リゾートトラスト
RESORTTRUST,INC.
最終更新日: 2026年3月22日
「ご一緒します、いい人生」を掲げ、会員制リゾートとメディカルで富裕層の人生に寄り添う唯一無二の企業
ご一緒します、いい人生 ~より豊かで、しあわせな瞬間(とき)を創造します~
この会社ってなに?
あなたが家族との記念日に高級リゾートホテルで過ごしたり、がん検診などの予防医療を受けたりする体験の裏にあるのがリゾートトラストです。エクシブやベイコート倶楽部の会員権は、1室を複数のオーナーでシェアするタイムシェア制度により、年間数回の宿泊権を比較的手頃に確保できる仕組みです。さらに近年はハイメディック(会員制メディカルクラブ)で健康管理サービスを、シニアレジデンスで高齢者向け住宅事業を展開し、人生のあらゆるステージに寄り添うサービスを提供しています。
会員制リゾートホテル「エクシブ」「ベイコート倶楽部」を全国30カ所以上で運営する業界首位の企業です。2025年3月期は売上高2,493億円(前期比+23.6%)・営業利益263億円と好調に推移し、会員権の販売が牽引しました。2026年3月期は売上高2,600億円・営業利益290億円を見込み、新中期経営計画「Sustainable Connect 2.0」では2030年3月期に営業利益500億円以上、ROE16.5%を目標に掲げています。メディカル会員制事業やシニアレジデンス事業など、富裕層向けサービスの多角化が次の成長エンジンとして注目されています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 愛知県名古屋市中区東桜2-18-31
- 公式
- www.resorttrust.co.jp
社長プロフィール
お客様の人生に寄り添い、より豊かで幸せな瞬間を創造し続けることが私たちの使命です。会員制リゾートホテルとメディカル事業を両輪として、お客様の健康と余暇の両面から「いい人生」をサポートしてまいります。新中期計画のもと、持続的な成長と社会貢献の両立を目指します。
この会社のストーリー
名古屋市に設立。会員制リゾートホテルという新しいビジネスモデルで、日本のリゾート産業に革命をもたらすことを目指して創業しました。
会員制リゾートホテル「エクシブ」の本格展開を開始。1室を14人のオーナーでシェアするタイムシェア制度を確立し、高級リゾートを手の届く価格で提供する画期的なモデルを構築しました。
東証に株式を上場し、企業としての信頼性と知名度を大きく向上させました。資金調達力の強化により、全国規模でのホテル展開が加速しました。
会員制メディカルクラブ「ハイメディック」を立ち上げ、がん検診や予防医療サービスを開始。リゾートとメディカルの融合という独自のビジネスモデルを確立しました。
新型コロナウイルスの影響でホテル稼働率が大幅に低下し、純損失102億円を計上。しかし、会員制ビジネスの底堅さが実証され、デジタル化や業務効率化を推進する契機となりました。
1株を2株に分割し投資単位を引き下げ。売上高2,018億円と初の2,000億円超えを達成し、会員権販売の好調とメディカル事業の成長がV字回復を牽引しました。
「Sustainable Connect 2.0」を発表し、2030年3月期に営業利益500億円以上、ROE16.5%という野心的な目標を設定。シニアレジデンスや認知症予防サービスなど、新たな成長領域への挑戦が始まりました。
注目ポイント
エクシブやベイコート倶楽部など全国30カ所以上で会員制リゾートホテルを展開。タイムシェア型の独自モデルにより、高い利益率と安定した収益基盤を実現しています。
ハイメディック(会員制メディカルクラブ)やシニアレジデンスを通じて、がん検診・認知症予防・高齢者住宅といった健康領域に積極展開。リゾートとメディカルの融合は同社ならではの強みです。
FY2025/3の配当金は62円(4期連続増配)で配当利回り3.36%。DOE4.5%下限の方針を掲げ、安定的な株主還元を重視。株主優待ではグループ施設の割引券も提供しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 46円 | 37.3% |
| FY2017/3 | 46円 | 44.5% |
| FY2018/3 | 46円 | 41.5% |
| FY2019/3 | 46円 | 39.8% |
| FY2020/3 | 40円 | 60.0% |
| FY2021/3 | 30円 | 0.8% |
| FY2022/3 | 30円 | 55.3% |
| FY2023/3 | 45円 | 28.3% |
| FY2024/3 | 54円 | 36.0% |
| FY2025/3 | 62円 | 65.1% |
| 必要株数 | 100株以上(約18万円) |
| 金額相当 | 宿泊内容により変動 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期特典 | 3年以上継続保有で5割引券1枚追加 |
4期連続増配を実施しており、FY2021/3の30円からFY2025/3には62円へと倍増しています。新中期計画ではDOE(株主資本配当率)4.5%を下限とする方針を掲げ、安定的な株主還元姿勢を明確にしています。配当利回りは3.36%とサービス業としては高水準です。株主優待はグループ施設の割引券が提供され、エクシブやホテルトラスティの宿泊に利用でき、長期保有特典も用意されています。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
コロナ禍の影響でFY2021/3は純損失を計上しましたが、その後は会員権販売の好調と施設稼働率の回復を背景に、FY2025/3には売上高2,493億円と過去最高を更新しました。営業利益も263億円と高水準を維持し、営業利益率は10.6%に改善しています。FY2026/3は売上高2,600億円・営業利益290億円を計画しており、エクシブ・ベイコート倶楽部の新規施設開業やメディカル事業の拡大が成長ドライバーとなる見通しです。
事業ごとの売上・利益
エクシブ、ベイコート倶楽部、ホテルトラスティなどの宿泊・飲食施設の運営。グループの中核事業であり、売上構成比約49%を占める。
エクシブやベイコート倶楽部の会員権販売。1室を複数オーナーでシェアするタイムシェア型モデルにより、高い利益率を実現。
ハイメディック(会員制メディカルクラブ)やシニアレジデンス(高齢者向け住宅)の運営。がん検診や認知症予防サービスなど、健康領域に注力。
ゴルフ場運営、スポーツクラブ運営、保険代理店事業など。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -22.0% | -2.5% | - |
| FY2022/3 | 5.1% | 1.5% | - |
| FY2023/3 | 17.6% | 3.8% | - |
| FY2024/3 | 12.8% | 3.4% | 10.5% |
| FY2025/3 | 14.3% | 4.1% | 10.6% |
ROEはコロナ禍の赤字から回復し、FY2023/3以降は11〜14%の高水準を安定的に維持しています。営業利益率もFY2021/3の8.8%からFY2025/3には10.6%まで改善し、会員権販売の収益力向上が寄与しました。ROAも4.1%と総資産効率が改善傾向にあります。新中期計画ではROE16.5%を最終年度目標に掲げており、さらなる資本効率の向上が期待されます。
財務は安全?
総資産は4,929億円と成長に伴い拡大傾向にあります。自己資本比率は25〜29%台で推移しており、リゾートホテル業界としては標準的な水準です。FY2025/3のBPSが681.3円と前期から大幅に低下しているのは、2024年6月の株式分割(1:2)によるものです。有利子負債はFY2024/3に計上が始まりましたが、FY2025/3には172億円まで圧縮され、財務体質は安定しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 230億円 | -136億円 | 220億円 | 94.0億円 |
| FY2022/3 | 227億円 | 27.4億円 | -490億円 | 254億円 |
| FY2023/3 | 243億円 | 63.1億円 | -310億円 | 306億円 |
| FY2024/3 | 391億円 | -125億円 | -233億円 | 266億円 |
| FY2025/3 | 367億円 | -309億円 | -92.7億円 | 57.5億円 |
営業CFは毎期200〜400億円規模を安定的に創出しており、本業の現金創出力は高い水準にあります。FY2025/3は投資CFが-309億円と大幅に拡大しましたが、これは新規ホテル施設の建設投資によるものです。フリーCFはFY2025/3に57億円まで縮小しましたが、成長投資を積極的に実行した結果であり、営業CFの水準から見て資金繰りに懸念はありません。財務CFはFY2022/3以降マイナスが続いており、借入金の返済が進んでいます。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 176億円 | 279億円 | 157.9% |
| FY2022/3 | 111億円 | 53.5億円 | 48.1% |
| FY2023/3 | 132億円 | 0円 | 0.0% |
| FY2024/3 | 218億円 | 59.1億円 | 27.1% |
| FY2025/3 | 268億円 | 67.1億円 | 25.0% |
FY2021/3は繰延税金資産の取り崩し等により実効税率が157.9%と異常値を示しましたが、その後は正常化に向かっています。FY2023/3の税額ゼロは繰延税金資産の計上による影響です。FY2024/3以降は実効税率25〜31%と法定実効税率に近い水準に安定しており、FY2025/3は約67億円の法人税等を納付。本社所在地の名古屋市および東京都渋谷区をはじめとする地域社会への税収貢献が大きい企業です。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 632万円 | 9,046人 | - |
FY2025/3の平均年収は632万円で、サービス業としては比較的高い水準です。従業員数は連結ベースで9,046名。平均年齢36.1歳と若い組織構成が特徴で、ホテル・リゾート業界では人材確保が課題となる中、同社は待遇改善に注力しています。平均勤続年数は8.9年と業界平均並みの水準を維持しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は宝塚コーポレーション。
筆頭株主は創業家の資産管理会社である宝塚コーポレーション(12.57%)で、創業者一族の伊藤與朗氏(代表取締役会長)個人も3.11%を保有しています。信託銀行2社の合計で約18%を占め、機関投資家からの評価も高い銘柄です。ノルウェー政府年金基金(GOVERNMENT OF NORWAY)も上位株主に名を連ね、海外機関投資家の関心も集めています。創業家と機関投資家のバランスが取れた株主構成が特徴です。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| ホテルレストラン等事業 | 1,213億円 | 63億円 | 5.2% |
| 会員権事業 | 872億円 | 176億円 | 20.2% |
| メディカル事業 | 325億円 | 38億円 | 11.7% |
| その他事業 | 83億円 | 9億円 | 10.8% |
事業構成はホテルレストラン等事業(売上約49%)と会員権事業(売上約35%)が二本柱です。特に会員権事業は利益率20.2%と高収益であり、グループ利益の最大の源泉となっています。メディカル事業は売上325億円・利益率11.7%と着実に成長しており、健康長寿社会を見据えた第三の柱として期待されています。事業リスクとしては、景気変動による高額会員権の販売減少や、建設コストの上昇が挙げられます。
この会社のガバナンスは?
取締役9名中女性1名(11.1%)と、ダイバーシティの推進は今後の課題です。連結子会社20社を統括し、臨時従業員2,926名を含む組織体制を構築。設備投資は209.8億円と新規ホテル開発への積極投資を継続しています。監査報酬1億400万円を通じた監査体制のもとで透明性あるガバナンスを維持しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 2,332億円 | — | 2,493億円 | +6.9% |
| FY2024 | 2,000億円 | — | 2,018億円 | +0.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 220億円 | — | 263億円 | +19.8% |
| FY2024 | 180億円 | — | 211億円 | +17.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
リゾートトラストは直近2期連続で期初予想を上方修正しており、業績予想の精度は高水準です。特にFY2025は営業利益が期初予想220億円に対して263億円と約20%の上振れを実現しました。新中期計画「Sustainable Connect 2.0」では2030年3月期に営業利益500億円以上を目標に掲げており、会員制事業の拡大とメディカル事業の成長がカギとなります。ROE16.5%の目標に対し現状13.4%であり、資本効率の一段の改善が課題です。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
5年間のTSRは295.8%とTOPIX(213.4%)を大幅にアウトパフォームしています。コロナ禍の底値からの回復局面で株価が大きく上昇し、配当金の増加も相まって高いトータルリターンを実現しました。特にFY2024〜FY2025にかけてTSRが加速しており、業績回復と株主還元強化が投資家に評価されています。中期計画の営業利益500億円目標の達成可否が、今後のTSR推移を左右する重要なファクターです。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 177.8万円 | +77.8万円 | 77.8% |
| FY2022 | 203.9万円 | +103.9万円 | 103.9% |
| FY2023 | 209.7万円 | +109.7万円 | 109.7% |
| FY2024 | 266.5万円 | +166.5万円 | 166.5% |
| FY2025 | 295.8万円 | +195.8万円 | 195.8% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER20.5倍はセクター平均(約25倍)を下回り、バリュエーション面で割安感があります。一方PBR2.71倍はやや高めですが、会員制ビジネスの高い参入障壁とブランド価値が反映されています。信用倍率0.45倍と売り残が買い残を上回る需給状況は、今後の踏み上げ期待を示唆しています。配当利回り3.36%はサービス業の中で高水準であり、インカムゲインを重視する投資家にも魅力的な銘柄です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
日光・鬼怒川エリアに全室スイートの会員制ホテルの開発を発表。リゾートネットワークの拡充を加速。
新中期5カ年経営計画「Sustainable Connect 2.0」を発表。2030年3月期に営業利益500億円以上、ROE16.5%を目標に設定。
2026年3月期第3四半期決算を発表。売上高1,688億円(前年同期比14.6%減)、営業利益198億円(同23.0%減)。会計上の減収減益だが、事業は堅調に推移。
最新ニュース
リゾートトラスト まとめ
ひとめ診断
「会員制リゾートホテル首位。エクシブ・ベイコート倶楽部を全国展開し、メディカル事業との融合で富裕層の信頼を掴む唯一無二のライフスタイル企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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