(株)アルバイトタイムス2341
ARBEIT-TIMES CO.,LTD.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
コンビニや飲食店で見かけるフリーペーパー『DOMO(ドーモ)』は、アルバイトタイムスが発行する求人情報誌です。静岡・愛知・東京を中心に、地元の求人情報を無料で届けています。また、企業向けには『ワガシャ de DOMO』というIndeed・求人ボックスなどに自動連携する採用管理システムを提供しており、中小企業の人手不足解消に貢献しています。
アルバイトタイムスは1973年に静岡県で創業し、無料求人情報誌『DOMO』の発行を起点に成長した求人メディア企業です。現在は紙媒体からデジタルへの転換を進め、サブスク型採用管理システム『ワガシャ de DOMO』を新たな主軸として展開。2026/02期は売上高47億円・営業利益1.4億円を予想し、前期比2倍の営業利益を見込んでいます。2025年にはRPO(採用代行)企業WHOMを子会社化し、採用支援の幅を広げています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 2月
- 本社
- 東京都中央区京橋2-6-13 京橋ヨツギビル5F
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
事業ごとの売上・利益
求人情報誌『DOMO』、求人サイト『DOMO NET』『JOB』、新卒採用サイト『TSUNORU』、採用管理システム『ワガシャ de DOMO』を展開。サブスク型の『ワガシャ de DOMO』が成長ドライバー。売上構成比約84%を占める主力セグメント。
フリーペーパーの取次、ターゲットメディア事業、販促物の制作・配布を手掛ける。売上構成比約16%。
稼ぐ力はどのくらい?
2026/02期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/02期 | 15.9% | 14.0% | 19.2% |
| 2017/02期 | 9.8% | 8.6% | 12.3% |
| 2018/02期 | 7.8% | 6.8% | 9.5% |
| 2019/02期 | 7.4% | 6.4% | 10.1% |
| 2020/02期 | 3.5% | 3.0% | 4.2% |
| 2021/02期 | ▲10.7% | ▲9.5% | ▲17.6% |
| 2022/02期 | 0.9% | 0.8% | 0.0% |
| 2023/02期 | 1.0% | 0.9% | 1.3% |
| 2024/02期 | ▲0.8% | ▲0.7% | 2.5% |
| 2025/02期 | ▲15.3% | ▲12.8% | 1.6% |
| 2026/02期 | 6.7% | 5.5% | 3.4% |
営業利益率は2021/02期の-17.6%から2024/02期には2.5%まで改善しており、本業の収益力は着実に回復しています。ROEは2025/02期で-16.9%と大幅なマイナスですが、これは子会社合併に伴う特別損失の影響であり、2026/02期は黒字転換を予想しています。採用管理システム『ワガシャ de DOMO』のサブスク型収益モデルの拡大が、今後の収益性向上の鍵です。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/02期 | 31.0億円 | ▲5.5億円 | ▲5.0億円 | -19.0円 | -31.9% |
| 2022/02期 | 36.2億円 | — | 3,900万円 | 1.5円 | +16.8% |
| 2023/02期 | 40.4億円 | 5,400万円 | 4,400万円 | 1.7円 | +11.7% |
| 2024/02期 | 43.2億円 | 1.1億円 | ▲3,200万円 | -1.3円 | +6.8% |
| 2025/02期 | 41.6億円 | 6,800万円 | ▲4.7億円 | -25.6円 | -3.7% |
コロナ禍で大きく落ち込んだ2021/02期(営業赤字5.5億円)から回復基調にあり、2022/02期以降は3期連続で営業黒字を維持しています。2025/02期は子会社フリーシェアードジャパンの吸収合併に伴う特別損失等で最終赤字となりましたが、本業の営業利益は黒字を確保。2026/02期は売上高47億円・営業利益1.4億円と前期比2倍の営業利益を予想しています。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| 情報提供事業 | 35億円 | 0.5億円 | 1.4% |
| 販促支援事業 | 6.6億円 | 0.2億円 | 3.0% |
情報提供事業が売上の約84%を占める主力セグメントで、求人メディア『DOMO』と採用管理システム『ワガシャ de DOMO』が中心です。紙媒体の『DOMO』は縮小傾向にありますが、サブスク型の『ワガシャ de DOMO』がIndeedや求人ボックスと自動連携する機能で導入企業を拡大中。販促支援事業(16%)は安定収益基盤として機能しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 46億円 | — | 41.6億円 | -9.5% |
| 2024期 | 44億円 | — | 43.2億円 | -1.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
アルバイトタイムスは2025年4月に3カ年の中期経営計画を新たに策定しました。採用DXプラットフォーマーとしての成長を目指し、『ワガシャ de DOMO』の拡大とWHOM子会社化によるRPO事業の展開が柱です。直近の業績予想は下振れ傾向にありますが、2026/02期は営業利益2倍と大幅改善を見込んでおり、計画初年度の実績が今後の評価の鍵となります。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2026年2月期〜2028年2月期の3カ年中期経営計画を策定。採用DXプラットフォーマーとしての成長戦略を発表。
採用代行サービスの株式会社WHOMを子会社化。RPO(採用代行)事業を新たに展開し、採用支援の幅を拡大。
2026/02期第3四半期累計の経常利益が前年同期比2.1倍に急拡大。ワガシャ de DOMOの成長が寄与。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも2026/02期末時点
有利子負債ゼロの無借金経営を継続しており、自己資本比率は83〜88%台と極めて健全な財務基盤を維持しています。総資産は自己株式取得や特別損失計上により縮小傾向ですが、実質的な財務リスクは低い水準にあります。BPSは151円と現在の株価194円に対してPBR 1.28倍で、資産面からの下値支持力があります。 【2026/02期】総資産36億円、純資産29億円、自己資本比率79.0%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/02期 | 9.5億円 | ▲5,600万円 | ▲4.7億円 | 8.9億円 |
| 2017/02期 | 6.7億円 | ▲8,800万円 | ▲4.1億円 | 5.8億円 |
| 2018/02期 | 5.3億円 | ▲1,500万円 | ▲3.5億円 | 5.1億円 |
| 2019/02期 | 6.0億円 | ▲5,500万円 | ▲1.8億円 | 5.5億円 |
| 2020/02期 | 4,400万円 | ▲6,600万円 | ▲1.8億円 | ▲2,200万円 |
| 2021/02期 | ▲4.4億円 | ▲5,100万円 | ▲1.9億円 | ▲4.9億円 |
| 2022/02期 | 1.2億円 | ▲2.1億円 | ▲400万円 | ▲8,600万円 |
| 2023/02期 | 2,300万円 | ▲2.1億円 | ▲1.9億円 | ▲1.8億円 |
| 2024/02期 | 1.7億円 | ▲1.6億円 | ▲9.2億円 | 500万円 |
| 2025/02期 | 9,700万円 | ▲1.5億円 | ▲9,800万円 | ▲4,900万円 |
営業キャッシュフローは2021/02期の赤字から2024/02期には1.7億円の黒字に回復しています。2024/02期の財務CFが大幅マイナス(-9.2億円)となっているのは、自己株式取得による株主還元の実施によるものです。投資CFは毎期1〜2億円程度のシステム開発投資を継続しており、デジタルシフトへの投資を着実に進めています。
この会社のガバナンスは?
取締役・監査役10名中、女性が2名(20.0%)を占めており、ダイバーシティの推進に取り組んでいます。連結子会社2社を統括するコンパクトなグループ経営を行い、2025年にはWHOMを子会社化してRPO事業を強化。平均勤続年数11.1年と人材の定着率も良好です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 545万円 | 188人 | - |
従業員の平均年収は518万円で、サービス業界の中では標準的な水準です。平均年齢40歳・平均勤続年数11.1年と、安定した雇用環境を提供しています。連結従業員数は187名の少数精鋭体制で、パート・臨時従業員222名と合わせた組織運営を行っています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
アルバイトタイムスのTSRは5年間で96.9%と元本割れの水準であり、TOPIX(401.4%)を大幅に下回るパフォーマンスとなっています。コロナ禍での業績悪化と紙媒体の構造的な縮小が株価に影響しました。ただし、足元ではデジタルシフトの進展とM&A戦略により回復の兆しが見え始めており、中期経営計画の実行が逆転の鍵です。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/02期 | 9円 | 33.2% |
| 2017/02期 | 7円 | 40.7% |
| 2018/02期 | 7円 | 49.3% |
| 2019/02期 | 7円 | 50.4% |
| 2020/02期 | 7円 | 105.7% |
| 2021/02期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/02期 | 3円 | 198.7% |
| 2023/02期 | 3円 | 176.5% |
| 2024/02期 | 5円 | - |
| 2025/02期 | 5円 | - |
株主優待制度はありません。
2021/02期はコロナ禍の業績悪化により無配でしたが、2022/02期に1株3円で復配し、2024/02期には設立50周年記念配当を含む1株5円に増配しました。2025/02期は2.5円に減配となっていますが、2026/02期の会社予想配当は1株5円と前期の2倍への増配を計画しています。配当利回りは2.59%(予想ベース)と改善が見込まれます。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 75.8万円 | ▲24.2万円 | -24.2% |
| 2022期 | 77.3万円 | ▲22.7万円 | -22.7% |
| 2023期 | 69.2万円 | ▲30.8万円 | -30.8% |
| 2024期 | 82.3万円 | ▲17.7万円 | -17.7% |
| 2025期 | 96.9万円 | ▲3.1万円 | -3.1% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは60.4倍と業界平均を大きく上回る高水準ですが、これは2025/02期の最終赤字からの回復過渡期であり、2026/02期の利益予想(EPS 3.2円)に対する期待が織り込まれています。PBRは1.28倍と業界平均(2.5倍)を下回っており、資産面での割安感があります。信用買残が28万株と一定の買い需要が確認できます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/02期 | 10.1億円 | 2.5億円 | 24.8% |
| 2017/02期 | 6.6億円 | 1.9億円 | 29.4% |
| 2018/02期 | 5.4億円 | 1.7億円 | 30.6% |
| 2019/02期 | 5.6億円 | 2.0億円 | 35.1% |
| 2020/02期 | 2.2億円 | 5,000万円 | 22.3% |
| 2021/02期 | -5.2億円 | 0円 | - |
| 2022/02期 | 1,200万円 | 0円 | 0.0% |
| 2023/02期 | 6,700万円 | 2,300万円 | 34.3% |
| 2024/02期 | 4,600万円 | 7,800万円 | 169.6% |
| 2025/02期 | 8,800万円 | 5.5億円 | 630.7% |
2024/02期・2025/02期は実効税率が異常に高くなっていますが、これは子会社合併に伴う税効果会計の影響や繰延税金資産の取崩しによるものです。2021/02期・2022/02期は繰越欠損金の活用により法人税が低く抑えられていました。2026/02期は実効税率57.7%を見込んでおり、正常化に向かう見通しです。
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