インテージホールディングス4326
INTAGE HOLDINGS Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたがコンビニで新商品のお菓子を手に取るとき、その商品が棚に並ぶまでには、インテージのような会社の調査が深く関わっています。メーカーは「どんな味なら売れるか」「どんなパッケージが魅力的か」を知るために、同社のサービスを利用して消費者の本音を集めています。また、あなたが普段見ているテレビCMが、本当に効果があったのかを測定するのも同社の仕事です。つまり、世の中のあらゆる商品やサービスが、より私たちの生活にフィットするよう、裏側で膨大なデータを分析・提供している会社なのです。
マーケティングリサーチ国内最大手のインテージHDは、NTTドコモ傘下でのシナジー創出を目指す変革期にあります。2025期の業績は売上高655.7億円、営業利益42.41億円と安定成長を維持。現在は第14次中期経営計画を推進中で、最終年度の2026期には売上高700億円、営業利益56億円という意欲的な目標を掲げています。ドコモの顧客基盤と自社の分析力を掛け合わせ、データ活用ビジネスでの飛躍的成長を実現できるかが投資家の最大の注目点です。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 6月
- 本社
- 東京都千代田区神田練塀町3番地 インテージ秋葉原ビル
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 10.9% | 6.3% | 8.5% |
| 2017/06期 | 12.7% | 7.6% | 8.9% |
| 2018/06期 | 11.9% | 7.6% | 8.0% |
| 2019/06期 | 10.1% | 6.6% | 7.9% |
| 2020/06期 | 5.9% | 3.9% | 5.7% |
| 2021/06期 | 11.5% | 7.8% | 7.7% |
| 2022/06期 | 11.2% | 7.5% | 7.7% |
| 2023/06期 | 11.3% | 7.8% | 6.2% |
| 2024/06期 | 7.7% | 5.5% | 5.2% |
| 2025/06期 | 10.7% | 7.6% | 6.5% |
| 2Q FY2026/6 | 3.7%(累計) | 2.6%(累計) | 7.5% |
営業利益率は2024/03期期に一時5.2%まで低下しましたが、経営効率化と高付加価値サービスへのシフトにより、2025/03期期には6.5%まで回復しました。ROE(自己資本利益率)も10%台の水準を維持しており、効率的な資本活用がなされています。今後もデジタル基盤を活用したデータビジネスの成長により、さらなる収益性の向上が期待されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/06期 | 576億円 | 44.2億円 | 33.7億円 | 84.4円 | -13.9% |
| 2022/06期 | 602億円 | 46.5億円 | 34.2億円 | 86.3円 | +4.6% |
| 2023/06期 | 614億円 | 37.9億円 | 35.0億円 | 91.2円 | +1.9% |
| 2024/06期 | 633億円 | 32.9億円 | 24.6億円 | 64.5円 | +3.1% |
| 2025/06期 | 656億円 | 42.4億円 | 35.0億円 | 91.8円 | +3.6% |
売上高はデジタルマーケティング支援事業の拡大を背景に堅調に推移しており、2026/03期期には700億円の到達を見込んでいます。営業利益については、前期までの構造改革費用の影響から回復基調にあり、第14次中期経営計画の目標達成に向けた収益力の改善が鮮明です。純利益は一時的な税務要因等で変動があるものの、本業の稼ぐ力は着実に向上しています。 【2Q 2026/06期実績】売上317億円(通期予想比45%)、営業利益24億円(同42%)、純利益12億円(同38%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINET開示情報によれば、主力事業である「消費財・サービス」および「ヘルスケア」のリサーチ分野が安定した収益源となっており、NTTドコモとのデータ連携による新規ビジネスの拡大が今後の成長を牽引する計画です。リスク要因としては、市場調査需要の景気変動への依存や、デジタル変革に伴う競合他社との競争激化が挙げられます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 680億円 | — | 656億円 | -3.6% |
| 2024期 | 645億円 | — | 633億円 | -1.9% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 38億円 | — | 42億円 | +11.6% |
| 2024期 | 40億円 | — | 33億円 | -17.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の第14次中期経営計画では、最終年度2026期に売上高700億円、営業利益56億円を目標としています。NTTドコモとの連携を軸に、データとテクノロジーを融合させた高付加価値サービスへの転換を目指しています。直近の2025期実績では、売上高は目標に対して進捗率93.7%とややビハインドですが、営業利益は計画を上回るペースで推移しており、収益性改善の兆しが見られます。計画達成の鍵は、ドコモの巨大な顧客データを活用した新サービスの収益化が握っています。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
第2四半期決算にて大幅な増益を達成し、収益性向上の進捗が評価されました。
NTT Sports Xとのネイビーパートナーシップを締結し、データ活用領域の拡大を図りました。
インテージヘルスケアがSQREEMと業務提携し、AIを活用したデジタルマーケティング強化を推進しました。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
自己資本比率は70%を超えて推移しており、極めて強固な財務体質を構築しています。調査の結果、有利子負債は実質的にゼロの無借金経営を継続しており、安定した財務基盤が強みです。潤沢な純資産を背景に、さらなる成長投資や株主還元を柔軟に実施できる体制が整っています。 【2Q 2026/06期】総資産472億円、純資産338億円、自己資本比率70.3%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 17.1億円 | 17.9億円 | 15.7億円 | 7,800万円 |
| 2017/06期 | 40.7億円 | 21.1億円 | 13.0億円 | 19.6億円 |
| 2018/06期 | 31.9億円 | 24.1億円 | 4.0億円 | 7.7億円 |
| 2019/06期 | 42.8億円 | 40.9億円 | 5,800万円 | 1.9億円 |
| 2020/06期 | 70.3億円 | 14.0億円 | 55.2億円 | 56.3億円 |
| 2021/06期 | 48.5億円 | 12.4億円 | 13.5億円 | 36.0億円 |
| 2022/06期 | 33.9億円 | 6.3億円 | 28.5億円 | 27.6億円 |
| 2023/06期 | 26.9億円 | 6.2億円 | 39.5億円 | 20.7億円 |
| 2024/06期 | 19.7億円 | 7.0億円 | 21.6億円 | 12.7億円 |
| 2025/06期 | 64.3億円 | 9.1億円 | 27.3億円 | 73.4億円 |
営業キャッシュフローは本業の安定収益により概ね黒字を維持しており、潤沢な営業活動によるキャッシュ創出能力を有しています。2025/03期期には投資有価証券の売却等により投資キャッシュフローがプラスに転じ、フリーキャッシュフローが大幅に増加しました。得られた資金を積極的に配当や自己株式の取得へ充てることで、継続的な株主還元を実現しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/06期 | 16.2円 | 27.9% |
| 2017/06期 | 17.4円 | 24.3% |
| 2018/06期 | 20円 | 26.3% |
| 2019/06期 | 22円 | 31.7% |
| 2020/06期 | 30円 | 71.4% |
| 2021/06期 | 35円 | 41.5% |
| 2022/06期 | 38円 | 44.0% |
| 2023/06期 | 42円 | 46.0% |
| 2024/06期 | 43円 | 66.7% |
| 2025/06期 | 45円 | 49.0% |
| 権利確定月 | 6月 |
配当方針として持続的な利益成長に応じた株主還元を重視しており、配当性向の目標を掲げながら安定的な増配を継続しています。強固な財務体質を活かし、業績動向を見極めつつバランスの良い還元を追求しています。今後も配当と株主優待を組み合わせた総合的な利回り向上を目指す方針です。
株の売買状況と今後の予定
同業他社比較では、PER・PBRともに業界平均を下回っており、割安感があると言えます。一方で配当利回りは平均より高く、株主還元への意識が評価できます。信用取引では売り残が買い残を上回る「貸借倍率0.68倍」となっており、将来の株価下落を見込む投資家が比較的多い状況ですが、これは将来的な買い戻し圧力(踏み上げ)の要因にもなり得ます。今後の決算発表でドコモとのシナジー効果が示されれば、需給関係が改善する可能性があります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/06期 | 39.5億円 | 16.2億円 | 41.1% |
| 2017/06期 | 43.9億円 | 15.2億円 | 34.6% |
| 2018/06期 | 43.1億円 | 12.6億円 | 29.3% |
| 2019/06期 | 42.1億円 | 13.6億円 | 32.2% |
| 2020/06期 | 37.4億円 | 20.6億円 | 55.0% |
| 2021/06期 | 50.8億円 | 17.1億円 | 33.6% |
| 2022/06期 | 49.5億円 | 15.3億円 | 31.0% |
| 2023/06期 | 40.7億円 | 5.7億円 | 13.9% |
| 2024/06期 | 35.4億円 | 10.9億円 | 30.7% |
| 2025/06期 | 41.3億円 | 6.3億円 | 15.2% |
法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動して推移していますが、一部の会計年度では税効果会計や繰越欠損金の活用等により実効税率が標準的な税率を下回るケースが見られます。2023/03期期および2025/03期期は特有の税務調整により低水準となりました。2026/03期期予想では、通常の税負担率を前提とした計上を見込んでいます。
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インテージホールディングス まとめ
「国内No.1の市場調査会社が、NTTドコモの巨大データと融合し『最強のマーケティング頭脳』へ変貌中」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。