ユーザーローカル
User Local,Inc.
最終更新日: 2026年3月27日
ビッグデータをAIで解き明かし、企業の未来を創造する技術集団
ビッグデータで、人々の未来をつくる
この会社ってなに?
あなたが普段閲覧しているウェブサイトやアプリが、なぜか使いやすく感じることはありませんか?その裏側では、ユーザーローカルの技術が使われているかもしれません。企業は同社のツールを使って「どのページがよく見られているか」「どこでユーザーが離脱しているか」を分析し、サービスを改善しています。また、企業のウェブサイトで質問に答えてくれるチャットボットや、SNSで話題のトピックを分析するサービスにも同社のAI技術が活用されており、あなたのデジタル体験を陰で支えているのです。
ユーザーローカルは、ビッグデータ解析とAI技術を駆使したSaaSツールを提供する企業です。FY2025には売上高45.8億円(前期比17.1%増)、営業利益19.71億円(同14.1%増)を達成し、高い利益率を維持しながら連続増収増益を続けています。FY2026も売上高52.8億円、営業利益22.07億円と二桁成長を見込んでおり、特に企業向け生成AIプラットフォーム「ChatAI」の展開が今後の成長ドライバーとして注目されます。
会社概要
- 業種
- 情報・通信業
- 決算期
- 6月
- 本社
- 東京都港区芝浦3丁目1番21号 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 14F
- 公式
- www.userlocal.jp
社長プロフィール

当社はビッグデータ分析とAI技術を駆使し、企業のDXを支援することで成長してきました。今後も最先端の技術開発に注力し、データとAIの力で社会に貢献することで、持続的な企業価値の向上を目指します。
この会社のストーリー
早稲田大学大学院でAIを研究していた伊藤将雄氏が、ビッグデータ解析を事業の核として創業。データ活用の未来を見据えた挑戦が始まる。
Webサイト訪問者の動きを可視化するヒートマップ機能を搭載したツールをリリース。企業のWebマーケティングを強力に支援し、事業の礎を築く。
事業拡大と新サービス開発を加速させるため、大型の資金調達を実施。企業の成長への期待が高まる。
創業から約10年で株式上場を果たす。公開価格の約4.3倍の初値をつけ、市場から高い評価と注目を集めた。
マザーズ上場からわずか3年で東証一部へとステップアップ。安定した成長性と信頼性を証明し、トップ企業としての地位を確立する。
ChatGPTなどの大規模言語モデルを活用した法人向けサービスを迅速に展開。時代の変化を捉え、AI技術の最前線で事業を拡大し続ける。
売上高・営業利益ともに二桁成長を継続。SaaSモデルによる安定した収益基盤と高い利益率を背景に、持続的な成長を実現している。
生成AIを含む機械学習技術の研究開発を継続し、全サービスの自動化・高度化を目指す。データとAIで、あらゆるビジネスの生産性向上に貢献していく。
注目ポイント
営業利益率40%超という高い収益性を誇るSaaSビジネスを展開。解約率が低く、安定した収益を積み上げながら高い成長を続けています。
創業以来培ってきたビッグデータ解析とAI技術が強み。話題の生成AIもいち早く法人向けサービスに導入し、常に技術の最先端で事業を展開しています。
AI研究者出身の伊藤社長が筆頭株主として経営をリード。技術への深い理解に基づいた的確な経営判断で、会社の成長を力強く牽引しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2017/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2018/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2019/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2020/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2021/3 | 5円 | 12.7% |
| FY2022/3 | 3円 | 6.6% |
| FY2023/3 | 4円 | 6.7% |
| FY2024/3 | 8円 | 10.8% |
| FY2025/3 | 14円 | 15.7% |
現在、株主優待制度は実施していません。
配当方針として、業績の成長に合わせて継続的かつ安定的な配当実施を基本としています。近年は増収増益に伴い配当額を順次引き上げており、株主還元への姿勢を強めています。無借金経営の強固な財務基盤を維持しつつ、配当性向を考慮しながらバランスの良い利益還元を目指す方針です。
同業比較(収益性)
情報・通信業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
ユーザーローカルは、ビッグデータ分析やAIツールによる業務支援サービスの強みを活かし、売上高・営業利益ともに継続的な成長を実現しています。FY2021/3からFY2025/3にかけて売上高は約21億円から約46億円へ倍増し、純利益も同様に右肩上がりで推移しました。2026/3期も成長トレンドを維持し、売上高約53億円、営業利益約22億円を見込むなど、盤石な事業基盤を築いています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2017/3 | 14.1% | 12.6% | 39.8% |
| FY2018/3 | 13.9% | 12.2% | 42.4% |
| FY2019/3 | 13.4% | 11.9% | 39.7% |
| FY2020/3 | 10.6% | 9.5% | 41.2% |
| FY2021/3 | 13.1% | 11.7% | 40.9% |
| FY2022/3 | 13.0% | 11.6% | 38.2% |
| FY2023/3 | 15.0% | 13.2% | 41.7% |
| FY2024/3 | 15.3% | 13.4% | 44.2% |
| FY2025/3 | 16.4% | 14.3% | 43.0% |
当社は売上原価を抑えつつ高付加価値なソフトウェアを提供しているため、営業利益率は40%超という極めて高い水準を維持しています。ROE(自己資本利益率)も13%から16%台で安定推移しており、株主から預かった資本を効率的に活用できていることがわかります。ROA(総資産利益率)も10%超を継続しており、資産の質と収益性の両面で高い競争力を発揮しています。
財務は安全?
自己資本比率は80%台後半で推移しており、無借金経営を継続している極めて強固な財務体質を誇ります。利益剰余金の積み上がりにより、純資産額はFY2021/3の約47億円からFY2025/3には約87億円まで順調に拡大しました。この厚い自己資本を背景に、将来的な成長投資や生成AI研究といった技術開発に柔軟なリソース配分が可能な状態です。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2017/3 | 3.1億円 | -4,800万円 | 5.5億円 | 2.6億円 |
| FY2018/3 | 4.2億円 | -3,300万円 | 900万円 | 3.9億円 |
| FY2019/3 | 3.9億円 | -9,200万円 | -1.1億円 | 2.9億円 |
| FY2020/3 | 6.2億円 | -2,300万円 | 9.9億円 | 6.0億円 |
| FY2021/3 | 7.0億円 | -1.0億円 | 6,400万円 | 6.0億円 |
| FY2022/3 | 9.1億円 | -1.2億円 | -1.7億円 | 7.9億円 |
| FY2023/3 | 13.1億円 | -2,800万円 | -2.4億円 | 12.8億円 |
| FY2024/3 | 15.4億円 | -2.0億円 | -3,600万円 | 13.5億円 |
| FY2025/3 | 18.1億円 | -2.6億円 | -6.8億円 | 15.5億円 |
営業CFは本業の成長に伴い大幅に拡大しており、高いキャッシュ創出力を背景に潤沢なフリーキャッシュフローを生み出しています。投資活動は自社開発や研究開発が中心で、必要十分な投資を継続しつつ、過度な外部資金調達を必要としない構造です。財務CFのマイナス傾向は、配当の実施や自己株式の取得など、積極的な株主還元を遂行していることを示しています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2017/3 | 3.8億円 | 1.2億円 | 31.0% |
| FY2018/3 | 4.7億円 | 1.7億円 | 35.5% |
| FY2019/3 | 5.3億円 | 2.0億円 | 38.6% |
| FY2020/3 | 6.6億円 | 2.4億円 | 36.3% |
| FY2021/3 | 8.5億円 | 2.4億円 | 27.6% |
| FY2022/3 | 10.2億円 | 3.0億円 | 29.2% |
| FY2023/3 | 13.6億円 | 4.0億円 | 29.7% |
| FY2024/3 | 17.2億円 | 5.3億円 | 31.1% |
| FY2025/3 | 19.7億円 | 5.4億円 | 27.5% |
法人税等の支払額は利益の成長に伴って増加しており、FY2025/3時点では約5.4億円を納税しています。実効税率は概ね30%前後で安定しており、事業の拡大に応じた適切な納税が行われています。今後も増益が見込まれる中、同水準の税負担を継続する見通しです。
会社の公式開示情報
ビッグデータ分析および生成AI活用ツールの開発を中核事業としており、高い収益性を誇ります。開示資料では、急速な技術革新に伴う競争環境の変化を主要なリスク要因として挙げており、研究開発投資の継続が重要な経営課題となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 44億円 | 46億円 | 46億円 | +3.9% |
| FY2024 | 39億円 | — | 39億円 | +0.3% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 18億円 | 20億円 | 20億円 | +6.9% |
| FY2024 | 16億円 | — | 17億円 | +11.1% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ユーザーローカルは、業界の環境変化が激しいことを理由に、中期経営計画を策定していません。代わりに、毎期の決算発表時に翌年度の業績予想を開示しています。過去の業績を見ると、期初に保守的な予想を出し、期中に増額修正を経て上振れ着地する傾向があります。FY2025も売上高・営業利益ともに期初予想を上回り、安定した成長と経営の堅実さを示しています。
株の売買状況と今後の予定
同社のPERは15.1倍と、情報・通信業の平均である24.9倍と比較して割安な水準にあります。一方でPBRは2.65倍と業界平均を上回っており、資本効率の高さが評価されていると考えられます。信用倍率は6.82倍とやや高めで、信用買い残が積み上がっているため、将来的な需給悪化には注意が必要です。今後の決算発表で市場の期待を上回る成長を示せるかが株価の鍵となります。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2025年6月期通期業績予想を上方修正し、営業利益19.71億円の着地へ向け成長基調を維持しました。
2025年6月期において連続増配を決定し、株主還元姿勢を強化しました。
2026年6月期中間決算にて前年同期比21.6%増の営業利益12.17億円を達成しました。
最新ニュース
ユーザーローカル まとめ
ひとめ診断
「ビッグデータ解析の技術者集団が、生成AIを武器に企業のマーケティングや業務効率化を裏から支える『縁の下の力持ち』」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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