3916プライム

デジタル・インフォメーション・テクノロジー

Digital Information Technologies Corporation

最終更新日: 2026年3月27日

ROE26.6%
BPS548.8円
自己資本比率71.6%
FY2025/3 有報データ

独立系SIerの雄、16期連続の増収増益を見込む安定成長企業

独創的なテクノロジーとサービスを創造することによって、お客様と社会に貢献し続ける企業を目指します。

この会社ってなに?

あなたが銀行のATMでお金を引き出したり、スマホアプリで振り込みをするとき、そのシステムの多くはDITのような会社が開発したソフトウェアで動いています。また、最近の車は「走るコンピューター」と言われますが、その複雑なプログラムが安全に作動するための検証・開発も手掛けています。さらに、企業をサイバー攻撃から守るセキュリティ製品も提供しており、皆さんの個人情報や社会インフラが安全に保たれる裏側で、DITの技術が活躍しているのです。

独立系システムインテグレーターとして15期連続の増収増益を達成した安定成長企業。2025年6月期は売上高241.6億円(前期比21.5%増)、営業利益30.13億円(同24.3%増)と大幅な増収増益を達成しました。2026年6月期も売上高260.0億円、営業利益30.5億円と16期連続の増収増益を予想しており、堅実な経営基盤が光ります。近年はM&Aによる事業領域拡大と、AIや自動車関連、サイバーセキュリティといった成長分野への積極投資で、更なる飛躍を目指しています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
6月
本社
東京都中央区八丁堀4丁目5番4号
公式
www.ditgroup.jp

社長プロフィール

市川 聡
市川 聡
代表取締役社長
堅実派
当社は創業以来、独立系システムインテグレーターとして技術革新に対応し事業を拡大してきました。今後も株主の皆様のご期待に応え続けるため、主要施策である『人財』創りを推進し、持続的な成長を目指してまいります。

この会社のストーリー

1982
創業

東京都港区にデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社を設立。独立系システムインテグレーターとしての歩みを始める。

2015
東京証券取引所JASDAQに上場

創業から33年を経て株式上場を果たす。公開価格1,300円に対し、上場2日目に4,500円の初値がつき、市場から高い期待を集めた。

2017
東証一部へ市場変更

JASDAQ上場からわずか2年足らずで東証二部、さらに東証一部へと市場変更を達成し、企業としての信頼性をさらに高めた。

2022
プライム市場へ移行、M&Aを積極化

東京証券取引所の市場再編に伴いプライム市場へ移行。Webシステム開発に強みを持つシンプリズム社を子会社化するなど、M&Aによる成長を加速させる。

2024
システム・プロダクトを子会社化

金融・公共分野のシステム開発を手掛けるシステム・プロダクト株式会社を子会社化し、事業領域をさらに拡大した。

2025
16期連続の増収増益へ挑戦

旺盛なIT需要を背景に、通期で15期連続の増収増益を達成。次期も連続記録の更新を見込み、安定した成長軌道を歩んでいる。

2026
次世代技術への投資と事業提携の推進

AIを活用した次世代検証基盤『Q-Compass』の開発や、自動車ソフトウェア開発強化のための資本業務提携など、未来に向けた戦略的投資を積極的に行う。

注目ポイント

15期連続の増収増益を達成

景気の変動に左右されにくい安定した事業基盤を持ち、15期連続で売上と利益を伸ばし続けています。2026年6月期も増収増益を見込んでおり、その成長力は盤石です。

積極的な株主還元姿勢

安定した業績を背景に、配当も増加傾向にあります。株主への利益還元に積極的で、配当利回りの高さも魅力の一つとなっています。

M&Aと事業提携による成長加速

自社開発だけでなく、M&Aや他社との提携を積極的に活用。自動車ソフトウェアやサイバーセキュリティなど、成長分野への展開をスピーディーに進めています。

サービスの実績は?

21.5%
売上高成長率
2025年6月期実績 (YoY)
15期連続増収
24.3%
営業利益成長率
2025年6月期実績 (YoY)
15期連続増益
72
1株当たり配当金
2025年6月期実績
+26円 YoY
48.8%
配当性向
2025年6月期実績
2
近年の主要M&A件数
2022年以降
事業領域拡大

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 36円
安全性
安定
自己資本比率 71.6%
稼ぐ力
高い
ROE 26.6%
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
36
方針: 配当性向40%〜50%程度を目標
1株配当配当性向
FY2016/32.925.1%
FY2017/33.825.1%
FY2019/3833.3%
FY2020/31031.2%
FY2021/31230.6%
FY2022/32042.4%
FY2023/31837.8%
FY2024/32340.8%
FY2025/33648.9%
2期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針として安定的な利益還元を重視しており、成長に応じた積極的な増配を実施しています。配当性向を40%〜50%程度に引き上げることで、株主への利益還元を明確に強化している姿勢が特徴です。今後も業績拡大に伴い、安定的な配当とさらなる還元の向上を目指す方針を掲げています。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
26.6%
業界平均
11.0%
営業利益率下回る
この会社
12.5%
業界平均
28.6%
自己資本比率上回る
この会社
71.6%
業界平均
55.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3162億円
FY2023/3181億円
FY2024/3199億円
FY2025/3242億円
営業利益
FY2022/320.0億円
FY2023/320.4億円
FY2024/324.2億円
FY2025/330.1億円

当社の売上高はFY2021/3の約144億円からFY2025/3には約242億円まで拡大し、16期連続の増収増益という極めて堅調な成長を維持しています。主力であるソフトウェア開発事業が好調に推移しており、DX需要の取り込みによる案件増加が収益を大きく押し上げました。FY2026/3も成長は継続する見通しで、更なる事業拡大に向けた積極的な人材採用や投資を並行して進めています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
26.6%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
19.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
12.5%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/317.9%10.9%5.6%
FY2017/319.3%12.6%6.4%
FY2018/320.3%13.0%7.1%
FY2019/325.0%15.8%8.9%
FY2020/326.7%18.2%10.0%
FY2021/326.4%18.7%11.9%
FY2022/325.9%18.7%12.4%
FY2023/324.1%17.7%11.2%
FY2024/323.9%16.5%12.2%
FY2025/326.6%19.3%12.5%

売上高営業利益率は11%から12%台で安定的に推移しており、高い生産性とコスト管理能力を証明しています。ROE(自己資本利益率)は20%台後半という非常に高い水準を維持しており、株主から預かった資本を効率的に活用し成長に繋げていると言えます。継続的な高収益体制は、独立系SIerとして蓄積された技術力と付加価値の高いサービス提供によるものです。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率71.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
81.8億円

自己資本比率は70%前後で推移しており、強固で安定した財務基盤を確立しています。有利子負債は実質ゼロの無借金経営を継続しており、外部環境の変化に対しても高い耐性を備えています。潤沢なネットキャッシュを背景に、必要に応じてM&Aによる事業領域の拡大や人材投資に充当できる機動力も強みです。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+23.9億円
営業CF
投資に使ったお金
+1,000万円
投資CF
借入・返済など
-15.5億円
財務CF
手元に残ったお金
+24.0億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/34.2億円300万円-2.1億円4.2億円
FY2017/32.2億円1.3億円-9,700万円3.5億円
FY2018/37.5億円-9,400万円-3.7億円6.5億円
FY2019/36.9億円-7,000万円-4.2億円6.2億円
FY2020/39.3億円-8,000万円-2.9億円8.5億円
FY2021/312.6億円500万円-3.3億円12.7億円
FY2022/39.6億円-1,400万円-4.6億円9.4億円
FY2023/314.3億円-6,600万円-10.3億円13.6億円
FY2024/317.4億円-6.0億円-8.0億円11.5億円
FY2025/323.9億円1,000万円-15.5億円24.0億円

本業の稼ぎを示す営業キャッシュフローは、業績拡大に伴いFY2025/3には約24億円に達するなど強力なキャッシュ創出能力を維持しています。投資CFはM&Aに伴う支出がある年を除き極めて限定的であり、設備投資負担の少ないビジネスモデルであることが分かります。創出された豊富なFCF(フリーキャッシュフロー)は、主に株主還元や事業成長に向けた投資へ効率的に配分されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/35.5億円2.0億円36.5%
FY2017/36.4億円1.8億円27.3%
FY2018/37.9億円2.6億円32.8%
FY2019/311.1億円3.7億円33.4%
FY2020/313.6億円3.8億円27.9%
FY2021/317.3億円5.3億円30.9%
FY2022/320.0億円5.7億円28.2%
FY2023/320.6億円6.1億円29.7%
FY2024/324.1億円7.2億円30.0%
FY2025/330.3億円8.5億円28.0%

実効税率は概ね30%前後で推移しており、業績の成長に伴い納税額も着実に増加しています。安定した利益計上に伴う適切な納税は、企業としての社会的責任を全うしている証左です。今後も利益水準の拡大に応じて、着実な納税と健全な経営のバランスを維持していく方針です。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、売上の大半をソフトウェア開発が占めており、金融・公共・法人向けなど多角的なセグメントで安定した収益基盤を築いています。M&Aによる子会社化で事業領域を拡大しつつも、特定分野に偏らないリスク分散が図られています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を上回る着地が多く、特に直近の利益上振れは高評価。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

(旧) 2025年6月期 業績予想
FY2025
売上高: 目標 220億円 前倒し達成 (241.6億円)
109.8%
営業利益: 目標 26億円 前倒し達成 (30.13億円)
115.9%
EPS: 目標 120.7円 前倒し達成 (147.4円)
122.1%
2026年6月期 業績予想
FY2026
売上高: 目標 260億円 順調 (241.6億円)
92.9%
営業利益: 目標 30.5億円 順調 (30.13億円)
98.8%
純利益: 目標 22.0億円 順調 (21.78億円)
99%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025220億円242億円+9.8%
FY2024195億円199億円+2.0%
FY2023180億円182億円+0.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202526億円30億円+15.9%
FY202425億円24億円-3.0%
FY202323億円20億円-9.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は明確な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想に対する達成度が計画達成能力を測る指標となります。FY2025は売上高・営業利益ともに期初予想を大幅に上回る好決算でした。一方でFY2023、FY2024は営業利益が期初予想に届きませんでしたが、これは成長に向けた積極的な人材投資や研究開発費が先行したためです。16期連続の増収増益を目指す経営方針は一貫しており、安定した計画遂行能力があると言えます。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残142,900株
売り残39,200株
信用倍率3.65倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年11月中旬
第2四半期決算発表2027年2月中旬

信用倍率は3.65倍と標準的な水準で、短期的な需給の偏りは大きくありません。業界平均と比較すると、PERは大幅に割安ですが、PBRは割高と評価が分かれています。これは、同社が高い自己資本利益率(ROE)を維持している一方で、市場からの成長期待が株価に完全には織り込まれていない可能性を示唆しています。7%を超える高い配当利回りは、株価の下支え要因として意識されるでしょう。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 15%
情報・通信業 450社中 67位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
資本業務提携30%
DX・技術開発20%
その他10%

最近の出来事

2025年10月資本業務提携

ミックウェアと自動車ソフトウェア開発体制の強化に向けた資本業務提携を締結。

2026年1月好調

旺盛なIT需要を背景に16期連続の増収増益を達成する強固な収益基盤を確認。

2026年2月新製品発表

AIと自社検証技術を融合させた次世代基盤「Q-Compass」などを発表しDX支援を強化

最新ニュース

ポジティブ
2026年6月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比0.9%増
2/13 · 株式市況
ポジティブ
16期連続の増収増益を見込む業績予想を発表
12/03 · ブリッジサロン

デジタル・インフォメーション・テクノロジー まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 36円
安全性
安定
自己資本比率 71.6%
稼ぐ力
高い
ROE 26.6%
話題性
好評
ポジティブ 75%

「創業40年超、16期連続増収増益を見込む堅実SIerが、M&Aと先端技術投資で次の成長ステージへ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU