JUMP

イオンファンタジー4343

AEON Fantasy Co.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/27
01 / 4 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 5円
安全性
注意
自己資本比率 16.3%
稼ぐ力
高い
ROE 30.9%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが週末に家族でイオンのショッピングセンターへ行ったとき、子供たちが吸い込まれるように向かうゲームセンター、それが「モーリーファンタジー」です。UFOキャッチャーで人気の景品を狙ったり、親子で安心して遊べる室内遊園地「スキッズガーデン」で時間を過ごしたりした経験はありませんか?イオンファンタジーは、まさにあの「こどもたちの夢中な時間」を創り出している会社です。普段のお買い物のついでに立ち寄るあの楽しい空間の裏側で、同社の事業が日本全国、そしてアジアの国々で展開されています。

イオングループのアミューズメント施設運営を担う同社は、コロナ禍からの回復が鮮明です。2025期実績は売上高872.4億円、営業利益43.44億円を達成したものの、最終赤字に着地しました。しかし、2026期は売上高922.0億円、営業利益73.00億円、純利益25.00億円と大幅な増収増益および黒字転換を計画しています。国内のプライズゲーム事業が好調な上、成長市場である中国やASEAN地域への積極出店が今後の成長を牽引する見込みです。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
2月
本社
千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1

サービスの実績は?

872.4億円
連結売上高
2025期実績
+6.7% YoY
43.44億円
連結営業利益
2025期実績
+21.2% YoY
1,824百万円
資本金
2025年2月現在
5
1株当たり配当金
2025期実績
1,146店舗
国内・海外店舗数
2024年2月期末時点
60.47%
イオンによる株式保有比率
2025年8月31日時点
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
30.9%
株主資本の利回り
ROA
4.7%
総資産の活用度
Op. Margin
6.6%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/02期6.0%3.6%4.7%
2017/02期6.7%4.0%5.8%
2018/02期11.1%6.6%8.3%
2019/02期6.5%3.9%6.3%
2020/02期1.2%0.6%4.4%
2021/02期42.1%16.9%16.1%
2022/02期31.3%8.6%5.7%
2023/02期33.8%6.9%1.2%
2024/02期15.8%2.6%4.4%
2025/02期23.6%3.4%5.0%
2026/02期30.9%4.7%6.6%

収益性はコロナ禍で一時的に大幅な悪化を経験しましたが、事業構造改革により着実な改善傾向にあります。2023/03期に営業利益率がプラス転換して以降、売上拡大と販管費の抑制により、2024/03期には営業利益率4.4%、ROE 15.4%まで回復しました。今後は店舗の生産性向上と高利益率業態への転換を通じて、持続的な利益率の維持・向上を目指す段階にあります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/02期461億円74.3億円92.8億円-469.5円-37.3%
2022/02期602億円34.1億円45.1億円-228.1円+30.5%
2023/02期727億円8.5億円33.8億円-170.8円+20.8%
2024/02期818億円35.9億円13.1億円66.5円+12.5%
2025/02期872億円43.4億円18.2億円-91.9円+6.7%

当社の業績は、コロナ禍での店舗休業等の影響で2021/03期および2022/03期に大幅な赤字を計上しましたが、以降は回復基調にあります。国内アミューズメント事業におけるプライズゲームの好調や運営効率の改善が寄与し、2024/03期には営業利益が約35.9億円まで回復し黒字転換を果たしました。現在はアジア各国での展開も含めた収益基盤の強化を進めており、2026/03期期には営業利益73億円という過去水準を上回る成長を見込んでいます。 【2026/02期実績】売上933億円(前期比6.9%)、営業利益61億円、純利益28億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
30.9%
業界平均
11.3%
営業利益率下回る
この会社
6.6%
業界平均
9.6%
自己資本比率下回る
この会社
16.3%
業界平均
53.7%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

7,623万円
取締役5名の合計

EDINET開示情報によると、売上高は900億円規模で推移し、国内外のショッピングモール内での施設展開が主軸です。少子化や消費動向の変化が事業リスクとして挙げられていますが、DXによる生産性向上やグローバル展開によって成長機会を創出しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
売上高は計画に近いものの、利益面での未達が目立ち、業績予想の精度に課題を残す。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2025期~2027期
売上高: 目標 1,000億円 順調 (872.4億円)
87.2%
営業利益: 目標 80億円 やや遅れ (43.44億円)
54.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期867億円872億円+0.6%
2024期862億円818億円-5.1%
2023期789億円727億円-7.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期57億円43億円-23.8%
2024期40億円36億円-10.4%
2023期26億円8億円-69.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024年4月に策定された新中期経営計画では、2027期に売上高1,000億円、営業利益80億円を目標に掲げています。初年度である2025期は売上高こそ計画に近づきましたが、営業利益は目標の54%程度の進捗に留まりました。過去の業績予想を振り返っても、特に利益面で期初予想を下回る傾向が散見されるため、今後の計画達成に向けた実行力と収益性改善が重要な評価ポイントとなります。

どんな話題が多い?

業績・財務45%
DX・新サービス25%
サステナビリティ15%
株主還元・優待15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
38
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 12%
サービス業 450社中 54位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月健康経営認定

「健康経営優良法人2026」に認定され、従業員の健康管理への取り組みが対外的に評価されました。

2026年2月決済DX導入

IoTデバイスとLINEミニアプリを活用した独自の新システムを大型店舗に導入し、業務効率化を推進しています。

2025年10月中間決算好調

2026年2月期中間決算にて、連結経常利益が前年同期比70%増益を達成し、高い収益成長を証明しました。

社長プロフィール

05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率16.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
237億円
借金(有利子負債)
Net Assets
80.1億円
会社の純資産

財務健全性については、負債を活用した積極的な投資フェーズにあります。近年は借入金が増加しており、有利子負債は2025/03期時点で約631億円に達し、自己資本比率は12.3%まで低下しました。積極的な店舗展開やシステム投資のための資金調達が負債増の背景にあり、今後は創出した営業キャッシュフローを原資として財務基盤の安定化を図る見通しです。 【2026/02期】総資産642億円、純資産80億円、自己資本比率16.3%、有利子負債237億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+124億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-109億円
投資に使ったお金
Financing CF
-28.4億円
借入・返済など
Free CF
+14.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/02期81.6億円126億円42.9億円44.1億円
2017/02期103億円76.6億円1.1億円26.9億円
2018/02期107億円114億円5.1億円7.4億円
2019/02期95.9億円121億円18.6億円24.8億円
2020/02期103億円108億円9,600万円5.8億円
2021/02期1.8億円69.6億円84.5億円67.8億円
2022/02期61.8億円70.9億円13.9億円9.2億円
2023/02期90.6億円48.5億円43.8億円42.1億円
2024/02期121億円107億円9,700万円13.3億円
2025/02期124億円109億円28.4億円14.9億円

営業キャッシュフローは事業の回復に伴い順調に拡大しており、2025/03期には123.5億円のプラスを確保しています。一方で、新規出店や設備投資に伴う投資キャッシュフローの支出が継続しており、フリーキャッシュフローは安定的なプラスを維持する構造へと転換しました。稼いだ現金は既存事業の強化や投資回収に充てられ、着実なキャッシュ・マネジメントが実現されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 3名(25.0% 男性 9
25%
75%
監査報酬
5,850万円
連結子会社数
7
設備投資額
150.3億円
平均勤続年数(従業員)
15
臨時従業員数
2823

女性役員比率が25.0%と高く、多様な視点を取り入れた経営体制を構築しています。監査報酬として5,850万円を計上するなど、透明性の高い経営監視と強固なガバナンス体制を整備し、プライム市場上場企業として適切な情報開示を継続しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主74%
浮動株26%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関10.2%
事業法人等63.8%
外国法人等5.9%
個人その他19%
証券会社1.1%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はイオン。

イオン株式会社(11,963,000株)60.49%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,069,000株)5.41%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(708,000株)3.58%
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(271,000株)1.37%
NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB) (常任代理人 野村證券株式会社)(183,000株)0.93%
CACEIS BANK, LUXEM BOURG BRANCH/UCITS-FULL TAX(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(178,000株)0.9%
BNP PARIBAS NEW YORK BRANCH-PRIME BROKERAGE CLEARANCE ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)(126,000株)0.64%
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(126,000株)0.64%
株式会社フジ(114,000株)0.58%
イオンフィナンシャルサービス株式会社(114,000株)0.58%
イオンモール株式会社(114,000株)0.58%

親会社であるイオン株式会社が60.49%の株式を保有しており、グループの強力な経営的影響下にあります。残る株式は信託銀行の信託口など機関投資家が中心であり、安定した資本構成を維持しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1消費税率引き上げに伴うリスク消費税率が引き上げられると個人消費が一時的に落ち込む可能性がありますが、とりわけレジャーや娯楽への支出は最優先で抑えられ、さらに税率が引き上げられた場合は、長期的に抑制される可能性があります
2個人情報の取り扱いに関するリスク当社グループは、一部会員制度の情報など業務上必要な個人情報を保有しております
3その他の法的規制等に関するリスク当社グループの事業内容に関連して、不当景品類及び不当表示防止法、食品衛生法等の法令による規制を受ける場合があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
476万円
従業員数
4,620
平均年齢
44歳
平均年収従業員数前年比
当期476万円4,620-

従業員平均年収は476万円となっており、レジャー業界の平均水準に準拠した構成です。アミューズメント施設運営という労働集約的な事業モデルにおいて、人件費の適切な管理と人材確保のバランスを考慮した水準となっています。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)を見ると、2024期と2025期においてTOPIXを大きくアンダーパフォームしています。これは、コロナ禍からの回復期待で一度上昇した株価が、その後の業績の伸び悩みや利益率の低迷を背景に下落トレンドに入ったことが主な要因です。配当も削減傾向にあり、株価上昇と配当の両面で株主還元が市場平均に劣後する結果となりました。中期経営計画の達成による持続的な成長を示せるかが、今後のTSR改善の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
5
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/02期3039.1%
2017/02期3136.0%
2018/02期4127.1%
2019/02期5052.9%
2020/02期50-
2021/02期30-
2022/02期20-
2023/02期10-
2024/02期1015.0%
2025/02期5-
株主優待
あり
株主優待券および選べる商品
必要株数100株以上(約27.8万円)
金額相当約2,000円相当〜
権利確定月2月・8月

当社は成長投資を優先しつつ、株主への利益還元も重要な課題と認識しています。現在は経営環境の変化を考慮し、将来的な利益成長を見据えた安定的な配当の維持と投資の最適化を両立させる方針です。株主優待制度の拡充により、個人株主の拡大と継続的な関係構築を積極的に進めています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 154.5万円 になりました (54.5万円)
+54.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期138.6万円38.6万円38.6%
2022期109.3万円9.3万円9.3%
2023期152.3万円52.3万円52.3%
2024期129.2万円29.2万円29.2%
2025期154.5万円54.5万円54.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残196,100株
売り残61,800株
信用倍率3.17倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年2月期 第1四半期決算発表2026年7月上旬(予定)
定時株主総会2026年5月(予定)
2026年2月期 本決算発表2026年4月9日

PERは業界平均より割安ですが、PBRは7.09倍と著しく高く、資産効率よりも将来の成長性が株価に織り込まれていることを示唆します。信用買い残が売り残を上回る状況が続いており、短期的な需給はやや緩い状態です。株価は52週安値圏で推移しており、今後の決算発表で示される業績回復の確度が市場の注目点となります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/02期26.3億円11.5億円43.7%
2017/02期35.0億円18.0億円51.5%
2018/02期56.0億円26.1億円46.7%
2019/02期43.0億円24.3億円56.6%
2020/02期23.9億円27.1億円113.6%
2021/02期-77.2億円0円-
2022/02期-33.9億円0円-
2023/02期13.2億円46.9億円356.1%
2024/02期44.9億円31.7億円70.7%
2025/02期34.4億円52.6億円152.8%

赤字期には法人税の支払いは発生しませんでしたが、黒字転換後は繰延税金資産の取り崩しや海外事業の税務影響により、見かけ上の税負担率が高水準で推移しています。これは一時的な会計上の処理による影響が大きく、将来的な税引前利益の拡大とともに実効税率は適正化に向かう見込みです。継続的な納税を通じて社会的な貢献を果たしています。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

イオンファンタジー まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 5円
安全性
注意
自己資本比率 16.3%
稼ぐ力
高い
ROE 30.9%
話題性
好評
ポジ 65%

「『モーリーファンタジー』を武器に、コロナ禍の逆風を乗り越えアジア展開を再加速させるイオングループのエンタメ中核企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU