2152スタンダード

幼児活動研究会(株)

Youji Corporation

最終更新日: 2026年3月25日

ROE8.8%
BPS951.5円
自己資本比率72.9%
FY2025/3 有報データ

全国の園にスポーツの楽しさを届け、子どもたちの「できた!」を増やすオンリーワン企業

未来を背負う子供たちの為 日本社会 人類世界に貢献する

この会社ってなに?

お子さんが通う幼稚園や保育園で、体操の時間に来てくれる「コスモの先生」が幼児活動研究会の指導員です。正課の体育授業だけでなく、放課後の体操教室・サッカー教室・新体操教室なども運営。さらに幼稚園・保育園の経営コンサルティングも行い、園の運営を多角的にサポートしています。子どもたちの「できた!」という笑顔を生み出す企業です。

幼児活動研究会は1972年設立、全国の幼稚園・保育園に体育指導サービスを提供する教育サービス企業です。「コスモスポーツクラブ」ブランドで正課・課外の体育指導を展開し、独自の「YYプロジェクト」で園児の体力向上を支援。FY2025/3は売上高71億円、営業利益12億円と安定した収益を維持。無借金経営で自己資本比率76%超の堅実な財務基盤を持ち、4期連続増配を実現しています。PER 18.4倍・PBR 1.56倍と成長株として評価されるサービス企業です。

サービス業スタンダード市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
東京都品川区西五反田二丁目11番17号 HI五反田ビル5F
公式
www.youji.co.jp

社長プロフィール

山下 孝一
代表取締役社長
創業オーナー経営者
未来を背負う子供たちのため、日本社会・人類世界に貢献する。幼児活動研究会は、体育指導を通じて子どもたちの心と体の成長を支え、幼稚園・保育園とともに「元気な園づくり」を推進してまいります。

この会社のストーリー

1972
幼児活動研究会を設立

山下孝一氏が幼児活動研究会を設立。幼稚園・保育園への体育指導という新しいビジネスモデルを創造した。

1985
コスモスポーツクラブを全国展開

課外体育教室「コスモスポーツクラブ」を本格的に全国展開。体操・サッカー・新体操など多彩なプログラムを提供。

2004
ジャスダック市場に上場

ジャスダック証券取引所に上場。資本市場からの調達力を得て、全国の指導体制を一段と強化した。

2010
YYプロジェクト始動

横峯吉文氏と連携した独自教育「YYプロジェクト」を開始。読み・書き・体操を通じた幼児教育の革新に挑んだ。

2020
コロナ禍への対応

新型コロナウイルスの影響で園活動が制限される中、オンライン指導や衛生対策を導入し、事業継続を実現した。

2026
Q3決算で大幅増益・上方修正

FY2026/3 Q3で経常利益+27%の大幅増益を達成。通期業績予想を上方修正し、成長軌道への回帰を示した。

注目ポイント

無借金経営×自己資本比率76%

有利子負債ゼロの完全無借金経営を継続。自己資本比率76%超、現金92億円を保有する鉄壁の財務基盤。景気変動に強いディフェンシブ銘柄です。

営業利益率16〜21%の高収益体質

設備をほぼ持たない人材派遣型モデルで、営業利益率は16〜21%とサービス業の中でトップクラス。毎期安定したフリーキャッシュフローを創出しています。

少子化対策の追い風

政府の「こども未来戦略」により幼児教育・保育の質向上が重要政策に。体育指導のニーズ拡大が期待され、教育関連銘柄として中長期的な成長が見込めます。

サービスの実績は?

24
1株当たり配当金
FY2025実績
+4.3% YoY
16.5%
営業利益率
FY2025実績
76.2%
自己資本比率
FY2025実績
575
従業員数
2025年3月時点

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓(FY2025は人件費増加により営業利益率が低下したが、Q3決算では改善傾向)
配当
少なめ
1株 24円
安全性
安定
自己資本比率 72.9%(有利子負債ゼロ、自己資本比率76%超の超健全財務)
稼ぐ力
普通
ROE 8.8%
話題性
好評
ポジティブ 50%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
24
方針: 安定配当を基本とし、業績に応じた利益還元
1株配当配当性向
FY2016/34.911.7%
FY2017/37.510.3%
FY2018/31015.5%
FY2019/31318.7%
FY2020/31522.1%
FY2021/31531.2%
FY2022/31921.5%
FY2023/32222.0%
FY2024/32325.7%
FY2025/32429.7%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

4期連続の増配を継続しており、1株配当はFY2021/3の15円からFY2025/3には24円へと60%増加しています。配当性向は21〜31%と無理のない水準で、無借金経営と潤沢なキャッシュを考慮すると今後も増配余地は十分にあります。配当利回りは1.61%と控えめですが、成長投資との両立が図られています。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
8.8%
業界平均
12.4%
営業利益率上回る
この会社
16.5%
業界平均
11.8%
自己資本比率上回る
この会社
72.9%
業界平均
51.3%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/366.2億円
FY2023/369.2億円
FY2024/369.5億円
FY2025/370.7億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/313.4億円
FY2025/311.6億円

FY2022/3にコロナ禍からの回復で売上高+20%・営業利益3.5倍と大幅増収増益を達成。FY2023/3に営業利益15億円の過去最高益を記録しましたが、FY2024〜2025は人件費増加等により利益は漸減傾向です。FY2026/3は売上高74億円・営業利益12億円を予想し、トップラインの成長継続と利益率の安定化が見込まれています。

事業ごとの売上・利益

幼児体育指導関連事業
63億円88.7%)
コンサルティング関連事業
8億円11.3%)
幼児体育指導関連事業63億円
利益: 10億円利益率: 15.9%

全国の幼稚園・保育園への正課体育指導、課外体育教室(コスモスポーツクラブ)、療育事業を展開。売上構成比約89%を占める主力事業。

コンサルティング関連事業8億円
利益: 2億円利益率: 25.0%

幼稚園・保育園への経営指導、YYプロジェクトの普及支援、園運営に関するコンサルティングサービス。高利益率のストック型ビジネス。売上構成比約11%。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
16.5%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/37.5%4.9%-
FY2022/312.7%8.5%-
FY2023/313.0%8.9%-
FY2024/310.5%7.6%19.2%
FY2025/38.8%6.5%16.5%

営業利益率はFY2023/3に21.0%と業界屈指の高水準を記録しました。人材派遣型のビジネスモデルのため設備投資が少なく、高い利益率を実現しています。FY2025/3は16.5%に低下しましたが、指導員の待遇改善に伴う人件費増が主因であり、サービス業の中では依然として高水準です。ROEは8〜12%で推移しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率72.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
103億円

有利子負債ゼロの完全無借金経営を継続しており、自己資本比率は68%から76%へと年々向上しています。BPSもFY2021/3の666円からFY2025/3には952円まで着実に増加。現金及び預金は約92億円を保有しており、極めて堅実な財務体質が特徴です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+9.2億円
営業CF
投資に使ったお金
-3.6億円
投資CF
借入・返済など
-2.5億円
財務CF
手元に残ったお金
+5.6億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/35.5億円-500万円-1.6億円5.5億円
FY2022/310.4億円-600万円-1.6億円10.3億円
FY2023/310.3億円-6,300万円-2.0億円9.7億円
FY2024/38.1億円4,100万円-2.4億円8.6億円
FY2025/39.2億円-3.6億円-2.5億円5.6億円

営業キャッシュフローは毎期安定してプラスを維持しており、FY2022〜2023には10億円超を創出しました。投資キャッシュフローは設備をほぼ持たないビジネスモデルのため極めて少額で、フリーキャッシュフローは毎期5〜10億円と潤沢です。財務CFは配当支払いが主体で、安定的なキャッシュ創出力が魅力です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1少子化の進行による対象園児数の減少リスク
2幼稚園・保育園の統廃合による契約先減少リスク
3指導員の人材確保・離職リスク(体育指導員の採用競争激化)
4新型感染症等による園活動の制限リスク
5保育無償化等の制度変更に伴う園経営環境の変化リスク
6創業者一族への経営依存リスク(オーナー企業特有のガバナンスリスク)

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/37.8億円2.5億円32.9%
FY2022/314.0億円4.5億円31.8%
FY2023/314.9億円4.1億円27.6%
FY2024/313.9億円4.2億円30.4%
FY2025/312.4億円3.7億円29.7%

税引前利益はFY2023/3に約15億円のピークを記録。実効税率は27〜33%の範囲で安定しており、法人税等の負担は標準的な水準です。FY2025/3は約3.7億円の税金を納めています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
530万円
従業員数
575
平均年齢
34.4歳
平均年収従業員数前年比
当期530万円575-

従業員の平均年収は530万円で、平均年齢34.4歳と若い社員が多い組織構成が特徴です。体育指導員が主体のため平均年齢が低く、サービス業としては標準的な給与水準です。平均勤続年数は11.9年と比較的長く、社員の定着率は良好です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主77%
浮動株23%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関1.4%
事業法人等58.4%
外国法人等0.2%
個人その他39.4%
証券会社0.6%

経営者・創業家が17.2%を保有するオーナー経営企業です。 金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は山下氏・山下氏・山善。

株式会社山善(3,962,000株)36.68%
株式会社UH Partners 2(1,085,300株)10.05%
山 下 明 子(1,020,160株)9.44%
光通信株式会社(808,800株)7.49%
コスモ従業員持株会(538,408株)4.98%
山 下 孝 一(304,560株)2.82%
株式会社エスアイエル(263,700株)2.44%
株式会社UH Partners 3(257,600株)2.38%
アイザワ証券グループ株式会社(208,000株)1.93%
東京中小企業投資育成株式会社(200,000株)1.85%

筆頭株主は創業者関連会社の山善(36.68%)で、山下明子氏(9.44%)・山下孝一氏(代表取締役社長・2.82%)と合わせ創業者一族が約49%を保有する典型的なオーナー企業です。コスモ従業員持株会(4.98%)も安定株主として機能しており、光通信(7.49%)やUH Partners 2(10.05%)など事業法人の保有比率が高い安定した株主構成です。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億6,800万円
取締役6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
幼児体育指導関連事業63億円10億円15.9%
コンサルティング関連事業8億円2億円25.0%

幼児体育指導関連事業が売上の約89%を占める主力事業で、コンサルティング関連事業(約11%)が補完的な役割を担います。コンサルティング事業は利益率25%と高収益であり、体育指導との相乗効果で園との長期的なリレーションシップ構築に貢献しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
設備投資額
5,000万円
平均勤続年数(従業員)
11.9
臨時従業員数
6

取締役・監査役10名中、女性が1名(10.0%)を占めています。代表取締役社長の山下孝一氏は1972年の創業以来経営を率いるオーナー経営者です。設備投資は年間5,000万円と少額で、人材が最大の経営資源であるビジネスモデルの特徴を反映しています。平均勤続年数11.9年と社員の定着率は良好です。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

幼児活動研究会のTSRは5年間で181.6%と着実に上昇していますが、TOPIX(213.4%)にはやや劣後しています。ただし、無借金経営・高営業利益率・4期連続増配という安定性を考慮すると、ボラティリティの低さが魅力のディフェンシブ銘柄としてのポジションです。今後の少子化対策政策が追い風となる可能性があります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+81.6%
100万円 →181.6万円
81.6万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021128.0万円+28.0万円28.0%
FY2022140.9万円+40.9万円40.9%
FY2023166.6万円+66.6万円66.6%
FY2024178.5万円+78.5万円78.5%
FY2025181.6万円+81.6万円81.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残30,800株
売り残0株
信用倍率-
3/13時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

PER 18.4倍は教育サービス業界の平均(約20倍)をやや下回る水準で、成長性を考慮するとまだ割安感があります。PBR 1.56倍は純資産の成長を反映した適正水準です。信用買い残は30,800株と少なく、需給面での重荷は限定的です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
20
前月比 +3.5%
メディア数
12
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 40%
サービス業(教育関連)中位
報道のトーン
50%
好意的
45%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算45%
少子化・教育政策25%
株主構成・ガバナンス15%
その他15%

最近の出来事

2026年1月好決算・上方修正

FY2026/3 Q3累計で経常利益+27.2%の大幅増益。通期業績予想も上方修正し、株価は1,500円台に上昇。

2025年5月通期決算発表

FY2025/3の通期決算を発表。売上高71億円・営業利益12億円で着地。4期連続増配(24円)を決定。

2024年4月四季報で注目

東洋経済の「営業利益率の大きい保育関連銘柄ランキング」で上位にランクイン。教育サービス株として再評価。

幼児活動研究会(株) まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓(FY2025は人件費増加により営業利益率が低下したが、Q3決算では改善傾向)
配当
少なめ
1株 24円
安全性
安定
自己資本比率 72.9%(有利子負債ゼロ、自己資本比率76%超の超健全財務)
稼ぐ力
普通
ROE 8.8%
話題性
好評
ポジティブ 50%

「全国の幼稚園・保育園に体育指導を届ける、子どもの未来を育むスタンダード企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU