幼児活動研究会(株)2152
Youji Corporation
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
お子さんが通う幼稚園や保育園で、体操の時間に来てくれる「コスモの先生」が幼児活動研究会の指導員です。正課の体育授業だけでなく、放課後の体操教室・サッカー教室・新体操教室なども運営。さらに幼稚園・保育園の経営コンサルティングも行い、園の運営を多角的にサポートしています。子どもたちの「できた!」という笑顔を生み出す企業です。
幼児活動研究会は1972年設立、全国の幼稚園・保育園に体育指導サービスを提供する教育サービス企業です。「コスモスポーツクラブ」ブランドで正課・課外の体育指導を展開し、独自の「YYプロジェクト」で園児の体力向上を支援。2025/03期は売上高71億円、営業利益12億円と安定した収益を維持。無借金経営で自己資本比率76%超の堅実な財務基盤を持ち、4期連続増配を実現しています。PER 18.4倍・PBR 1.56倍と成長株として評価されるサービス企業です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都品川区西五反田二丁目11番17号 HI五反田ビル5F
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
事業ごとの売上・利益
全国の幼稚園・保育園への正課体育指導、課外体育教室(コスモスポーツクラブ)、療育事業を展開。売上構成比約89%を占める主力事業。
幼稚園・保育園への経営指導、YYプロジェクトの普及支援、園運営に関するコンサルティングサービス。高利益率のストック型ビジネス。売上構成比約11%。
稼ぐ力はどのくらい?
2025/03期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/03期 | 10.3% | 6.1% | 13.4% |
| 2017/03期 | 16.2% | 10.1% | 15.3% |
| 2018/03期 | 12.3% | 8.2% | 16.6% |
| 2019/03期 | 11.9% | 8.2% | 18.5% |
| 2020/03期 | 11.4% | 7.8% | 16.7% |
| 2021/03期 | 7.5% | 5.1% | 6.8% |
| 2022/03期 | 12.6% | 8.8% | 20.0% |
| 2023/03期 | 13.0% | 9.3% | 21.0% |
| 2024/03期 | 10.5% | 7.8% | 19.2% |
| 2025/03期 | 8.8% | 6.6% | 16.5% |
| 3Q 2026/03期 | 9.0%(累計) | 6.7%(累計) | 17.9% |
営業利益率は2023/03期に21.0%と業界屈指の高水準を記録しました。人材派遣型のビジネスモデルのため設備投資が少なく、高い利益率を実現しています。2025/03期は16.5%に低下しましたが、指導員の待遇改善に伴う人件費増が主因であり、サービス業の中では依然として高水準です。ROEは8〜12%で推移しています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 55.0億円 | 3.8億円 | 5.2億円 | 48.1円 | -18.3% |
| 2022/03期 | 66.1億円 | 13.3億円 | 9.5億円 | 88.4円 | +20.3% |
| 2023/03期 | 69.2億円 | 14.5億円 | 10.8億円 | 100.0円 | +4.6% |
| 2024/03期 | 69.5億円 | 13.4億円 | 9.7億円 | 89.3円 | +0.5% |
| 2025/03期 | 70.7億円 | 11.6億円 | 8.7億円 | 80.8円 | +1.8% |
2022/03期にコロナ禍からの回復で売上高+20%・営業利益3.5倍と大幅増収増益を達成。2023/03期に営業利益15億円の過去最高益を記録しましたが、2024期〜2025は人件費増加等により利益は漸減傾向です。2026/03期は売上高74億円・営業利益12億円を予想し、トップラインの成長継続と利益率の安定化が見込まれています。 【3Q 2026/03期実績】売上5.5兆円(通期予想比74403%)、営業利益9876億円(同82304%)、純利益9144億円(同104382%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 幼児体育指導関連事業 | 63億円 | 10億円 | 15.9% |
| コンサルティング関連事業 | 8億円 | 2億円 | 25.0% |
幼児体育指導関連事業が売上の約89%を占める主力事業で、コンサルティング関連事業(約11%)が補完的な役割を担います。コンサルティング事業は利益率25%と高収益であり、体育指導との相乗効果で園との長期的なリレーションシップ構築に貢献しています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2026/03期 Q3累計で経常利益+27.2%の大幅増益。通期業績予想も上方修正し、株価は1,500円台に上昇。
2025/03期の通期決算を発表。売上高71億円・営業利益12億円で着地。4期連続増配(24円)を決定。
東洋経済の「営業利益率の大きい保育関連銘柄ランキング」で上位にランクイン。教育サービス株として再評価。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q 2026/03期末時点
有利子負債ゼロの完全無借金経営を継続しており、自己資本比率は68%から76%へと年々向上しています。BPSも2021/03期の666円から2025/03期には952円まで着実に増加。現金及び預金は約92億円を保有しており、極めて堅実な財務体質が特徴です。 【3Q 2026/03期】総資産13.9兆円、純資産10.8兆円、自己資本比率75.3%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/03期 | 5.6億円 | 2,000万円 | ▲6,900万円 | 5.8億円 |
| 2017/03期 | 8.2億円 | ▲14.4億円 | ▲8,100万円 | ▲6.2億円 |
| 2018/03期 | 6.7億円 | 1.1億円 | ▲8,800万円 | 7.8億円 |
| 2019/03期 | 9.3億円 | ▲6,000万円 | ▲1.2億円 | 8.7億円 |
| 2020/03期 | 12.2億円 | ▲1.0億円 | ▲13.7億円 | 11.2億円 |
| 2021/03期 | 5.5億円 | ▲400万円 | ▲1.6億円 | 5.5億円 |
| 2022/03期 | 10.4億円 | ▲500万円 | ▲1.6億円 | 10.3億円 |
| 2023/03期 | 10.3億円 | ▲6,200万円 | ▲2.0億円 | 9.7億円 |
| 2024/03期 | 8.1億円 | 4,100万円 | ▲2.4億円 | 8.6億円 |
| 2025/03期 | 9.2億円 | ▲3.6億円 | ▲2.5億円 | 5.6億円 |
営業キャッシュフローは毎期安定してプラスを維持しており、2022期〜2023には10億円超を創出しました。投資キャッシュフローは設備をほぼ持たないビジネスモデルのため極めて少額で、フリーキャッシュフローは毎期5〜10億円と潤沢です。財務CFは配当支払いが主体で、安定的なキャッシュ創出力が魅力です。
この会社のガバナンスは?
取締役・監査役10名中、女性が1名(10.0%)を占めています。代表取締役社長の山下孝一氏は1972年の創業以来経営を率いるオーナー経営者です。設備投資は年間5,000万円と少額で、人材が最大の経営資源であるビジネスモデルの特徴を反映しています。平均勤続年数11.9年と社員の定着率は良好です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 530万円 | 575人 | - |
従業員の平均年収は530万円で、平均年齢34.4歳と若い社員が多い組織構成が特徴です。体育指導員が主体のため平均年齢が低く、サービス業としては標準的な給与水準です。平均勤続年数は11.9年と比較的長く、社員の定着率は良好です。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
幼児活動研究会のTSRは5年間で181.6%と着実に上昇していますが、TOPIX(213.4%)にはやや劣後しています。ただし、無借金経営・高営業利益率・4期連続増配という安定性を考慮すると、ボラティリティの低さが魅力のディフェンシブ銘柄としてのポジションです。今後の少子化対策政策が追い風となる可能性があります。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 4.9円 | 11.7% |
| 2017/03期 | 7.5円 | 10.3% |
| 2018/03期 | 10円 | 15.5% |
| 2019/03期 | 13円 | 18.7% |
| 2020/03期 | 15円 | 22.1% |
| 2021/03期 | 15円 | 31.2% |
| 2022/03期 | 19円 | 21.5% |
| 2023/03期 | 22円 | 22.0% |
| 2024/03期 | 23円 | 25.7% |
| 2025/03期 | 24円 | 29.7% |
株主優待制度はありません。
4期連続の増配を継続しており、1株配当は2021/03期の15円から2025/03期には24円へと60%増加しています。配当性向は21〜31%と無理のない水準で、無借金経営と潤沢なキャッシュを考慮すると今後も増配余地は十分にあります。配当利回りは1.61%と控えめですが、成長投資との両立が図られています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 128.0万円 | 28.0万円 | 28.0% |
| 2022期 | 140.9万円 | 40.9万円 | 40.9% |
| 2023期 | 166.6万円 | 66.6万円 | 66.6% |
| 2024期 | 178.5万円 | 78.5万円 | 78.5% |
| 2025期 | 181.6万円 | 81.6万円 | 81.6% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER 18.4倍は教育サービス業界の平均(約20倍)をやや下回る水準で、成長性を考慮するとまだ割安感があります。PBR 1.56倍は純資産の成長を反映した適正水準です。信用買い残は30,800株と少なく、需給面での重荷は限定的です。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/03期 | 8.6億円 | 3.8億円 | 43.6% |
| 2017/03期 | 10.2億円 | 1.7億円 | 16.9% |
| 2018/03期 | 11.2億円 | 3.6億円 | 32.2% |
| 2019/03期 | 12.8億円 | 4.6億円 | 35.9% |
| 2020/03期 | 11.4億円 | 3.6億円 | 31.4% |
| 2021/03期 | 7.8億円 | 2.6億円 | 33.0% |
| 2022/03期 | 14.0億円 | 4.5億円 | 31.8% |
| 2023/03期 | 14.9億円 | 4.1億円 | 27.6% |
| 2024/03期 | 13.9億円 | 4.2億円 | 30.4% |
| 2025/03期 | 12.4億円 | 3.7億円 | 29.7% |
税引前利益は2023/03期に約15億円のピークを記録。実効税率は27〜33%の範囲で安定しており、法人税等の負担は標準的な水準です。2025/03期は約3.7億円の税金を納めています。
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幼児活動研究会(株) まとめ
「全国の幼稚園・保育園に体育指導を届ける、子どもの未来を育むスタンダード企業」
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