4326プライム

インテージホールディングス

INTAGE HOLDINGS Inc.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE10.5%
BPS867.5円
自己資本比率70.6%
FY2025/3 有報データ

データで市場の"今"と"未来"を描く、マーケティングリサーチのリーディングカンパニー

データとテクノロジーの力で人々の暮らしや社会を豊かにし、あらゆるお客様にとっての『No.1パートナー』となることを目指します。

この会社ってなに?

あなたがコンビニで新商品のお菓子を手に取るとき、その商品が棚に並ぶまでには、インテージのような会社の調査が深く関わっています。メーカーは「どんな味なら売れるか」「どんなパッケージが魅力的か」を知るために、同社のサービスを利用して消費者の本音を集めています。また、あなたが普段見ているテレビCMが、本当に効果があったのかを測定するのも同社の仕事です。つまり、世の中のあらゆる商品やサービスが、より私たちの生活にフィットするよう、裏側で膨大なデータを分析・提供している会社なのです。

マーケティングリサーチ国内最大手のインテージHDは、NTTドコモ傘下でのシナジー創出を目指す変革期にあります。FY2025の業績は売上高655.7億円、営業利益42.41億円と安定成長を維持。現在は第14次中期経営計画を推進中で、最終年度のFY2026には売上高700億円、営業利益56億円という意欲的な目標を掲げています。ドコモの顧客基盤と自社の分析力を掛け合わせ、データ活用ビジネスでの飛躍的成長を実現できるかが投資家の最大の注目点です。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
6月
本社
東京都千代田区神田練塀町3番地 インテージ秋葉原ビル
公式
www.intageholdings.co.jp

社長プロフィール

仁司 与志矢
仁司 与志矢
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちは『Know today, Power tomorrow.』という理念のもと、データと知見、そしてテクノロジーを融合させ、お客様や社会が豊かな未来を創造することに貢献します。NTTドコモグループの一員として、これまで以上に強力なデータ基盤と技術力を活かし、社会の公器としての役割を果たしながら持続的な成長を目指します。

この会社のストーリー

1960
マーケティングリサーチの夜明け

株式会社社会調査研究所として創業。日本のマーケティングリサーチ業界の草分けとして、消費者の声をビジネスに活かす挑戦をスタートしました。

1999
ヘルスケア分野への進出

医薬品・医療情報サービスを手掛けるアスクレップ(現・インテージヘルスケア)を設立。マーケティングリサーチの知見を新たな専門分野へと拡大しました。

2001
ジャスダック市場へ上場

株式会社インテージとしてジャスダック市場に上場。社会的な信用を高め、事業拡大に向けた大きな一歩を踏み出しました。

2013
ホールディングス体制へ移行

インテージホールディングスを設立し、持株会社体制へ移行。グループ全体の経営戦略を強化し、さらなる成長を目指す基盤を固めました。

2017
東証一部上場企業へ

東京証券取引所市場第一部(現・プライム市場)へ市場変更。国内マーケティングリサーチ業界のトップ企業としての地位を確立しました。

2023
NTTドコモとの資本業務提携

NTTドコモの連結子会社となり、新たな成長ステージへ。ドコモの顧客基盤と当社のデータ分析力を掛け合わせ、これまでにない価値創造を目指します。

2026
新たな中期経営計画の最終年度

「第14次中期経営計画」の最終年度として、連結売上高700億円、営業利益56億円という目標を掲げ、持続的な成長を追求します。

注目ポイント

国内No.1のマーケティングリサーチ力

消費・販売の両面から市場を捉える独自のパネル調査網を持つ国内唯一の企業。長年の実績と膨大なデータで、企業のマーケティング活動を強力に支援しています。

NTTドコモとの強力タッグ

2023年にNTTドコモグループの一員に。日本最大級の顧客基盤とインテージのデータ分析力が融合し、新たなサービス創出や事業拡大への期待が高まっています。

株主への安定した利益還元

連続増配の実績があり、株主還元への意識が高い企業です。キッズスマイルQUOカードやカタログギフトがもらえる株主優待も魅力の一つです。

サービスの実績は?

655.7億円
連結売上高
FY2025実績
+3.6% YoY
42.41億円
連結営業利益
FY2025実績
+29.0% YoY
45
1株当たり配当金
FY2025実績
5期連続増配
49.0%
配当性向
FY2025実績
安定的
No.1
国内マーケティングリサーチ市場シェア
2023年時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 45円
安全性
安定
自己資本比率 70.6%
稼ぐ力
高い
ROE 10.5%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
45
方針: 配当性向40%程度を目標とした利益還元
1株配当配当性向
FY2016/316.227.9%
FY2017/317.424.3%
FY2018/32026.3%
FY2019/32231.7%
FY2020/33071.4%
FY2021/33541.5%
FY2022/33844.0%
FY2023/34246.0%
FY2024/34366.7%
FY2025/34549.0%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月6月

配当方針として持続的な利益成長に応じた株主還元を重視しており、配当性向の目標を掲げながら安定的な増配を継続しています。強固な財務体質を活かし、業績動向を見極めつつバランスの良い還元を追求しています。今後も配当と株主優待を組み合わせた総合的な利回り向上を目指す方針です。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
10.5%
業界平均
11.1%
営業利益率下回る
この会社
6.5%
業界平均
28.6%
自己資本比率上回る
この会社
70.6%
業界平均
55.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3602億円
FY2023/3614億円
FY2024/3633億円
FY2025/3656億円
営業利益
FY2022/346.5億円
FY2023/337.9億円
FY2024/332.9億円
FY2025/342.4億円

売上高はデジタルマーケティング支援事業の拡大を背景に堅調に推移しており、FY2026/3期には700億円の到達を見込んでいます。営業利益については、前期までの構造改革費用の影響から回復基調にあり、第14次中期経営計画の目標達成に向けた収益力の改善が鮮明です。純利益は一時的な税務要因等で変動があるものの、本業の稼ぐ力は着実に向上しています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.5%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
7.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
6.5%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/310.9%6.3%8.5%
FY2017/312.1%7.3%8.9%
FY2018/311.1%7.4%8.0%
FY2019/39.9%6.3%7.9%
FY2020/35.9%4.1%5.7%
FY2021/311.2%7.4%7.7%
FY2022/311.1%7.5%7.7%
FY2023/311.3%7.9%6.2%
FY2024/37.6%5.4%5.2%
FY2025/310.5%7.5%6.5%

営業利益率はFY2024/3期に一時5.2%まで低下しましたが、経営効率化と高付加価値サービスへのシフトにより、FY2025/3期には6.5%まで回復しました。ROE(自己資本利益率)も10%台の水準を維持しており、効率的な資本活用がなされています。今後もデジタル基盤を活用したデータビジネスの成長により、さらなる収益性の向上が期待されます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率70.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
333億円

自己資本比率は70%を超えて推移しており、極めて強固な財務体質を構築しています。調査の結果、有利子負債は実質的にゼロの無借金経営を継続しており、安定した財務基盤が強みです。潤沢な純資産を背景に、さらなる成長投資や株主還元を柔軟に実施できる体制が整っています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+64.3億円
営業CF
投資に使ったお金
+9.1億円
投資CF
借入・返済など
-27.3億円
財務CF
手元に残ったお金
+73.4億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/317.1億円-17.9億円15.7億円-7,800万円
FY2017/340.7億円-21.1億円-13.0億円19.6億円
FY2018/331.9億円-24.1億円4.0億円7.7億円
FY2019/342.8億円-40.9億円-5,800万円1.9億円
FY2020/370.3億円-14.0億円-55.2億円56.3億円
FY2021/348.5億円-12.4億円-13.5億円36.0億円
FY2022/333.9億円-6.3億円-28.5億円27.6億円
FY2023/326.9億円-6.2億円-39.5億円20.7億円
FY2024/319.7億円-7.0億円-21.6億円12.7億円
FY2025/364.3億円9.1億円-27.3億円73.4億円

