幼児活動研究会(株)
Youji Corporation
最終更新日: 2026年3月25日
全国の園にスポーツの楽しさを届け、子どもたちの「できた!」を増やすオンリーワン企業
未来を背負う子供たちの為 日本社会 人類世界に貢献する
この会社ってなに?
お子さんが通う幼稚園や保育園で、体操の時間に来てくれる「コスモの先生」が幼児活動研究会の指導員です。正課の体育授業だけでなく、放課後の体操教室・サッカー教室・新体操教室なども運営。さらに幼稚園・保育園の経営コンサルティングも行い、園の運営を多角的にサポートしています。子どもたちの「できた!」という笑顔を生み出す企業です。
幼児活動研究会は1972年設立、全国の幼稚園・保育園に体育指導サービスを提供する教育サービス企業です。「コスモスポーツクラブ」ブランドで正課・課外の体育指導を展開し、独自の「YYプロジェクト」で園児の体力向上を支援。FY2025/3は売上高71億円、営業利益12億円と安定した収益を維持。無借金経営で自己資本比率76%超の堅実な財務基盤を持ち、4期連続増配を実現しています。PER 18.4倍・PBR 1.56倍と成長株として評価されるサービス企業です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都品川区西五反田二丁目11番17号 HI五反田ビル5F
- 公式
- www.youji.co.jp
社長プロフィール
未来を背負う子供たちのため、日本社会・人類世界に貢献する。幼児活動研究会は、体育指導を通じて子どもたちの心と体の成長を支え、幼稚園・保育園とともに「元気な園づくり」を推進してまいります。
この会社のストーリー
山下孝一氏が幼児活動研究会を設立。幼稚園・保育園への体育指導という新しいビジネスモデルを創造した。
課外体育教室「コスモスポーツクラブ」を本格的に全国展開。体操・サッカー・新体操など多彩なプログラムを提供。
ジャスダック証券取引所に上場。資本市場からの調達力を得て、全国の指導体制を一段と強化した。
横峯吉文氏と連携した独自教育「YYプロジェクト」を開始。読み・書き・体操を通じた幼児教育の革新に挑んだ。
新型コロナウイルスの影響で園活動が制限される中、オンライン指導や衛生対策を導入し、事業継続を実現した。
FY2026/3 Q3で経常利益+27%の大幅増益を達成。通期業績予想を上方修正し、成長軌道への回帰を示した。
注目ポイント
有利子負債ゼロの完全無借金経営を継続。自己資本比率76%超、現金92億円を保有する鉄壁の財務基盤。景気変動に強いディフェンシブ銘柄です。
設備をほぼ持たない人材派遣型モデルで、営業利益率は16〜21%とサービス業の中でトップクラス。毎期安定したフリーキャッシュフローを創出しています。
政府の「こども未来戦略」により幼児教育・保育の質向上が重要政策に。体育指導のニーズ拡大が期待され、教育関連銘柄として中長期的な成長が見込めます。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 4.9円 | 11.7% |
| FY2017/3 | 7.5円 | 10.3% |
| FY2018/3 | 10円 | 15.5% |
| FY2019/3 | 13円 | 18.7% |
| FY2020/3 | 15円 | 22.1% |
| FY2021/3 | 15円 | 31.2% |
| FY2022/3 | 19円 | 21.5% |
| FY2023/3 | 22円 | 22.0% |
| FY2024/3 | 23円 | 25.7% |
| FY2025/3 | 24円 | 29.7% |
株主優待制度はありません。
4期連続の増配を継続しており、1株配当はFY2021/3の15円からFY2025/3には24円へと60%増加しています。配当性向は21〜31%と無理のない水準で、無借金経営と潤沢なキャッシュを考慮すると今後も増配余地は十分にあります。配当利回りは1.61%と控えめですが、成長投資との両立が図られています。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
FY2022/3にコロナ禍からの回復で売上高+20%・営業利益3.5倍と大幅増収増益を達成。FY2023/3に営業利益15億円の過去最高益を記録しましたが、FY2024〜2025は人件費増加等により利益は漸減傾向です。FY2026/3は売上高74億円・営業利益12億円を予想し、トップラインの成長継続と利益率の安定化が見込まれています。
事業ごとの売上・利益
全国の幼稚園・保育園への正課体育指導、課外体育教室(コスモスポーツクラブ)、療育事業を展開。売上構成比約89%を占める主力事業。
幼稚園・保育園への経営指導、YYプロジェクトの普及支援、園運営に関するコンサルティングサービス。高利益率のストック型ビジネス。売上構成比約11%。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 7.5% | 4.9% | - |
| FY2022/3 | 12.7% | 8.5% | - |
| FY2023/3 | 13.0% | 8.9% | - |
| FY2024/3 | 10.5% | 7.6% | 19.2% |
| FY2025/3 | 8.8% | 6.5% | 16.5% |
営業利益率はFY2023/3に21.0%と業界屈指の高水準を記録しました。人材派遣型のビジネスモデルのため設備投資が少なく、高い利益率を実現しています。FY2025/3は16.5%に低下しましたが、指導員の待遇改善に伴う人件費増が主因であり、サービス業の中では依然として高水準です。ROEは8〜12%で推移しています。
財務は安全?
有利子負債ゼロの完全無借金経営を継続しており、自己資本比率は68%から76%へと年々向上しています。BPSもFY2021/3の666円からFY2025/3には952円まで着実に増加。現金及び預金は約92億円を保有しており、極めて堅実な財務体質が特徴です。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 5.5億円 | -500万円 | -1.6億円 | 5.5億円 |
| FY2022/3 | 10.4億円 | -600万円 | -1.6億円 | 10.3億円 |
| FY2023/3 | 10.3億円 | -6,300万円 | -2.0億円 | 9.7億円 |
| FY2024/3 | 8.1億円 | 4,100万円 | -2.4億円 | 8.6億円 |
| FY2025/3 | 9.2億円 | -3.6億円 | -2.5億円 | 5.6億円 |
営業キャッシュフローは毎期安定してプラスを維持しており、FY2022〜2023には10億円超を創出しました。投資キャッシュフローは設備をほぼ持たないビジネスモデルのため極めて少額で、フリーキャッシュフローは毎期5〜10億円と潤沢です。財務CFは配当支払いが主体で、安定的なキャッシュ創出力が魅力です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 7.8億円 | 2.5億円 | 32.9% |
| FY2022/3 | 14.0億円 | 4.5億円 | 31.8% |
| FY2023/3 | 14.9億円 | 4.1億円 | 27.6% |
| FY2024/3 | 13.9億円 | 4.2億円 | 30.4% |
| FY2025/3 | 12.4億円 | 3.7億円 | 29.7% |
税引前利益はFY2023/3に約15億円のピークを記録。実効税率は27〜33%の範囲で安定しており、法人税等の負担は標準的な水準です。FY2025/3は約3.7億円の税金を納めています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 530万円 | 575人 | - |
従業員の平均年収は530万円で、平均年齢34.4歳と若い社員が多い組織構成が特徴です。体育指導員が主体のため平均年齢が低く、サービス業としては標準的な給与水準です。平均勤続年数は11.9年と比較的長く、社員の定着率は良好です。
誰がこの会社の株を持ってる?
経営者・創業家が17.2%を保有するオーナー経営企業です。 金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は山下氏・山下氏・山善。
筆頭株主は創業者関連会社の山善(36.68%)で、山下明子氏(9.44%)・山下孝一氏(代表取締役社長・2.82%)と合わせ創業者一族が約49%を保有する典型的なオーナー企業です。コスモ従業員持株会(4.98%)も安定株主として機能しており、光通信(7.49%)やUH Partners 2(10.05%)など事業法人の保有比率が高い安定した株主構成です。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 幼児体育指導関連事業 | 63億円 | 10億円 | 15.9% |
| コンサルティング関連事業 | 8億円 | 2億円 | 25.0% |
幼児体育指導関連事業が売上の約89%を占める主力事業で、コンサルティング関連事業(約11%)が補完的な役割を担います。コンサルティング事業は利益率25%と高収益であり、体育指導との相乗効果で園との長期的なリレーションシップ構築に貢献しています。
この会社のガバナンスは?
取締役・監査役10名中、女性が1名(10.0%)を占めています。代表取締役社長の山下孝一氏は1972年の創業以来経営を率いるオーナー経営者です。設備投資は年間5,000万円と少額で、人材が最大の経営資源であるビジネスモデルの特徴を反映しています。平均勤続年数11.9年と社員の定着率は良好です。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
幼児活動研究会のTSRは5年間で181.6%と着実に上昇していますが、TOPIX(213.4%)にはやや劣後しています。ただし、無借金経営・高営業利益率・4期連続増配という安定性を考慮すると、ボラティリティの低さが魅力のディフェンシブ銘柄としてのポジションです。今後の少子化対策政策が追い風となる可能性があります。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 128.0万円 | +28.0万円 | 28.0% |
| FY2022 | 140.9万円 | +40.9万円 | 40.9% |
| FY2023 | 166.6万円 | +66.6万円 | 66.6% |
| FY2024 | 178.5万円 | +78.5万円 | 78.5% |
| FY2025 | 181.6万円 | +81.6万円 | 81.6% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER 18.4倍は教育サービス業界の平均(約20倍)をやや下回る水準で、成長性を考慮するとまだ割安感があります。PBR 1.56倍は純資産の成長を反映した適正水準です。信用買い残は30,800株と少なく、需給面での重荷は限定的です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
FY2026/3 Q3累計で経常利益+27.2%の大幅増益。通期業績予想も上方修正し、株価は1,500円台に上昇。
FY2025/3の通期決算を発表。売上高71億円・営業利益12億円で着地。4期連続増配(24円)を決定。
東洋経済の「営業利益率の大きい保育関連銘柄ランキング」で上位にランクイン。教育サービス株として再評価。
最新ニュース
幼児活動研究会(株) まとめ
ひとめ診断
「全国の幼稚園・保育園に体育指導を届ける、子どもの未来を育むスタンダード企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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