4612プライム

日本ペイントホールディングス

NIPPON PAINT HOLDINGS CO.,LTD.

最終更新日: 2026年4月30日

ROE10.6%
BPS-円
自己資本比率44.9%
FY2025/3 有報データ

「アセット・アセンブラー」で世界を塗り替える -- アジア首位の塗料メーカーが7期連続最高益の快進撃

世界中の人々の暮らしを「色」と「塗料」の力で豊かにする

この会社ってなに?

あなたの家の外壁や室内の壁を彩るペンキ。自動車のボディを美しく守る塗装。スマホの筐体に施される特殊コーティング。日本ペイントHDはこうした「塗料」で日本トップ・アジア首位・世界4位の企業です。家を建てるときもクルマを買うときも、気づかないうちに日本ペイントの技術があなたの暮らしを守っています。特にアジアでは「立邦(ニッポンペイント)」ブランドが圧倒的な知名度を誇り、中国の街中で見かけるペンキ屋さんの多くがこのブランドを扱っています。

FY2025/12は売上収益1兆7,742億円(前期比+8.3%)、営業利益2,571億円(+37.0%)、当期利益1,798億円(+41.2%)と7期連続で最高益を更新。親会社であるシンガポール・ウットラムグループの下、中国・東南アジアでの建築用塗料が圧倒的なシェアを持ち、2025年3月には米国特殊化学品メーカーAOCを買収して事業領域を拡大しました。FY2026/12は売上収益1兆9,200億円・営業利益2,830億円と8期連続の最高益を見込みます。

化学プライム市場

会社概要

業種
化学
決算期
12月
本社
大淀北2丁目1番2号
公式
www.nipponpaint-holdings.com

社長プロフィール

若月 雄一郎
若月 雄一郎
取締役 代表執行役共同社長
M&A戦略家
株主価値の最大化(MSV)こそが当社の唯一のミッションです。M&Aを通じて世界中の優れた塗料会社を仲間に加え、相互のベストプラクティスを共有することで、グループ全体の成長を加速してまいります。

この会社のストーリー

1881
日本初の近代塗料メーカーとして創業

大阪で光明社として創業。日本の近代化を支える塗料製造のパイオニアとして歩み始めました

1962
シンガポール・ウットラムと合弁事業を開始

ゴー・チェン・リャン氏率いるウットラムグループと合弁でアジア進出。約60年にわたるパートナーシップの始まりです

2014
アジア合弁会社の連結化

ウットラムとの合弁事業を完全連結化し、アジア塗料事業を一体経営へ。売上高が一気に拡大しました

2020
ウットラム傘下で「アセット・アセンブラー」始動

ウットラムが過半数株式を取得。「アセット・アセンブラー」モデルを掲げ、M&Aで世界中の塗料会社を傘下に収める戦略を加速

2025
AOC買収で5セグメント体制へ、7期連続最高益

米国AOCを買収し特殊化学品に進出。売上1.77兆円・当期利益1,798億円と7期連続で最高益を更新。創業145周年を迎えました

注目ポイント

アジア塗料首位・世界4位のグローバル塗料リーダー

中国・東南アジアで「立邦」ブランドが圧倒的なシェアを誇り、豪州「Dulux」、米国「Dunn-Edwards」など世界中のブランドを傘下に持つグローバル企業です

7期連続最高益 & 累進配当で着実な株主還元

FY2025/12で7期連続の最高益を達成。累進配当方針で4期連続増配を続け、業績成長と株主還元を両立しています

「アセット・アセンブラー」型M&Aで持続的成長

買収した企業のオペレーションを改善し、グループ全体のベストプラクティスを共有する独自モデル。AOC買収で特殊化学品にも展開し、成長領域を拡大中です

サービスの実績は?

世界4位
塗料メーカー売上高
アジア首位・日本首位
M&Aで急速に拡大
55.5%
ウットラム保有比率
シンガポール親会社
安定した大株主構成
14.5%
営業利益率
FY2025/12実績
前期11.5%から大幅改善
7期連続
最高益更新
FY2025/12実績
FY2026/12で8期連続見込み

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 16円
安全性
普通
自己資本比率 44.9%
稼ぐ力
高い
ROE 10.6%
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
16
方針: 累進配当(原則として減配せず、維持または増配)
1株配当配当性向
FY2016/35.536.9%
FY2017/35.836.5%
FY2018/36.231.9%
FY2019/36.239.5%
FY2020/36.232.5%
FY2021/31034.0%
FY2022/31132.5%
FY2023/31427.8%
FY2024/31527.7%
FY2025/31620.9%
9期連続増配
株主優待
なし

なし(2019年12月で株主優待制度を廃止)

FY2021/12の10円から4期連続増配を続け、FY2025/12は16円、FY2026/12は17円を予想。配当方針は累進配当(原則減配なし)を掲げており、業績成長に伴い着実に増配を継続しています。配当性向は20%前後と低めですが、M&Aによる成長投資を優先する戦略です。なお2019年12月権利分をもって株主優待制度は廃止されています。

同業比較(収益性)

化学の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.6%
業界平均
7.7%
営業利益率上回る
この会社
14.5%
業界平均
9.7%
自己資本比率下回る
この会社
44.9%
業界平均
56.5%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/31.3兆円
FY2023/31.4兆円
FY2024/31.6兆円
FY2025/31.8兆円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/31,862億円
FY2025/32,571億円

FY2021/12は決算期変更(3月→12月)に伴う9ヵ月の変則決算のため、FY2022/12とのYoY比較は省略しています。FY2022/12以降は毎期売上・利益ともに過去最高を更新。FY2025/12は営業利益率14.5%に達し、AOC買収の初年度貢献もあり大幅増益を実現しました。FY2026/12はAOCのフル寄与と中国・東南アジアの堅調な需要を背景に、売上収益1.92兆円・8期連続の最高益を見込みます。

事業ごとの売上・利益

NIPSEA(中国・東南アジア・インド)
約7,500億円44.9%)
日本
約2,200億円13.2%)
DuluxGroup(豪州・欧州)
約2,800億円16.8%)
米州
約2,700億円16.2%)
AOC(特殊化学品)
約1,500億円9.0%)
NIPSEA(中国・東南アジア・インド)約7,500億円
利益: 約1,200億円利益率: 16.0%

アジアの建築用・自動車用塗料で圧倒的シェア。「立邦」ブランドで中国市場を席巻。最大セグメント

日本約2,200億円
利益: 約200億円利益率: 9.1%

国内の建築用・自動車用・工業用塗料。成熟市場だが高付加価値製品にシフト中

DuluxGroup(豪州・欧州)約2,800億円
利益: 約400億円利益率: 14.3%

オセアニアの「Dulux」ブランドと欧州塗料事業。安定的な収益貢献

米州約2,700億円
利益: 約350億円利益率: 13.0%

米国Dunn-Edwardsブランドと南米事業。住宅リモデル需要が底堅い

AOC(特殊化学品)約1,500億円
利益: 約270億円利益率: 18.0%

2025年3月買収。産業用コーティング原料で高シェア。初年度からEPSに大きく貢献

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.6%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
4.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
14.5%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/38.8%3.5%-
FY2022/37.5%3.3%-
FY2023/39.5%4.4%-
FY2024/38.5%4.1%11.4%
FY2025/310.6%4.5%14.5%

営業利益率は8.5%→14.5%と5年間でほぼ倍増し、収益構造の改善が顕著です。FY2025/12のROE 9.9%は、AOC買収に伴うのれん増加で総資産が膨らんだ中でも高水準を維持。FY2026/12はROE 10%台を目指す方針で、「アセット・アセンブラー」モデルによるM&A先のオペレーション改善が利益率向上のドライバーとなっています。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率44.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
1.8兆円

FY2025/12はAOC買収により総資産が4兆円超に拡大し、有利子負債も1.42兆円に増加。自己資本比率は51.8%→44.9%に低下しましたが、「アセット・アセンブラー」戦略の一環として計画的なレバレッジ活用です。中期的にはネット・デット/EBITDA約2倍への引き下げを目標としています。BPSは5年間で409円→775円と約1.9倍に成長しており、利益蓄積が着実に進んでいます。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+1,875億円
営業CF
投資に使ったお金
-3,220億円
投資CF
借入・返済など
+2,547億円
財務CF
手元に残ったお金
-1,345億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/30円0円0円0円
FY2022/30円0円0円0円
FY2023/30円0円0円0円
FY2024/31,674億円-1,481億円-374億円193億円
FY2025/31,875億円-3,220億円2,547億円-1,345億円

営業CFは5年間で674億円→1,875億円と約2.8倍に成長し、本業のキャッシュ創出力が着実に向上しています。FY2025/12はAOC買収のため投資CFが-3,220億円と大幅なマイナスとなり、買収資金を借入で調達したため財務CFは+2,547億円。FCFは一時的にマイナスですが、AOCのキャッシュ創出力が加わることでFY2026/12以降は改善が見込まれます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1原材料価格の高騰リスク:塗料の主要原材料である樹脂・顔料・溶剤の価格変動が収益に直接影響。特に原油価格と連動する石油化学製品の価格高騰が利益圧迫要因となる
2為替変動リスク:売上収益の約80%が海外。特に中国人民元・米ドル・豪ドルの変動が業績に大きく影響する。急激な円高は海外利益の目減りにつながる
3中国市場の需要減速リスク:中国の不動産市場低迷が建築用塗料需要に影響。NIPSEAセグメントの売上は中国が最大比率で、不動産不況の長期化は業績の下押し要因
4M&A統合リスク:「アセット・アセンブラー」戦略の下で積極的にM&Aを推進しているが、買収先の統合が想定通りに進まない場合、のれんの減損リスクや期待したシナジーが得られないリスクがある
5ウットラムとの関係リスク:親会社ウットラムグループが議決権の過半数を保有しており、少数株主の利益と親会社の利益が相反する可能性がある。ガバナンス面の独立性確保が課題

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3865億円189億円21.9%
FY2022/31,045億円251億円24.0%
FY2023/31,615億円430億円26.6%
FY2024/31,801億円542億円30.1%
FY2025/32,506億円708億円28.2%

税引前利益はFY2025/12に2,550億円と過去最高を記録。実効税率は約29%台で安定しており、グローバルに事業展開していることを踏まえると標準的な水準です。FY2026/12は年間約850億円の納税を見込みます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,045万円
従業員数
38,481
平均年齢
42.6歳
平均年収従業員数前年比
当期1,045万円38,481-

持株会社のため従業員数はわずか50〜54名と少数精鋭の体制です。平均年収は1,084万円と化学業界トップクラスの水準を維持しています。FY2023/12の一時的な減少は組織再編に伴うものでしたが、FY2024/12には回復。連結ベースでは約38,500人の従業員を世界30か国以上に抱えるグローバル企業です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主67%
浮動株33%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関10.6%
事業法人等2.4%
外国法人等81.2%
個人その他4.7%
証券会社1%

親会社ウットラムグループ(Nipsea 55.5%+Fraser 3.7%+UBS Untradable 3.6%)で約62.8%を保有。事業法人2.4%、日本生命・明治安田生命1.7%を加え安定株主約67%

Nipsea International Limited (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(1,293,030,000株)55.54%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(149,749,000株)6.43%
Fraser (HK) Limited (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(85,000,000株)3.65%
UBS AGLB Seg AC Untradable Shares (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(84,899,000株)3.64%
BNYM AS AGT/CLTS NON TREATY JASDEC (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(82,000,000株)3.52%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(44,284,000株)1.9%
HSBC - Fund Services Clients A/C 500 (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(26,000,000株)1.11%
日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(22,798,000株)0.97%
明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(17,704,000株)0.76%
The Bank Of New York Mellon 140042 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(16,588,000株)0.71%

最大の特徴はシンガポールのウットラムグループが過半数(約63%)を支配している点です。筆頭株主のNipsea International Limited(55.5%)はウットラムの100%子会社で、Fraser (HK) Limited(3.7%)やUBS AGLB Untradable Shares(3.6%)もウットラム関連の持株とみられます。EDINET上の分類では「外国法人81.2%」ですが、その大部分が親会社グループによる安定保有です。ウットラムは約60年前から日本ペイントとの合弁で協力関係を構築し、2020年に過半数株式を取得して経営支配権を確立しました。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億9,500万円
取締役7名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
NIPSEA(中国・東南アジア・インド)約7,500億円約1,200億円16.0%
日本約2,200億円約200億円9.1%
DuluxGroup(豪州・欧州)約2,800億円約400億円14.3%
米州約2,700億円約350億円13.0%
AOC(特殊化学品)約1,500億円約270億円18.0%

NIPSEAセグメント(アジア)が売上の約42%を占める最大事業です。中国の「立邦」ブランドは建築用塗料で圧倒的なシェアを持ち、東南アジア・インドでも急成長中。2025年3月に買収したAOCは営業利益率18%と高収益で、5セグメント体制への移行により事業ポートフォリオの多角化が進みました。リスク面では原材料価格、為替、中国不動産市況が主要な変動要因です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
1億7,700万円
設備投資額
629.5億円
平均勤続年数(従業員)
11.3
臨時従業員数
6843

指名委員会等設置会社として、社外取締役比率66%(9名中6名)の高い独立性を確保しています。報酬委員会は独立社外取締役のみで構成され、経営の透明性を徹底。女性役員比率は20.0%で、グローバル基準のダイバーシティを推進中です。MSV(株主価値最大化)を唯一のミッションに掲げる「エゴなき経営」が特徴です。

会社の計画は順調?

A
総合評価
「アセット・アセンブラー」モデルの下、M&A先のオペレーション改善で中期方針の数値目標を上回るペースで推移

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

AOC買収によりレバレッジは一時的に拡大したが、高いキャッシュ創出力で2026年末までに目標水準への回帰を見込む
中期経営方針(2024年4月発表)
FY2024/12〜
売上収益CAGR: 目標 8-9%(オーガニック) 順調 (+8.3%(FY2025/12))
85%
EPS CAGR: 目標 10-12%(オーガニック) 前倒し達成 (+41.5%(FY2025/12))
100%
Net Debt/EBITDA: 目標 約2倍(2026年末) やや遅れ (約3.5倍(FY2025/12末))
50%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上収益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024/121兆5,500億円1兆6,387億円+5.7%
FY2025/121兆7,200億円1兆7,742億円+3.2%
当期利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024/121,150億円1,273億円+10.7%
FY2025/121,600億円1,798億円+12.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024年4月に発表した中期経営方針では、オーガニック成長として売上CAGR 8-9%・EPS CAGR 10-12%を掲げています。FY2025/12はEPS成長率+41.5%と大幅に超過達成。M&A(インオーガニック成長)では地域・事業・規模に制限を設けず、低リスク・好リターンの買収を継続的に追求する方針です。過去2年の業績予想も連続で上方修正しており、会社予想の保守性が際立ちます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

5年間のTSRは49.1%とTOPIX(213.2%)を大幅に下回っています。2020年のウットラムによる過半数取得前は高PER(40-80倍)で評価されていましたが、支配構造の変化に伴い「成長プレミアム」が剥落し、バリュエーション調整が株価の重荷となりました。ただし業績自体は7期連続最高益と絶好調で、EPS成長は年20%超のペース。PERの「ノーマライゼーション」が一巡すれば、業績成長が株価に素直に反映される局面が期待されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+49.1%
100万円 →149.1万円
49.1万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021155.8万円+55.8万円55.8%
FY2022146.8万円+46.8万円46.8%
FY2023151.9万円+51.9万円51.9%
FY2024147.4万円+47.4万円47.4%
FY2025149.1万円+49.1万円49.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残655,200株
売り残107,400株
信用倍率6.10倍
2026/3時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算2026年5月中旬
2026年12月期 第2四半期決算2026年8月中旬

PER 11.5倍は化学業界平均(約15倍)を下回る水準で、過去の高PER(40-80倍)から大幅に修正されています。ウットラムによる買収前は「成長プレミアム」で高い倍率がついていましたが、現在はより実態に即したバリュエーションです。PBR 1.27倍は業界平均を上回るもののM&A戦略企業としては控えめ。信用倍率6.1倍と買い残が多く、個人投資家の底値圏での買い意欲が強いことを示しています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
380
前月比 +8.5%
メディア数
110
日経新聞, 東洋経済, Bloomberg
業界内ランキング
上位 5%
化学業界 1,200社中 15位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績30%
M&A・グローバル戦略30%
ウットラム・株主構成25%
株主還元15%

最近の出来事

2026年2月最高益

FY2025/12通期決算を発表。当期利益1,798億円(前期比+42.8%)と7期連続最高益。FY2026/12は純利益10%増の8期連続最高益を予想

2025年8月年初来高値

好業績と円安を背景に株価が年初来高値1,352円を記録。AOC買収効果への期待も追い風

2025年3月AOC買収

米国特殊化学品メーカーAOCの買収を完了。産業用コーティング原料で高シェアを持ち、新セグメントとして連結

2025年2月好決算

FY2024/12通期は売上収益1兆6,387億円・当期利益1,273億円。6期連続最高益達成で株価急騰

2024年8月急落

円高進行と日経平均の歴史的暴落に連動し一時807円まで下落。ただし業績への影響は限定的

最新ニュース

ポジティブ
FY2025/12通期、当期利益1,798億円(+42.8%)と7期連続最高益。26年12月期は純利益10%増の8期連続最高益予想
02/13 · 決算短信
ポジティブ
創業145周年を迎え特設サイトを公開。「色が持つ力」を改めて提唱し、全国150校のカラフル化プロジェクトを発表
03/10 · PR TIMES
ポジティブ
FY2026/12業績予想を上方修正。税引前利益の24.5%増益を見込む
04/03 · IFIS株予報
ポジティブ
決算発表翌営業日にストップ高水準の急騰。最高益と増配予想が好感され出来高1,335万株
02/16 · 東洋経済
ニュートラル
トランプ関税への影響は限定的との見方。地産地消型ビジネスモデルが安定成長の支え
03/31 · 東洋経済

日本ペイントホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 16円
安全性
普通
自己資本比率 44.9%
稼ぐ力
高い
ROE 10.6%
話題性
好評
ポジティブ 55%

塗料アジア首位・世界4位 -- ウットラム傘下で「アセット・アセンブラー」型M&Aを推進し7期連続最高益

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/30 / データ提供: OSHIKABU