営業キャッシュフローは本業の安定収益により概ね黒字を維持しており、潤沢な営業活動によるキャッシュ創出能力を有しています。FY2025/3期には投資有価証券の売却等により投資キャッシュフローがプラスに転じ、フリーキャッシュフローが大幅に増加しました。得られた資金を積極的に配当や自己株式の取得へ充てることで、継続的な株主還元を実現しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/339.5億円16.2億円41.1%
FY2017/343.9億円15.2億円34.6%
FY2018/343.1億円12.6億円29.3%
FY2019/342.1億円13.6億円32.2%
FY2020/337.4億円20.6億円55.0%
FY2021/350.8億円17.1億円33.6%
FY2022/349.5億円15.3億円31.0%
FY2023/340.7億円5.7億円13.9%
FY2024/335.4億円10.9億円30.7%
FY2025/341.3億円6.3億円15.2%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動して推移していますが、一部の会計年度では税効果会計や繰越欠損金の活用等により実効税率が標準的な税率を下回るケースが見られます。FY2023/3期およびFY2025/3期は特有の税務調整により低水準となりました。FY2026/3期予想では、通常の税負担率を前提とした計上を見込んでいます。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によれば、主力事業である「消費財・サービス」および「ヘルスケア」のリサーチ分野が安定した収益源となっており、NTTドコモとのデータ連携による新規ビジネスの拡大が今後の成長を牽引する計画です。リスク要因としては、市場調査需要の景気変動への依存や、デジタル変革に伴う競合他社との競争激化が挙げられます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上は計画を下回るも、利益面での挽回に期待がかかる段階。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第14次中期経営計画
FY2024〜FY2026
連結売上高: 目標 700億円 順調 (655.7億円)
93.67%
連結営業利益: 目標 56億円 順調 (42.41億円)
75.73%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025680億円656億円-3.6%
FY2024645億円633億円-1.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202538億円42億円+11.6%
FY202440億円33億円-17.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の第14次中期経営計画では、最終年度FY2026に売上高700億円、営業利益56億円を目標としています。NTTドコモとの連携を軸に、データとテクノロジーを融合させた高付加価値サービスへの転換を目指しています。直近のFY2025実績では、売上高は目標に対して進捗率93.7%とややビハインドですが、営業利益は計画を上回るペースで推移しており、収益性改善の兆しが見られます。計画達成の鍵は、ドコモの巨大な顧客データを活用した新サービスの収益化が握っています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残33,500株
売り残49,300株
信用倍率0.68倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第3四半期決算発表2026年5月中旬
通期決算発表2026年8月上旬

同業他社比較では、PER・PBRともに業界平均を下回っており、割安感があると言えます。一方で配当利回りは平均より高く、株主還元への意識が評価できます。信用取引では売り残が買い残を上回る「貸借倍率0.68倍」となっており、将来の株価下落を見込む投資家が比較的多い状況ですが、これは将来的な買い戻し圧力(踏み上げ)の要因にもなり得ます。今後の決算発表でドコモとのシナジー効果が示されれば、需給関係が改善する可能性があります。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, 会社四季報オンライン, みんかぶ
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 500社中 72位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
提携・事業30%
株価・市況20%
その他10%

最近の出来事

2026年2月好調決算

第2四半期決算にて大幅な増益を達成し、収益性向上の進捗が評価されました。

2025年12月新規提携

NTT Sports Xとのネイビーパートナーシップを締結し、データ活用領域の拡大を図りました。

2025年3月AI提携

インテージヘルスケアがSQREEMと業務提携し、AIを活用したデジタルマーケティング強化を推進しました。

インテージホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 45円
安全性
安定
自己資本比率 70.6%
稼ぐ力
高い
ROE 10.5%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「国内No.1の市場調査会社が、NTTドコモの巨大データと融合し『最強のマーケティング頭脳』へ変貌中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU