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KHネオケム4189

KH Neochem Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 105円
安全性
安定
自己資本比率 50.9%
稼ぐ力
高い
ROE 10.8%
話題性
普通
ポジ 30%

この会社ってなに?

あなたが夏の暑い日にエアコンのスイッチを入れるとき、その心臓部を滑らかに動かしているのが、実はKHネオケムの特殊なオイルです。この冷凍機油原料で世界トップクラスのシェアを誇り、世界中の快適な空調を支えています。また、あなたが毎日使う化粧水やスキンケア用品の保湿成分、車の塗料を鮮やかに見せるための原料、スマートフォンの電子部品を洗浄する液体など、普段は目に見えないけれど暮らしに欠かせない「縁の下の力持ち」な化学製品を数多く作っている会社です。

KHネオケムは、冷凍機油原料で世界トップクラスのシェアを誇る化学メーカーです。2025年12月期は売上高1,151.0億円、営業利益112.48億円と減収減益で着地しましたが、続く2026年12月期は営業利益135.00億円と大幅な回復を見込んでいます。高機能製品による安定した収益基盤と積極的な株主還元姿勢が特徴で、配当は12期連続の増配を予定しています。物言う株主(アクティビスト)の保有比率上昇も見られ、今後の資本効率改善やさらなる株主還元強化への期待が高まっています。

化学プライム市場

会社概要

業種
化学
決算期
12月
本社
東京都中央区日本橋室町二丁目3番1号 室町古河三井ビルディング13階

サービスの実績は?

105
1株当たり配当金
2025年12月期実績
+16.7% YoY
48.1%
配当性向
2025年12月期実績
+13.1pt YoY
11.84%
年間配当額成長率
過去5年間平均
-3.9%
売上高成長率
2025年12月期実績(YoY)
-7.8%
営業利益成長率
2025年12月期実績(YoY)
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.8%
株主資本の利回り
ROA
6.0%
総資産の活用度
Op. Margin
9.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期23.8%11.2%-
2022/12期13.5%6.4%-
2023/12期10.6%5.3%-
2024/12期12.1%6.5%10.2%
2025/12期10.8%6.0%9.8%
2025/12期10.8%6.0%9.8%

収益性については、2021/03期期に営業利益率16.8%を記録しましたが、その後はナフサ価格や原材料コストの影響を受け、概ね10%前後で推移しています。ROE(自己資本利益率)は2025/03期期時点で10.7%を維持しており、資本効率を意識した経営が継続されています。今後は高付加価値製品へのシフトによる利益率改善が期待されます。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期1,171億円137億円368.9円-
2022/12期1,149億円80.7億円217.7円-1.9%
2023/12期1,152億円68.3億円184.2円+0.3%
2024/12期1,198億円122億円83.6億円225.8円+3.9%
2025/12期1,151億円112億円78.0億円218.2円-3.9%

KHネオケムは、冷凍機油原料などで世界トップクラスのシェアを誇るスペシャリティケミカル企業です。直近の2025/03期期は、売上高1,151億円、純利益78億円となり、市場環境の変動により減収減益となりました。次期の2026/03期期予想では、機能性材料の拡大を背景に純利益87億円への増益回復を見込んでいます。 【2025/12期実績】売上1151億円(前期比-3.9%)、営業利益112億円、純利益78億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

化学の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.8%
業界平均
7.7%
営業利益率上回る
この会社
9.8%
業界平均
9.7%
自己資本比率下回る
この会社
50.9%
業界平均
56.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,200万円
取締役4名の合計

EDINET開示情報によると、同社は冷凍機油原料や溶剤、化粧品原料などを中心とする機能性材料事業を主軸としてグローバルに展開しています。主な事業リスクとして、原材料であるナフサ価格の変動や為替相場の影響、また化学メーカー特有の設備稼働リスクが挙げられます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想のブレは大きいが、株主還元へのコミットメントは評価できる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第5次中期経営計画
2025期〜2027期
営業利益: 目標 160億円 順調 (112.48億円)
70.3%
ROE: 目標 12%以上 順調 (10.0%)
83.3%
総還元性向: 目標 50%以上 順調 (48.1%)
96.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期140億円118億円112億円-19.7%
2024期118億円122億円+3.3%
2023期150億円99億円-33.7%
2022期161億円125億円-22.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

KHネオケムは2025年度から始まる第5次中期経営計画で、最終年度(2027期)に営業利益160億円、ROE12%以上を目標に掲げています。過去の業績予想は市況変動の影響を受けやすく、特に2023期や2025期では期初予想を大幅に下回る着地となりました。一方で、株主還元には積極的で、総還元性向50%以上という目標を着実に実行しており、この点が投資家から評価されています。計画達成には、主力事業の収益性向上と市況耐性の強化が鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・財務40%
資本政策25%
提携・新規事業20%
展示会・広報15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
12
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, ダイヤモンドZai ほか
業界内ランキング
上位 35%
化学セクター 220社中 77位
報道のトーン
30%
好意的
45%
中立
25%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年1月中計策定

第5次中期経営計画を策定し、新たな成長ステージへの戦略を公表しました。

2025年12月資本提携

Veneno Technologies社と資本・業務提携を締結し、ヘルスケア領域の強化を推進しました。

2025年2月業績修正

2025年12月期の純利益予想を下方修正し、最終利益77.99億円での着地となりました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率50.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
169億円
借金(有利子負債)
Net Assets
726億円
会社の純資産

財務健全性は非常に高く、自己資本比率は2025/03期期時点で53.6%と安定した水準を確保しています。かつては無借金経営でしたが、事業投資に伴う借入を行ったことで有利子負債は約382億円となりました。一方で、潤沢な純資産(約726億円)を背景に、持続的な成長に向けた機動的な投資が可能な財務基盤を有しています。 【2025/12期】総資産1301億円、純資産726億円、自己資本比率50.9%、有利子負債169億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+138億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-46.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
-95.7億円
借入・返済など
Free CF
+91.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期174億円44.0億円51.7億円130億円
2022/12期51.3億円101億円10.8億円49.5億円
2023/12期132億円49.4億円95.0億円82.6億円
2024/12期69.8億円89.0億円6.5億円19.1億円
2025/12期138億円46.3億円95.7億円91.6億円

営業キャッシュフローは堅調に推移しており、本業で安定した収益を生み出す力を示しています。投資キャッシュフローは成長に向けた設備投資や資本提携によりマイナスとなっていますが、強固なフリーキャッシュフロー創出能力によって成長投資を賄う構造です。財務キャッシュフローは借入金の返済や積極的な株主還元により調整されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
4,400万円
連結子会社数
3
設備投資額
42.3億円
平均勤続年数(従業員)
14.8

同社のガバナンス体制では、女性役員比率が22.2%とプライム上場企業として一定の多様性を確保しています。監査体制については監査等委員会設置会社を採用しており、強固な監督機能を通じて、持続的な企業価値向上に向けた経営の透明性を高めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主39.1%
浮動株60.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関27%
事業法人等12.1%
外国法人等36.3%
個人その他21.2%
証券会社3.5%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主は東ソー・STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 みずほ銀行決済営業部)。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(5,206,300株)14.81%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,827,400株)8.04%
東ソー株式会社(1,852,000株)5.27%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,193,279株)3.39%
株式会社みずほ銀行(733,300株)2.09%
GOVERNMENT OF NORWAY (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(655,929株)1.87%
JUNIPER   (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(655,200株)1.86%
THE BANK OF NEW YORK 133652   (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(645,800株)1.84%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505019 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(521,461株)1.48%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE WS WALES PENSION PARTNERSHIP (WALES PP) ASSET POOLING ACS UMBRELLA (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(517,400株)1.47%

KHネオケムの株主構成は、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占める機関投資家主体の構造です。また、事業上のパートナーである東ソーが主要株主である一方、近年ではアクティビスト(物言う株主)であるストラテジックキャピタルによる買い増しが報告されており、ガバナンスへの関与が注目されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2ただし、以下の事項は当社グループのリスクのうち主要なものを記載しており、当社グループのリスクを網羅的に記載したものではなく、記載された事項以外にも予測しがたいリスクが存在する可能性があるものと考えております
3なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
4(1)リスク管理への取組み状況 ① リスク管理活動 当社グループは、リスクを経営活動・事業活動に影響を及ぼす不確実性と定義しております
5また、リスク管理を重要な経営基盤と位置付けており、 部門横断による全社視点からの内部リスク及び政治・経済・社会情勢等を考慮した外部リスクの両面から可能な限りリスクを洗い出したうえで、一覧化した全社リスク台帳とリスク毎に影響度と発生可能性を評価したリスクマップを作成し、毎年見直しをしております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
732万円
従業員数
863
平均年齢
40.8歳
平均年収従業員数前年比
当期732万円863-

従業員の平均年収は732万円と、化学業界の中でも比較的安定した高い水準を維持しています。冷凍機油原料など世界シェアの高い高付加価値製品を武器に利益を確保しており、安定した収益基盤が社員への厚い還元に繋がっていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2021期にはTOPIXを上回りましたが、その後の4年間はアンダーパフォームが続いています。これは、世界的な化学市況の悪化や原材料価格の高騰により、業績が伸び悩み株価がTOPIXの上昇率に追いつけなかったことが主な要因です。一方で、同社は継続的な増配を行っており、配当によるリターンがTSRを下支えしています。今後、新中期経営計画の達成による業績回復と株価上昇が実現すれば、TOPIXをアウトパフォームする可能性も十分にあります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
105
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/12期5028.8%
2017/12期5424.3%
2018/12期5429.5%
2019/12期6032.1%
2020/12期6055.0%
2021/12期7520.3%
2022/12期8539.0%
2023/12期9048.9%
2024/12期9039.9%
2025/12期10548.1%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

配当については、業績連動を基本としつつも安定的な利益還元を重視する方針を掲げています。配当性向は40%から50%程度の水準で推移しており、株主還元への姿勢は積極的です。今後も持続的な成長と株主への還元強化を両立させる姿勢が示されています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 107.0万円 になりました (7.0万円)
+7.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期119.2万円19.2万円19.2%
2022期104.5万円4.5万円4.5%
2023期92.2万円7.8万円-7.8%
2024期87.0万円13.0万円-13.0%
2025期107.0万円7.0万円7.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残239,600株
売り残26,700株
信用倍率8.97倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月中旬
2026年12月期 第2四半期決算発表2026年8月上旬

KHネオケムの株価は、PER(株価収益率)では業界平均より割安ですが、PBR(株価純資産倍率)ではやや割高と評価されています。特筆すべきは配当利回りで、3.80%と業界平均を大きく上回っており、高配当銘柄としての魅力が高いことを示しています。信用買い残は売り残を上回っており、信用倍率は8.97倍とやや高めのため、将来的な需給の緩みを警戒する声もあります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期198億円61.2億円30.9%
2022/12期127億円46.4億円36.5%
2023/12期97.3億円29.0億円29.8%
2024/12期121億円37.0億円30.7%
2025/12期108億円29.9億円27.7%

法人税等の支払額は各期の税引前当期純利益に応じて適切に計上されています。実効税率は概ね30%前後で推移しており、日本国内の税制に基づいた標準的な水準です。突発的な税額変動による業績への大きな影響は見られず、安定した納税実績を有しています。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

KHネオケム まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 105円
安全性
安定
自己資本比率 50.9%
稼ぐ力
高い
ROE 10.8%
話題性
普通
ポジ 30%

「『エアコンの血液』を世界に供給し、高配当で株主に応える堅実化学メーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU