JUMP

日本化薬4272

NIPPON KAYAKU CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/22
01 / 5 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 54.3%
稼ぐ力
普通
ROE 7.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたの車に搭載されているエアバッグの中には、日本化薬が作った「インフレータ」という瞬時にガスを発生させる装置が使われています。また、スマートフォンや液晶テレビの画面に使われる「偏光板」の材料や、がん治療に使われる抗がん剤も手掛けています。火薬の技術を起点に、自動車の安全装置から医薬品、電子材料まで、普段は名前を見ることのない'縁の下の力持ち'として私たちの暮らしを支えている会社です。

日本化薬は1916年創業の総合化学メーカーで、機能化学品(半導体用エポキシ樹脂等)、医薬(抗がん剤・バイオシミラー)、セイフティシステムズ(自動車エアバッグ用インフレータ)、アグロ(農薬)の4事業を展開しています。2025/03期は売上高2,226億円(前年比+10.3%)、営業利益204億円と大幅な増益を達成。2024/03期に発生した減損処理や一時費用から力強く回復しました。2026/03期は売上高2,346億円、営業利益200億円の増収を見込み、次期中計ではROE8%以上の早期達成を掲げ、2035年にROE10%以上を目指しています。

化学プライム市場

注目ポイント

火薬技術から生まれた世界水準の安全装置

エアバッグ用インフレータで世界有数のシェアを持ち、自動車の安全を守っています。ドローン用パラシュートなど新領域にも挑戦中です。

4期連続増配と積極的な株主還元

業績悪化時も減配せず45円を維持し、V字回復後は60円へ増配。配当性向40%以上を目標に掲げる株主重視の経営です。

ニッチ市場で光る世界的すきま発想

半導体用エポキシ樹脂、液晶用色素材料、農薬など、大企業が手を出しにくいニッチ市場で独自のポジションを確立しています。

会社概要

業種
化学
決算期
3月
本社
東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 明治安田生命ビル
公式
www.nipponkayaku.co.jp

サービスの実績は?

9.2%
営業利益率
2025/03期実績
FY2024/3の3.6%から大幅回復
60
年間配当金
2025/03期実績(4期連続増配)
増配傾向
6.5%
ROE
2025/03期実績
ROE8%以上を目標に改善中
2,865億円
時価総額
2026年3月時点
化学セクター中堅クラス
02 / 5 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

機能化学品事業
約550億円25.2%)
医薬事業
約430億円19.7%)
セイフティシステムズ事業
約750億円34.4%)
アグロ事業
約450億円20.6%)
機能化学品事業約550億円
利益: 約80億円利益率: 約14.5%

半導体封止用エポキシ樹脂で高シェア。液晶・有機EL向け色素材料、インクジェットプリンタ用色素も展開。電子材料需要の回復が追い風

医薬事業約430億円
利益: 約50億円利益率: 約11.6%

抗がん剤を中心とした医療用医薬品とバイオシミラーを展開。FRONTEOとの創薬アセット共創プロジェクトも開始

セイフティシステムズ事業約750億円
利益: 約55億円利益率: 約7.3%

自動車用エアバッグインフレータ・シートベルトガス発生装置で世界有数のシェア。ドローン用パラシュートシステムも開発中

アグロ事業約450億円
利益: 約30億円利益率: 約6.7%

農薬・動物薬を展開。国内農薬市場で安定した地位を占め、海外展開も推進中

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
9.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期5.5%4.3%-
2022/03期7.2%5.6%-
2023/03期6.0%4.7%-
2024/03期1.6%1.2%3.6%
2025/03期6.5%4.8%9.2%
3Q FY2026/37.7%(累計)4.4%(累計)9.3%

2024/03期には減損処理等の影響でROE1.5%、営業利益率3.6%に落ち込みましたが、2025/03期にはROE6.5%、営業利益率9.2%へと力強く回復しました。次期中計ではROE8%以上の早期達成を掲げており、資本効率の改善が経営の最重要テーマとなっています。化学業界の平均ROEは7〜8%程度であり、目標達成すれば業界水準に並ぶことになります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,734億円126億円73.6円-
2022/03期1,848億円172億円101.7円+6.6%
2023/03期1,984億円150億円89.4円+7.3%
2024/03期2,018億円73.4億円41.1億円24.8円+1.7%
2025/03期2,226億円204億円175億円107.2円+10.3%

過去5年間で売上高は約1,734億円から2,226億円へ約28%成長しました。2024/03期には減損損失の影響で営業利益が73億円に急落しましたが、2025/03期には204億円へとV字回復を達成。2026/03期も売上高2,346億円・営業利益200億円の増収を見込んでおり、セイフティシステムズと機能化学品が業績を牽引しています。 【3Q 2026/03期実績】売上1746億円(通期予想比74%)、営業利益163億円(同82%)、純利益173億円(同100%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

化学の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.7%(累計)
業界平均
7.7%
営業利益率下回る
この会社
9.3%
業界平均
9.8%
自己資本比率下回る
この会社
54.3%
業界平均
56.3%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4億1,900万円
取締役9名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
機能化学品事業約550億円約80億円約14.5%
医薬事業約430億円約50億円約11.6%
セイフティシステムズ事業約750億円約55億円約7.3%
アグロ事業約450億円約30億円約6.7%

研究開発費

約130億円
売上比 約5.8%

機能化学品・医薬・セイフティシステムズ・アグロの4事業で多角的に展開しており、セイフティシステムズ(売上構成比約34%)が最大セグメントです。役員報酬は取締役9名に対し総額4億1,900万円。研究開発費は売上高比約5.8%で、半導体用材料やドローン用パラシュートなどの新領域にも投資しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
KV25の売上高目標はわずかに未達も、FY2025/3に力強いV字回復を達成。次期中計に向けた基盤は整った。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2024/3の大幅減益はポラテクノ関連の減損等一時要因によるもので、FY2025/3に本業の収益力は回復を証明。業績予想の修正力も改善傾向にあります。
中期事業計画 KAYAKU Vision 2025
2022期〜2025期
売上高: 目標 2300億円 未達 (2226億円)
96.8%
配当性向: 目標 40%以上 達成 (56.0%)
100%
次期中期経営計画(PhaseI: Evo.I)
2026期〜2028期
ROE: 目標 8%以上 順調 (6.5%(FY2025/3))
81.3%
売上高: 目標 2500億円以上 順調 (2226億円(FY2025/3))
89%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期2,100億円2,018億円-3.9%
2025期2,100億円2,226億円2,226億円+6.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2024期125億円73億円-41.3%
2025期125億円204億円204億円+63.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

中期事業計画「KAYAKU Vision 2025」では売上高2,300億円を目指しましたが、2024/03期の一時的な業績悪化もあり最終年度の着地は2,226億円とわずかに未達でした。一方、配当性向40%以上の目標は56%で達成。2025/03期には営業利益が204億円へとV字回復し、次期中計「PhaseI: Evo.I」ではROE8%以上の早期達成と2035年にROE10%以上を掲げています。

最新ニュース

中立
取締役・執行役員に対する業績連動型株式報酬の付与を発表
7/18 · 東証TDnet

どんな話題が多い?

業績・決算35%
新製品・技術25%
M&A・提携20%
株価・市況15%
その他5%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +8.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 18%
化学業種 210社中 38位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1916
日本初の産業用火薬メーカーとして創業

日本最初の産業用火薬を製造する「日本火薬製造」として誕生。火薬技術はのちにエアバッグ用インフレータへと発展します。

1945
染料・医薬品会社を吸収し多角化

戦後、染料製造会社や製薬会社を吸収合併し「日本化薬」に社名変更。化学の総合メーカーへの道を歩み始めました。

2000年代
自動車安全部品で世界市場を開拓

火薬技術を活かしたエアバッグ用インフレータが世界の自動車メーカーに採用され、グローバル展開を加速しました。

2024
減損計上で一時的な業績悪化

子会社ポラテクノの減損損失等により営業利益が大幅減少。しかし本業の収益力は維持しており、翌期のV字回復へとつながりました。

2026
次期中計でROE8%以上を目指す新章へ

KAYAKU Vision 2025を終え、次期中期経営計画PhaseI: Evo.Iを策定。ROE8%以上の早期達成と2035年にROE10%以上を掲げ、事業ポートフォリオの変革に挑みます。

出来事の年表

2026年2月業績好調

2025/03期第3四半期決算で全事業領域が増収。通期業績見通しを上方修正。

2025年11月経営戦略

統合報告書2025を発行。次期中期経営計画の方向性としてROE8%以上の早期達成を表明。

2025年7月株主還元

自己株式取得を発表。株主還元の強化姿勢を改めて示す。

2025年5月決算発表

2025/03期本決算を発表。売上高2,226億円、営業利益204億円と大幅増益を達成。

社長プロフィール

涌元厚宏
代表取締役社長
挑戦者
KAYAKU Spiritのもと、世界的すきま発想で新しい価値を創造し、持続可能な社会の発展に貢献してまいります。ステークホルダーの皆様の期待に応えるべく、ROE向上と事業ポートフォリオの変革に取り組みます。
05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率54.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
533億円
借金(有利子負債)
Net Assets
2,741億円
会社の純資産

自己資本比率は2021/03期の77.2%から2025/03期の71.6%へやや低下しましたが、依然として非常に高い水準を維持しています。注目すべきは有利子負債で、2023/03期まではゼロでしたが、2024/03期に664億円、2025/03期に977億円と急増しています。これは成長投資やM&A資金のための借入と考えられますが、自己資本比率が70%超であることから財務健全性への懸念は限定的です。 【3Q 2026/03期】総資産4060億円、純資産2741億円、自己資本比率54.3%、有利子負債533億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+255億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-273億円
投資に使ったお金
Financing CF
-47.6億円
借入・返済など
Free CF
-17.8億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期244億円176億円84.0億円68.0億円
2022/03期231億円106億円111億円125億円
2023/03期200億円152億円79.5億円48.8億円
2024/03期232億円194億円38.2億円38.3億円
2025/03期255億円273億円47.6億円17.8億円

営業CFは毎期200〜255億円と安定して創出しています。2025/03期は投資CFが-273億円と過去最大の投資を実施し、フリーCFは-18億円と一時的にマイナスとなりました。これは設備投資266億円を含む積極的な成長投資の結果です。2024/03期には財務CFが+38億円とプラスに転じており、借入れによる資金調達を行った痕跡が見て取れます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 15名)
女性 2名(13.3% 男性 13
13%
87%
監査報酬
7,900万円
連結子会社数
26
設備投資額
266.0億円
平均勤続年数(従業員)
14.9
臨時従業員数
717

女性役員比率は13.0%で改善の余地はありますが、取締役15名体制で監督機能を確保しています。連結子会社26社を擁するグループ体制で、設備投資は266億円と過去最大規模の投資を実施中です。監査報酬7,900万円は売上規模に対して適正な水準です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主43.2%
浮動株56.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関34.3%
事業法人等8.8%
外国法人等32.3%
個人その他20.1%
証券会社4.4%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主は三菱UFJ銀行・常陽銀行。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(23,299,000株)14.57%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(10,175,000株)6.36%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE SILCHESTER INTERNATIONAL INVESTORS INTERNATIONAL VALUE EQUITY TRUST(常任代理人 香港上海銀行東京支店)(9,563,000株)5.98%
株式会社三菱UFJ銀行(5,856,000株)3.66%
カヤベスタークラブ(5,090,000株)3.18%
株式会社常陽銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(5,089,000株)3.18%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)(4,891,000株)3.06%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)(4,843,000株)3.03%
明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(3,746,000株)2.34%
中外産業株式会社(3,440,000株)2.15%

筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行(14.6%)で、信託銀行経由の機関投資家が約21%を保有しています。英Silchester社系ファンドが合計12%超を保有するなど外国人投資家比率が高く、国際的に評価されている銘柄です。従業員持株会であるカヤベスタークラブが3.2%を保有し、従業員の経営参画意識も窺えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1自動車市場の変動によるセイフティシステムズ事業の需要変動リスク
2原材料・エネルギー価格の高騰による製造コスト増加リスク
3為替変動リスク(海外売上比率の拡大に伴い影響増大)
4医薬品事業における薬価改定・後発医薬品市場の競争激化リスク
5機能化学品事業における半導体・ディスプレイ市場の景気循環リスク
6M&A・事業投資における減損リスク(ポラテクノ事例等)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
777万円
従業員数
5,979
平均年齢
40.9歳
平均年収従業員数前年比
当期777万円5,979-

平均年収は777万円で化学業界の中では標準的な水準です。連結従業員数は約5,979名と中堅規模で、平均年齢40.9歳・平均勤続年数14.9年と長期勤続者が多い安定した組織構造が特徴です。従業員持株会(カヤベスタークラブ)が大株主上位に名を連ねており、従業員の帰属意識の高さが窺えます。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

直近5年間のTSR(株主総利回り)は164.0%と着実にプラスリターンを生んでいますが、TOPIXの213.4%と比較するとアンダーパフォームとなっています。2024/03期の減益局面でTOPIXとの差が開きましたが、2025/03期のV字回復により直近では差を縮めつつあります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 配当性向40%以上を目標
1株配当配当性向
2016/03期3031.2%
2017/03期3033.2%
2018/03期3033.6%
2019/03期3035.0%
2020/03期3040.4%
2021/03期3040.7%
2022/03期4039.3%
2023/03期4550.4%
2024/03期45181.5%
2025/03期6056.0%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

年間配当金は2021/03期の30円から2025/03期の60円へ4期連続で増配し、5年間で2倍に増加しました。2024/03期には業績悪化にもかかわらず45円を維持する「減配なし」の姿勢を示し、配当性向は一時的に181.5%まで上昇しました。KV25期間中の配当性向目標40%以上を上回る水準での還元が続いており、株主還元に対する強いコミットメントが窺えます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 164.0万円 になりました (64.0万円)
+64.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期110.5万円10.5万円10.5%
2022期123.7万円23.7万円23.7%
2023期131.9万円31.9万円31.9%
2024期147.3万円47.3万円47.3%
2025期164.0万円64.0万円64.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残210,600株
売り残21,900株
信用倍率9.62倍
2026年3月14日時点
今後の予定
本決算発表2026年5月中旬
第1四半期決算発表2026年8月上旬

PER15.8倍は化学セクター平均(約15倍)とほぼ同水準で、PBR1.07倍はセクター平均(約1.2倍)をやや下回っています。PBR1倍前後は依然として「割安水準」に位置しており、次期中計でROE8%以上を達成すればPBR改善の余地があります。信用倍率9.62倍と買い残が優勢で、個人投資家の上昇期待が表れています。配当利回り3.35%はセクター平均を上回る水準です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期165億円39.6億円24.0%
2022/03期232億円59.7億円25.8%
2023/03期230億円80.4億円34.9%
2024/03期126億円84.5億円67.3%
2025/03期223億円47.6億円21.4%

2024/03期に実効税率が67.3%と大幅に跳ね上がったのは、子会社ポラテクノ関連の減損損失等により課税所得と会計上の利益に大きな乖離が生じたためです。2025/03期には21.4%まで正常化し、過去5年間の通常時は24〜26%程度で推移しています。2026/03期予想は13.0%と低めですが、税効果会計の影響を含んだ数値です。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

日本化薬 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 54.3%
稼ぐ力
普通
ROE 7.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「火薬ルーツの総合化学メーカー、ニッチ市場で世界を攻める'すきま発想'企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU