4684プライム

オービック

OBIC Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年4月30日

ROE15.5%
BPS986.3円
自己資本比率72.1%
FY2025/3 有報データ

「利益率は顧客満足度に比例する」——M&Aに頼らず営業利益率64%を叩き出す、独立系SIの逆張り経営

ワンストップソリューションで日本企業のDXを支える

この会社ってなに?

オービックは企業の「会計」「人事」「販売」「生産」などの業務を統合管理するERPシステム「OBIC7」を提供しています。あなたの勤め先やお取引先の企業が、給与計算や経費精算、受発注管理にオービックのシステムを使っているかもしれません。外食チェーンやアパレル企業、製造業など幅広い業種の中堅〜大企業に導入されており、日本のビジネスインフラを支える「縁の下の力持ち」的な存在です。

FY2025/3期は売上高1,212億円(前期比+8.6%)、営業利益784億円(同+10.5%)と増収増益を達成。営業利益率は64.6%と日本の上場企業でトップクラスの水準を維持しています。主力のERP統合基幹業務システム「OBIC7」を軸に、コンサルティングから開発・導入・運用まで「ワンストップソリューション」で提供するビジネスモデルが高収益の源泉です。FY2026/3期は売上高1,334億円(同+10.0%)、営業利益862億円(同+10.0%)と二桁成長を見込みます。自己資本比率86.7%・有利子負債ゼロの盤石な財務基盤を持ち、Q3時点の経常利益進捗率は81.4%と順調。配当はFY2026/3期に84円(前期70円)へ大幅増配予定で、株主還元にも積極的です。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
3月
本社
東京都中央区京橋2丁目4番15号
公式
www.obic.co.jp

社長プロフィール

橘 昇一
橘 昇一
代表取締役社長
堅実経営の職人肌
オービックは1968年の創業以来、「ワンストップソリューション」をキーワードに、お客様のビジネスパートナーとしてともに成長してきました。コンサルティングからシステム構築、運用サポートまで一貫して自社社員が対応する——この「外注しない」こだわりが、お客様満足度と利益率の両方を高めてきた原動力です。ERP「OBIC7」を通じて日本企業のDXを支え、これからも人財の力で持続的な成長を追求してまいります。

この会社のストーリー

1968
野田順弘が大阪で創業

コンピュータ黎明期に事務機器販売会社としてスタート。創業者の野田順弘は「コンピュータが企業経営を変える」という確信のもと、会計ソフトの開発に着手しました。

1999
東証一部上場、OBIC7開発開始

独自のERP統合基幹業務システム「OBIC7」の開発を本格化。中堅企業向けERPという独自のポジションを確立し、成長軌道に乗りました。

2013
橘昇一が社長に就任

創業者の野田順弘から経営を引き継ぎ、「利益率は顧客満足度に比例する」という信念のもと、ワンストップモデルをさらに深化させました。

2020
コロナ禍でもDX需要で増益達成

テレワーク普及によりクラウド型ERPの需要が急増。コロナ禍でも増収増益を達成し、連続増益記録を更新。M&Aに頼らない有機的成長モデルの強さを証明しました。

2024
株式分割で個人投資家に門戸を開く

1株→5株の株式分割を実施。投資単位を引き下げ、より多くの個人投資家がオービック株に投資できるようになりました。

2025
営業利益率64%超、時価総額2兆円へ

FY2025/3期に営業利益率64.6%を達成。配当も大幅増配を続け、株主還元と成長投資の両立を進めています。次の目標はERP「OBIC7」のクラウド完全対応と海外展開。

注目ポイント

営業利益率64%——日本最高水準の収益力

全て自社社員が対応する「外注しない」ワンストップモデルにより、キーエンスと並ぶ営業利益率64%超を実現。外注費が極めて少ないため、売上がほぼそのまま利益に直結する驚異的なビジネスモデルです。

有利子負債ゼロ・30期超の連続増益

借金なし・自己資本比率87%の盤石な財務基盤のもと、30期を超える連続営業増益記録を更新中。景気変動やコロナ禍でも一度も減益がなく、安定性は上場企業の中でも群を抜いています。

4期連続増配、配当性向を段階的に引き上げ

FY2026/3期は年間84円と前期比+14円の大幅増配を予定。配当性向を43%→53%へと段階的に引き上げており、豊富なキャッシュフローが安定的な株主還元を支えています。

サービスの実績は?

64.6%
営業利益率(FY2025/3)
日本の上場企業でトップクラス
高水準維持
1,334億円
売上高(FY2026/3 予)
前期比+10.0%の二桁成長
成長継続
84
年間配当(FY2026/3 予)
前期比+14円の大幅増配
増配継続

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 72.1%
稼ぐ力
高い
ROE 15.5%
話題性
好評
ポジティブ 60%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 安定的かつ継続的な増配方針、配当性向50%を目安
1株配当配当性向
FY2016/31732.8%
FY2017/31834.3%
FY2018/32338.9%
FY2019/32737.3%
FY2020/33240.6%
FY2021/33743.3%
FY2022/34343.9%
FY2023/35044.2%
FY2024/36045.8%
8期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度なし

FY2022/3期から4期連続の増配を実現しており、FY2026/3期は年間84円(予想、分割後ベース)とさらなる大幅増配を見込みます。配当性向は43%→53%へと段階的に引き上げ中で、株主還元を強化する姿勢が鮮明です。FY2026/3期のQ3決算時に74円→84円への上方修正を発表。配当利回りは約2.1%で、情報・通信業界としては平均的な水準です。株主優待制度はありません。なお金額は2024年10月の株式分割(1→5)を反映した調整後の値です。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
15.5%
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
64.6%
業界平均
2.4%
自己資本比率上回る
この会社
72.1%
業界平均
59.7%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3895億円
FY2023/31,002億円
FY2024/31,116億円
FY2025/31,212億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/3709億円
FY2025/3784億円

FY2025/3期は売上高1,212億円(前期比+8.6%)、営業利益784億円(同+10.5%)と増収増益を達成しました。営業利益率は64.6%と日本の上場企業でもトップクラスの圧倒的な収益力を誇ります。主力ERP「OBIC7」のクラウドシフトが順調に進み、ストック型収益の比率が拡大。FY2026/3期は売上高1,334億円(+10.0%)、営業利益862億円(+10.0%)と引き続き二桁成長を見込んでいます。なおEPSは2024年10月の株式分割(1→5)を反映した調整後の値です。

事業ごとの売上・利益

システムインテグレーション事業
約830億円68.6%)
システムサポート事業
約270億円22.3%)
オフィスオートメーション事業
約110億円9.1%)
システムインテグレーション事業約830億円
利益: 約580億円利益率: 約70%

主力のERP「OBIC7」を中心に、コンサルティングから開発・導入までを提供。中堅〜大企業向けに会計・人事・販売・生産管理などの統合基幹システムを展開

システムサポート事業約270億円
利益: 約150億円利益率: 約56%

OBIC7導入済み顧客へのシステム運用保守、ヘルプデスク、アップデート提供。ストック型収益で安定的なキャッシュフローを創出

オフィスオートメーション事業約110億円
利益: 約55億円利益率: 約50%

サーバー、ネットワーク機器、PC等のハードウェア調達・構築。OBIC7導入とセットで提供される付帯事業

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
15.5%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
12.9%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
64.6%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/315.1%12.7%-
FY2022/315.5%13.4%-
FY2023/316.1%13.7%-
FY2024/316.0%12.6%63.5%
FY2025/315.5%12.9%64.6%

営業利益率は5期連続で上昇し、FY2025/3期には64.6%に到達しました。これはキーエンスと並び日本の上場企業で最高水準です。ERP「OBIC7」は自社開発のパッケージソフトで外注費が極めて少なく、コンサルティングから導入・運用まで一貫して自社社員が担当するため、粗利率が非常に高い構造です。ROEは14〜15%台を安定的に維持しており、有利子負債ゼロながら高い資本効率を実現。ROAも12%超と資産効率の良さが際立ちます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率72.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
4,339億円

有利子負債ゼロ・自己資本比率86〜90%という鉄壁の財務基盤が最大の特徴です。総資産の大部分を現金・有価証券が占め、FY2025/3期末の現金同等物は約2,001億円。M&Aに頼らず自社開発のERPで有機的に成長するビジネスモデルのため、投資CFが小さく、営業CFがほぼそのままFCFとして蓄積されています。自己資本が毎期着実に増加し、BPSは5年間で598円→986円(+65%)と順調に成長。なおBPSは2024年10月の株式分割(1→5)を反映した調整後の値です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+628億円
営業CF
投資に使ったお金
-39.3億円
投資CF
借入・返済など
-290億円
財務CF
手元に残ったお金
+589億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3417億円-54.2億円-151億円363億円
FY2022/3390億円-441億円-230億円-50.8億円
FY2023/3530億円12.8億円-206億円542億円
FY2024/3558億円-22.1億円-397億円536億円
FY2025/3628億円-39.3億円-290億円589億円

営業CFは毎期400〜630億円を安定的に創出しており、FY2025/3期は628億円と過去最高を更新。M&Aをほとんど行わないため投資CFが極めて小さく、FCFが営業CFとほぼ同水準という理想的なキャッシュフロー構造です。FY2022/3期の投資CF大幅マイナスは有価証券の取得によるもの、FY2023/3期のプラスはその売却益によるものです。財務CFのマイナスは配当金と自己株式取得が主因。FCF累計は直近5年で約2,000億円を超え、現金が積み上がり続けています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1技術革新と製品競争力リスク:生成AI・クラウドネイティブ等の技術革新が急速に進む中、ERP「OBIC7」がSaaS型ERPや海外製品(SAP、Oracle等)との競争で優位性を維持できるかが課題。対応が遅れた場合、顧客流出のリスクがある。
2人材確保・育成リスク:ワンストップモデルの根幹を支えるのは高スキルの自社社員であり、IT人材不足の深刻化により採用競争が激化。社員約2,200名の少数精鋭体制は強みである一方、成長のボトルネックにもなり得る。
3顧客集中・大型案件依存リスク:中堅〜大企業向けERPのため、大型案件の受注時期や導入スケジュールにより四半期業績が変動する可能性がある。特定業種や顧客への依存度が高まるリスクも存在する。
4クラウドシフトに伴う収益モデル転換リスク:オンプレミスからクラウドへの移行が進む中、ライセンス一括売上からサブスクリプション型収益への転換が業績に一時的な影響を与える可能性がある。
5情報セキュリティ・システム障害リスク:顧客の基幹業務を担うERPシステムにおいて、サイバー攻撃やシステム障害が発生した場合、顧客業務に甚大な影響を与え、信用毀損や損害賠償請求に発展するリスクがある。
6創業家への経営依存リスク:創業者の野田順弘会長が代表取締役会長として経営に関与しており、MNホールディングスが筆頭株主(19.2%)。世代交代やガバナンス上のリスクが指摘される場合がある。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3526億円146億円27.8%
FY2022/3602億円167億円27.7%
FY2023/3702億円201億円28.6%
FY2024/3812億円231億円28.5%
FY2025/3898億円251億円28.0%

実効税率は27〜29%で安定しており、法定実効税率(約30%)をやや下回る水準で推移しています。R&D税額控除など一般的な税制優遇の恩恵を受けています。経常利益は営業利益を大きく上回る構造ですが、これは保有有価証券からの受取配当金や受取利息(営業外収益)が大きいためです。FY2025/3期は経常利益898億円に対し営業利益784億円で、営業外収益が約114億円あります。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,103万円
従業員数
2,189
平均年齢
35.9歳
平均年収従業員数前年比
当期1,103万円2,189-

平均年収は4年間で144万円(+15%)上昇し、1,103万円とIT業界トップクラスの水準を実現しています。特にFY2024/3は+7.3%と大幅昇給を実施。従業員数は2,189名とコンパクトながら、一人当たり売上高5,500万円超・営業利益3,500万円超という驚異的な生産性を誇ります。平均年齢35.9歳と若い組織で、継続的な人財投資が高収益を支えています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主47%
浮動株53%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関21.8%
事業法人等18.7%
外国法人等34.3%
個人その他23.9%
証券会社1.3%

筆頭株主のMNホールディングス(創業者・野田順弘氏の資産管理会社、19.2%)に加え、創業者の野田順弘会長(3.3%)・野田みづき氏(3.2%)が安定株主。金融機関(信託銀行等)21.8%も含め、約47%が安定株主と推定されます。

株式会社MNホールディングス(84,545,000株)19.21%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(66,586,000株)15.13%
株式会社日本カストディ銀行(29,782,000株)6.77%
野田 順弘(14,405,000株)3.27%
野田 みづき(13,905,000株)3.16%
ステートストリートバンクアンド トラストカンパニー505103 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)(9,954,000株)2.26%
ステートストリートバンクアンド トラストカンパニー505001 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)(9,432,000株)2.14%
ジェーピーモルガンチェース バンク385632 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)(9,035,000株)2.05%
ステートストリートバンクウェスト クライアントトリーティー505234 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)(7,624,000株)1.73%
ステートストリートバンクアンド トラストカンパニー505223 (常任代理人 (株)みずほ銀行決済営業部)(7,402,000株)1.68%

筆頭株主はMNホールディングス(19.2%)で、これは創業者・野田順弘会長の資産管理会社です。2位の日本マスタートラスト信託銀行(15.1%)、3位の日本カストディ銀行(6.8%)は機関投資家の受託口座。創業者の野田順弘会長(3.3%)野田みづき氏(3.2%)が個人大株主として名を連ねています。外国人投資家比率は34.3%で、ステートストリートやJPモルガン等のカストディ銀行が上位に並びます。創業家が実質的に25%超を保有するオーナー色の強い株主構成です。

会社の公式開示情報

役員報酬

9億8,400万円
取締役5名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
システムインテグレーション事業約830億円約580億円約70%
システムサポート事業約270億円約150億円約56%
オフィスオートメーション事業約110億円約55億円約50%

オービックはERP(統合基幹業務システム)のワンストップ提供を事業の柱とする独立系SIerです。公式にはSI事業・システムサポート事業・OA事業の3セグメントを開示。売上の約7割をSI事業が占め、営業利益率70%という驚異的な高収益を実現しています。最大の特徴は「外注しない」ビジネスモデルで、コンサルティングからシステム構築・運用保守まで全て自社社員が一貫対応。これにより粗利率が極めて高く、連結営業利益率64%超という国内最高水準の収益力を誇ります。M&Aに頼らない有機的成長を一貫して追求しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
3,400万円
連結子会社数
1
設備投資額
20.3億円
平均勤続年数(従業員)
13

取締役10名中女性は1名(10%)であり、ダイバーシティの向上が今後の課題です。監査報酬は3,400万円で監査体制は整備されています。連結子会社1社のみというシンプルな組織構成により、経営の透明性と迅速な意思決定を実現。設備投資額は20.3億円で、クラウド関連インフラの強化に注力しています。平均勤続年数13年は安定した雇用環境を示しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
正式な中計は非公開だが、毎期着実に増収増益を達成する計画遂行力は秀逸

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

オービックは正式な中期経営計画を公表していませんが、ROE10%以上・持続的な増収増益という暗黙の目標を毎期安定的に達成。業績予想の精度も高く、通常は上振れで着地する保守的な予想が特徴です。
長期経営ビジョン(ROE10%以上・持続的成長)
継続中
ROE: 目標 10%以上 達成 (FY2025/3 14.9%)
100%
営業利益率: 目標 業界トップ水準維持 達成 (FY2025/3 64.6%)
100%
連続増益: 目標 持続的な増収増益 達成 (FY2025/3 増益達成(30期超の連続記録中))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025/3748億円784億円+4.8%
FY2026/3862億円862億円(据え置き)Q3進捗76.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

オービックは正式な中期経営計画を公表しない数少ない大型株の一つです。しかし「自己資本利益率10%以上を目標とし、再投資により業績を伸長させ企業価値を向上」という方針を有報に記載しており、これを毎期確実に達成しています。業績予想は保守的で、FY2025/3期は営業利益が初期予想を4.8%上回って着地。FY2026/3期もQ3進捗率76.9%と順調で、通期上振れの可能性があります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSRは161.3%で、同期間のTOPIX(213.4%)に対して約52ポイントのアンダーパフォームです。FY2021では配当込みでTOPIXとほぼ同水準でしたが、FY2024以降はTOPIXが半導体株主導で急伸する中、オービックの株価は伸び悩みました。業績は安定成長を続けていますが、PERの縮小(バリュエーション調整)が株価の重しとなっています。長期的な安定性は高いものの、短期のモメンタム投資には不向きな銘柄です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+61.3%
100万円 →161.3万円
61.3万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021144.2万円+44.2万円44.2%
FY2022132.9万円+32.9万円32.9%
FY2023152.2万円+52.2万円52.2%
FY2024167.5万円+67.5万円67.5%
FY2025161.3万円+61.3万円61.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残682,900株
売り残28,500株
信用倍率23.96倍
2026年3月27日時点
今後の予定
FY2026/3期 通期決算発表(予定)2026年4月下旬
FY2027/3期 第1四半期決算発表(予定)2026年7月頃

信用倍率は23.96倍と買い残が圧倒的に多い状況で、個人投資家の押し目買い意欲の強さが伺えます。PER 24.8倍は情報・通信業セクター平均とほぼ同水準ですが、営業利益率64%超のプレミアム銘柄としてはむしろ割安との見方もあります。PBR 3.99倍はROE 15%水準を考慮すれば妥当な評価。配当利回り2.13%はセクター平均を上回り、大幅増配による魅力が増しています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「ポジティブ
報道件数(30日)
180
前月比 +12.5%
メディア数
52
日本経済新聞, 東洋経済オンライン, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日経クロステックほか
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 150社中 20位
報道のトーン
60%
好意的
35%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
株主還元・配当20%
ERP・DX15%
株価・バリュエーション15%
人事・組織10%

最近の出来事

2026年4月役員異動

取締役及び執行役員の異動を発表。橘昇一社長の体制を継続しつつ、次世代経営層の登用を推進。

2026年1月Q3好決算・増配

FY2026/3期Q3累計の経常利益は791億円(前年同期比+16.1%)と好調。年間配当を74円→84円に上方修正(前期比+14円の大幅増配)。

2025年7月Q1決算

FY2026/3期Q1は売上高・営業利益ともに二桁増を達成。クラウドサービスの伸長が成長を牽引。

2025年4月通期決算

FY2025/3期決算を発表。売上高1,212億円、営業利益784億円(前期比+10.5%)と増益を達成。FY2026/3期は売上1,334億円の強気予想。

2024年10月株式分割

1株→5株の株式分割を実施。投資単位の引き下げにより、個人投資家の参入しやすさが向上しました。

最新ニュース

ニュートラル
取締役及び執行役員の異動を発表、橘昇一社長体制を継続
04/01 · TDnet
ポジティブ
Q3累計 経常利益791億円(前年同期比+16.1%増)、配当84円に上方修正
01/26 · 株探
ポジティブ
年間配当予想を74円から84円に上方修正(前期比+14円)
01/26 · 日本経済新聞
ポジティブ
FY2026/3期Q1 売上高・営業利益ともに二桁増、クラウド好調
07/23 · Yahoo!ファイナンス
ポジティブ
FY2025/3期通期 営業利益784億円(+10.5%)で連続増益を更新
04/22 · 日本経済新聞

オービック まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 72.1%
稼ぐ力
高い
ROE 15.5%
話題性
好評
ポジティブ 60%

「営業利益率64%——日本屈指の高収益SIが、ERP『OBIC7』のワンストップモデルで連続増益記録を更新中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/30 / データ提供: OSHIKABU