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ダイト4577

Daito Pharmaceutical Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 70円
安全性
安定
自己資本比率 67.6%
稼ぐ力
普通
ROE 4.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが風邪をひいたり、定期的に病院で薬をもらうとき、「ジェネリック医薬品」を処方された経験はありませんか?ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を使った後発医薬品で、価格が安いのが特徴です。ダイトは、このジェネリック医薬品の心臓部である「有効成分(原薬)」を開発・製造したり、他の製薬会社から依頼を受けて最終的な錠剤やカプセルの形に仕上げる仕事(製剤)を専門としています。つまり、あなたが普段薬局で受け取る薬の多くが、目には見えないところでダイトの技術によって支えられているのです。

2025期は売上高506.4億円を達成し増収となったものの、営業利益は26.19億円と減益が続いています。原材料価格の高騰や継続的な薬価改定の影響で収益性が圧迫されており、これが近年の課題です。この状況を打開すべく、同社は新中期経営計画「DTP2027」を掲げ、Meiji Seika ファルマとのコンソーシアム構想や小野薬品工業からの事業承継など、大手との連携を強化し高付加価値領域へのシフトを急いでいます。投資家の注目は、これらの戦略的施策が具体的な利益改善にいつ結びつくかに集まっています。

医薬品プライム市場

会社概要

業種
医薬品
決算期
5月
本社
富山県富山市八日町326

サービスの実績は?

70
1株当たり配当金
2025期実績
+16.7% YoY
506.4億円
売上高
2025期実績
+8.0% YoY
26.19億円
営業利益
2025期実績
-32.7% YoY
2品目
小野薬品からの事業承継品目数
2026年11月予定
3事例
中国での後発薬製造販売承認数
2027年5月期までの目標関連
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
4.5%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.0%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
7.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/05期10.9%5.9%9.8%
2017/05期10.8%6.0%10.1%
2018/05期11.2%6.5%10.4%
2019/05期11.7%7.5%11.1%
2020/05期11.6%7.8%11.9%
2021/05期10.8%7.6%12.1%
2022/05期10.4%7.6%15.1%
2023/05期7.3%5.3%11.5%
2024/05期6.4%4.4%8.3%
2025/05期3.7%2.5%5.2%
3Q FY2026/54.5%(累計)3.0%(累計)7.5%

収益性指標は、原材料高の影響を受けたコスト増により低下傾向にあります。営業利益率は2021/03期の12.1%から2025/03期には5.2%まで低下し、これに伴いROE(自己資本利益率)も10.1%から3.7%へと水準を下げました。今後は高付加価値な製剤開発による利益改善が再浮上のカギとなり、収益構造の適正化が急務です。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/05期487億円59.1億円42.5億円141.8円+8.3%
2022/05期435億円65.5億円46.7億円159.3円-10.8%
2023/05期451億円52.1億円36.0億円119.9円+3.8%
2024/05期469億円38.9億円33.0億円109.5円+4.0%
2025/05期506億円26.2億円19.1億円62.7円+8.0%

当社の売上高は、医薬品の原薬製造販売および製剤の受託製造において安定した需要を確保し、2025/03期には約506億円と過去最高水準まで成長しました。しかし、原材料費や製造コストの上昇に加え、利益率の低い製品構成の変化により、営業利益は2021/03期の約59億円から2025/03期には約26億円まで縮小傾向にあります。2026/03期期にはさらなる効率化と高付加価値製品への転換により、約30億円の営業利益を計画しています。 【3Q 2026/05期実績】売上367億円(通期予想比70%)、営業利益28億円(同92%)、純利益23億円(同99%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

医薬品の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
4.5%(累計)
業界平均
5.9%
営業利益率下回る
この会社
7.5%
業界平均
8.6%
自己資本比率上回る
この会社
67.6%
業界平均
61.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

主な事業セグメントは原薬の製造販売および製剤の受託製造であり、ジェネリック医薬品市場の動向に業績が強く左右されるリスクを抱えています。為替変動や規制強化が収益への主要な影響要因であり、事業承継や他社との協業による生産効率化が経営戦略上の重要課題となっています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
売上は計画通りだが利益未達が続く。戦略施策の収益貢献が今後の鍵。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画「DTP2027」
2025期〜2027期
売上高: 目標 525億円 順調 (506.4億円)
96.46%
営業利益: 目標 30億円 順調 (26.19億円)
87.3%
(旧)FY2025 業績予想
2025期
売上高: 目標 490億円 達成 (506.4億円)
103.35%
営業利益: 目標 35億円 未達 (26.19億円)
74.83%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期490億円506億円+3.3%
2024期475億円469億円-1.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期35億円26億円-25.2%
2024期48億円39億円-18.9%
2023期45億円52億円+15.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新中期経営計画「DTP2027」では2026期(2027年5月期)に売上高525億円、営業利益30億円を目指しています。直近の2025期実績は売上こそ計画に迫る506.4億円を達成したものの、営業利益は目標に対し進捗率87.3%の26.19億円に留まりました。過去の業績予想でも、売上高は比較的正確な一方、営業利益が大幅に下振れする傾向が見られます。これは原材料高や薬価改定といった外部環境の影響を受けやすいためと考えられ、収益性の改善が最大の経営課題です。

最新ニュース

中立
今村証券アナリストレポート:ダイトのレーティングをNEUTRALで継続
1/14 · 株探

どんな話題が多い?

決算・業績40%
資本業務提携30%
新薬承認・開発20%
株価・市況10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +15.2%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, ダイヤモンド
業界内ランキング
上位 35%
医薬品業界 92社中 32位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年6月提携開始

Meiji Seikaファルマとの後発医薬品コンソーシアム構想に向けた協議を開始しました。

2026年1月業績好調

2026年5月期上期決算において経常利益20%増益を達成し、回復基調を鮮明にしました。

2026年3月販路拡大

小野薬品工業から先発薬2品目の販売承認承継を発表し、製品ポートフォリオを強化しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率67.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
73.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
523億円
会社の純資産

当社は自己資本比率が約67%と極めて高く、実質無借金経営を継続しており、非常に強固な財務基盤を有しています。総資産は2025/03期時点で約780億円まで拡大していますが、現預金や在庫などの資産を効率的に活用することが求められる局面です。強固な財務体質は、将来的な新規設備投資や新薬開発に向けた柔軟な対応を支える強力な武器となっています。 【3Q 2026/05期】総資産750億円、純資産523億円、自己資本比率67.6%、有利子負債73億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+59.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-73.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
+10.0億円
借入・返済など
Free CF
-14.7億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/05期29.5億円40.1億円5.3億円10.7億円
2017/05期50.7億円30.1億円17.8億円20.6億円
2018/05期54.6億円38.3億円15.4億円16.3億円
2019/05期68.9億円38.7億円29.0億円30.2億円
2020/05期43.1億円26.8億円3.5億円16.3億円
2021/05期51.8億円63.2億円14.2億円11.4億円
2022/05期43.7億円44.0億円9.9億円3,000万円
2023/05期41.5億円55.7億円6.2億円14.1億円
2024/05期51.8億円59.3億円1.8億円7.5億円
2025/05期59.0億円73.7億円10.0億円14.7億円

営業キャッシュフローは堅調に推移していますが、持続的な成長に向けた製造設備への先行投資が先行し、フリーキャッシュフローはマイナス圏で推移しています。積極的な設備投資は将来の受託製造能力の向上を見据えたものであり、短期的にはキャッシュ流出を伴うものの、中長期的な収益獲得のための必要なプロセスです。今後、投資フェーズが一段落することでフリーキャッシュフローの改善が期待されます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
70
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/05期12.514.7%
2017/05期13.715.5%
2018/05期13.713.5%
2019/05期15.813.5%
2020/05期20.114.8%
2021/05期2114.8%
2022/05期28.517.9%
2023/05期28.723.9%
2024/05期31.328.6%
2025/05期70111.6%
9期連続増配
株主優待
あり
自社健康食品の6割引購入券
必要株数100株以上(約13.5万円)
金額相当非公開
権利確定月5月・11月

配当方針として安定的な還元を重視しており、利益水準に左右されにくい安定配当の継続が特徴です。直近では業績の一時的低迷により配当性向が上昇していますが、株主への利益還元を優先する姿勢を維持しています。将来的には業績回復に伴い、配当余力の拡大と安定的な増配の両立を目指しています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残41,300株
売り残107,700株
信用倍率0.38倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年5月期 第3四半期決算発表2026年4月10日(予定)
2026年5月期 本決算発表2026年7月上旬(予定)
配当落ち日2026年5月28日(予定)

業界平均と比較すると、PER・PBRともに割安な水準にあります。特にPBRは1倍を大きく下回っており、市場からの成長期待が低いことを示唆しています。一方で、配当利回りは4.76%と業界平均を大きく上回り、高配当銘柄としての魅力があります。信用倍率は0.38倍と売り残が多く、株価の上昇局面では買い戻しによるさらなる上昇(踏み上げ)も期待できる一方、下落圧力も強い状況です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/05期37.1億円11.5億円30.9%
2017/05期38.8億円12.2億円31.5%
2018/05期42.4億円12.0億円28.3%
2019/05期46.4億円11.3億円24.3%
2020/05期54.6億円15.2億円27.8%
2021/05期60.7億円18.2億円30.0%
2022/05期67.3億円20.6億円30.6%
2023/05期51.7億円15.7億円30.4%
2024/05期39.2億円6.3億円16.0%
2025/05期27.1億円8.0億円29.5%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動しています。2024/03期期に実効税率が一時的に低下したのは、特定の税務上の調整項目や減税措置等が影響したものと推測されます。基本的には法定実効税率に近い水準で推移しており、業績の変動に合わせて納税額も適切に調整されています。

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ダイト まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 70円
安全性
安定
自己資本比率 67.6%
稼ぐ力
普通
ROE 4.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「ジェネリック医薬品の縁の下の力持ち」が、大手との提携や事業承継で収益力回復を目指す状態

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU