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久光製薬4530

HISAMITSU PHARMACEUTICAL CO.,INC.

プライムUpdated 2026/03/22
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 90円
安全性
安定
自己資本比率 60.6%
稼ぐ力
普通
ROE 8.6%
話題性
普通
ポジ 40%

この会社ってなに?

肩こりや腰痛のときに貼る「サロンパス」や、病院で処方される消炎鎮痛の貼り薬「モーラステープ」は久光製薬の製品です。薬局で手軽に買える湿布薬から、医師が処方する本格的な治療用貼付剤まで、日本人の痛みケアを長年支えてきました。最近ではマイクロニードル技術(貼るだけで薬を体内に届ける微細な針)の研究も進めており、将来的には注射の代わりに貼り薬でワクチンや薬を届ける技術が実用化される可能性もあります。

久光製薬は、貼付剤(経皮吸収型製剤)の技術で世界をリードする製薬企業です。2025/02期の売上高は1,560億円(前期比+10.1%)、営業利益は188億円(営業利益率12.1%)と過去最高水準を記録しました。主力の「サロンパス」は世界30カ国以上で販売され、医療用貼付剤「モーラステープ」とともにTDDS(経皮薬物送達システム)分野で圧倒的なシェアを持ちます。2026年1月にはMBO(経営陣による買収)を発表し、TOB価格6,082円で株式非公開化へ。OTC類似薬の保険給付見直しリスクや海外展開加速のための成長投資を見据え、短期的な株主還元圧力から離れた経営判断を可能にする戦略です。自己資本比率80%超・実質無借金の堅固な財務基盤を持ちます。

医薬品プライム市場

注目ポイント

貼付剤(TDDS)技術で世界をリード

経皮吸収型製剤の技術力は世界トップクラス。「サロンパス」は世界30カ国以上で販売され、「モーラステープ」は国内医療現場で標準的な治療選択肢となっています。130年以上にわたる「貼り薬一筋」の技術蓄積が最大の競争優位です。

自己資本比率80%超の鉄壁財務基盤

実質無借金経営で自己資本比率80%超を維持。手元資金も潤沢で、景気変動に左右されにくい安定した経営基盤を持っています。MBO後は約3,900億円の買収資金返済が必要になりますが、安定したキャッシュフロー創出力がそれを支えます。

マイクロニードルで「注射を貼り薬に」する未来

注射針の代わりに微細な針を皮膚に貼付して薬剤を投与するマイクロニードル技術の研究開発を推進中。ワクチンや生物学的製剤を痛みなく投与できる次世代技術として、非公開化後の集中投資で実用化を目指します。

会社概要

業種
医薬品
決算期
2月
本社
佐賀県鳥栖市田代大官町408番地
公式
www.hisamitsu.co.jp

サービスの実績は?

1,560億円
連結売上高
2025/02期
+10.1% YoY
30+カ国
サロンパス販売国数
世界展開
拡大中
2,799
単体従業員数
2025/02期時点
横ばい
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

医薬品事業(国内医療用)
約700億円44.9%)
医薬品事業(海外)
約450億円28.8%)
一般用医薬品(OTC)事業
約200億円12.8%)
その他(通信販売・キッザニア等)
約210億円13.5%)
医薬品事業(国内医療用)約700億円

「モーラステープ」「モーラスパップ」などの消炎鎮痛貼付剤が主力。経皮吸収型製剤(TDDS)技術に強みを持ち、国内貼付剤市場で圧倒的シェアを確保。ただしOTC類似薬の保険外し議論が中長期的なリスク要因。

医薬品事業(海外)約450億円

「サロンパス」を中心に世界30カ国以上で展開。米国Noven社を通じたTDDS技術の活用や、アフリカ市場への新規参入も推進中。MBO後は海外展開の加速が最重点戦略。

一般用医薬品(OTC)事業約200億円

「サロンパス」「フェイタス」などのOTC貼付剤を薬局・ドラッグストアで販売。久光-サノフィとの合弁事業やグループ会社の久光ウエルネスによる通信販売も展開。

その他(通信販売・キッザニア等)約210億円

久光ウエルネスによるヘルスケア商品の通信販売事業や、キッザニア福岡への「医薬研究所」パビリオン出展など、ブランド認知向上と新規顧客獲得に取り組んでいます。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.6%
株主資本の利回り
ROA
5.4%
総資産の活用度
Op. Margin
11.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/02期7.9%6.2%17.1%
2017/02期9.0%7.2%18.0%
2018/02期8.1%6.6%17.8%
2019/02期7.8%6.4%15.5%
2020/02期7.5%6.2%16.1%
2021/02期3.7%3.0%9.3%
2022/02期3.8%3.2%7.8%
2023/02期4.6%3.8%9.0%
2024/02期5.3%4.3%9.3%
2025/02期8.0%6.5%12.1%
2026/02期8.6%5.4%11.0%

ROEは2021/02期の3.6%から2025/02期の7.8%へと着実に改善し、中期経営方針で掲げるROE 8%目標にほぼ到達しました。営業利益率も2025/02期に12.1%と2桁に乗せ、海外売上拡大と製品ミックス改善が収益性向上に寄与。自己資本比率80%超の厚い資本基盤を持つため、ROEの水準は資本効率の観点からは改善余地があり、MBO後の資本政策見直しでさらなる向上が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期1,145億円107億円92.5億円113.2円-18.8%
2022/02期1,202億円93.4億円96.6億円118.9円+5.0%
2023/02期1,283億円116億円117億円148.0円+6.8%
2024/02期1,417億円132億円140億円181.6円+10.4%
2025/02期1,560億円189億円218億円295.6円+10.1%

久光製薬の売上高は5年間で約1,145億円から1,560億円へと36.3%成長し、営業利益率も2025/02期には12.1%まで改善しました。海外事業の拡大と主力製品の価格改定効果が成長を牽引しています。2025/02期の純利益217億円にはサロンパスブランドの海外好調が大きく寄与。2026/02期の業績予想(売上高1,650億円)は当初公表値ですが、MBO発表に伴い2026年1月に取り下げられています。非公開化後は短期業績よりも中長期の成長投資を優先する方針です。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

医薬品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
8.6%
業界平均
5.8%
営業利益率上回る
この会社
11.0%
業界平均
8.4%
自己資本比率下回る
この会社
60.6%
業界平均
60.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億3,900万円
取締役6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
医薬品事業(国内医療用)約700億円--
医薬品事業(海外)約450億円--
一般用医薬品(OTC)事業約200億円--
その他(通信販売・キッザニア等)約210億円--

久光製薬グループは連結子会社19社・関連会社3社で構成され、主に医薬品事業を営んでいます。事業セグメントとしては単一セグメント(医薬品事業)ですが、実態としては国内医療用・海外・OTCの3本柱で構成されています。TDDS(経皮薬物送達システム)の技術力が全事業の競争優位の源泉であり、貼付剤という独自のポジションで国内外の製薬大手と差別化しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上成長率は目標を達成したがROE 8%目標にはわずかに未達

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営方針HX2025で掲げた売上高CAGR 5.0%以上の目標は約6.4%で達成。一方、ROE 8%目標は7.8%とわずかに届かず。自己資本比率80%超の厚い資本基盤がROE向上の足かせとなっており、MBOによる非公開化後の資本政策見直しが解決策として位置づけられます。
第7期中期経営方針 HX2025
2021期〜2025期
売上高CAGR: 目標 5.0%以上 達成 (約6.4%)
100%
ROE: 目標 8.0% 未達 (7.8%)
97%
成長投資(5年累計): 目標 1,500億円以上 順調
85%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期1,400億円1,417億円+1.2%
2025期1,530億円1,560億円+2.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期175億円188億円+7.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

中期経営方針HX2025では売上高のCAGR 5.0%以上とROE 8%を主要KPIに掲げていました。売上高は海外事業の成長に牽引され目標を上回る成長率を達成。ROEは改善傾向にあるものの8%にわずかに未達で、資本効率の改善が課題として残りました。業績予想の精度は高く、直近2期連続で当初予想を上回る着地を見せており、経営陣の計画策定能力は評価できます。

どんな話題が多い?

MBO・非公開化45%
決算・業績25%
海外展開15%
製品・技術15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや前向き
報道件数(30日)
285
前月比 +42.5%
メディア数
68
日本経済新聞, 東洋経済オンライン, 株探, Yahoo!ファイナンス, ダイヤモンド・オンライン ほか
業界内ランキング
上位 24%
医薬品業種 72社中 17位
報道のトーン
40%
好意的
45%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1847
佐賀・田代での創業

九州・佐賀の田代(現鳥栖市)で膏薬(貼り薬)の製造を開始。日本の伝統的な「手当て」文化を受け継ぐ企業の原点です。

1934
「サロンパス」誕生

消炎鎮痛貼付剤「サロンパス」を発売。手軽に使える貼り薬として国民的な認知を獲得し、久光製薬の代名詞となりました。

1962
東京証券取引所に上場

東京証券取引所への上場を果たし、全国的な事業展開と企業成長の基盤を確立しました。

1988
「モーラステープ」発売

医療用消炎鎮痛貼付剤「モーラステープ」を発売。医療現場で広く使われ、国内貼付剤市場でのシェア拡大に大きく貢献しました。

2009
米国Noven社を子会社化

米国の経皮吸収型製剤メーカーNoven Pharmaceuticals社を買収。TDDS技術のグローバル展開を本格化させました。

2021
中期経営方針HX2025を策定

海外売上比率の拡大とROE 8%目標を掲げ、成長投資1,500億円以上の計画を打ち出しました。

2026
MBOで非公開化を決断

創業家出身の中冨社長がMBOを決断。63年間の上場に幕を下ろし、マイクロニードル技術開発や海外展開加速など中長期の成長投資に全力を注ぐ新たなステージへ。

出来事の年表

2025年4月好決算

2025年2月期通期決算を発表。売上高1,560億円(前期比+10.1%)、純利益217億円と増収増益を達成し、配当は90円(30円記念配当含む)に増配しました。

2025年10月中間決算

2026年2月期第2四半期決算を発表。経常利益100億円と前年同期比で堅調に推移しましたが、通期目標に対してやや慎重な見方も出ました。

2026年1月MBO発表

創業家出身の中冨一榮社長の資産管理会社タイヨー興産によるTOB(1株6,082円)を発表。買収総額約3,900億円で株式非公開化へ。業績予想も取り下げました。

2026年2月MBO成立

MBOが成立し、5月頃の上場廃止が決定。63年間の上場に幕を下ろし、海外展開加速やマイクロニードル技術開発など中長期の成長投資に注力する方針です。

社長プロフィール

中冨 一榮
代表取締役社長
創業家5代目の堅実な戦略家
「上場していては、なかなかできない投資がある」――OTC類似薬の保険外し議論や海外展開加速という環境変化の中、短期的な株主還元圧力から離れ、マイクロニードル技術や海外市場開拓など中長期の成長投資に全力を注ぐために非公開化を決断しました。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率60.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
9.1億円
借金(有利子負債)
Net Assets
2,947億円
会社の純資産

総資産は5年間で約3,000億円から3,430億円へ堅実に成長。自己資本比率は80%台を安定的に維持しており、2024/02期から有利子負債が発生していますが水準は極めて低く、実質無借金経営と言えます。BPS(1株当たり純資産)は3,788円まで上昇し、株主価値の着実な蓄積が見られます。MBOのTOB価格6,082円はPBR約1.6倍に相当し、純資産に対して一定のプレミアムが付されています。 【2026/02期】総資産3672億円、純資産2947億円、自己資本比率60.6%、有利子負債9.1億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+188億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+176億円
投資に使ったお金
Financing CF
-159億円
借入・返済など
Free CF
+363億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/02期309億円39.1億円116億円270億円
2017/02期199億円10.7億円184億円210億円
2018/02期305億円13.8億円71.5億円291億円
2019/02期158億円393億円133億円235億円
2020/02期274億円172億円117億円102億円
2021/02期52.9億円78.2億円71.9億円131億円
2022/02期192億円131億円152億円61.4億円
2023/02期127億円239億円147億円111億円
2024/02期182億円25.1億円167億円157億円
2025/02期188億円176億円159億円363億円

営業CFは直近3期で年間120億~190億円の安定的な稼ぐ力を示しています。2023/02期は大型の投資支出により一時的にFCFがマイナスとなりましたが、2025/02期には投資有価証券の売却等により投資CFがプラスに転じ、FCFは363億円と大幅に改善。財務CFは安定的にマイナス(配当支払い・自社株買い)で、株主還元を着実に実施してきたことが読み取れます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 14名)
女性 2名(14.3% 男性 12
14%
86%
監査報酬
5,600万円
連結子会社数
19
設備投資額
146.6億円
平均勤続年数(従業員)
15.7
臨時従業員数
691

取締役・監査役合計14名のうち女性は2名(14.3%)。プライム市場の女性役員比率目標に対してはやや低い水準です。設備投資額は146.6億円と製造設備の拡充・更新を積極的に実施。連結子会社19社を擁し、米国Noven社やアジア各国の販売子会社を含むグローバルな事業体制を構築しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主63.5%
浮動株36.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関40.5%
事業法人等19.4%
外国法人等12.5%
個人その他24.6%
証券会社3.1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 主な安定株主は日本生命保険(相)・(株)福岡銀行・久光製薬取引先持株会。

日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(6,783,000株)9.25%
㈱日本カストディ銀行(りそな銀行再信託分・㈱西日本シティ銀行退職給付信託口)(4,370,000株)5.96%
日本生命保険(相)(3,910,000株)5.33%
㈱日本カストディ銀行(信託口)(3,599,000株)4.91%
野村信託銀行㈱(退職給付信託三菱UFJ銀行口)(3,452,000株)4.71%
㈱福岡銀行(3,371,000株)4.6%
久光製薬取引先持株会(2,711,000株)3.7%
㈱佐賀銀行(2,356,000株)3.21%
㈱SMBC信託銀行(㈱三井住友銀行退職給付信託口)(2,064,000株)2.81%
㈱ティ・ケー・ワイ(1,844,000株)2.51%

株主構成は信託銀行が上位を占め、地方銀行(福岡銀行・佐賀銀行)や取引先持株会など九州に根ざした安定株主が特徴的です。創業家の資産管理会社ティ・ケー・ワイも上位に名を連ねており、MBOの背景となる創業家の強い経営関与が読み取れます。MBO成立後はタイヨー興産(中冨一榮社長の資産管理会社)による100%保有となる見込みです。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1OTC類似薬の保険給付外しによる医療用貼付剤の需要減少リスク
2後発医薬品(ジェネリック)の浸透による主力品の売上低下リスク
3海外事業拡大に伴う為替変動リスク(米ドル・ユーロ・アジア通貨)
4原材料・エネルギー価格の高騰による製造コスト増加リスク
5MBO(非公開化)に伴う買収資金の調達・返済リスク
6マイクロニードル等の新技術開発の不確実性
7海外市場における規制対応・競合激化リスク

社員の給料はどのくらい?

平均年収
753万円
従業員数
2,799
平均年齢
39.2歳
平均年収従業員数前年比
当期753万円2,799-

平均年収は753万円で、医薬品業界の中では中位水準です。平均年齢39.2歳と比較的若い組織構成で、佐賀県鳥栖市の九州本社と東京本社の二拠点体制を敷いています。平均勤続年数は15.7年と長く、従業員の定着率が高いことが特徴です。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

久光製薬のTSR(株主総利回り)は5年間で-3.8%と、TOPIXの+100.2%を大幅に下回るパフォーマンスとなっています。2022期以降は業績改善にもかかわらず株価は低迷し、TOPIXとの乖離が拡大。この長期的なアンダーパフォームと低いバリュエーションがMBOの背景にあり、創業家は「公開市場では適正な評価を得られない」と判断したものと考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
90
方針: 連結配当性向30%以上を目標とした安定配当
1株配当配当性向
2016/02期8138.8%
2017/02期81.533.8%
2018/02期8235.9%
2019/02期82.535.9%
2020/02期8336.5%
2021/02期83.573.8%
2022/02期8470.6%
2023/02期84.557.1%
2024/02期8546.8%
2025/02期9030.4%
9期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度の実施情報はありません。

4期連続増配を継続中で、2025/02期は年間90円(うち30円は記念配当)を実施。配当性向は2021/02期の73.8%から業績成長に伴い2025/02期には30.4%へ低下しており、利益成長が増配ペースを上回る健全な状態です。MBOに伴い下期配当は見送られ、TOB完了後は非公開化により配当政策が変更される見込みです。株主優待制度はありません。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 96.2万円 になりました (-3.8万円)
-3.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期139.1万円39.1万円39.1%
2022期79.2万円20.8万円-20.8%
2023期84.2万円15.8万円-15.8%
2024期87.1万円12.9万円-12.9%
2025期96.2万円3.8万円-3.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残22,500株
売り残3,800株
信用倍率5.92倍
2026年3月13日時点
今後の予定
MBO完了・上場廃止予定2026年5月頃

PERは20.2倍で医薬品業界平均(約20.5倍)とほぼ同水準。PBRは1.59倍と業界平均をやや上回っています。信用倍率は5.92倍と買い残優位ですが、MBO成立後はTOB価格での買い取りが確定しているため、信用取引のリスクは限定的です。現在の株価はTOB価格6,082円にほぼ収束しており、裁定取引的な動きが中心となっています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/02期280億円102億円36.5%
2017/02期282億円77.8億円27.6%
2018/02期282億円91.3億円32.3%
2019/02期246億円54.4億円22.1%
2020/02期256億円69.3億円27.1%
2021/02期118億円25.8億円21.8%
2022/02期126億円29.8億円23.6%
2023/02期161億円43.1億円26.8%
2024/02期196億円56.8億円28.9%
2025/02期240億円22.5億円9.4%

税引前利益は5年間で118億円から240億円へと2倍以上に成長。2025/02期の実効税率が9.4%と極めて低いのは、投資有価証券売却に伴う税務上の特殊要因や繰延税金資産の影響によるものと考えられます。通常期の実効税率は21~29%程度で推移しており、法定実効税率に近い水準です。

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久光製薬 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 90円
安全性
安定
自己資本比率 60.6%
稼ぐ力
普通
ROE 8.6%
話題性
普通
ポジ 40%

「サロンパス」を世界30カ国以上に展開する貼付剤のグローバルリーダーが、MBOで非公開化し次世代成長投資に舵を切る

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU