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ポールトゥウィンホールディングス3657

Pole To Win Holdings,Inc.

プライムUpdated 2026/03/27
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
低迷
赤字
配当
少なめ
1株 16円
安全性
普通
自己資本比率 32.3%
稼ぐ力
低い
ROE -33.3%
話題性
不評
ポジ 30%

この会社ってなに?

あなたが楽しみにしている新作ゲームが、バグだらけでがっかりしないように、発売前に何千時間もプレイして不具合を見つけ出す『品質チェックの専門家』、それがこの会社です。ゲーム以外にも、普段使うWebサイトがきちんと表示されるか、ネット通販での個人情報が漏れないようにセキュリティが確保されているかなど、デジタル世界の裏側で品質と安全を守っています。最近では、企業のシステムをハッカーから守るサイバーセキュリティ事業も強化しており、私たちの見えないところでデジタルライフを支える重要な役割を担っています。

ゲームのデバッグ(不具合検出)を主力とするポールトゥウィンHDは、現在大規模な事業再編の渦中にあります。2026期(2026年1月期)は、売上高488.4億円に対し、事業撤退に伴う減損損失が響き最終損益は34.79億円の大幅な赤字に転落しました。しかし、2027期(2027年1月期)はV字回復を目指し、営業利益20.14億円、最終利益7.00億円の黒字転換を計画しています。不採算事業の整理を進め、高付加価値なサイバーセキュリティやAI関連サービスへのシフトが、再成長の鍵を握っています。

情報・通信業プライム市場

会社概要

業種
情報・通信業
決算期
1月
本社
愛知県名古屋市千種区今池1-5-9 オフィスイリヤビル2F

サービスの実績は?

16
1株当たり配当金
2026期実績
±0% YoY
-6.5%
売上高成長率 (YoY)
2026期実績
-0.5%
営業利益率
2026期実績
3,815.6万株
発行済株式数
2026年1月時点
14
役員数
2026年3月時点
42.9%
社外役員比率
2026年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

赤字で稼げていません
ROE
-33.3%
株主資本の利回り
ROA
-13.7%
総資産の活用度
Op. Margin
-0.5%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2017/01期12.9%9.9%12.3%
2018/01期12.1%9.1%10.1%
2019/01期16.9%13.2%13.3%
2020/01期13.2%10.7%13.5%
2021/01期14.1%11.1%12.0%
2022/01期13.5%10.5%9.6%
2023/01期4.5%3.2%6.8%
2024/01期12.6%7.6%0.9%
2025/01期5.3%2.6%1.5%
2026/01期33.3%13.7%0.5%
2026/01期33.3%13.7%0.5%

収益性は2022/03期には営業利益率9.6%と高い水準を維持していましたが、以降はコスト増加や減損等の影響で急速に悪化しました。特に2026/03期には営業利益率がマイナス0.5%まで低下し、ROEもマイナス41.3%と資本効率が著しく低下しました。直近では経営体制の刷新や構造改革を通じ、利益率の改善と安定的な収益基盤の再構築を目指すフェーズにあります。

儲かってるの?

赤字です
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2022/01期343億円33.0億円22.4億円59.2円+28.1%
2023/01期399億円27.2億円8.0億円21.2円+16.6%
2024/01期470億円4.0億円19.7億円-54.6円+17.7%
2025/01期522億円7.9億円6.9億円-19.6円+11.2%
2026/01期488億円2.4億円34.8億円-98.4円-6.5%

当社の売上高は2022/03期の約342億円から2025/03期には約522億円へと成長しましたが、多額の減損損失や構造改革費用が重なり、2024/03期以降は最終赤字が続いています。2026/03期には営業損失を計上するなど厳しい状況が続きましたが、事業再編等の施策により2027/03期には最終黒字化を見込んでいます。売上は拡大傾向にあるものの、収益性の立て直しが喫緊の課題となっています。 【2026/01期実績】売上488億円(前期比-6.5%)、営業利益△2.4億円、純利益△35億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

情報・通信業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
-33.3%
業界平均
11.4%
営業利益率下回る
この会社
-0.5%
業界平均
2.9%
自己資本比率下回る
この会社
32.3%
業界平均
59.9%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

主力事業である「サービス・ライフサイクルソリューション」におけるゲーム関連デバッグからITインフラ・DX支援への事業領域の拡大が報告されています。一方で、連結子会社の減損損失や構造改革費用が直近の決算に影響を与えており、今後の収益回復の実現可能性が重要な投資判断基準となります。

会社の計画は順調?

D
総合評価
業績予想の精度が著しく低く、大幅な未達が常態化。計画達成能力に深刻な懸念。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2027 業績予想
2027期
売上高: 目標 470.8億円 順調 (488.4億円 (FY2026実績))
103.7%
営業利益: 目標 20.14億円 大幅遅れ (-2.38億円 (FY2026実績))
-11.8%
純利益: 目標 7.00億円 大幅遅れ (-34.79億円 (FY2026実績))
-497%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2026期22億円-2億円-110.8%(大幅未達)
2025期22億円12億円8億円-64.5%
2024期32億円4億円-87.3%(大幅未達)
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2026期520億円488億円-6.1%
2025期520億円522億円+0.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は現在、明確な中期経営計画を公表しておらず、単年度の業績予想を開示しています。しかし、2024期から2026期にかけて営業利益予想を大幅に下回る状況が続いており、計画達成能力には疑問符がつきます。2026期は最終的に営業赤字に転落しており、先行きの不透明感は否めません。2027期のV字回復計画も、現時点では信頼性が高いとは言えず、投資家は慎重な判断が求められます。

最新ニュース

ネガティブ
3/18 · ポールトゥウィンホールディングスIR
ポジティブ
2/25 · ポールトゥウィンホールディングス公式サイト

どんな話題が多い?

決算・財務情報50%
組織再編・M&A25%
サービス展開15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
142
前月比 -12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン, PR TIMES
業界内ランキング
上位 35%
情報・通信業 480社中 168位
報道のトーン
30%
好意的
25%
中立
45%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月上場維持基準

上場維持基準への適合計画を策定し、改善期間入りを公表。

2026年3月黒字化予想

2027年1月期において、純利益3.10億円を見込み黒字化を計画。

2025年2月組織再編

サービス提供体制強化のため、グループ内組織再編を実施。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率32.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
76.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
84.2億円
会社の純資産

総資産は拡大傾向にありますが、赤字計上に伴い純資産が2022/03期の約176億円から2026/03期には約84億円へと減少しました。自己資本比率は79.2%から37.7%へと低下しており、財務の健全性は以前よりも慎重な監視が必要な水準です。なお、有利子負債については開示資料上でゼロを確認しており、実質無借金経営を維持することで、再建に向けた財務的な柔軟性を確保しています。 【2026/01期】総資産223億円、純資産84億円、自己資本比率32.3%、有利子負債76億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+3.9億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-2.8億円
投資に使ったお金
Financing CF
+1,200万円
借入・返済など
Free CF
+1.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2017/01期15.2億円5.4億円13.5億円9.8億円
2018/01期24.3億円7.3億円10.3億円17.0億円
2019/01期23.5億円2.4億円15.9億円21.1億円
2020/01期24.0億円8.5億円4.2億円15.5億円
2021/01期20.4億円9.6億円4.7億円10.8億円
2022/01期18.4億円26.6億円6.6億円8.2億円
2023/01期19.2億円25.6億円20.1億円6.4億円
2024/01期8.4億円29.0億円15.1億円20.6億円
2025/01期9.2億円31.8億円12.5億円22.6億円
2026/01期3.9億円2.8億円1,200万円1.0億円

営業キャッシュフローは本業の稼ぐ力としてプラスを維持していますが、成長投資のための設備投資やM&A等の投資キャッシュフローが先行し、長らくフリーキャッシュフローはマイナスで推移していました。2026/03期には投資抑制によりFCFが黒字化しましたが、これは業績悪化に伴う戦略的な支出見直しが背景にあります。今後は安定した営業キャッシュフローの創出と投資のバランスを最適化できるかが鍵となります。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
16
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2017/01期9.530.0%
2018/01期9.531.2%
2019/01期1122.0%
2020/01期1225.4%
2021/01期1323.2%
2022/01期1423.7%
2023/01期1570.8%
2024/01期16-
2025/01期16-
2026/01期16-
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

配当方針として安定配当を維持する姿勢を示しており、赤字期においても年間16円の配当を継続しています。株主への利益還元を重視する経営姿勢が見て取れますが、配当性向の数値は業績の赤字により一時的に算定不能な状態です。今後は業績の早期黒字化による配当余力の回復が期待されます。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残957,600株
売り残89,500株
信用倍率10.70倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年1月期 第1四半期決算発表2026年6月中旬(予定)
定時株主総会2026年4月下旬(予定)
個人投資家向け会社説明会2026年3月24日

同社のPER(15.1倍)とPBR(1.26倍)は、情報・通信業の平均(PER 24.9倍、PBR 3.5倍)と比較して割安な水準にあります。これは、近年の業績不振と将来性への懸念が株価に反映されているためと考えられます。一方で、配当利回りは5.33%と業界平均を大幅に上回っており、株主還元姿勢を評価する見方もできます。信用買い残が売り残を大きく上回る10.70倍となっており、将来の株価上昇を期待した買いが多いものの、需給面での重石となる可能性も指摘されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2017/01期23.1億円11.4億円49.5%
2018/01期23.5億円12.5億円53.3%
2019/01期30.8億円12.4億円40.3%
2020/01期34.7億円16.9億円48.5%
2021/01期36.0億円14.8億円41.1%
2022/01期33.8億円11.4億円33.7%
2023/01期26.9億円18.9億円70.4%
2024/01期5.1億円24.8億円486.4%
2025/01期7.6億円14.5億円191.5%
2026/01期-5.1億円0円-

税引前利益が大きく変動する一方で、法人税負担が過大になる期が見られます。これは、業績悪化に伴う繰延税金資産の取り崩しや、構造改革費用に関連する税務上の調整が発生したことが主な要因です。赤字の期は納税負担がありませんが、黒字化を目指す今期は、特例的な税金コストが平準化されるか注目されます。

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ポールトゥウィンホールディングス まとめ

業績
低迷
赤字
配当
少なめ
1株 16円
安全性
普通
自己資本比率 32.3%
稼ぐ力
低い
ROE -33.3%
話題性
不評
ポジ 30%

「ゲームの『門番』が事業再編の激痛を経て、サイバーセキュリティとAIの新たな戦場へ向かう過渡期」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU