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アルファシステムズ4719

ALPHA SYSTEMS INC.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 125円
安全性
安定
自己資本比率 86.7%
稼ぐ力
普通
ROE 6.4%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたがスマートフォンで友人とメッセージを送り合ったり、動画をスムーズに視聴したりするとき、その通信を裏側で支える複雑なシステムの一部は、アルファシステムズが開発したものかもしれません。また、銀行のATMでお金を引き出したり、官公庁のオンライン手続きを利用したりする際に使われるシステムの安定稼働にも、同社の技術が貢献しています。普段は目にすることのない「当たり前の便利さ」の裏側で、アルファシステムズは社会を動かす重要な役割を担っているのです。

アルファシステムズは、通信系ソフトウェア開発を主力とする独立系SIerの老舗です。2025期は売上高384.8億円、営業利益44.22億円と堅調に推移し、2026期も売上高400.0億円、営業利益48.00億円と連続増収増益を見込みます。富士通やNTTグループといった安定した顧客基盤を背景に、3.6%を超える高い配当利回りを維持しており、株主還元への意識も高い企業です。今後は既存の通信分野での強みを活かしつつ、非通信分野のシステム開発強化が成長の鍵を握ります。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
神奈川県川崎市中原区上小田中6丁目6番1号

サービスの実績は?

1,316万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績
+4.1% YoY
125
1株当たり配当金
2025期実績
+25% YoY
5.8%
売上高成長率
2025期実績
1.7%
営業利益成長率
2025期実績
54.6%
配当性向
2025期実績
2,924
従業員数
2025年6月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.4%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
13.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/03期6.3%5.0%9.3%
2017/03期5.3%4.3%9.6%
2018/03期5.9%4.9%10.2%
2019/03期6.2%5.2%10.6%
2020/03期6.7%5.5%10.8%
2021/03期6.4%5.2%10.8%
2022/03期7.5%6.1%11.9%
2023/03期7.5%6.1%11.9%
2024/03期7.5%6.2%12.0%
2025/03期7.5%6.2%11.5%
3Q FY2026/36.4%(累計)5.4%(累計)13.3%

収益性指標は非常に安定しており、営業利益率は11%台後半から12%前後で推移しており、高いコスト管理能力と技術付加価値を証明しています。ROE(自己資本利益率)は7%台を維持し、限られた資産効率の中でも着実に利益を積み上げています。情報・通信業において、高水準かつ安定的な収益性を維持できている点は同社の大きな強みといえます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期313億円33.7億円22.8億円162.5円+1.6%
2022/03期339億円40.3億円27.9億円198.6円+8.2%
2023/03期355億円42.1億円29.2億円207.9円+4.9%
2024/03期364億円43.5億円30.4億円216.9円+2.3%
2025/03期385億円44.2億円32.1億円228.8円+5.8%

アルファシステムズは、通信系システム開発を軸に堅調な成長を維持しており、売上高は2021/03期の約313億円から2025/03期には約385億円まで継続的に拡大しています。独立系SIerとして富士通やNTTグループなどの主要顧客との強固な関係を背景に、安定した案件を獲得しています。2026/03期予想では売上高400億円を目指すなど、デジタル化需要を取り込みながら着実な増収増益基調を辿っています。 【3Q 2026/03期実績】売上299億円(通期予想比75%)、営業利益40億円(同83%)、純利益28億円(同85%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.4%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
13.3%
業界平均
2.8%
自己資本比率上回る
この会社
86.7%
業界平均
59.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4億8,900万円
取締役7名の合計

主な事業は通信系システム開発ですが、非通信系へのシフトも進めています。有価証券報告書では、特定の主要顧客への依存リスクや、技術革新のスピードが速いIT業界における人材確保の難しさが重要な事業リスクとして開示されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を堅実に上回る実績を継続しており、計画達成能力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 400.0億円 順調 (384.8億円)
96.2%
営業利益: 目標 48.00億円 順調 (44.22億円)
92.1%
当期純利益: 目標 33.00億円 順調 (32.11億円)
97.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期375億円385億円+2.6%
2024期360億円364億円+1.1%
2023期350億円356億円+1.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期44億円44億円+0.5%
2024期43億円43億円+1.1%
2023期42億円42億円+0.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な中期経営計画の数値目標を開示していませんが、毎期の業績予想を堅実に達成しています。過去3期にわたり、売上高・営業利益ともに期初予想を上回る着地を続けており、保守的かつ精度の高い計画策定能力がうかがえます。2026期も増収増益予想と、安定成長への自信が示されています。投資家としては、この堅実な計画達成力を評価する一方、より高い成長を目指すための具体的な成長戦略の開示が待たれます。

どんな話題が多い?

決算・業績50%
経営戦略25%
新サービス15%
人事・組織10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +5.2%
メディア数
14
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 日経会社情報
業界内ランキング
上位 35%
情報・通信業 480社中 168位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月執行役員異動

経営体制の強化を図るため、執行役員の異動を実施。

2026年2月3Q決算

第3四半期累計で売上高298.68億円を達成し、増収増益の堅調な業績を維持。

2025年5月通期決算

2025年3月期は売上高384.8億円、営業利益44.22億円を計上し、成長基調を継続。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率86.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
444億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は80%超という強固な水準を維持しています。有利子負債はゼロであり、無借金経営を継続しているため、極めて安定した財務基盤を有しています。豊富な純資産を背景に、将来の成長投資や株主還元を柔軟に実行できる財務的な余力が十分に確保されています。 【3Q 2026/03期】総資産511億円、純資産444億円、自己資本比率86.7%。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+15.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-30.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-16.1億円
借入・返済など
Free CF
-15.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/03期25.9億円27.2億円8.9億円1.3億円
2017/03期14.9億円3.5億円5.9億円18.4億円
2018/03期15.4億円8.3億円14.7億円7.1億円
2019/03期21.3億円3.2億円30.6億円24.4億円
2020/03期29.9億円9,300万円7.0億円30.9億円
2021/03期22.4億円3.4億円9.8億円25.8億円
2022/03期29.3億円5,700万円7.0億円28.7億円
2023/03期29.5億円13.4億円12.6億円16.1億円
2024/03期47.1億円11.4億円9.8億円35.7億円
2025/03期15.7億円30.9億円16.1億円15.2億円

営業キャッシュフローは本業の好調さから長年プラスで推移してきましたが、2025/03期は一時的に減少しました。一方で、積極的な投資キャッシュフローの支出が続いており、将来に向けたインフラ整備やソフトウェア開発への投資が優先されています。無借金経営であるため、財務キャッシュフローにおける配当等の株主還元は強固な収益を原資として安定的に実施されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 1名(7.1% 男性 13
7%
93%
設備投資額
1.9億円
平均勤続年数(従業員)
15.6

女性役員比率は7.1%と改善の余地があるものの、ガバナンス体制の強化が進められています。経営の透明性を高めるための監査体制や、資本効率(ROE等)を意識した経営指針の策定など、東証プライム上場企業としてステークホルダーとの対話を重視した経営を行っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主27.8%
浮動株72.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16.4%
事業法人等11.4%
外国法人等15.4%
個人その他56.1%
証券会社0.7%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はアルファシステムズ従業員持株会・オルビック・シー・アール・シー。

石川 義昭(4,802,000株)34.2%
CGML PB CLIENT ACCOUNT / COLLATERAL (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(1,390,000株)9.9%
アルファシステムズ従業員持株会(1,311,000株)9.33%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(931,000株)6.63%
株式会社オルビック(895,000株)6.38%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(749,000株)5.33%
株式会社シー・アール・シー(530,000株)3.77%
石川 有子(396,000株)2.82%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC)RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15 PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(205,000株)1.46%
株式会社きらぼし銀行(158,000株)1.12%
三菱UFJ信託銀行株式会社(158,000株)1.12%

筆頭株主である石川義昭氏が34.2%の株式を保有しており、創業家による非常に強固な経営支配力が維持されています。また、従業員持株会が9.33%を保有しており、従業員と利益を共有する体制が整っている一方、浮動株比率は比較的限られる傾向にあります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 当社が認識している経営成績、財政状態及び株価等に影響を及ぼす可能性のある主なリスクは、次のとおりであります
2なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります
3<当社の事業環境に関するリスク> 当社の主力事業は、情報システムの開発であることから、お客様である通信事業者、メーカー、サービス企業等の設備投資動向及び経営成績の影響を受けることが予想されます
4当社は、定常的にお客様等の動向を把握し、成長分野への展開を図ることで、安定した事業基盤の構築に努めております
5また、厳しい経済環境においてもお客様から選ばれ続ける企業であるべく、競争優位性の強化を図ることで、リスクの低減に努めております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
635万円
従業員数
2,924
平均年齢
38.9歳
平均年収従業員数前年比
当期635万円2,924-

従業員の平均年収は635万円となっており、SIer業界の平均水準と比較して堅調です。これは高度な技術力を必要とする基幹系通信システム開発を主力とし、安定した収益基盤を持つことで継続的な高待遇を維持できていることが背景にあります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

直近5年間のTSR(株主総利回り)を見ると、2022期を除きTOPIXのパフォーマンスを下回る(アンダーパフォーム)結果となっています。これは、同社の安定成長・高配当という特性が、市場全体の成長期待が高い局面では相対的に評価されにくかったことが背景にあると考えられます。一方で、株価が安定しているため、配当によるリターンがTSRの主要な構成要素となっています。今後は、株価上昇を通じたキャピタルゲインがTSR向上の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
125
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期4029.4%
2017/03期6051.2%
2018/03期5037.2%
2019/03期5034.5%
2020/03期7042.8%
2021/03期5030.8%
2022/03期8040.3%
2023/03期7033.7%
2024/03期10046.1%
2025/03期12554.6%
2期連続増配
株主優待
あり
自社オリジナルカレンダー
必要株数100株以上(約34万円)
金額相当非売品
権利確定月9月

配当方針として安定的な利益還元を重視しており、収益の成長に合わせて配当額を引き上げる傾向があります。直近では配当性向が50%を超える水準に達しており、株主還元に対する積極的な姿勢が明確です。今後も財務の健全性を維持しつつ、業績の拡大に応じた継続的な利益還元が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 127.4万円 になりました (27.4万円)
+27.4%
年度末時点評価額損益TSR
2021期126.5万円26.5万円26.5%
2022期150.4万円50.4万円50.4%
2023期148.0万円48.0万円48.0%
2024期123.9万円23.9万円23.9%
2025期127.4万円27.4万円27.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残11,400株
売り残1,200株
信用倍率9.50倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2026期 第2四半期決算発表2026年11月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

業界平均と比較してPER・PBRともに割安な水準にあり、バリュエーション面での魅力が考えられます。特に配当利回りは3.65%と業界平均を大きく上回っており、インカムゲインを重視する投資家からの注目が集まりやすい状況です。信用倍率は9.50倍とやや高めで、将来の売り圧力には注意が必要ですが、貸借銘柄であるため一定の流動性は確保されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/03期24.7億円4.5億円18.2%
2017/03期26.3億円8.9億円34.0%
2018/03期29.0億円9.1億円31.4%
2019/03期31.4億円10.5億円33.5%
2020/03期34.1億円11.2億円32.8%
2021/03期34.3億円11.5億円33.5%
2022/03期40.9億円13.0億円31.8%
2023/03期42.8億円13.6億円31.8%
2024/03期44.2億円13.8億円31.1%
2025/03期45.4億円13.3億円29.3%

法人税等の支払額は、業績の拡大に伴い年々増加しており、2026/03期予想では約15億円の納税を見込んでいます。実効税率は概ね30%前後で安定的に推移しており、会計上の税務処理は適正に行われています。特別利益や税務上の優遇措置の影響により、期によって税率が軽微な変動を見せることはありますが、概ね法人税率の標準的な範囲内に収まっています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

アルファシステムズ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 125円
安全性
安定
自己資本比率 86.7%
稼ぐ力
普通
ROE 6.4%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「『通信インフラの黒子』として半世紀、堅実経営と高配当で安定成長を続ける独立系SIerの老舗」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU