4578プライム

大塚ホールディングス

Otsuka Holdings Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年4月7日

ROE8.6%
BPS1941.1円
自己資本比率0.0%
FY2025/3 有報データ

「健康に貢献する」100年企業が世界の精神・神経疾患治療を革新するグローバルヘルスケアリーダー

世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創出する

この会社ってなに?

あなたが夏の暑い日に飲む「ポカリスエット」、忙しい朝に食べる「カロリーメイト」、小腹がすいた時の「SOYJOY」。これらはすべて大塚グループの商品です。一方で、家族や身近な人がうつ病や統合失調症で医師の処方を受ける時、その薬が大塚製薬の「エビリファイ」や「レキサルティ」であることも珍しくありません。さらに、腎臓の持病を抱える方に処方される「サムスカ」も同社の主力製品です。日常の健康飲料から精神・腎臓疾患の治療薬まで、大塚グループの製品はあなたの暮らしと健康を幅広く支えています。

大塚ホールディングスは、抗精神病薬「エビリファイ」シリーズを中核とする医療関連事業と、ポカリスエット・カロリーメイトなどの機能性食品を展開するニュートラシューティカルズ事業を二本柱とする総合ヘルスケア企業です。2025年12月期は売上収益2兆4,689億円(前期比6.0%増)、営業利益4,794億円(同48.2%増)と大幅増収増益を達成。抗精神病薬「レキサルティ」の米国での伸長(前期比23.9%増)や長時間作用型注射剤「エビリファイ アシムトファイ」の急成長(同83.7%増)が牽引しました。2026年3月には米Transcend Therapeuticsの買収(約1,116億円)を発表し、PTSD治療薬領域への進出を加速させています。

医薬品プライム市場

会社概要

業種
医薬品
決算期
12月
本社
東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー
公式
www.otsuka.com

社長プロフィール

井上 眞
井上 眞
代表取締役社長 兼 CEO
堅実な改革者
大塚グループは『Otsuka-people creating new products for better health worldwide』という企業理念のもと、世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創出し続けます。疾患の治療から予防、日々の健康維持まで、トータルヘルスケアカンパニーとして社会課題の解決に挑みます。

この会社のストーリー

1921
徳島での創業

大塚武三郎が徳島県鳴門市で化学原料の製造販売を開始。後の大塚グループの礎を築いた。

1964
オロナミンCドリンク発売

「元気ハツラツ!」のキャッチコピーで国民的飲料に。大塚の消費者向けブランドの原点となった。

1980
ポカリスエット発売

「飲む点滴」というコンセプトで画期的なスポーツドリンクを開発。日本のスポーツドリンク市場を創造した。

2002
エビリファイ米国FDA承認

抗精神病薬エビリファイが米国で承認。ピーク時に年間売上70億ドル超のブロックバスターに成長し、大塚をグローバル製薬企業に押し上げた。

2008
大塚ホールディングス設立

グループ経営の強化を目的に純粋持株会社を設立。医療・食品・化学の多角的事業を統括する体制を整えた。

2010
東証一部上場

12月15日に東証一部に上場。当時としては大型IPOとして注目を集め、グローバルヘルスケア企業としての存在感を高めた。

2024
第4次中期経営計画スタート

FY2028に営業利益3,900億円、ROE10%以上を目標に掲げる中期計画を始動。レキサルティを次世代の成長ドライバーに位置づけた。

2026
米Transcend Therapeutics買収

PTSD治療薬の新薬候補を持つ米バイオ企業を約1,116億円で買収。精神・神経領域のパイプラインをさらに強化し、新たな成長の柱を構築。

注目ポイント

精神・神経領域のグローバルリーダー

エビリファイ、レキサルティ、エビリファイ アシムトファイと次々に革新的な抗精神病薬を世に送り出し、精神疾患治療の分野で世界をリードしています。PTSD領域への進出も加速中。

医療と健康食品の二本柱

ポカリスエットやカロリーメイトなどの国民的ブランドと、先端医薬品の両方を持つユニークな事業ポートフォリオ。景気変動に強い安定性と成長性を兼ね備えています。

堅固な財務基盤と株主還元

自己資本比率72%超、実質無借金で業界トップクラスの財務健全性。4期連続増配に加え株主優待(自社グループ製品3,000円相当)もあり、安心して長期保有できる銘柄です。

サービスの実績は?

140
1株当たり配当金
FY2025実績
+16.7% YoY
+48.2%
営業利益成長率
FY2025実績 (YoY)
12.3%
研究開発費比率
FY2025 R&D 3,528億円
37,758
連結従業員数
2025年12月時点
6,536万円
従業員一人当たり売上高
FY2025実績ベース

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓(FY2025/12は営業利益4,794億円(+48.2%)と過去最高。FY2026/12はサムスカ後発品影響で3,600億円に減益見通し)
配当
少なめ
1株 140円(4期連続増配中(100→140円)。FY2026/12は140円維持予想。配当性向27.7%で増配余地あり)
安全性
注意
自己資本比率 0.0%(自己資本比率72.3%、実質無借金。現預金5,346億円と潤沢な手元流動性)
稼ぐ力
普通
ROE 8.6%(ROE 11.7%で中計目標10%を達成。営業利益率19.4%は医薬品セクターでも高水準)
話題性
好評
ポジティブ 70%(Transcend買収と来期減益予想で短期的に賛否が分かれるが、中長期のパイプラインへの評価は高い)

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
140
方針: 連結配当性向30%以上を目安とした安定的・持続的な配当
1株配当配当性向
FY2016/310058.5%
FY2017/310048.2%
FY2018/310065.7%
FY2019/310042.6%
FY2020/310036.6%
FY2021/310043.2%
FY2022/310040.5%
FY2023/311049.1%
FY2024/312018.9%
FY2025/314020.4%
9期連続増配
株主優待
あり

100株以上の保有で自社グループ製品(3,000円相当)が年1回贈呈されます(権利確定月:12月)。

FY2021/12からFY2025/12まで4期連続で増配を実施しており、年間配当は100円から140円へ40%増加しました。FY2026/12も140円維持の予想です。配当性向はFY2024/12以降20%前後と低水準ですが、これは利益の急拡大による相対的な低下であり、増配ペースの加速が今後期待されます。連結配当性向30%以上を目安としており、中長期的には利益成長に伴うさらなる増配余地があります。

同業比較(収益性)

医薬品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
8.6%
業界平均
10.1%
営業利益率上回る
この会社
4.0%
業界平均
-505.3%
自己資本比率下回る
この会社
0.0%
業界平均
34.1%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/31.7兆円
FY2023/32.0兆円
FY2024/32.3兆円
FY2025/32.5兆円
営業利益
FY2022/3570億円
FY2023/3824億円
FY2024/31,180億円
FY2025/3988億円

売上収益はFY2021/12の約1兆4,983億円からFY2025/12の約2兆4,689億円へと5年間で65%成長しました。特にFY2024/12以降は抗精神病薬「レキサルティ」の米国での急拡大や持続性注射剤「エビリファイ アシムトファイ」の好調が利益を大きく押し上げています。FY2025/12の営業利益4,794億円にはMicroPort株式売却益が含まれており、FY2026/12予想では事業利益ベースで3,550億円と主力薬の後発品影響を見込んだ保守的な計画を示しています。

事業ごとの売上・利益

医療関連事業
1兆7,442億円70.5%)
ニュートラシューティカルズ関連事業
5,777億円23.4%)
消費者関連事業
346億円1.4%)
その他の事業
1,159億円4.7%)
医療関連事業1兆7,442億円
利益: 4,020億円利益率: 23.1%

抗精神病薬「レキサルティ」(3,313億円、+23.9%)、「エビリファイメンテナ」(2,245億円)、抗がん剤「ロンサーフ」(1,093億円)、腎疾患薬「サムスカ/ジンアーク」(2,219億円、-21.1%)が主力。売上構成比71%。

ニュートラシューティカルズ関連事業5,777億円
利益: 689億円利益率: 11.9%

ポカリスエット、カロリーメイト、ネイチャーメイド等の機能性食品・飲料。社会課題別カテゴリー(女性の健康、高齢社会等)の成長が寄与。売上構成比23%。

消費者関連事業346億円
利益: 252億円利益率: 72.7%

ボンカレー等の消費者向け食品。事業規模は小さいが高い利益率を維持。売上構成比1%。

その他の事業1,159億円
利益: 75億円利益率: 6.4%

化学品、倉庫・物流、電子部品等。大塚化学、大塚倉庫などが含まれる。売上構成比5%。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.6%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
11.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
4.0%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/310.2%5.8%7.7%
FY2022/34.4%5.6%3.3%
FY2023/36.6%4.2%4.1%
FY2024/39.9%9.0%5.1%
FY2025/38.6%11.2%4.0%

FY2023/12まではサムスカの特許切れ懸念やR&D費の増加で利益率が低下傾向でしたが、FY2024/12以降はレキサルティの急成長で営業利益率が大幅改善し、FY2025/12には19.4%に達しました。ROEもFY2024/12に12.4%、FY2025/12に11.7%と第4次中計の目標10%を達成しており、資本効率と収益性の両面で高い水準を維持しています。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率0.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
807億円
会社の純資産
1.0兆円

総資産はFY2021/12の約2.8兆円からFY2025/12の約4.2兆円へと拡大し、自己資本比率は一貫して70%超の堅固な財務基盤を維持しています。有利子負債は約807億円とわずかで、実質的にはネットキャッシュ状態です。BPSもFY2021/12の3,708円からFY2025/12の5,744円へと55%上昇しており、着実な純資産の積み上げが株主価値の向上に貢献しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+4,036億円
営業CF
投資に使ったお金
-1,616億円
投資CF
借入・返済など
-1,373億円
財務CF
手元に残ったお金
+2,420億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/30円0円0円0円
FY2022/30円0円0円0円
FY2023/30円0円0円0円
FY2024/33,546億円-2,658億円-1,894億円888億円
FY2025/34,036億円-1,616億円-1,373億円2,420億円

営業CFはFY2021/12の2,289億円からFY2025/12の4,036億円へと5年間で76%増加しており、本業の稼ぐ力が着実に強化されています。投資CFのマイナス幅はFY2024/12に2,658億円と大きくなりましたが、これはM&Aや研究開発拠点への積極投資を反映したものです。FY2025/12のFCFは2,420億円と潤沢で、株主還元と成長投資の両立が可能な強固なキャッシュ創出力を示しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1主力薬の特許切れ・後発品リスク:サムスカ/ジンアークの米国独占販売終了で2025年から後発品が参入。エビリファイメンテナ等も将来的に同様のリスクあり
2新薬の研究開発リスク:R&D費用が売上高の12.3%(3,528億円)と高水準。パイプライン候補の臨床試験失敗や承認遅延は業績に大きく影響
3海外規制・薬価改定リスク:売上の約70%が海外。米国の薬価交渉法制や欧州の参照価格制度の変更は収益を圧迫する可能性
4為替変動リスク:米ドル・ユーロ建て売上が大きく、円高局面では連結業績にマイナスの影響
5M&A統合リスク:Transcend Therapeutics(約1,116億円)等の買収に伴う統合コストや、期待したシナジーが実現しないリスク
6地政学リスクとサプライチェーン混乱:原薬の調達先が海外に分散しており、地政学的緊張や物流障害が安定供給に影響する可能性

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/31,048億円0円0.0%
FY2022/3464億円0円0.0%
FY2023/3700億円0円0.0%
FY2024/31,050億円0円0.0%
FY2025/3842億円0円0.0%

FY2024/12は繰延税金資産の計上等により実質的な税負担が発生しない特殊な年度でした。FY2025/12の実効税率は21.8%と法定税率を下回っており、グローバルな事業展開による税務最適化の効果が表れています。FY2026/12は実効税率25%前後への正常化を見込んでいます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,000万円
従業員数
37,758
平均年齢
46.9歳
平均年収従業員数前年比
当期1,000万円37,758-

平均年収は約1,063万円と製薬業界トップクラスの高水準を維持しています。連結従業員数はFY2021/12の約3.3万人からFY2025/12の約3.5万人へと着実に増加しており、グローバル事業拡大に伴う人員増強が進んでいます。平均年齢は44.4歳、平均勤続年数は3.2年と持株会社特有の短さですが、事業会社を含むグループ全体では安定した雇用基盤を有しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主57.9%
浮動株42.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関35.9%
事業法人等9.7%
外国法人等29.1%
個人その他21.9%
証券会社3.4%

大塚創業家持株会信託口と機関投資家を中心に安定株主比率は約58%と高く、経営基盤は安定しています。

日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(77,620,000株)14.69%
野村信託銀行㈱ 大塚創業家持株会信託口(52,353,000株)9.91%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(29,804,000株)5.64%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(15,756,000株)2.98%
大塚グループ従業員持株会(12,568,000株)2.37%
㈱阿波銀行(10,970,000株)2.07%
JP MORGAN CHASE BANK 385781 (常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)(7,839,000株)1.48%
㈱りそな銀行(5,568,000株)1.05%
㈱メディパルホールディングス(5,316,000株)1%
日亜化学工業㈱(4,793,000株)0.9%

筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(14.69%)で、機関投資家による安定的な保有が続いています。特徴的なのは野村信託銀行 大塚創業家持株会信託口(9.91%)の存在で、創業家が信託を通じて約10%を安定保有しています。大塚グループ従業員持株会(2.37%)や地元徳島の阿波銀行(2.07%)も安定株主として機能しており、創業家+機関投資家+地元金融機関の三層構造による安定的なガバナンス基盤が形成されています。外国人投資家比率29.1%はグローバル製薬企業としての評価を反映しています。

会社の公式開示情報

役員報酬

10億9,200万円
取締役8名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
医療関連事業1兆7,442億円4,020億円23.1%
ニュートラシューティカルズ関連事業5,777億円689億円11.9%
消費者関連事業346億円252億円72.7%
その他の事業1,159億円75億円6.4%

医療関連事業が売上の71%、利益の90%以上を占める圧倒的な主力セグメントです。レキサルティやエビリファイ アシムトファイの急成長が全社業績を牽引していますが、サムスカ/ジンアークの後発品影響が顕在化しています。ニュートラシューティカルズ事業は安定した利益貢献を続けており、医療と健康食品の二本柱による事業ポートフォリオのバランスが経営の安定性に寄与しています。研究開発費は3,528億円(売上高比12.3%)と積極的で、次世代パイプラインの充実を図っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 17名)
女性 5名(29.4% 男性 12
29%
71%
監査報酬
4億4,000万円
連結子会社数
194
設備投資額
2922.9億円
平均勤続年数(従業員)
3.3
臨時従業員数
4984

取締役会は女性比率29.4%と、プライム市場の平均を大きく上回る高い多様性を実現しています。連結子会社数194社を擁するグローバルな事業体制のもと、監査報酬4億800万円と適正な監査体制を整備。設備投資額3,273億円は医薬品の製造設備拡充やグローバル展開に向けた積極投資を反映しています。持株会社としての平均勤続年数3.2年は出向・転籍が多い構造上の特徴です。

会社の計画は順調?

A
総合評価
売上収益・ROEは中計目標を前倒しペースで達成。ただしFY2026/12はサムスカ後発品影響で減益予想

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第4次中計の2年目にしてROE10%以上を達成し、売上収益も最終年度目標の2.5兆円にFY2025/12時点でほぼ到達。一方、営業利益目標3,900億円に対してFY2026/12予想は3,600億円と下振れの可能性があり、サムスカ後発品の影響吸収とレキサルティ・新薬パイプラインの成長が中計達成の鍵。Transcend買収によるPTSD領域進出は中長期の布石。
第4次中期経営計画
FY2024/12〜FY2028/12
売上収益: 目標 2兆5,000億円(FY2028/12) 順調 (FY2025/12 2兆4,689億円)
85%
営業利益: 目標 3,900億円(FY2028/12) 順調 (FY2025/12 4,794億円(一時要因含む))
70%
ROE: 目標 10%以上 達成 (FY2025/12 11.7%)
100%
ROIC: 目標 9.5%以上 順調 (FY2025/12 推定10%前後)
90%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上収益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024/122兆1,400億円2兆3,299億円+8.9%
FY2025/122兆3,800億円2兆4,689億円+3.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024/123,300億円3,236億円-2.0%
FY2025/123,750億円4,794億円+27.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

大塚HDは第4次中期経営計画の達成に向けて売上とROEは前倒しペースで進捗しています。営業利益はFY2026/12にサムスカの後発品影響で一時的に下振れる見通しですが、レキサルティやエビリファイ アシムトファイの持続的な成長が補う形で、FY2028/12の最終年度目標の達成は十分に視野内にあります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

5年間のTSR(株主総利回り)は213.7%で、TOPIXの213.2%とほぼ同水準です。FY2021〜FY2023まではTOPIXを下回っていましたが、FY2024にレキサルティの急成長を受けて204.4%に急伸し、TOPIXを逆転しました。FY2025も堅調を維持し、中長期ではTOPIXと同等のパフォーマンスを達成しています。今後のパイプライン動向次第ではTOPIXを上回る可能性もあります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+113.7%
100万円 →213.7万円
113.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY202196.6万円-3.4万円-3.4%
FY2022102.0万円+2.0万円2.0%
FY2023126.7万円+26.7万円26.7%
FY2024204.4万円+104.4万円104.4%
FY2025213.7万円+113.7万円113.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残582,000株
売り残554,000株
信用倍率1.05倍
2026年3月28日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年4月下旬(予定)
定時株主総会2026年3月27日

大塚HDの株価指標は医薬品セクター平均を下回るPER・PBRとなっており、利益の急拡大に対して株価がまだ十分に織り込んでいない可能性があります。FY2026/12は主力薬の後発品影響で減益予想のため、予想PERはやや割高感がありますが、中期的なパイプラインの充実度を考慮すると妥当な水準です。信用倍率は1.05倍とほぼ拮抗しており、需給面で大きな偏りはない状態です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
520
前月比 +15.2%
メディア数
92
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 東洋経済, 日刊薬業
業界内ランキング
上位 8%
医薬品 72社中 6位
報道のトーン
70%
好意的
22%
中立
8%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績35%
M&A・買収25%
新薬・パイプライン25%
株主還元15%

最近の出来事

2026年3月米バイオ買収

傘下の大塚製薬が米Transcend Therapeuticsを約1,116億円で買収すると発表。PTSD治療薬の新薬候補を取得し、精神・神経領域のパイプラインを強化。

2026年2月本決算発表

FY2025/12期の連結決算を発表。営業利益は前期比48.2%増の4,794億円と大幅増益を達成し、株価は一時ストップ高水準まで急伸。

2025年9月FDA承認

慢性腎臓病治療薬が米FDAから迅速承認を取得。腎臓領域での新たな成長ドライバーとして市場の期待が高まる。

2025年4月特許切れ影響

主力薬サムスカ/ジンアークの米国独占販売期間が終了し、後発品の参入が本格化。同薬の売上収益は前期比21.1%減に。

最新ニュース

ポジティブ
大塚製薬、米バイオTranscend Therapeuticsを約1,116億円で買収 PTSD新薬候補取得
3/27 · 日本経済新聞
ニュートラル
大塚HDは5日ぶり反落、米医薬品会社を買収 買収費用の影響を一部警戒
3/30 · 株探
ポジティブ
大塚HD、FY2025/12期は営業利益48%増の4,794億円 レキサルティ好調で過去最高益
2/13 · Yahoo!ファイナンス
ニュートラル
大塚ホールディングス、自己株式の取得状況に関するお知らせ
4/01 · 日本経済新聞
ポジティブ
大塚HDが大幅続伸、慢性腎臓病治療薬がFDAから迅速承認 年初来高値更新
2/13 · 四季報オンライン

大塚ホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓(FY2025/12は営業利益4,794億円(+48.2%)と過去最高。FY2026/12はサムスカ後発品影響で3,600億円に減益見通し)
配当
少なめ
1株 140円(4期連続増配中(100→140円)。FY2026/12は140円維持予想。配当性向27.7%で増配余地あり)
安全性
注意
自己資本比率 0.0%(自己資本比率72.3%、実質無借金。現預金5,346億円と潤沢な手元流動性)
稼ぐ力
普通
ROE 8.6%(ROE 11.7%で中計目標10%を達成。営業利益率19.4%は医薬品セクターでも高水準)
話題性
好評
ポジティブ 70%(Transcend買収と来期減益予想で短期的に賛否が分かれるが、中長期のパイプラインへの評価は高い)

「ポカリスエットの会社が、精神疾患・腎臓病の革新的治療薬で時価総額6兆円のグローバル製薬企業に」

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU