カナミックネットワーク3939
Kanamic Network Co.,LTD
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたやあなたの家族が介護サービスを利用する時、病院、介護施設、ケアマネージャーなど多くの専門家が連携します。その方々が、あなたの健康状態や必要なケアに関する大切な情報をミスなく安全に共有するために使われているのが、カナミックネットワークのシステムです。普段目にすることはありませんが、適切な介護サービスをスムーズに受けるための『縁の下の力持ち』として、日本の超高齢社会を支えています。もしかしたら、あなたがお世話になっている介護事業所でも、このシステムが活躍しているかもしれません。
医療・介護分野の情報共有プラットフォームをSaaSで提供するリーディングカンパニー。2025期実績で売上高55.0億円(前期比9.8%増)、営業利益16.06億円(同11.6%増)と安定成長を継続しています。主力のクラウド事業に加え、近年はM&Aを通じてフィットネスジム運営などの健康寿命延伸事業にも参入し、収益源の多角化を進めています。2026期は売上高63.5億円、営業利益20.5億円とさらなる成長を見込んでおり、利益率の改善も目標としています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 9月
- 本社
- 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31階
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
FY2025/9実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 22.2% | 16.3% | 23.4% |
| 2017/09期 | 26.2% | 19.3% | 25.6% |
| 2018/09期 | 24.1% | 18.4% | 26.5% |
| 2019/09期 | 26.8% | 21.4% | 32.3% |
| 2020/09期 | 27.8% | 22.8% | 34.8% |
| 2021/09期 | 30.0% | 17.3% | 40.4% |
| 2022/09期 | 30.4% | 12.6% | 38.4% |
| 2023/09期 | 26.7% | 12.6% | 29.3% |
| 2024/09期 | 26.2% | 15.5% | 28.7% |
| 2025/09期 | 26.2% | 17.5% | 29.2% |
| 1Q FY2026/9 | 6.6%(累計) | 4.8%(累計) | 31.1% |
同社はソフトウェア開発・運営を主軸とするため原価率が低く、営業利益率が概ね30%前後という非常に高い収益性を維持しています。ROEも長年にわたり20%を超える高い水準を記録しており、少ない自己資本を効率よく活用して利益を稼ぎ出す優れた経営効率を示しています。今後も介護DXの高度化により、利益率のさらなる改善フェーズに入ることが期待されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/09期 | 20.8億円 | 8.4億円 | 5.8億円 | 12.1円 | +10.6% |
| 2022/09期 | 25.0億円 | 9.6億円 | 6.8億円 | 14.4円 | +20.3% |
| 2023/09期 | 37.5億円 | 11.0億円 | 7.6億円 | 16.1円 | +49.7% |
| 2024/09期 | 50.1億円 | 14.4億円 | 9.2億円 | 19.4円 | +33.7% |
| 2025/09期 | 55.0億円 | 16.1億円 | 11.1億円 | 23.4円 | +9.8% |
カナミックネットワークは、医療・介護に特化したSaaSプラットフォーム事業が成長を牽引し、5期連続で増収増益を達成しています。特にDX推進の波に乗り、自治体や医療施設へのクラウド導入が進んだことで、売上高は2021/03期の約20億円から2025/03期には55億円まで拡大しました。2026/3期も成長は続いており、高付加価値なクラウドサービスの提供を通じて業績の最高更新を継続しています。 【1Q 2026/09期実績】売上15億円(通期予想比23%)、営業利益4.6億円(同22%)、純利益3.1億円(同22%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
主力の医療・介護クラウドプラットフォーム事業を核に、AIを活用した議事録作成機能などDXを通じた業務効率化ソリューションで着実に利益を積み上げています。近年は子会社の取得を通じてフィットネス事業など多角化を進めており、リスク分散と成長機会の拡大を図る経営戦略が特徴です。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 56億円 | — | 55億円 | -1.8% |
| 2024期 | 51億円 | — | 50億円 | -1.8% |
| 2023期 | 36億円 | — | 38億円 | +4.2% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 16億円 | — | 16億円 | +0.4% |
| 2024期 | 14億円 | — | 14億円 | +2.8% |
| 2023期 | 12億円 | — | 11億円 | -4.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
明確な中期経営計画は公表していませんが、2026期の業績目標として売上高63.5億円、営業利益20.5億円を掲げています。これは2025期実績からそれぞれ+15.4%、+27.6%と高い成長を目指すものです。過去の業績予想を見ると、売上高は期初予想を若干下回る傾向がある一方、営業利益はほぼ予想通りか上回る精度で着地しており、利益創出能力の高さが伺えます。目標達成には、主力の医療・介護クラウド事業の継続的な拡大と、M&Aで取得したフィットネス事業の収益貢献が鍵となります。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
介護DXを促進するため「AI介護議事録作成」機能をリリースし、現場の業務効率化を支援。
東南アジアでの医療介護展開強化を目的にTHE WORLD MANAGEMENT社を完全子会社化。
主力のクラウドサービスを介護SaaSから介護AISaaSへ進化させ、AIによる現場支援体制を強化。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも1Q FY2026/9末時点
財務健全性は極めて高く、有利子負債ゼロ(無借金経営)という強固な財務体質を長期間維持しています。利益の積み上げにより純資産は2021/03期の約20億円から2025/03期には46億円超まで成長し、自己資本比率も71.1%まで高まりました。潤沢な手元資金を背景に、安定的な事業運営と成長投資の両立が可能な状態を保っています。 【1Q 2026/09期】総資産63億円、純資産46億円、自己資本比率73.1%、有利子負債5.2億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 2.0億円 | ▲1.1億円 | 2.0億円 | 1.0億円 |
| 2017/09期 | 3.5億円 | ▲1.4億円 | ▲3,900万円 | 2.1億円 |
| 2018/09期 | 3.7億円 | ▲1.9億円 | ▲7,400万円 | 1.8億円 |
| 2019/09期 | 5.3億円 | ▲1.4億円 | ▲6,000万円 | 3.9億円 |
| 2020/09期 | 6.3億円 | ▲1.0億円 | ▲4,800万円 | 5.3億円 |
| 2021/09期 | 7.6億円 | ▲2.2億円 | 14.6億円 | 5.4億円 |
| 2022/09期 | 8.0億円 | ▲4.6億円 | 4.9億円 | 3.5億円 |
| 2023/09期 | 14.3億円 | ▲8.4億円 | ▲22.7億円 | 5.9億円 |
| 2024/09期 | 15.1億円 | ▲3.4億円 | ▲6.1億円 | 11.7億円 |
| 2025/09期 | 12.9億円 | ▲7.4億円 | ▲6.5億円 | 5.5億円 |
営業キャッシュフローは本業の好調さを反映し、安定してプラス圏で推移しています。獲得したキャッシュは戦略的な子会社化や事業投資に積極的に充当されており、将来の成長に向けた規律ある資本配分を行っています。結果としてフリーキャッシュフローは恒常的に黒字を維持しており、強固なキャッシュ創出能力が同社の成長の源泉となっています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/09期 | 1.5円 | 40.7% |
| 2017/09期 | 0.8円 | 17.0% |
| 2018/09期 | 0.8円 | 15.0% |
| 2019/09期 | 1円 | 13.4% |
| 2020/09期 | 2円 | 20.4% |
| 2021/09期 | 2.5円 | 20.7% |
| 2022/09期 | 3円 | 20.8% |
| 2023/09期 | 5.5円 | 34.2% |
| 2024/09期 | 6.5円 | 33.5% |
| 2025/09期 | 7.5円 | 32.0% |
| 権利確定月 | 9月 |
同社は成長投資を優先しつつも、配当性向30%程度を目安とした安定的かつ着実な増配を基本方針としています。業績拡大に伴い、2021年3月期の2.5円から2025年3月期の7.5円まで一貫して配当額を引き上げています。株主優待を併用することで、中長期的な視点を持つ株主への還元を強化しています。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は1.44倍と均衡しており、短期的な需給の偏りは見られません。業界平均と比較すると、PERは17.8倍と割安な水準にある一方、PBRは5.26倍とやや割高感があります。これは、同社が少ない自己資本で効率的に利益を生み出している(高ROEである)ことを示唆しています。配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への意識も見られます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 2.5億円 | 8,700万円 | 34.5% |
| 2017/09期 | 3.3億円 | 1.1億円 | 32.4% |
| 2018/09期 | 3.8億円 | 1.2億円 | 32.6% |
| 2019/09期 | 5.4億円 | 1.9億円 | 34.3% |
| 2020/09期 | 6.8億円 | 2.0億円 | 30.2% |
| 2021/09期 | 8.3億円 | 2.5億円 | 30.2% |
| 2022/09期 | 9.8億円 | 3.0億円 | 30.1% |
| 2023/09期 | 11.1億円 | 3.4億円 | 31.1% |
| 2024/09期 | 14.5億円 | 5.3億円 | 36.5% |
| 2025/09期 | 16.1億円 | 5.0億円 | 31.1% |
法人税等の支払額は利益の伸びに伴い、年間約3億〜6億円の規模で推移しています。実効税率は概ね30%前後で安定しており、日本の標準的な税負担水準に従っています。特段の税務上の優遇措置や一時的な影響による大幅な変動は見られず、適正かつ計画的に納税を行っています。
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カナミックネットワーク まとめ
「超高齢社会の『情報格差』を埋める医療・介護DXの黒子が、フィットネスジム買収で健康寿命延伸ビジネスにも進出」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。