GMOフィナンシャルゲート4051
GMO Financial Gate,Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたがカフェでコーヒーを買うとき、クレジットカードやスマホで「ピッ」と支払いますよね。その支払いを処理するお店の端末、実はGMOフィナンシャルゲートが提供しているかもしれません。同社は、飲食店や小売店など、街のさまざまなお店がキャッシュレス決済を導入するための「裏方」を支える会社です。普段何気なく使っている決済の裏側で、安全でスムーズな取引を実現し、お店の運営をサポートしています。次にキャッシュレス決済を使うときは、その端末のメーカーを少し気にしてみてください。
GMOペイメントゲートウェイ傘下で対面決済領域に特化し、急成長を続けるフィンテック企業。2025期は営業利益22.30億円(前年比+45.7%)と大幅増益を見込む一方、売上高は179.3億円(同-4.2%)と一時的な減少を予想しています。しかし、ストック型収益の積み上げと飲食店向け事業などのM&Aにより、翌2026期には売上高197.3億円、営業利益28.00億円と再び高成長軌道に戻る計画です。親会社とのシナジーを活かし、対面キャッシュレス決済市場でのシェア拡大を加速させています。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 9月
- 本社
- 東京都渋谷区道玄坂1-14-6 ヒューマックス渋谷ビル
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2020/09期 | 7.2% | 4.8% | 12.2% |
| 2021/09期 | 9.8% | 6.2% | 8.3% |
| 2022/09期 | 10.4% | 6.9% | 7.2% |
| 2023/09期 | 15.2% | 9.4% | 7.0% |
| 2024/09期 | 18.4% | 8.6% | 8.2% |
| 2025/09期 | 26.4% | 11.6% | 12.4% |
| 1Q FY2026/9 | 10.4%(累計) | 4.3%(累計) | 19.3% |
収益性指標は年々向上しており、特にROE(自己資本利益率)が25.1%まで急上昇するなど、資本効率の改善が際立っています。これは決済代行というストック型のビジネスモデルが浸透し、営業利益率が12.4%へと改善したことが大きく貢献しています。少ない資産で効率よく利益を稼ぐ体質が構築されており、今後も規模の拡大に伴う利益率の向上が期待されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/09期 | 70.9億円 | 5.9億円 | 4.1億円 | 50.2円 | +92.1% |
| 2022/09期 | 103億円 | 7.4億円 | 4.7億円 | 56.8円 | +45.2% |
| 2023/09期 | 159億円 | 11.2億円 | 7.5億円 | 90.3円 | +54.5% |
| 2024/09期 | 187億円 | 15.3億円 | 10.1億円 | 122.0円 | +17.6% |
| 2025/09期 | 179億円 | 22.3億円 | 16.3億円 | 197.5円 | -4.2% |
当社は店舗向けキャッシュレス決済プラットフォームを展開し、決済取扱高の拡大に伴うリカーリング収益(継続的な収益)の成長により売上高は右肩上がりを続けています。2025年3月期には一時的な成長率鈍化が見られたものの、決済端末の販売と決済処理手数料の安定した積み上げにより、純利益は過去最高水準の約16.3億円を達成しました。2026年3月期も駅ビルやアミューズメント施設向けの新端末投入などが寄与し、さらなる増収増益を見込んでいます。 【1Q 2026/09期実績】売上49億円(通期予想比25%)、営業利益9.6億円(同34%)、純利益6.5億円(同34%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
有価証券報告書等の開示情報では、対面決済端末の提供によるリカーリング(継続課金)収益が成長の柱であることが示されています。競合他社に対する技術的な優位性や、連結子会社としてのグループ連携による顧客基盤の拡大が主要な経営リスクおよび成長要因として記載されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/09期 | 192億円 | — | 187億円 | -2.6% |
| 2023/09期 | 125億円 | — | 159億円 | +27.6% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2024/09期 | 14億円 | — | 15億円 | +8.6% |
| 2023/09期 | 9億円 | — | 11億円 | +20.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は中期経営計画を開示していませんが、通期の業績予想を目標としてトラッキングしています。直近の2024期期は、期初予想に対し売上高は未達だったものの、営業利益は計画を8.6%上回って着地しました。これは利益率の高いストック収益が順調に伸びたことを示唆します。2023期期も売上・利益ともに期初予想を大幅に超過達成しており、総じて保守的な予想から上振れする傾向が見られます。2025期、2026期と利益の力強い成長が続く計画であり、計画達成能力は一定の評価ができます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
アミューズメント市場向けマルチ決済端末「F3」の提供を開始し、決済領域の拡大を推進。
飲食店向けの「デジタルレストラン byGMO」を提供開始し、OMO領域への注力を強化。
TakeMeから飲食店オペレーション支援・モバイルオーダー事業を譲受し、ソリューションを拡充。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
当社は無借金経営を維持しており、強固な財務健全性を誇ります。総資産は事業拡大に伴い138億円規模まで成長しており、現預金を中心とした流動性の高い資産構成となっています。自己資本比率は45.2%を確保しており、中長期的な投資や新規事業買収に向けた余力は十分に保たれています。 【1Q 2026/09期】総資産162億円、純資産63億円、自己資本比率37.6%、有利子負債50億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2020/09期 | 5.4億円 | 3.4億円 | 6.8億円 | 8.7億円 |
| 2021/09期 | 9.6億円 | 4.7億円 | 300万円 | 4.9億円 |
| 2022/09期 | 2.1億円 | 5.3億円 | 3.0億円 | 7.4億円 |
| 2023/09期 | 8.7億円 | 5.3億円 | 12.8億円 | 3.4億円 |
| 2024/09期 | 17.1億円 | 7.2億円 | 6,300万円 | 9.9億円 |
| 2025/09期 | 12.3億円 | 9.0億円 | 11.3億円 | 3.3億円 |
営業キャッシュフローは本業の決済代行事業の拡大により概ね安定してプラスを維持しており、潤沢な営業キャッシュを源泉に投資を加速させています。投資キャッシュフローは決済端末の導入やシステム開発、事業買収などの成長投資によりマイナス傾向にあります。フリーキャッシュフロー(FCF)は安定的に創出されており、無借金経営の安定感を裏付ける強力なキャッシュ・ポジションを築いています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2020/09期 | 18.9円 | 50.0% |
| 2021/09期 | 25.1円 | 50.0% |
| 2022/09期 | 28.7円 | 50.6% |
| 2023/09期 | 46円 | 51.0% |
| 2024/09期 | 62円 | 50.8% |
| 2025/09期 | 99円 | 50.1% |
| 必要株数 | 100株以上(約50万円) |
| 金額相当 | 最大10,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
当社は配当性向50%を目安とした安定的な利益還元を実施しており、業績成長に合わせて配当額も引き上げています。今後も成長のための投資と株主への還元を両立する方針を維持し、長期的な企業価値向上を目指しています。2026年3月末には限定的な株主優待制度を導入するなど、還元策の拡充にも積極的に取り組んでいます。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は93倍と高く、信用買い残が積み上がっている状態で、将来的な売り圧力への警戒が必要です。PERは24.1倍と情報・通信業の平均(30.5倍)よりは割安ですが、PBRは7.20倍と業界平均を上回っており、成長期待が株価に織り込まれていることを示しています。2026年3月からは株主優待制度(ビットコイン付与)が導入されるため、個人投資家の関心が高まる可能性があります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2020/09期 | 4.3億円 | 1.4億円 | 32.0% |
| 2021/09期 | 6.2億円 | 2.1億円 | 33.6% |
| 2022/09期 | 7.5億円 | 2.7億円 | 36.6% |
| 2023/09期 | 11.1億円 | 3.7億円 | 33.0% |
法人税等の支払額は税引前利益の増加に伴い順調に拡大しており、2025年3月期には約6億円規模となりました。実効税率は概ね法定税率に近い30%台前半で推移していますが、2025年3月期は税効果会計等の影響により一時的に低下しています。今後も業績の成長に合わせて、適切な納税を継続する見通しです。
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GMOフィナンシャルゲート まとめ
「GMOグループの対面決済部隊が、キャッシュレス社会の最後の砦『リアル店舗』を攻略中」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。