2341スタンダード

(株)アルバイトタイムス

ARBEIT-TIMES CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月25日

静岡発の求人メディアから、採用DXで中小企業の人手不足を解決するプラットフォーマーへ

採用DXで、すべての企業に最適な採用を

この会社ってなに?

コンビニや飲食店で見かけるフリーペーパー『DOMO(ドーモ)』は、アルバイトタイムスが発行する求人情報誌です。静岡・愛知・東京を中心に、地元の求人情報を無料で届けています。また、企業向けには『ワガシャ de DOMO』というIndeed・求人ボックスなどに自動連携する採用管理システムを提供しており、中小企業の人手不足解消に貢献しています。

アルバイトタイムスは1973年に静岡県で創業し、無料求人情報誌『DOMO』の発行を起点に成長した求人メディア企業です。現在は紙媒体からデジタルへの転換を進め、サブスク型採用管理システム『ワガシャ de DOMO』を新たな主軸として展開。FY2026/2は売上高47億円・営業利益1.4億円を予想し、前期比2倍の営業利益を見込んでいます。2025年にはRPO(採用代行)企業WHOMを子会社化し、採用支援の幅を広げています。

サービス業スタンダード市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
2月
本社
東京都中央区京橋2-6-13 京橋ヨツギビル5F
公式
www.atimes.co.jp

社長プロフィール

堀田 欣弘
代表取締役社長
改革推進型経営者
当社は創業以来、求人情報の提供を通じて企業と求職者をつなぐ事業を展開してまいりました。採用管理システム『ワガシャ de DOMO』を軸に、中小企業の採用課題をテクノロジーで解決し、すべての企業が最適な人材を採用できる社会の実現を目指します。

この会社のストーリー

1973
静岡でアルバイトタイムス創業

静岡県で求人情報会社として創業。地域密着型の求人情報提供を開始した。

1988
無料求人情報誌『DOMO』創刊

フリーペーパー型の求人情報誌『DOMO(ドーモ)』を創刊。コンビニや駅に設置され、静岡県内で圧倒的な知名度を獲得。

2002
JASDAQ市場に株式上場

2002年12月にJASDAQ市場に上場。資金調達を通じて事業拡大を加速。

2020
コロナ禍で業績悪化

新型コロナウイルスの影響で求人市場が急激に縮小。FY2021/2は営業赤字5.5億円と創業以来最大の危機に直面。

2021
採用管理システム『ワガシャ de DOMO』本格展開

紙媒体からデジタルへの転換を加速。サブスク型採用管理システム『ワガシャ de DOMO』を新たな事業の柱として本格展開。

2025
WHOM子会社化と中期経営計画策定

採用代行サービスのWHOMを子会社化しRPO事業に参入。3カ年中期経営計画を策定し、採用DXプラットフォーマーへの変革を宣言。

注目ポイント

採用DXへの大転換

紙媒体の求人情報誌からサブスク型採用管理システム『ワガシャ de DOMO』へビジネスモデルを転換中。Indeed・求人ボックスと自動連携し、中小企業の採用効率を飛躍的に高めるプラットフォームです。

無借金経営の堅固な財務基盤

有利子負債ゼロ・自己資本比率83.5%と極めて堅実な財務体質。現預金約20億円を保有しており、M&Aや新規事業投資に十分な余力があります。

営業利益2倍への成長ストーリー

FY2026/2は営業利益を前期比2倍に拡大する計画。WHOM子会社化によるRPO事業の立ち上げと中期経営計画の始動で、成長加速への期待が高まっています。

サービスの実績は?

5
1株当たり配当金
FY2026予想
+100% YoY
+14.1%
売上高成長率
FY2026予想 (YoY)
2倍
営業利益成長率
FY2026予想 (YoY)
187
連結従業員数
2025年2月時点

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓(FY2025/2の最終赤字は子会社合併に伴う特別損失・繰延税金資産取崩しが主因であり、本業の営業利益は黒字を維持)
配当
少なめ
1株 2.5円
安全性
安定
自己資本比率 83.5%(有利子負債ゼロ・自己資本比率83.5%と極めて健全な財務体質)
稼ぐ力
低い
ROE -16.9%
話題性
好評
ポジティブ 50%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
2.5
方針: 業績に応じた配当を基本方針とし、安定配当を目指す
1株配当配当性向
FY2022/23198.7%
FY2023/23176.5%
FY2024/25-
FY2025/22.5-
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

FY2021/2はコロナ禍の業績悪化により無配でしたが、FY2022/2に1株3円で復配し、FY2024/2には設立50周年記念配当を含む1株5円に増配しました。FY2025/2は2.5円に減配となっていますが、FY2026/2の会社予想配当は1株5円と前期の2倍への増配を計画しています。配当利回りは2.59%(予想ベース)と改善が見込まれます。

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/236.2億円
FY2023/240.4億円
FY2024/243.2億円
FY2025/241.6億円
営業利益
FY2022/20円
FY2023/25,400万円
FY2024/21.1億円
FY2025/26,800万円

コロナ禍で大きく落ち込んだFY2021/2(営業赤字5.5億円)から回復基調にあり、FY2022/2以降は3期連続で営業黒字を維持しています。FY2025/2は子会社フリーシェアードジャパンの吸収合併に伴う特別損失等で最終赤字となりましたが、本業の営業利益は黒字を確保。FY2026/2は売上高47億円・営業利益1.4億円と前期比2倍の営業利益を予想しています。

事業ごとの売上・利益

情報提供事業
35億円84.1%)
販促支援事業
6.6億円15.9%)
情報提供事業35億円
利益: 0.5億円利益率: 1.4%

求人情報誌『DOMO』、求人サイト『DOMO NET』『JOB』、新卒採用サイト『TSUNORU』、採用管理システム『ワガシャ de DOMO』を展開。サブスク型の『ワガシャ de DOMO』が成長ドライバー。売上構成比約84%を占める主力セグメント。

販促支援事業6.6億円
利益: 0.2億円利益率: 3.0%

フリーペーパーの取次、ターゲットメディア事業、販促物の制作・配布を手掛ける。売上構成比約16%。

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-16.9%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
-14.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
1.6%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/2-11.6%-10.2%-17.6%
FY2022/20.9%0.8%0.0%
FY2023/21.0%0.9%1.3%
FY2024/2-1.0%-0.8%2.5%
FY2025/2-16.9%-14.1%1.6%

営業利益率はFY2021/2の-17.6%からFY2024/2には2.5%まで改善しており、本業の収益力は着実に回復しています。ROEはFY2025/2で-16.9%と大幅なマイナスですが、これは子会社合併に伴う特別損失の影響であり、FY2026/2は黒字転換を予想しています。採用管理システム『ワガシャ de DOMO』のサブスク型収益モデルの拡大が、今後の収益性向上の鍵です。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率83.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
27.7億円

有利子負債ゼロの無借金経営を継続しており、自己資本比率は83〜88%台と極めて健全な財務基盤を維持しています。総資産は自己株式取得や特別損失計上により縮小傾向ですが、実質的な財務リスクは低い水準にあります。BPSは151円と現在の株価194円に対してPBR 1.28倍で、資産面からの下値支持力があります。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
本業で稼いだお金
+9,700万円
営業CF
投資に使ったお金
-1.5億円
投資CF
借入・返済など
-9,800万円
財務CF
手元に残ったお金
-4,900万円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/2-4.4億円-5,100万円-1.9億円-4.9億円
FY2022/21.2億円-2.1億円-400万円-8,600万円
FY2023/22,300万円-2.1億円-1.9億円-1.8億円
FY2024/21.7億円-1.6億円-9.2億円500万円
FY2025/29,700万円-1.5億円-9,800万円-4,900万円

営業キャッシュフローはFY2021/2の赤字からFY2024/2には1.7億円の黒字に回復しています。FY2024/2の財務CFが大幅マイナス(-9.2億円)となっているのは、自己株式取得による株主還元の実施によるものです。投資CFは毎期1〜2億円程度のシステム開発投資を継続しており、デジタルシフトへの投資を着実に進めています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1求人広告市場の景気変動リスク(景気後退時に企業の採用抑制が直接影響)
2紙媒体からデジタルへの移行リスク(フリーペーパー事業の縮小)
3競合激化リスク(Indeed・リクルート等の大手プラットフォームとの競争)
4人材確保リスク(自社の営業人材や技術者の採用難)
5システム障害・情報セキュリティリスク
6光通信グループの出資比率上昇による経営への影響リスク

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/2-5.2億円0円-
FY2022/21,200万円0円0.0%
FY2023/26,700万円2,300万円34.3%
FY2024/24,600万円7,800万円169.6%
FY2025/28,800万円5.5億円630.7%

FY2024/2・FY2025/2は実効税率が異常に高くなっていますが、これは子会社合併に伴う税効果会計の影響や繰延税金資産の取崩しによるものです。FY2021/2・FY2022/2は繰越欠損金の活用により法人税が低く抑えられていました。FY2026/2は実効税率57.7%を見込んでおり、正常化に向かう見通しです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
518万円
従業員数
187
平均年齢
40歳
平均年収従業員数前年比
当期518万円187-

従業員の平均年収は518万円で、サービス業界の中では標準的な水準です。平均年齢40歳・平均勤続年数11.1年と、安定した雇用環境を提供しています。連結従業員数は187名の少数精鋭体制で、パート・臨時従業員222名と合わせた組織運営を行っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主30.4%
浮動株69.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関6.3%
事業法人等20%
外国法人等0.8%
個人その他70.7%
証券会社2.1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はアルバイトタイムス従業員持株会氏・堀田氏・公益財団法人就職支援財団。

公益財団法人就職支援財団(2,000,000株)10.12%
光通信株式会社(1,893,000株)9.58%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,459,000株)7.38%
株式会社UH Partners 2(997,000株)5.05%
垣内 康晴(434,000株)2.2%
株式会社静岡銀行 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(432,000株)2.18%
アルバイトタイムス従業員持株会(423,000株)2.14%
堀田 欣弘(392,000株)1.98%
上田八木短資株式会社(320,000株)1.62%
野村證券株式会社(253,000株)1.28%

筆頭株主は公益財団法人就職支援財団(10.12%)で、同社の創業理念に関連する公益法人です。第2位の光通信(9.58%)は投資目的での保有であり、光通信グループの出資比率は20%超に上昇しています。代表取締役の堀田欣弘氏(1.98%)が個人で株式を保有し、従業員持株会(2.14%)と合わせて経営陣・従業員のコミットメントが確認できます。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億2,600万円
取締役5名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
情報提供事業35億円0.5億円1.4%
販促支援事業6.6億円0.2億円3.0%

情報提供事業が売上の約84%を占める主力セグメントで、求人メディア『DOMO』と採用管理システム『ワガシャ de DOMO』が中心です。紙媒体の『DOMO』は縮小傾向にありますが、サブスク型の『ワガシャ de DOMO』がIndeedや求人ボックスと自動連携する機能で導入企業を拡大中。販促支援事業(16%)は安定収益基盤として機能しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
2,500万円
連結子会社数
2
設備投資額
1.7億円
平均勤続年数(従業員)
11.1
臨時従業員数
222

取締役・監査役10名中、女性が2名(20.0%)を占めており、ダイバーシティの推進に取り組んでいます。連結子会社2社を統括するコンパクトなグループ経営を行い、2025年にはWHOMを子会社化してRPO事業を強化。平均勤続年数11.1年と人材の定着率も良好です。

会社の計画は順調?

C
総合評価
中期経営計画は2025年4月に策定されたばかりで評価は今後。直近の業績予想はやや下振れ傾向にあり、計画の実行力を注視する必要があります。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(2026年2月期〜2028年2月期)
FY2026〜FY2028
売上高: 目標 未公表 大幅遅れ (47億円 (FY2026予想))
0%
営業利益: 目標 未公表 大幅遅れ (1.4億円 (FY2026予想))
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202546億円42億円-9.5%
FY202444億円43億円-1.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

アルバイトタイムスは2025年4月に3カ年の中期経営計画を新たに策定しました。採用DXプラットフォーマーとしての成長を目指し、『ワガシャ de DOMO』の拡大とWHOM子会社化によるRPO事業の展開が柱です。直近の業績予想は下振れ傾向にありますが、FY2026/2は営業利益2倍と大幅改善を見込んでおり、計画初年度の実績が今後の評価の鍵となります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株価リターンを、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

アルバイトタイムスのTSRは5年間で96.9%と元本割れの水準であり、TOPIX(401.4%)を大幅に下回るパフォーマンスとなっています。コロナ禍での業績悪化と紙媒体の構造的な縮小が株価に影響しました。ただし、足元ではデジタルシフトの進展とM&A戦略により回復の兆しが見え始めており、中期経営計画の実行が逆転の鍵です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし昔100万円買ってたら?

52週安値(135円)で購入+43.7%
100万円 →144万円
43.7万円
買値 135円 → 現在 194
1年前(株価約154円)に購入+26.0%
100万円 →126万円
26.0万円
買値 154円 → 現在 194
5年前(株価約200円)に購入-3.0%
100万円 →97.0万円
-3.0万円
買値 200円 → 現在 194

52週安値の135円で購入していれば+43.7%のリターンを実現できました。一方、5年前の株価水準(約200円)からは微減しており、長期保有のリターンはほぼ横ばいです。足元では採用DXへの転換期待から株価が回復基調にあり、中期経営計画の進捗が今後の株価の鍵となります。

※ 上記は過去の株価に基づく仮定の計算であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。株式投資にはリスクが伴い、元本を割り込む可能性があります。投資判断はご自身の責任で行ってください。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残286,400株
売り残-
信用倍率-
2026/1/16時点
今後の予定
2027年2月期 第1四半期決算発表2026年7月上旬(予定)
定時株主総会2026年5月下旬(予定)

PERは60.4倍と業界平均を大きく上回る高水準ですが、これはFY2025/2の最終赤字からの回復過渡期であり、FY2026/2の利益予想(EPS 3.2円)に対する期待が織り込まれています。PBRは1.28倍と業界平均(2.5倍)を下回っており、資産面での割安感があります。信用買残が28万株と一定の買い需要が確認できます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
28
前月比 +12.5%
メディア数
12
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 60%
サービス業 約200社中 120位
報道のトーン
50%
好意的
40%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算35%
採用DX・ワガシャ de DOMO30%
M&A・事業再編20%
その他15%

最近の出来事

2026年4月中期経営計画策定

2026年2月期〜2028年2月期の3カ年中期経営計画を策定。採用DXプラットフォーマーとしての成長戦略を発表。

2026年2月WHOM子会社化

採用代行サービスの株式会社WHOMを子会社化。RPO(採用代行)事業を新たに展開し、採用支援の幅を拡大。

2026年1月Q3好決算

FY2026/2第3四半期累計の経常利益が前年同期比2.1倍に急拡大。ワガシャ de DOMOの成長が寄与。

(株)アルバイトタイムス まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓(FY2025/2の最終赤字は子会社合併に伴う特別損失・繰延税金資産取崩しが主因であり、本業の営業利益は黒字を維持)
配当
少なめ
1株 2.5円
安全性
安定
自己資本比率 83.5%(有利子負債ゼロ・自己資本比率83.5%と極めて健全な財務体質)
稼ぐ力
低い
ROE -16.9%
話題性
好評
ポジティブ 50%

「静岡発の求人メディアから、採用DXプラットフォーマーへ。中小企業の採用課題を解決するスタンダード企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU