創業ストーリー
三井物産出身の寺田親弘がシリコンバレーでの経験を活かし、2007年に創業。「名刺を会社の資産にする」というコンセプトで法人向けクラウド名刺管理サービスの開発を開始しました。
法人向け「Sansan」に加え、個人向け名刺管理アプリ「Eight」をリリース。ビジネスパーソンの名刺管理ニーズを個人レベルでも取り込み、ユーザー基盤を急拡大しました。
2019年6月に東証マザーズ(現グロース)へ上場。公募価格4,500円に対し初値4,760円をつけ、時価総額1,000億円を突破。調達資金を次の柱の開発に投じました。
請求書をオンラインで一括受領・電子化する「Bill One」を提供開始。後のインボイス制度対応の追い風もあり、名刺に次ぐ第2の成長エンジンへと育っていきます。
2021年12月に1株を4株とする株式分割を実施し、個人投資家が投資しやすい環境を整えました(翌2022年に東証プライム市場へ移行)。名刺管理シェアで首位を固めます。
Bill OneやContract Oneの拡大に向けた積極投資により、2023/05期は小幅な純損失に。成長を加速するための「生みの苦しみ」の局面でした。
「Sansan AIエージェント」を発表し、名刺管理からAI活用のビジネスデータベースへ進化を宣言。一方でUnipos株の売却やログミー譲渡など非中核事業を整理し、経営資源を主力に集中させました。
2026/05期は営業利益81.9億円(+192.3%)と利益が一気に跳ね、過去最高を更新。上場以来はじめての配当2.5円と自社株買い20億円に踏み切り、新中期方針で長期営業利益率40%超を掲げました。