役員比率が22.2%と上場企業平均と比較しても高い水準で多様性を確保しています。監査体制については監査報酬6,000万円を投じ、独立性の高い監査を維持しており、健全なガバナンス環境が構築されています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主72.1%
浮動株27.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関11.7%
事業法人等60.4%
外国法人等17.2%
個人その他9.3%
証券会社1.4%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はオムロン・ノーリツ鋼機。

オムロン株式会社(35,459,000株)54.24%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,551,000株)6.96%
ノーリツ鋼機株式会社(3,799,000株)5.81%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)(2,167,000株)3.32%
UBS EUROPE SE LUXEMBOURG BRANCH-UCITS CLIENTS (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(1,114,000株)1.7%
BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC SECURITIES/UCITS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)(870,000株)1.33%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE UKUC UCITS CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)(831,000株)1.27%
JP JPMSE LUX RE MERRILL LYNCH INTERNATIONAL JP EQ CO 2 (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行決済事業部)(772,000株)1.18%
松島 陽介(565,000株)0.86%
野村信託銀行株式会社(投信口)(511,000株)0.78%

オムロン株式会社が発行済株式の過半数にあたる54.24%を保有しており、実質的な支配権を握る親会社として君臨しています。残る株式も信託銀行等の機関投資家が中心であり、創業者や経営陣の影響力は限定的で、安定的な株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1事業体制に関するリスク ⑬ 人材の確保・育成について 当社グループは、今後の事業拡大を進めていくにあたり、優秀な人材を確保するとともに人材育成が重要な課題であると認識しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
808万円
従業員数
2,187
平均年齢
38.8歳
平均年収従業員数前年比
当期808万円2,187-

従業員平均年収は808万円と情報・通信業の中でも高い水準にあります。医療ビッグデータという高度な専門性が求められる事業を展開しているため、優秀なエンジニアやデータサイエンティストの確保を目的とした競争力のある給与体系が背景にあると推測されます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。JMDCは2021期から2023期にかけてTOPIXを大幅に上回る高いTSRを記録しましたが、2024期以降は株価の調整局面に入り、TOPIXを下回る(アンダーパフォーム)状況が続いています。これは、高い成長期待で買われてきた株価が、業績予想の未達などを背景に調整したことが主な要因と考えられます。再びTOPIXを上回るリターンを実現するには、安定的な業績成長と計画達成が不可欠です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
16
方針: 利益成長に応じた配当
1株配当配当性向
2020/03期00.0%
2021/03期00.0%
2022/03期1017.3%
2023/03期1216.9%
2024/03期1419.5%
2025/03期1614.4%
3期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

JMDCは成長投資を最優先する経営方針を掲げており、配当は利益成長に応じた安定的かつ継続的な実施を目指しています。現在は配当性向20%以下という低い水準を維持していますが、これは内部留保を事業拡大へ振り向けているためです。今後、事業の成熟に伴い配当還元が強化される余地は十分に残されていると言えます。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 53.9万円 になりました (-46.1万円)
-46.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期224.5万円124.5万円124.5%
2022期291.2万円191.2万円191.2%
2023期196.6万円96.6万円96.6%
2024期156.8万円56.8万円56.8%
2025期53.9万円46.1万円-46.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残409,900株
売り残80,000株
信用倍率5.12倍
2026年2月13日時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月上旬
第12回 定時株主総会2026年6月下旬
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬

同業他社比較では、PER・PBR共に業界平均を下回っており、成長性の高さに対して株価は割安な水準にあると見ることができます。信用倍率は5.12倍とやや高めで、将来の株価上昇を見込んだ買いが多いものの、需給の緩みを警戒する声もあります。次回の通期決算発表は5月上旬に予定されており、ここで示される来期の業績見通しが株価の方向性を決める重要な材料となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期36.4億円11.6億円31.9%
2022/03期47.7億円15.2億円31.9%
2023/03期58.8億円16.1億円27.4%
2024/03期53.9億円7.8億円14.5%
2025/03期85.1億円12.3億円14.5%

実効税率は年度によって変動しており、一時的な会計上の処理や税務調整が影響しています。2025/03期には実効税率が16.5%まで低下しましたが、これは繰延税金資産の取り崩しなど特定の税務効果が寄与したと考えられます。翌期以降は標準的な税率水準である約35%へ戻る見込みであり、一時的な変動を除けば一貫して適正な納税が行われています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

JMDC まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 16円
安全性
安定
自己資本比率 52.4%
稼ぐ力
普通
ROE 6.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「『健康保険組合のカルテ』をビッグデータ化し、製薬・保険業界に売る"医療データ商社"」

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DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU