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TDCソフト4687

TDC SOFT Inc.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 27円
安全性
安定
自己資本比率 71.4%
稼ぐ力
高い
ROE 14.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

この会社ってなに?

あなたが普段何気なく使っている銀行のスマートフォンアプリやATM、その裏側では膨大なデータが瞬時に処理されています。また、クレジットカードで買い物をする際の決済システムや、保険の契約手続きなども、すべて巨大なITシステムによって支えられています。TDCソフトは、こうした社会に不可欠な金融システムの設計・開発を長年手がけてきた、縁の下の力持ちのような存在です。あなたの便利で安全な金融体験は、同社のような企業の高い技術力によって実現されているのです。

独立系システムインテグレーター(SIer)として金融分野に強みを持ち、安定した顧客基盤を背景に成長を続ける企業です。2025年3月期は売上高444.2億円(前期比11.9%増)、営業利益47.72億円(同25.3%増)と増収増益を達成し、過去最高益を更新する見込みです。2027年度を最終年度とする新中期経営計画では、売上高600億円、営業利益62億円という意欲的な目標を掲げており、M&Aも活用しながら事業領域の拡大を加速させています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都千代田区九段南1丁目6番5号

サービスの実績は?

444.2億円
連結売上高
2025年3月期実績
+11.9% YoY
47.72億円
連結営業利益
2025年3月期実績
+25.3% YoY
27
1株当たり配当金
2025年3月期実績(株式分割考慮後)
実質6期連続増配
11.2%
売上高CAGR
過去5年平均(FY20-25)
安定成長
2
M&A件数
直近公表分(コモドシステム、SAP専門企業)
非連続成長を志向
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
14.9%(累計)
株主資本の利回り
ROA
10.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
11.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期12.5%9.2%-
2022/03期14.3%10.4%-
2023/03期15.7%11.4%-
2024/03期17.7%12.8%9.6%
2025/03期17.4%12.8%10.7%
3Q FY2026/314.9%(累計)10.4%(累計)11.6%

収益性の指標であるROEは2024/03期に16.7%と高い水準を維持しており、資本効率を重視した経営が着実に成果を上げています。営業利益率も前期の9.6%から2025/03期には10.7%へ向上しており、高付加価値なコンサルティングやプロジェクトマネジメントへのシフトが利益率改善の主因です。ROAも12%台で推移しており、資産効率と収益力の両面でバランスの取れた成長を実現しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期273億円17.1億円35.5円-
2022/03期309億円20.7億円42.9円+13.3%
2023/03期352億円24.9億円52.2円+14.0%
2024/03期397億円38.1億円30.9億円64.9円+12.6%
2025/03期444億円47.7億円34.3億円72.9円+11.9%

TDCソフトは、金融機関や公共機関向けのシステム開発を主力とし、デジタルトランスフォーメーション(DX)需要を捉えて売上高は4期連続で2桁成長を達成しました。2025/03期には売上高が約444億円、営業利益が約48億円に達しており、クラウド型製品やAI活用の推進が利益押し上げに寄与しています。2026/03期期においても、旺盛なシステム投資意欲を背景に過去最高益の更新を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上352億円(通期予想比73%)、営業利益41億円(同80%)、純利益30億円(同85%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
14.9%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
11.6%
業界平均
2.8%
自己資本比率上回る
この会社
71.4%
業界平均
59.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億5,741万円
取締役8名の合計

金融・公共法人向けITソリューションを柱とし、連結子会社を通じた事業拡大を推進しています。事業リスクとして特定システムへの依存や技術革新による競争激化を挙げており、新規技術の早期導入と人材確保によって競争優位性の維持を目指しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
業績予想は保守的で、期中に上方修正を繰り返す傾向。計画達成に向けた実行力は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画『Be a Visionary System Integrator』
2025期〜2027期
売上高: 目標 600億円 順調 (444.2億円)
74.03%
営業利益: 目標 62億円 順調 (47.72億円)
76.97%
グループ連結社員数: 目標 2,900名以上 順調 (2,400名)
82.76%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期430億円444億円+3.3%
2024期373億円397億円+6.4%
2023期330億円352億円+6.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期43億円48億円+11.0%
2024期36億円38億円+7.2%
2023期31億円35億円+12.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2027年度を最終年度とする新中期経営計画では、売上高600億円、営業利益62億円という挑戦的な目標を掲げています。これはオーガニックな成長に加え、M&Aによる非連続な成長も織り込んだ計画です。過去の業績予想は期初時点で保守的に設定され、結果的に上振れ着地するパターンが多く、堅実な経営姿勢と目標達成へのコミットメントがうかがえます。計画達成に向けて、人材確保と育成が今後の重要な鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
M&A・提携25%
新サービス・AI20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
32
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, 東洋経済オンライン ほか
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 500社中 72位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月業績修正

26年3月期の連結経常利益予想を従来予想から53億円へ上方修正し、投資家の期待を集めました。

2026年1月海外展開

クラウド型ワークフロー「Styleflow」をシンガポールで提供開始し、グローバル市場への進出を本格化。

2025年12月子会社化

システム開発の株式会社コモドシステムを子会社化し、開発体制の強化とソリューション領域の拡大を加速。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率71.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
6.1億円
借金(有利子負債)
Net Assets
230億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率は70%台後半という強固な水準を維持しています。近年は事業拡大に伴い有利子負債をわずかに活用していますが、総資産約283億円に対して負債は11億円程度と限定的です。豊富な手元資金と低い負債依存度により、新規事業への投資や企業買収といった成長戦略を柔軟に実行できる財務基盤を有しています。 【3Q 2026/03期】総資産295億円、純資産230億円、自己資本比率71.4%、有利子負債6.1億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+29.6億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-100万円
投資に使ったお金
Financing CF
-10.9億円
借入・返済など
Free CF
+29.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期22.7億円1,800万円5.9億円22.9億円
2022/03期21.8億円300万円5.5億円21.7億円
2023/03期19.5億円3.5億円14.4億円16.0億円
2024/03期30.2億円3.0億円13.6億円27.3億円
2025/03期29.6億円100万円10.9億円29.6億円

営業キャッシュフローは堅調な利益成長を反映して安定しており、年間で約30億円規模のキャッシュを創出する力を備えています。投資キャッシュフローは最小限に抑えられており、本業で稼いだ資金を株主還元や事業成長へと効率的に分配しています。強固なフリーキャッシュフロー(FCF)の創出能力が、継続的な増配や経営基盤の強化を支える源泉となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 2名(13.3% 男性 13
13%
87%
監査報酬
3,900万円
連結子会社数
2
設備投資額
7,000万円
平均勤続年数(従業員)
10.7

女性役員比率は13.3%となっており、今後さらなる登用が期待されます。監査体制としては監査等委員会設置会社を採用し、高い透明性のある経営監視を実現しています。グループ連結子会社数2社を擁し、機動力と専門性を両立させた経営体制を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主41%
浮動株59%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関20.6%
事業法人等20.4%
外国法人等9.1%
個人その他49.1%
証券会社0.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はTDC社員持株会。

有限会社野﨑事務所(6,265,000株)13.1%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,296,000株)9%
TDC社員持株会(4,005,000株)8.4%
野 﨑 聡(1,610,000株)3.4%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,420,000株)3%
株式会社IDホールディングス(1,200,000株)2.5%
野 﨑 哲(1,138,000株)2.4%
野村信託銀行株式会社(投信口)(1,122,000株)2.3%
藤 井 吉 文(1,089,000株)2.3%
株式会社みずほ銀行(株式会社日本カストディ銀行)(1,056,000株)2.2%

同社は創業家筋の有限会社野﨑事務所が筆頭株主(13.1%)であり、安定した経営基盤を維持しています。機関投資家や社員持株会(8.4%)が上位を占めており、経営陣と従業員の方向性が一致した堅実な資本構成が特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1人財の確保や育成人財の新たな確保と育成は当社グループの事業運営には重要であり、人財の確保又は育成できなかった場合には、当社グループの将来の成長、経営成績等に影響を与える可能性があります
2アライアンスパートナーとの協力体制当社グループは、事業運営に関連して、ベンダーや協力会社等、様々なパートナーとの協力体制を構築しております
3納品・検収後のシステムの不具合当社グループは、ISO9001の認証を取得し製品やサービスの品質向上に取組んでおり、現在までシステムの不具合に関し訴訟等重大な影響を受ける損害賠償等を請求されたことはありませんが、当社グループの過失によるシステムの不具合が顧客に損害を与えた場合には、損害賠償請求負担及び信用の失墜等により、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります
4特定の顧客への依存当社グループは、日本電信電話株式会社グループ、日本アイ・ビー・エム株式会社グループ及び富士通株式会社グループ等への売上高比率が多くを占めると想定いたしますが、これら顧客において事業方針の変更がなされた場合、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります
5長時間労働と労務問題提供するサービスや構築システムの社会性の高さ、またシステム開発の属人性の高さから、緊急時において長時間労働が発生する可能性があり、健康問題や労務問題につながる可能性があります
6コンピューター設備への影響当社グループは、コンピューター設備を保有しておりますが、災害や停電の他、不正アクセスやコンピューターウイルス等による被害が発生した場合、システム開発やサービスが遅延・中断することにより、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります
7デリバティブ取引当社グループは、効果的かつ効率的な資金運用のため、運用資金の上限設定及びリスク分散を基本方針として他社株転換社債等のデリバティブが組み込まれた複合金融商品への投資を行うことがありますが、対象銘柄の株価下落などがあった場合には損失が発生し、業績に影響を与える可能性があります
8自然災害等の発生による影響地震・台風等の自然災害や、火災やパンデミックの発生等により、予期せぬ事態が発生した場合に備え、当社グループは事業継続のための対応を実施、検討しておりますが、災害の状況によっては、業務の全部または一部が停止し当社グループの業績に影響する可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
620万円
従業員数
2,300
平均年齢
36歳
平均年収従業員数前年比
当期620万円2,300-

従業員平均年収は620万円となっており、システムインテグレーター(SIer)業界の中でも安定した水準を維持しています。中核となるITコンサルティング事業の好調さに加え、リスキリングなどの人材投資を積極的に行っていることが背景にあります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。2022期以降、当社のTSRはTOPIXを大幅にアウトパフォームし続けています。これは、安定的な増収増益による株価の上昇トレンドと、積極的な増配による株主還元の両方が投資家に評価された結果です。特に、2025期は自社TSRが345.5%と、TOPIXの213.4%を大きく上回っており、資本市場から高い評価を得ていることを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
27
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/03期4061.5%
2017/03期3233.1%
2018/03期3533.7%
2019/03期2236.1%
2020/03期2438.5%
2021/03期2433.8%
2022/03期3035.0%
2023/03期4543.1%
2024/03期4874.0%
2025/03期2737.1%
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

配当方針として、安定的な配当の維持と業績に応じた還元を重視しており、配当性向40%台を一つの目安としています。成長投資のための資金確保と株主への利益還元を高いレベルで両立させる姿勢を貫いています。今後も業績拡大に伴い、株主価値の向上を意図した還元策が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 345.5万円 になりました (245.5万円)
+245.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期131.2万円31.2万円31.2%
2022期153.7万円53.7万円53.7%
2023期199.5万円99.5万円99.5%
2024期310.6万円210.6万円210.6%
2025期345.5万円245.5万円245.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残65,200株
売り残34,900株
信用倍率1.87倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬

競合他社が含まれる情報・通信業の平均PERやPBRと比較すると、現在の株価は割安な水準にあると考えられます。一方で配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への意識の高さがうかがえます。信用倍率は1.87倍と均衡しており、短期的な需給の偏りは見られません。着実な業績成長が評価されれば、株価水準の是正が進む可能性があります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期25.6億円8.5億円33.2%
2022/03期30.8億円10.1億円32.9%
2023/03期37.1億円12.2億円33.0%
2024/03期42.5億円11.7億円27.4%
2025/03期48.8億円14.4億円29.6%

法人税等の支払いは税引前利益の伸長に伴い増加傾向にあります。実効税率は概ね30%前後で推移しており、業績の拡大に比例した適切な納税が行われています。税負担によるキャッシュの流出は発生していますが、十分な利益創出能力があるため財務への影響は軽微です。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

TDCソフト まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 27円
安全性
安定
自己資本比率 71.4%
稼ぐ力
高い
ROE 14.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

「金融機関の“心臓部”を支える独立系SIerが、クラウドとAIを両輪にDX時代の成長軌道に乗る」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU