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理研ビタミン4526

RIKEN VITAMIN CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 94円
安全性
安定
自己資本比率 59.2%
稼ぐ力
普通
ROE 8.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

この会社ってなに?

あなたが普段スーパーで手にする『ふえるわかめちゃん®』や『リケンのノンオイル』ドレッシング、実はこれらを作っているのが理研ビタミンです。お味噌汁にわかめを入れたり、サラダにドレッシングをかけたりする時、あなたも同社の製品に触れているかもしれません。それだけではありません。あなたがコンビニで買うパンやお惣菜、お菓子などが、より美味しく、長持ちするように、その裏側で理研ビタミンの食品改良剤が活躍しているのです。私たちの食生活を、見えないところから幅広く支えている会社と言えるでしょう。

家庭用食品の「リケンのわかめスープ」と業務用の食品改良剤などを二本柱とする食品化学メーカー。2025期は売上高955.8億円、営業利益87.24億円と増収減益で着地しましたが、原料価格高騰の影響を価格転嫁で吸収し、安定した収益基盤を維持しています。株主還元にも積極的で、2025期の1株配当は94円と増配を継続。2027年度を最終年度とする新中期経営計画では、ROE10%以上を掲げ、海外展開とヘルスケアなどの新領域が今後の成長を牽引する見込みです。

食料品プライム市場

会社概要

業種
食料品
決算期
3月
本社
東京都新宿区四谷1丁目6番1号

サービスの実績は?

94
1株当たり年間配当金
2025期実績
+16.0% YoY
30.3%
配当性向
2025期実績
+4.5%
売上高成長率
2025期 (YoY)
-6.9%
営業利益成長率
2025期 (YoY)
1,100円相当
株主優待内容
100株保有・3年未満
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
7.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期3.5%1.5%-
2022/03期38.1%20.6%-
2023/03期9.3%6.2%-
2024/03期11.8%7.8%10.2%
2025/03期12.0%8.1%9.1%
3Q FY2026/38.7%(累計)5.2%(累計)7.9%

収益性指標は、2021/03期の厳しい状況から大幅に改善しました。2025/03期にはROE 11.9%、営業利益率 9.1%を記録しており、資本効率と本業の稼ぐ力の向上が鮮明です。これは付加価値の高い製品への傾注や、コスト管理の徹底によって高収益体質へと転換できた結果と言えます。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期777億円16.2億円-49.4円-
2022/03期792億円216億円658.0円+1.9%
2023/03期888億円64.1億円195.5円+12.0%
2024/03期915億円93.7億円87.5億円268.4円+3.1%
2025/03期956億円87.2億円93.9億円310.1円+4.5%

理研ビタミンの業績は、2021/03期の赤字から着実な回復基調を辿っており、2025/03期には売上高955.8億円、当期純利益93.9億円を達成しました。主力である家庭用・業務用食品事業の安定的な成長が寄与しており、2026/03期期には売上高1,000億円の大台到達を見込んでいます。コロナ禍等の外部環境変化を乗り越え、利益率の改善とともに強固な収益基盤を確立しています。 【3Q 2026/03期実績】売上725億円(通期予想比73%)、営業利益57億円(同67%)、純利益59億円(同73%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

食料品の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
8.7%(累計)
業界平均
6.6%
営業利益率上回る
この会社
7.9%
業界平均
5.4%
自己資本比率上回る
この会社
59.2%
業界平均
53.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億1,300万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、売上高の主要セグメントは国内食品事業と化成品等の海外展開であり、事業ポートフォリオの多角化を進めています。一方で、原材料価格の高騰や為替変動を主要な経営リスクと認識しており、グローバル展開に伴うコスト管理が今後の成長の鍵を握ります。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想は上振れ傾向にあるが、中計目標達成には更なる成長加速が求められる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2027
2026期〜2028期
売上高: 目標 1200億円 順調 (955.8億円)
79.7%
営業利益: 目標 120億円 順調 (87.24億円)
72.7%
ROE: 目標 10.0%以上 順調 (8.1%)
81%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期925億円956億円+3.3%
2024期920億円915億円-0.6%
2023期860億円888億円+3.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期85億円87億円+2.6%
2024期68億円94億円+37.8%
2023期54億円72億円+32.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2025年5月に発表された新中期経営計画「中期経営計画2027」では、最終年度の2028年3月期に売上高1200億円、営業利益120億円、ROE10%以上という挑戦的な目標を掲げています。直近の業績予想は上振れで着地することが多く、経営の安定感は評価できます。しかし、過去の計画達成状況を見ると、目標に対してやや未達で終わる傾向もあり、今回の高い目標を達成できるかが今後の焦点となります。

どんな話題が多い?

業績・決算発表40%
商品開発・キャンペーン30%
経営戦略・中計20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +5.2%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報
業界内ランキング
上位 32%
食料品 122社中 39位
報道のトーン
55%
好意的
30%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月中計策定

「中期経営計画2027」を策定し、EBITDAやROE目標を新たに導入して成長の道筋を明確化しました。

2025年9月コラボ実施

アーティスト「Ado」との大規模コラボキャンペーンを実施し、若年層へのブランド認知向上に注力しました。

2026年2月決算減益

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比22.3%減の64億円となり、原材料コスト増などが影響しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率59.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
81.8億円
借金(有利子負債)
Net Assets
820億円
会社の純資産

財務健全性は極めて良好であり、自己資本比率は2025/03期時点で70.1%と高い水準を維持しています。2024/03期には有利子負債が346.5億円まで一時増加しましたが、翌期には235.1億円まで圧縮されており、強固な財務体質と機動的な資金管理が両立されています。手元流動性も十分に確保されており、成長投資と株主還元を支える安定した貸借対照表です。 【3Q 2026/03期】総資産1167億円、純資産820億円、自己資本比率59.2%、有利子負債82億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+78.9億円
本業で稼いだお金
Investing CF
+3.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-99.7億円
借入・返済など
Free CF
+82.5億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期76.3億円22.9億円1.8億円53.4億円
2022/03期68.2億円36.6億円75.7億円31.6億円
2023/03期78.3億円20.3億円45.8億円58.0億円
2024/03期105億円5.5億円70.8億円99.0億円
2025/03期78.9億円3.5億円99.7億円82.5億円

営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、本業で稼ぐ力の強さを示しています。2024/03期には営業CFが過去最高水準の104.5億円を記録し、創出した資金で積極的に財務キャッシュフローのマイナス(借入返済や株主還元)を賄っています。投資キャッシュフローも適切にコントロールされており、持続可能なフリーキャッシュフロー創出が実現できています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 2名(18.2% 男性 9
18%
82%
監査報酬
1億1,500万円
連結子会社数
12
設備投資額
51.7億円
平均勤続年数(従業員)
15.6
臨時従業員数
862

取締役の女性比率は18.2%と一定の多様性を確保しつつあり、コーポレート・ガバナンスの強化を経営優先課題に掲げています。監査報酬に1億1,500万円を投じ、連結子会社12社を抱える企業グループとしての厳格な監査体制の構築に努めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主47.2%
浮動株52.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関26.2%
事業法人等21%
外国法人等11.6%
個人その他39.5%
証券会社1.7%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は理研ビタミン取引先持株会・みずほ銀行。

理研ビタミン取引先持株会(3,250,000株)10.8%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,098,000株)6.97%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・ミヨシ油脂株式会社口) *みなし保有株式(1,080,000株)3.59%
株式会社みずほ銀行(1,039,000株)3.45%
理研ビタミン社員持株会(750,000株)2.49%
住友生命保険相互会社 (常任代理人株式会社日本カストディ銀行)(726,000株)2.41%
三菱UFJ信託銀行株式会社 (常任代理人日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(504,000株)1.67%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(487,000株)1.61%
株式会社三菱UFJ銀行(442,000株)1.47%
朝日生命保険相互会社 (常任代理人株式会社日本カストディ銀行)(438,000株)1.45%

同社は取引先持株会や大手金融機関の信託口が安定株主として上位に名を連ねる構成であり、長期的な視点での経営を重視する傾向が強いです。一方で、持株会が筆頭株主である点は社内の結束力を示す反面、浮動株比率には一定の制限があることが示唆されます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
3(1)市況変動のリスクについて 当社グループは国内外で事業を展開しておりますが、中でも食品事業は消費動向や販売先の業界の需要動向の影響を受けやすい傾向にあります
4特に国内食品事業においては、人口減少、少子高齢化による市場縮小が進み、競合他社による新商品の投入や販売促進活動によりますます競争が激しくなっております
5今後、更に市場の縮小が深刻になった場合や、経済状況及び業界の需要動向に想定外の変動があった場合には当社グループの業績と財政状態に悪影響を与える可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
824万円
従業員数
1,858
平均年齢
39.4歳
平均年収従業員数前年比
当期824万円1,858-

従業員平均年収は824万円と、食料品業界の中では非常に高い水準を維持しています。これは同社が海藻類やドレッシング等の高付加価値な製品群において強固なブランド力を持ち、安定した収益基盤を築いていることが給与水準を支えている背景にあります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、継続して市場平均であるTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、同社の安定した業績や増配傾向にもかかわらず、市場全体の成長率と比較すると株価の上昇が緩やかであったことを示しています。株価が長らくレンジ相場にあることが主な要因と考えられ、今後の成長戦略が市場に評価され、株価水準が切り上がることがTSR向上の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
94
方針: 配当性向30%以上目標
1株配当配当性向
2016/03期6635.2%
2017/03期6624.4%
2018/03期7120.6%
2019/03期8133.6%
2020/03期55.7-
2021/03期42-
2022/03期467.0%
2023/03期5930.2%
2024/03期8130.2%
2025/03期9430.3%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

同社は株主還元を重視しており、配当性向30%以上を目安とした安定的かつ継続的な増配を目指しています。近年では利益成長に伴い、2021/03期以降、着実に配当水準を引き上げてきました。今後も強固な財務基盤を背景に、適正な資本還元と中長期的な企業価値向上の両立を図る方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 125.1万円 になりました (25.1万円)
+25.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期64.2万円35.8万円-35.8%
2022期80.6万円19.4万円-19.4%
2023期94.5万円5.5万円-5.5%
2024期128.1万円28.1万円28.1%
2025期125.1万円25.1万円25.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残26,300株
売り残114,400株
信用倍率0.23倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬

同業他社比較ではPER・PBR共に割安な水準にあり、配当利回りは業界平均を大きく上回っており魅力的です。一方で、信用倍率は0.23倍と売り残が買い残を上回る「売り長」の状態で、将来的な株価下落を見込む投資家が多いことを示唆しています。これは、短期的な株価上昇局面で売り方の買い戻し(踏み上げ)を誘発する可能性も秘めています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期16.5億円32.7億円197.9%
2022/03期61.8億円0円0.0%
2023/03期77.2億円13.1億円16.9%
2024/03期103億円15.4億円15.0%
2025/03期94.2億円2,900万円0.3%

法人税等の支払額は年度により大きな変動が見られます。これは過年度の繰越欠損金の利用や税効果会計による繰延税金資産の取り崩し、あるいは特定の会計事象による一時的な差異が影響しています。そのため、実効税率が法定税率と大きく乖離する期が発生しており、キャッシュフロー計算書上の税引前当期純利益との調整内容を確認する必要があります。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

理研ビタミン まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 94円
安全性
安定
自己資本比率 59.2%
稼ぐ力
普通
ROE 8.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 55%

「『わかめスープ』の食卓の顔と、食品・化成品の『縁の下の力持ち』を両立する化学の老舗」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU